とある日常の一節   作:希望光

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どうも希望光です。
ただただ思いついたものを文章にしただけです。どうぞ。


閑話……?

 ——11月11日、CiRCLEのスタジオの一室にて、リサと洸夜は自主練を行なっていた。

 

「ごめんね付き合ってもらって」

「先にアポが欲しかったなー」

「だからごめんって。あ、ここどうやってやるの?」

「良いんだけどさ……ん? そこはこうやって運指しながら……」

 

 マンツーマンでみっちりと練習を行っていく2人。それが暫く続いた後、一度休憩を挟む事になった。その時のことだった。

 

「洸夜ー、ポッキーゲームやろー」

「は?」

 

 唐突なリサの提案に訝しむ洸夜。そんな彼の手前、箱から飛び出したポッキーを咥えたリサは、自身が咥える部分と反対側を洸夜へと向ける。

 

ほぉーやーふぁふぁふー(こーやーはやくー)

「やらないぞ?」

 

 軽くあしらった洸夜は、鞄から財布を取り出す。するといつの間にか洸夜の傍らに移動してたリサが、そっと洸夜の手から財布を取る。

 

「あ、おい」

ふぁってふれふぁふぁ(やってくれなきゃ)ふぁえふぁふぁいふぉー(かえさないよー)

 

 勝ち誇った様子で笑うリサ。すると突然、洸夜はリサを壁側へと押しやり丁度壁ドンの様な形になる。

 

ふぇ()ほぉーや(こーや)?」

 

 突然の事に動揺を隠せないリサは、困惑しながら洸夜の方へと視線を向けていた。

 すると彼は、無言のままリサの咥えていたポッキーを咥えると何事もなかったかの様に食べ始める。

 想定外の状況が続いたリサの頭は既にキャパオーバーしており、洸夜を見据えたままなされるがままであった。

 そして、ポッキーが無くなりいよいよ2人が接するまさにその瞬間、何かが折れる音と共に洸夜が顔を離し、リサの手から財布を優しく抜き取ると何事もなかったかの様に踵を返し扉の方へと歩んでいった。

 

「ごっそーさん」

 

 振り向く事なく軽く手を振った洸夜は、そのままスタジオ外へ消えていく。

 対して1人残されたリサは、緊張が解け床にへたり込み両手で顔を覆う。

 

「ホントにズルいよ……」

 

 耳まで紅潮させたリサは、先程までの状況を思い返しより一層顔を紅くするのであった。

 一方その頃の洸夜は、自販機でブラックコーヒーを購入していた。

 

「たく……慣れないことはするもんじゃねぇな」

 

 先程までの自身の行いを戒めながら、口を開けたコーヒーを呷る。

 

「甘っ……」

 

 未だ微かに残る甘さはコーヒーでは流せないか、と自身に言い聞かせた彼は自嘲し、コーヒーを飲み干す。

 

「まあ、リサに取っては良い薬になったかな?」

 

 空き缶をくずかごへダイレクトインさせた洸夜は、再度自販機の前へ向かう。

 

「……さっきのお詫びになんか買っててやるかな」

 

 自身が先程飲んだ物と同じコーヒーを購入した彼は、スタジオへと戻っていくのだった——




閲覧ありがとうございました。

見たいカップリングとかはありますでしょうか?

  • リサ×ゆき
  • 蘭×モカ
  • リサ×モカ
  • りん×あこ
  • そんなことより本編
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