命の玉   作:中2病人間M

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ついに闇の神が超神戦艦を手に入れてしまった、このままではこの世界が完全に闇の神に破壊されてしまう……大貴はこの危機からみんなを守り全ての世界を救い平和を取り戻すために大貴は最後の戦いへと向かうのであった。


平和

「まさか……あれが超神戦艦なのか」

「無事か!!」

 

 

神部さんと麗子さんが俺のところへやって来た。

 

 

「神部さん……麗子さん……真由子が……真由子が……」

「わかっています」

「俺は真由子を救えなかった、俺は男として失格だ………ごめん、真由子……」

「……貴方、ここで落胆していていいんですか!!」

「……麗子さん」

「貴方はたしかに大切な人を救えなかった……けど、救えなかったからこそ闇の神を倒しみんなとこの世界を救いましょう!!貴方なら……いいえ、貴方にしか出来ません!!」

「麗子さん……!!そうだよな、俺は真由子を救う!!そのために何としても奴をとめる」

 

 

俺の言葉に麗子さんは微笑み頷いたのだ。

 

 

「ところで命の玉はどうした?」

「ああ、神部さん、命の玉ならここに……」

 

 

俺は命の玉を出して神部さんに見せると神部さんは心底不思議そうな表情をしたのである。

 

 

「いいや、それはおかしいぞ……」

「え?」

「伝説上では超神戦艦は命の玉とエクスカリバーも合わさってこの世でどんなものにも勝る究極の力を持つことができると言われている」

「えっ!?じゃあ、あれはまだ完全体じゃないの?」

「ああ、あれはまだ化神をかき集めただけの塊だ」

「じゃあ、みんなで力を合わせて戦おうよ」

「ですが、あれだけでも闇の神の大王と互角の力を持っています、人間や我々が束になっても敵うかどうかは……」

「そんな……神部さんはどう思う?」

「小渕 麗子の言葉に間違いはない、しかし、お前は戦いたいんだろう?」

「……もちろん、どんなに希望が薄くても俺は最後まで戦います」

「ならば、最後まで俺はお前に力をかそう……しかし、何故、奴は命の玉を置いていったのだろうか?」

 

 

その時

 

 

上空に浮かぶ超神戦艦からまるで地球上全土に放送するかのように声が聞こえてきた。

 

 

『それはな、お前たちにハンデを与えてるんだ、三村 大貴よ、私を倒したいんだろう?その少ない希望を少し増やしてやったのだよ、お前が私のところまで来れたらお前を殺し命の玉を奪ってこの超神戦艦を完全体にしてやる』

「……闇の神!!……望む所だ、お前の野望はぶち壊して見せる、そして、この世界とみんなは俺が守り抜く!!」

『しかし、三村 大貴よ、お前は散々邪魔をしてくれた、まずはお前の大事なこの世界を物理的に破壊してやろう!!』

「破壊?何をする気だ!!」

 

 

超神戦艦には幾つもの穴がありその穴から人よりひとまわり大きいゴリラのような化物がたくさん地上へ降りてきたのだ。

 

 

「化神か!!」

「いいえ、あれは超神戦艦のエネルギーを練って作られた操り人形のようなものです」

「とにかくまずはこいつら始末するぞ!!」

「はい、神部さん!!」

 

 

俺は化神銃、神部さんはエクスカリバー、麗子さんは光の閃光で化物を倒していったのである。

 

 

 

 

 

一方、化物は世界各地に降り注ぎ東京などでは伊達さんやヤス、学や自衛隊隊員が戦闘を繰り広げていた。

 

 

「伊達さん、これは、また、大変なことになりましたね」

「ああ、あの時から俺は今も悪夢を見ているようだよ」

「まぁまぁ、お2人とも今はあれを倒しましょうよ…」

「学、そうだな、いいか隊員は戦闘はもちろんだが非戦闘者を守るんだぞ!!」

「「「「おお!!」」」」

 

 

そして、辺りを無差別に破壊する化物に無数の銃口などが向けられ一斉に銃弾が化物に直撃したのだ。

 

 

「伊達さん、あいつら化神とは違うみたいですね」

「ああ、倒しても白色化じゃなくてそのまま消えちまうしな」

 

 

その時

 

 

「ママァァァ!!」

「危ない!!」

 

 

小さい女の子が化物に襲われそうになっており隊員が女の子の所へと飛び込み女の子を助けたのである。

 

 

しかし、

 

 

「やめろ!!離せぇぇ……」

 

 

隊員は化物に掴まれそのまま化物はその大きな口を開いた。

 

 

そして、

 

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

 

化物はそのまま隊員を口の中に入れたのだ。

 

 

そのまま隊員は飲み込まれてしまったのだった。

 

 

「伊達さん……」

「ああ、学……あいつ人を……人を喰いやがった」

 

 

化物はもう一度口を開けて超神戦艦の方を向き、そして、化物の口から何かが超神戦艦へと飛び出してそのまま超神戦艦に吸収されたのである。

 

 

「……そうか、あの化物は喰った人を体内で変化させてあれのエネルギーとして送っているのか」

「ああ泰之、たぶん、体内で化神にされてから吸収されてるのかもな」

 

 

その時

 

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

 

今度は学が化物に掴まれてしまった。

 

 

「学!!」

 

 

そして、化物が学を口に入れようとしたのだ。

 

 

その時

 

 

「えっ……」

 

 

化物が突然、学を離しそのまま倒れると跡形もなく消滅したのだった。

 

 

「どうなってんだ………って、神部さん!!」

 

 

そう、学を助けたのは神部さんだったのである。

 

 

「学!!」

「ダイさん!!それに、麗子さんも……」

「いいかみんな、あれの中に乗り込むぞ!!」

「ダイさん、あれに乗り込むのかよ」

「ああ!!」

 

 

その時

 

 

超神戦艦から再び声が聞こえてきた。

 

 

『三村 大貴……待ちくたびれたぞ、もう来ないようならお前の全てを消し去ってやる、これでも食らうがいい!!』

 

 

そして、超神戦艦に化物が出てきた穴よりも大きな穴が開きそこに黒いエネルギーが集結し始めたのだ。

 

 

「……!!まずい」

 

 

神部さんはエクスカリバーを投げ捨てると体中に力を溜め始め神部さんの体から凄まじいエネルギーがバチバチと火花を放つように現れたのである。

 

 

「神部さん!?」

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

そして、神部さんは全身紫色の筋肉質な体へと変化した。

 

 

「神部さん、何を……」

「大貴、あれは超神砲だ、あんなのが衝突したらみんな死んでしまうだろう……だから、私が命をかけて食い止める……世話になったな、お前たちと過ごした束の間……実に楽しかった……ありがとう……」

 

 

神部さんはそのまま飛び上がると最大までエネルギーを溜めて超神戦艦の超神砲の発射される場所まで特攻したのだ。

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

そして、超神砲は発射され発射されると同時に神部さんとぶつかり合い巨大なエネルギーの波が辺りに広がったのである。

 

 

そして、

 

 

「ぐぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!!」

「神部さぁぁぁん!!」

 

 

神部さんの悲鳴とともには超神砲と神部さんは大爆発を起こしたのだった。

 

 

爆発のあと煙の中にひとつの影があった。

 

 

そして、その影は動くこともなくそのまま近くの川へ落ちていったのだ。

 

 

「そんな!!神部さん……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

俺は目から大量の涙が溢れたのである。

 

 

嘘だ……神部さんが死んだなんて……そんな……チクショー……チクショー……チクショォォ!!

 

 

「チクショョォォ!!」

 

 

そして、俺の頭の中で何かが切れた。

 

 

「絶対にこの世界は壊させねぇ!!必ず俺が守って見せる!!神部さんのためにも……そして、俺は闇の神!!お前を絶対に許さねぇ!!」

「大貴……」

「ダイ……神部さんのためにも……」

「ヤス、伊達さん、神部さんは命を張って俺達を助けてくれたんだ」

「ああ、でも、ダイ、命の玉は使えないのか?」

「駄目だ、命の玉は生命専用だ、闇の神である神部さんには無理だ」

「そんな……」

「仇をとりたいんだ!!ヤス、伊達さん、協力してくれ」

「ダイ!!勿論だ」

「一緒に仇をとろう」

「ありがとう」

「ダイ、でもどうやって中に入るんだ?」

「ヤス、勿論ヘリコプターであの穴から入るんだ、どうやらさっきの爆発ででかい穴が塞げなくなってるみたいだ、しかも少しあれの機能が麻痺してるみたいだ」

「なるほど」

「ええ、いい考えだと思います、貴方の言う通り超神砲は暫く使えないですし」

「決まりだな、ダイ」

「これを使ったらどうでしょうか?」

 

 

麗子さんは神部さんが遺したエクスカリバーを指差したのだ。

 

 

「これは神部さんの……でも」

「あなたなら使いこなせます」

「……わかった!!ありがとう」

「それから……」

 

 

麗子さんは短剣を取り出しそれを俺に短剣を差し出したのである。

 

 

「これは?」

「神の三種の神器の1つ女神の短剣です」

「女神の短剣?」

「はい、どんな闇の神の核でも破壊できる短剣です」

「核?あっ、闇の神の命に関わる核の?」

「はい、しかし、奴の核は破壊しても奴の生命維持には直接は関係ありませんが巨大な力を持った核です、破壊できれば形勢が逆転するハズです」

「わかった!!任せといて」

 

 

 

 

 

そして、自衛隊の大型ヘリコプターが1台用意され、化物と戦うために殆どはヘリコプターに乗らずに俺とヤスと伊達さんと隊員20人ほどが乗り込んで超神戦艦の中へと向かうことになった。

 

 

「伊達さん、どうして、このヘリコプターしかなかったんですか?」

「他のヘリコプターはあの化物に破壊されてしまったそうだ、それで残っていたので一番でかいやつを持ってきたわけよ……さぁてと、俺の操縦荒いから気を付けな!!」

 

 

 

 

伊達さんの操縦するヘリコプターは超神戦艦へと近づいていったのだ。

 

 

しかし、超神戦艦は小さい穴からいくつも黒い玉のようなものを出してこうげきしてきたのである。

 

 

「なんだ、麻痺しててもあんなものを出せるのか……」

 

 

伊達さんの操縦は凄いが大型のヘリコプターなだけに黒い玉を機体に食らいながら何とかヘリコプターは大きな穴の中へと飛び込んだのである。

 

 

「あ~あ、ヘリ、壊れちゃってるよ、帰りはどうしよっか」

「伊達さん、まずは奴を倒しましょう!!」

「そうだな、よし、行くぞっ!!」

「おう!!」

 

 

しかし、超神戦艦内部は迷宮が広がっていた。

 

 

「この迷宮を抜けるのか」

「ああ、行くぞ、ヤス」

「ああ、ダイ」

「隊員の諸君、平和のために戦うぞ!!」

「「「はい、伊達さん!!」」」

 

 

俺たちは薄暗くジメジメとした超神戦艦の内部を歩き始めたのだ。

 

 

「そういえば大貴、神の三種の神器は女神の短剣ともう2つは何だろう?」

「ああ、こないだ、神部さんから聞いたけど1つは化神銃らしいです」

「10丁もあるのにか?」

「いや、元々の化神銃は1つだったらしいけど、随分昔に闇の神に破壊されたらしく破片を集めて10丁化神銃を作ったらしい」

「で、どのぐらいなんだ?その化神銃の威力は」

「元々の化神銃はどんな化神や鬼神でも一撃で倒せるほどらしいよ」

「すげぇな」

「で、ダイ、最後の1つは何なの?」

「それは、神部さんも知らないらなかったみたい」

 

 

その時

 

 

「何だ!?」

 

 

迷宮の壁からあの化物が何体も現れたのである。

 

 

「あの化物か……」

「伊達さん、ダイ、こんなのさっさと倒しちゃいましょう」

「ヤス、もちろんだ」

「ふっ、大貴から借りた化神銃、やはり化神関連の敵には効果抜群だな」

 

 

俺はエクスカリバーを使い伊達さんに俺の使っていた化神銃貸して俺たちは化物と戦い始めた。

 

 

エクスカリバーは人間の俺が使っても威力は凄まじく化物を次々となぎ倒していったのだ。

 

 

「エクスカリバー……強いなこれ、神部さんが使ったらもっと威力が出るんだろうな……神部さん……必ず奴を止めて見せます」

 

 

その時

 

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

 

隊員が数名、化物に食われてしまい、吐き出された人は地面に飲み込まれるように沈んでしまったのである。

 

 

「これ以上を喰うんじゃねぇ!!」

 

 

俺たちは化物を倒しながら前へと進みドームの中のような場所へ着いたのだった。

 

 

「ここは……闇の神!!いるなら出てこい」

 

 

その時

 

 

突然、地面からあのゴリラの巨大化物が現れた。

 

 

これはあの化物の巨大版なのか!?

 

 

そして、巨大化物は人間を見て暴れだし次々と隊員が喰われたのだ。

 

 

「伊達さん、なんか人減ってしまいましたね」

「ああ、とにかく、あいつを何とかしよう」

 

 

俺たちは持っている武器で攻撃し続けるもその間にも隊員が次々と喰われ終いには俺とヤスと伊達さんだけになってしまったのである。

 

 

俺たちだけに……

 

 

その時

 

 

「うわぁぁぁぁ!!」

「伊達さん!!」

 

 

伊達さんが巨大化物に掴まれ伊達さんが巨大化物の口近くまで運ばれた。

 

 

「伊達さんは喰わせねぇ!!」

 

 

俺は飛び出し巨大化物にエクスカリバーで渾身の一撃を食らわせたのだ。

 

 

「すまない、大貴」

 

 

巨大化物は伊達さんを離してそのまま倒れて消滅し、そして、奴の体内にいた喰われた隊員たちはそのまま超神戦艦に吸収されてしまったのである。

 

 

「みんな殺られてしまったな……」

「3人だけ戦えますよね?」

「もちろんだとも、行きましょう!!ヤス、伊達さん」

 

 

 

 

 

俺たちはさらに奥まで進んでいき迷宮で何度も迷い挫けそうになりながらも進み続けた。

 

 

そして、

 

 

俺たちは最奥部と思われる場所まで辿り着いたのだ。

 

 

「ようこそ……」

 

 

最奥部に置いてあった椅子には闇の神が座って俺達を待ち構えていたのである。

 

 

「闇の神!!」

 

 

俺はエクスカリバーで闇の神に攻撃をしようとするも片手で止められてしまった。

 

 

「無謀な奴め……お前の責任であいつらは命を失う」

「なにっ!?」

 

 

奴は俺をエクスカリバーごと投げ飛ばすと伊達さんの目の前に移動したのだ。

 

 

「うがぁっ……」

 

 

伊達さんの胸を腕で心臓ごと貫いてしまったのである。

 

 

「伊達さん!!」

 

 

腕が抜かれると伊達さんはその場に倒れ動かなくなった。

 

 

「くそ野郎!!」

 

 

ヤスは闇の神に化神銃を発砲し続けるも闇の神は今度はヤスの前に移動したのだ。

 

 

「くたばれぇぇ!!」

 

 

ヤスはそのまま化神銃をがむしゃらに発砲したが全く効いていなかったのである。

 

 

そして、

 

 

「死ね……」

 

 

奴はヤスの顔を殴ったのだった。

 

 

「がっ……」

 

 

あまりの力にヤスの首が曲がりその場に倒れこんだ。

 

 

「ヤスっ!!」

「このくらいの力が丁度いい……これ以上力が倍増すると制御が難しくなるからな」

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

俺はエクスカリバーでもう一度奴に突っ込むも弾かれてしまい俺は吹っ飛ばされてしまったのだ。

 

 

「くそぉぉぉ……」

 

 

どうすれば……力押しじゃどうも敵いそうもない……力じゃなくて頭を使うんだ……何かいい方法がきっと…………………………………!!……まてよ『これ以上力が倍増すると制御が難しくなるからな』って言ってた………!!そうだ、新たに力を与えてやればいいんだ!!

 

 

俺はエクスカリバーを闇の神に投げつけたのである。

 

 

「自棄でも起こしたか?」

 

 

エクスカリバーは闇の神に弾かれるも俺は奴がエクスカリバーに気をとられている隙にそのまま奴に飛びかかり命の玉を奴に押し付けたのだった。

 

 

「なに!?」

 

 

そして、命の玉は力を発動し奴の体に新たなエネルギーが注がれ奴の体には所々アメジストのようなものが現れた。

 

 

「くっ……体が……」

「今だっ!!」

 

 

俺は女神の短剣を取り出して奴の核に突き刺そうとジャンプしたのだ。

 

 

「そうはさせん……」

 

 

しかし、闇の神は制御しにくくなった体を無理矢理動かして俺の首を締めたのである。

 

 

「ぐはっ……ぐっ……がっ……」

 

 

闇の神は腕に力が入らずに軽く締めたようだが俺にとっては死ぬほど強烈な威力だった。

 

 

「ぐぐ……」

 

 

そして、俺の視界が段々真っ白くなってきた……

 

 

俺もう死ぬのか……

 

 

【諦めないで】

 

 

えっ……

 

 

俺は意識が消えかかるなか真由子の声がしたような気がしたのだ……

 

 

【大貴は強いんだから】

 

 

「真由子っ!!」

 

 

俺は渾身の力を使って闇の神の手を弾いたのである。

 

 

「なんだと!?」

 

 

そして、俺は女神の短剣を拾い今度こそ奴の核に突き刺したのだった。

 

 

「しまった!!」

 

 

そして、俺は力尽きかけて地面に倒れ込んだ。

 

 

「そんな私はまだ終わりたくないっ……」

 

 

闇の神は必死で女神の短剣を抜こうとするが抜けなかったのだ。

 

 

奴の核にとうとう亀裂が入り始めたのである。

 

 

「やだぁっやだぁっ!!まだ終わりたくないっ!!私は……私は……闇の神の大王になるのだぁぁ!!おのれぇぇぇぇ……………ミムラ ダイキィィィィ!!」

 

 

俺は意識が朦朧としていたためにほとんどの聞き取れなかったが最後に奴が俺の名を言ったのは聞こえ奴は俺の名を言った直後に爆発したのだった。

 

 

「うっ……」

 

 

俺は爆風で吹っ飛ばされ転がり壁の近くで止まり、そして、煙が消えるとそこには茶色くなった女神の短剣と化神のスカイタイプの白色体が転がっていた。

 

 

「ハァハァ……やったぁ……」

 

 

俺はフラフラしながら命の玉でヤスと伊達さんを生き返らせ闇の神が使っていた化神を人間に戻すも長く闇の神に体を使われていたためかその人は目覚めなかったのだ。

 

 

「ダイ!!倒したのか」

「ああ、ヤス……しんどかったよ」

「よくやった!!ダイ、今夜は焼肉だね、もちろん伊達さんのおごりで!!」

「なんでだよ!!」

「やっぱりカルビは特上だよな!!なっ、ダイ」

 

 

俺は膝を着いたのである。

 

 

「ダイっ!?」

「大丈夫か……大貴、よっぽど激しい戦いだったんだな」

 

 

その時

 

 

超神戦艦が大きく揺れ傾いたのであった。

 

 

「「「何だっ!?」」」

 

 

そして、超神戦艦の全てが白色化したのだ。

 

 

「そうか、奴とこの戦艦は繋がっていたんだ、だから、奴が消えたから、この戦艦も……」

「伊達さん!!ダイ、逃げよう」

「ヤス、肩を貸してくれるか……」

「ああ、もちろん!!」

 

 

その時

 

 

「伊達さん?」

 

 

闇の神に体を使われていた化神から人間に戻った人が目を覚まし伊達さんに話しかけたのである。

 

 

「ん……海斗……海斗じゃないか!!」

 

 

その人はどうやら伊達さんの知り合いのようであった。

 

 

「伊達さん……ここは……」

「海斗……今は説明してる暇はない、一緒に来い、何とか脱出ルートを探そう!!」

 

 

 

 

そして、脱出ルートを探して俺たちは近くに化物が出ていくための穴を見つけたのだ。

 

 

「下は沖縄だな……いや、沖縄はおかしいぞ、東京から入ったのに……そうか、恐らくここの内部は特殊で歩いてる内にワープでもしたんだろう」

 

 

たしかに沖縄はおかしい、俺たちが歩いた距離はそれはそれは長かった、しかし、東京から入ったのに沖縄に出ることはまずあり得ない、つまり、伊達さんの推測通り迷ってるうちにワープでもしたんだろう、麗子さんの空間移動枠みたいな原理でね……てか、死にそう……

 

 

「伊達さん、どうやって逃げます?このまま飛んだら死にますよ」

「ヤス……あたりまえっしょ……」

「ダイ、もう喋るなよ、ホントに死ぬぞ」

 

 

その時

 

 

下にヘリコプターが穴の真下へと現れたのである。

 

 

みんな……助けにきてくれたのか……

 

 

ヘリコプターには麗子さんと学と黒田を含めリュウやワカたちもみんなもいた。

 

 

「さっきから俺のGPSで自衛隊に位置情報を送信していてた」

「伊達さん……さすが……です」

「すぐそこに丸い窪みがあります、そこに命の玉をセットしてください」

 

 

俺は思考が止まりかかっていたが麗子さんの言葉はちゃん聞き取れたのだ。

 

 

俺は窪みに命の玉をセットしようと動いたのである。

 

 

「ダイ、無理をするな俺がいく…」

「……いい、ヤス……俺は最後まで自分でやりたい……やらしてくれ」

 

 

俺は他のみんながヘリコプターに移ったのを確認すると最後の力を振り絞って窪みに命の玉をセットしてからヘリコプターに移った。

 

 

そして、命の玉は強く光を放ち超神戦艦は命の玉の赤い光に包まれて消えてしまったのだった。

 

 

「消えた……」

「超神戦艦に囚われていた生命が解放されたのです」

「麗子さん……つまり、全員元に戻ったてことですか……」

「はい!!」

 

 

俺が空中に浮いていた命の玉を回収してからヘリコプターは沖縄に着陸したのだ。

 

 

ヘリコプターから降りると同時に俺はそのままその場に倒れてしまったのである。

 

 

戦いで傷を負った俺の体はもう限界に達していた。

 

 

俺はもう体の感覚がなくなり視界も真っ白になり死を覚悟した。

 

 

しかし、

 

 

「ん!?」

 

 

あれ?視界がはっきりしているぞ、体も飛ぶように軽いしどこも痛くない!!

 

 

麗子さんが光を俺に振りかけていたのだ。

 

 

「麗子さん!!」

「大貴の傷を私の力で癒しました」

「本当に!!麗子さんありがとう」

「どういたしまして」

「生きてる~今、俺はそれを実感しているぞぉぉ!!」

「ふふっ……後は壊れた場所の復旧ですね」

「そうですね、麗子さん!!」

「ダイさん」

「学どうした?」

「ダイさんに会えて俺、良かった」

「何だよ急に!?」

「俺も同感だ」

「黒田まで!?」

「俺たちは薩長同盟を継続する」

「ホントに!?」

「ああ、大神田、あっちへ行くぞ」

「ああ、ダイさん、また今度会おう!!」

「ああ」

 

 

そして、2人は見えなくなってしまったのだった。

 

 

「大貴、これを……」

 

 

俺は突然、麗子さんにゴツい銃を渡されたのである。

 

 

「これは……」

「完成したばかりの命の玉を破壊できる銃です」

「……そうか、これも壊さないとな……」

 

 

俺は命の玉を置いてその銃を向けた。

 

 

さようなら……命の玉……

 

 

「ですが、神の大王は命の玉をあなたに託してもいいと言っていました」

「えっ!!」

「あなたなら命の玉を託しても安心です、それに女神や神が人間に対して名前を呼ぶと言うことはその人を認めたと言うことなのです」

「麗子さん、じゃ……俺のこと……」

「大貴、私は認めています」

 

 

俺は銃の引き金を引いたのだ。

 

 

そして、命の玉は砕けちりその欠片は風に飛ばされてどこかへ行ってしまったのである。

 

 

「命の玉がなければこんな事件は起こらない、もう起こしたくないんだ」

 

 

ありがとう……命の玉……これでお別れだな……

 

 

「いい決断だと思います、大貴、貴方たちに力を貸しましょう」

「えっ……」

 

 

麗子さんが手に力を込めた次の瞬間……突然辺りが暖かい光に包まれた。

 

 

 

 

 

そして、光が消えるとそこはカト山だった。

 

 

「みんなっ!!」

 

 

俺を含めたあの最初の10人がこの場にいたのだ。

 

 

「大貴」

「麗子さんっ!!何をしたんですか?」

「化神に侵略される前の姿にこの世界を戻しました、人間の体も侵略前の身体年齢に戻しています」

「記憶は?」

「あえていじってはいません、この事件は忘れてはいけません、だから、この記憶は貴方たちがずっと持っていてください」

「そうですよね、俺もこの記憶を失いたくない!!俺は今回の事件を忘れないように生きていきます!!……麗子さん、俺たちやっと平和を取り戻したんだ」

「はい!!……それからこれを……」

 

 

麗子さんはエクスカリバーを俺に渡したのである。

 

 

しかし、そのエクスカリバーは石化していた。

 

 

「エクスカリバー……どうして石に!!」

「そのエクスカリバーはどうやら偽物だったらしいんです、先程の私の光の力で石化してしまいました」

「そうだったんですか……本物のエクスカリバーは?」

「私も見たことがありません」

「そうか……よし」

 

 

俺は近くに転がっていたスコップで穴を掘りエクスカリバーの柄の部分を埋めたのだ。

 

 

そして、石でこう書き込んだのである。

 

 

 

【闇の神の王子

神部 暁ここに眠る】

 

 

 

「神部さん……どうか安らかに……」

 

 

俺たちは手を合わせて拝んだのだった。

 

 

「大貴、神の三種の神器、残りの2つは……」

「化神銃」

「ご存知でしたか、最後の1つ………………………………………………………………それは仲間を信じる心です」

「なんともいい話ですね」

「ええ、さて、私はもう神の世界に帰らなければなりません」

「もう行っちゃうんですか?」

「はい……」

「そっか、お元気で……」

「大貴もね」

 

 

麗子さんは光輝いた。

 

 

「また会えますか?」

「信じていればきっと……」

 

 

そして、麗子さんは消えてしまったのだった。

 

 

「ありがとうございました、麗子さん」

 

 

俺は麗子さんのいた場所に一礼するとみんなの方をに向きを変えたのだ。

 

 

「若林 義夫!!パソコンやり過ぎるなよ」

「無理かな」

「視力下がるぞ、お前……倉野 斗真!!お前はもう人のケータイに変なサイト送ってくるなよ」

「次はウイルスにしてやるよ~」

「勘弁してくれよ~……佐々木 裕矢!!この先も勉強頑張れよ!!」

「ああ、でも、お前もな」

「うるさいなぁ~……高田 健!!柔道技を外で使うなよ」

「使ってねぇ~よ」

「俺にやったろ!!……王 小美!!日本語分からないふりをするなよ」

「日本語わかりません……」

「嘘をつけ!!今しゃべってるのは何語だよ!!……堀内 公太!!お前は命を大事にしろよ」

「わかった!!……てか、ダイ、今回の事件でダイだけ死んでなくね!!」

「たしかに、さっき死にかけたけどな……多田 俊明!!ポスター破くのやめろよ」

「どうかな~あれはやめられないよ」

「選挙ポスターまで破いて犯罪だぜ、てか、一回捕まったろ……山田 竜馬!!サッカーはほどほどに……」

「サッカーはやめられませんよ」

「高校生が公園でサッカーやるか普通~……遠藤 泰之!!もう少し責任感持てよ」

「ああ」

「だけど今回の戦いでヤスはかなり頑張ってくれた……そして、みんな、これからもよろしくな!!」

 

 

そして、俺たちは全員拳の重ね合いをしたのだった。

 

 

 

 

その後、俺たちはカト山を下山したのである

 

 

そこへ、

 

 

「大貴!!」

『キャンキャン』

「真由子!!タロウ」

 

 

タロウは走ってきて俺に飛びつき、そして、伊達さんもやって来た。

 

 

「伊達さん!!」

「お疲れさま……本当にありがとう」

 

 

俺は伊達さんと熱い握手をしたのだ。

 

 

そして、

 

 

「大貴っ……」

 

 

真由子は思いっきり俺に抱きついたのである。

 

 

「真由子……」

「おかえり……大貴……」

「おかえりは俺のセリフだぜ……真由子」

 

 

そして、俺は真由子にキスをした……………………

 

 

みんなや通りがかる人々がこっちを見て笑っている……そして、俺と真由子はひどく赤面したのだった……

 

 

 

 

こうしてこの世界に平和が戻ったのだ。

 

 

 

 

 

―――――――――END―――――――――




お待たせいたしました~これにて本編は完結です、また、編集中の部分も完了しました、長い間、ご迷惑をおかけしました~さてと、この後にエピローグがあります、このエピローグにてエブリスタ様に投稿していた旧作版とは設定を変えるつもりです、楽しみにしていてください。
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