やっとの思いで俺達は避難場所にたどり着いた。
「ん?どこが避難場所なんだよ」
そこはシャッターのある普通の車庫や倉庫のようだった。
「ここは避難場所と言うより国の保管庫なんだよ、でも、今は避難所として使えるからな」
そして、伊達さんは倉庫の表ではなくて裏の方へと向かったのだ。
「なんで裏なんですか?」
「表のシャッターはカモフラージュだ、周囲の住人へのな」
そして、裏に扉があり伊達さん入るその扉を開けたのである。
「ここは?」
「自衛隊の保管する緊急時武器庫だ」
「ぶ、武器庫!?」
「ああ、テロや災害時、緊急事態宣言が発令された時に使われる、この扉の先は防音加工されてるから扉を閉めればいくらか安全なはずだ」
扉の中には地下への階段があり俺達は伊達さんに続いてその階段を使い下まで降りた。
「なんだこりゃ?」
階段を降りた先には通路があり途中には頑丈そうな鉄の扉があったのだ。
「この扉の先に武器が保管されている、この通路の先は万が一テロや他国と戦争になったときのシェルターになっている……今は武器が必要になるよな」
伊達さんは鉄扉の横にある端末にパスワードを入力したのである。
すると機械音と共に鉄扉のロックが外れその中にはライフルや拳銃それに手榴弾などが棚に大量に並べられていた。
「すげぇ……」
日本にもこんな場所があったのか。
「本来はこの武器庫は開けっぱなしにはできないがこの状況だから開けておくか」
「ミニタリーミニタリー!!」
クラは普段は見れない武器を見れて興味津々のようだった。
「なぁ、みんな」
「どうした、ダイ?」
「対策委員会の名簿作ろうよ」
「なんで!?」
「別にいいじゃん!!」
ヤスめ、なんで意義を唱えるんだ。
その時
俺達の目の前に麗子さんが姿を現したのだ。
「私もいいと思います」
「でしょ~」
「誰だ!?」
「伊達さん、女神の小渕 麗子さんです」
「女神?」
麗子さんは女神のことを知らない人達に女神のことや今回の事件のことを軽く説明したのである。
「じゃ、名簿作るか」
俺は紙とペンを取りだしてまずは麗子さんに渡した。
「麗子さんも書いてね」
「分かりました」
ここにいる全員その紙に名前を書くのだった。
その後、今後のことを考えるために全員広い部屋に集まったのだ。
この場所、なんて広さだ……これならたくさんの人が入れそうだ。
「よし、作戦会議だ」
俺はみんなに自分が考えた作戦を伝えるためにメモ用紙を出したのである。
「まずは東京を制圧する」
「どうやって?」
「ヤスよ、聞くまでもない、まずはここの武器と化神銃を使って化神を皆殺しにする」
「その後で命の玉で人間に」
「イエス!!」
麗子さんが言うには化神の死体に限ってはいくつも重ねておけば命の玉で一度に人間を戻すことができるそうだ。
「それと、食糧と水は非常用のやつがたくさんある、しかし、生活用水はその内水道が止まればなくなる、だから、まだ水道が動いている内にボトルに入れておくぞ」
「そうですね、伊達さん、それじゃ……」
俺達は全員武器を何個か持った。
「俺、ライフルがいい~」
「クラ、化神には化神銃が一番効くぞ」
「ワカ、使いたいだけなんだよ」
「……クラ」
そして、それぞれ武装が終わると車で俺達は出動したのだった。
ここには車もあり車用のエレベータを起動させるとエレベータが上へと上がりカモフラージュのシャッターの所まで行きそこから外へ出ることができるのだ。
そして、外へ出るとこの近辺には化神が何体もいたのである。
「武器を構えるんだ!!よし、撃て」
伊達さんの言葉と共にライフルと化神銃による狙撃戦が始まった。
「手榴弾とかも使えたら使え!!」
伊達さんは化神に手榴弾を投げて攻撃しさらにそこに化神銃で攻撃し化神を白色化させて倒したのだ。
「よし、いいぞ」
「ダイ!!」
ヤスの言葉で振り返ると後ろに化神がいたのである。
「おらおらっ!!」
俺とヤスでその化神を撃ちまくり白色化させた。
「ありがとうヤス」
「あいよ」
そして、暫くした後にはその辺に化神の死骸が何体も転がっていたのだ。
「大貴、全滅は無理じゃないか」
「そうですね、伊達さん、数体倒して後は車に積みましょう」
「そうだな」
「よし、ヤス、オウさん、学、ユウ、化神の死骸を車に積むぞ!!」
「「「「了解!!」」」」
「他はそのまま戦ってくれ」
俺達は役割を分担して効率よくそれぞれ動いたのである。
その頃、
化神と戦う俺達の姿をまるで見下すように眺める黒い人影がいた。
「よく戦うねぇ~、どうあがいても無駄なのに……まぁ、まだこの闇の神の出番でもないがな」
そして、闇の神はその場から消えたのだった。
こうして、俺達は倒した全ての化神の死骸を積み終わり車で避難所に戻ったのだ。
避難所に戻ると俺は連れてきた化神の死骸を全て命の玉で人間に戻したのである。
しかし、
「ここはどこですか?」
俺達は人間に戻った人々に事情を説明したが誰も信じなかった。
まぁ、当然か。
「いいからこの場所から出してくれ!!」
「出たらどうですか命の保証はしませんよ」
状況が理解できない人々が騒ぎ出したので俺は等々我慢できずにそう言ってしまったのだ。
「ダイ!!やめろって……」
「あっ、ヤス、ゴメンつい……」
そして、人々には外の様子を見せてようやく信じてもらえたのである。
「皆さんもここに名前を書いて下さい」
そして、俺は全員に国際化神対策委員会の名簿帳に名前を書いてもらったのであった。
その後、再び会議のため先程の広い部屋に集まった。
「で、どこから制圧する」
「ヤス、そうだな、新宿や池袋や渋谷といった繁華街は人が多い場所だから化神もたくさんいるだろう」
「だよな」
「適当にやれば」
「ユウ、適当にやり過ぎりて失敗したら大変だぞ!!」
「ダイ……ごめんなさい~」
「ま、その後は人数増やして秋葉だよね」
「なっ、クラ」
「イエス、ワカ」
「2人とも、池袋だろ、中華中華~」
「ダイ、中華なら横浜だろ?」
「いやいや、ヤス君、中華は横浜より池袋の方が安くていいぞ」
「そうなの?」
「ああ、1つ下の俺の知り合いにお母さんが中国人で親父が日本人のハーフがいてな、そいつが言ってた」
「へぇ~」
その時
「あのさ君たち……」
伊達さんが心底不満そうな顔をしていたのだ。
「秋葉原や池袋と言ってる前に水道局や発電所を制圧することが先決だろ、しっかりしてくれよ…」
「その後は池袋……」
「いや、大貴、食糧関連な……」
「ですね、伊達さん……よし、急いで戦闘員を増やしてから3組に分かれて水道局及び発電所を制圧するぞ」
「うん、大貴、それでいこう」
こうして俺達は手始めに避難所周辺の化神を倒し続け着々と仲間を増やしていったのである。
そして、水道局や発電所等それらの施設を約1ヶ月で制圧し更に2ヶ月後には東京の秋葉原、新宿、池袋を残してほぼ制圧した。
だが、何故か、渋谷や原宿等一部の繁華街には殆ど化神いなかったのだ。
そう言えばどうして渋谷とか原宿には殆ど化神がいなかったんだろう?
俺はそこを不思議に感じたのだった。
こんばんわ!!えぇと、私の小説はよく地の文がないと言われますがこの小説はそれどころじゃない文章力になっています。本当に読みにくいんです!!本当にごめんなさい!!その内、私の中である程度改訂した物を書きます!!