とある兄条の平行世界   作:亀さん

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何時も道理にグダグダですがよろしく。


少女改めインデックス

 

とりあえずメイド服に着替えたその少女が部屋を出るといい匂いが台所から漂ってきた。。

 

「おお、わりいな。お前の服、霊装だったんだよな」

その少女に気が付いた当麻が食事を作りながら(食材は隣に押しかけ分けて貰った(強奪した))振りむいた。

 

「何を作っているのかな?っじゃなくて!!何で君はあれが霊装だってのを知っているの?」

 

 

 

料理に一瞬気を取られながらも当麻の言葉に反応する。

 

 

 

「ああ、俺の右手には幻想殺しってのがあってな。よく分かんねえんだけど、異能・・つまりはこの街の超能力や、魔術、兄さん曰く神でさえも殺す力があるんだとさ」

 

 

右手を指差しながらそう言った。

 

「・・・神様を殺すなんて無理に決まってるんだよ」

その少女は少し怒りながらそう言った。

 

「ああ、わりわり。信者さんにはそういう話はNGだったな。まあいい、早く座れ。もうすぐできるから少し待ってろ」

「わかったんだよ」

 

少し待ってると当麻が湯気を立てたとても美味しそうな朝食を持ってきた。

 

 

「いただきます!!」

 

 

その少女はそれが並べられた瞬間、目に見えない速さで食べ始めた。

「お~お~、そんなけ旨そうに食ってくれれば作ったこっちとしても本望ですよ」

 

当麻も食べながらその少女の食いっぷりを見てすこし幸せな気分になる。

 

 

「あ~、ところでなんで家のベランダに干されてたわけ?」

 

 

「うぐっ、もご「食ってからでいいからな」ごっくん、うん」

口の中の物を全て胃に詰め込むと一旦手を止め当麻を見て口を開く。

 

 

「落ちたんだよ」

 

 

そうその少女は簡潔にのたまった。

「屋上から屋上に飛び移ろうとしたんだけどね」

にっこりと笑いながらそう言う。

 

「おいおいここ8階だぞ・・・」

 

驚き続けるのも疲れるので当麻はそれをずいぶん危ない事してんだな~と考えるだけにした。

 

その少女は当麻に話しかけ続ける。

「それより自己紹介しなきゃね、私の名前はIndexって言うんだよ」

「ふ~ん・・・インデックスねぇ?(聞いたことあるよ~な・・・)・・・俺は上条当麻だ」

当麻には前にインデックスという単語をどこかで説明されてたような覚えがあった。

 

当麻が頭の中で答えを探しているとインデックスと名乗った少女は当麻に説明しようとする。

 

「禁書目録って意味なんだけど・・・、あ、魔h「ああ、思い出したわ。10万3千冊の魔道書を頭の中に保管しているんだっけか?」・・・何でそれを知ってるの?この街の人間なんでしょ?」

 

 

当麻の言葉を聞いてインデックスがじりじりと距離を取り逃げようとしたのを見て当麻が苦笑する。

 

 

「ああ、大丈夫だって。俺はこの右手の幻想殺しが無くなんなきゃ能力どころか魔術も使えないからな」

 

 

「え、何で!?魔術は誰でも使えるはずなのに」

 

 

「簡単な話、俺は魔術を使ってもこの右手が発動した瞬間打ち消してしまうらしい」

過去、兄の実験で何度も使ったが発動はするが、発動した瞬間に消えてしまった。

 

「へ~、不便だね」

 

「だよな、なんであんなに魔術便利なのに使えないんだか・・」

やれやれと首を振りながら当麻はいまだ衰える事を知らないインデックスの食べっぷりを眺め続けた。

 

 

当麻がふと思いついたようにインデックスに聞く。

 

「それ食い終わったらお前どうすんの?ここに残ってもいいけど。お前、追われてんでしょ」

 

一冊でも保持者が道を誤れば世界が傾く程の魔道書を10万3千冊も記憶として保持しているこの少女が動きまわっているとすれば理由は唯一つ、現在、彼女を守るパートナーがいない。そして彼女が保管する魔道書を狙う魔術師、もしくは彼女の存在を危険視する人間たちが彼女を追っているのどちらかだった。

 

食べ終わったその少女、インデックスはにっこりと笑った。

「ううん、出てくよ。ここにいると魔術師がここに来ないとも限らないからね」

 

すっと立ちあがり、玄関に向かう。

「とうまもこの部屋を爆破なんてされたくないよね」

 

 

振り向いたインデックスは当麻を見て悲しそうに笑っていた。

「じゃあ、私と一緒に地獄の底まで付いて来てくれる?」

 

 

だがここから来るなと、少女は無言で拒絶する。

 

 

「ああ、地獄の底まで付いてはいけないな」

「だよね・・・」

インデックスは悲しそうに呟く。

 

 

普通の人間は見ず知らずの人間の為に行動しない。

 

 

「じゃ「だったら                 ねえだろ」えっ?」

 

 

 

だがインデックスの前に居る少年は助けを求める人がいれば助けようとする普通ではない人間だった。

 

 

 

当麻が言ったその一言にインデックスが動揺する。

そんな事をいう人間がいるとは思っていなかったのだ。

 

「だって、とうまにはほしゅうってのがあるんでしょ?」

「おまっ、聞いてたのかよ・・・」

まさか聞かれてたとは・・・・と当麻がガックシとうなだれる。

 

インデックスはなお拒絶しようとする。

 

 

 

この少年を巻き込みたくは無かったから。

 

 

 

「そのほかにだってとうまがいなきゃ出来ない生活ってのがあるんでしょ?」

 

「だったら「だったらこうすればいい」ええっ!?」

当麻からいきなりもう一人の当麻が分裂した。

 

「なにっこれ・・・。とうまが二人・・・・?」

「丈夫なのを作るには莫大な魔力が必要だけど、その魔力が切れないうちは俺の分身として機能し続ける。ちなみに質を落とせば出せる量はざっと1000人位は軽いぜ、それだとそこらの不良に殴られたくらいで消えるけどな」

 

それは全く当麻と同じ、鏡に映っているのではないかと錯覚するほどだった。

 

「これで(当麻の)普通の生活なら一カ月は持つな」

当麻が分身の状態を確認する。

 

「うんじゃあ、俺は学校言ってくるわ」

そう言って分身は学校に行った。

 

 

分身が出かけて行ったのを確認すると目を見開いて固まっていたインデックスの方を向く。

 

 

「っで、お前はなんかしたい事があるか?」

「えっ!!・・・・えっと、とうまが知っている物を見てみたいかな・・?」

 

 

インデックスはこの出会って間もない、でも自分を本気で守ろうとしてくれる少年を知りたいと思った。

 

 

「おっけ、行くか」

そうして当麻は財布を持ち(カード用の書類も持った)インデックスと一緒に外に出かけた。

 

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