えー、今回はタイトルにあるように香澄誕生日回なんですが……すいません、遅刻となりました。大変申し訳ございません。
それでは早速本編の方どうぞ。
香澄誕生日回:一番星
——暗闇の中で彷徨っていた俺はあの日、偶然訪れたライブで眩い光を放つ『ホシ』に出会った。
その日の夕方、佑磨は香澄と共に教室に居た。何故かと問われれば、香澄の今日中の提出課題が終わっていないからである。
佑磨は、その監視役として彼女と共に残っていたのだ。
「ねぇ、ゆう君」
「……どうした?」
対面に座り課題と向き合っていた香澄が、不意に佑磨へと問いかける。
「私と出会った時のこと、憶えてる?」
「香澄と会った時のことねぇ……」
頬杖を着いた佑磨は、沈み始めた夕陽を眺めつつ口を開く。
「正直驚いたよね。ライブハウス内で、ギター担いで『キラキラ見つけた!』とかいってるんだからさ——めちゃめちゃヤバいやつにあった、と思ったよ」
そこまで言って彼は、軽く微笑む。
「えー、なにそれ! 私が変な人みたいじゃん!」
「現実問題そうなんだよなぁ。ほら、手止まってるぞ」
「むぅー、ゆう君のいじわる!」
「へいへい、いじわるで結構ですよ」
そんなやりとりを交わすこと数十分、漸く香澄の課題は終わりを告げるのだった。
「終わったー!」
「じゃあ、それ先生に提出して行こうか。みんな待ってるだろうし」
「うん!」
そう言って2人は、市ヶ谷家の蔵へと赴くのであった——
蔵に着いた後、ポピパの面々から祝われた香澄。そんな楽しい時間も瞬く間に過ぎお開きとなった後、佑磨と香澄は並んで歩いていた。
「楽しかったー!」
「そりゃ良かったよ」
軽く微笑み返答する佑磨。そしてふと、空を見上げる。
「どうかしたの?」
「いや……今日は、星が見えないなぁ……と思ってさ」
そう述べたところで、彼は足を止める。
「ゆう君?」
「ねぇ、今から星見に行かない?」
唐突な佑磨の提案に驚く香澄であったが、すぐに大きく頷く。
「行きたい!」
「OK。ただ、帰りが遅くなると思うけど大丈夫か?」
「うん!」
「じゃあ、次の電車捕まえるぞ」
そう言って2人は走り出す。坂を下り、川を渡って、信号を超えた先にある早稲田駅を目指して。
そして、無事にさくらトラムを捕まえた2人は鬼子母神前で降りそのまま地下鉄に乗り換える。
そのまま列車に揺られる事数十分、渋谷に到着した2人は今度は私鉄に乗り換え更に10分程揺られ用賀駅に到着する。
「着いた?」
「こっから更に歩くけどな」
苦笑した佑磨は、香澄を率いて再び歩き始める。そして歩くこと20分。目的地に到着する。
「着いたぞ」
「到着!」
2人が訪れたのは『
「それでここなの?」
「うん。上を見てみ」
佑磨に促された香澄は空を見上げる。そこには、無数に瞬く星々の姿があった。
「すごーい!」
「喜んでもらえたかな?」
「うん!」
都会の中では中々お目にかからない景色に、魅入る2人。すると香澄が、不意に佑磨の手を取る。
「ねぇ、ゆう君」
「どうした?」
「その……今日はありがとね」
「いいえ。こっちこそ、こんなことしかしてあげられてないけど喜んでもらえたならよかった」
「うん。それで……一曲歌うから、聞いてくれる?」
「もちろん」
香澄の問いに頷く佑磨。それを確かめた香澄は、彼から少し離れる。
「それでは聞いてください——『キラキラ星』」
夜の公園に1人の少女の歌声が木霊した——
——『ホシノコドウ』と、彼女は言っていた。そんなものが存在するのか、最初は半信半疑だった。でも、今なら言える。それは実在するって。
同時に、それはいくつも存在してるんじゃないのかって、思ってる。もしかしたら、ここじゃないどこか違った世界にも、ね。
如何だったでしょうか。突貫なので至らないところなどあると思いますが、楽しんでいただけたのなら幸いです。
それでは最後に、香澄誕生日おめでとう!
見たいカップリングとかはありますでしょうか?
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リサ×ゆき
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蘭×モカ
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リサ×モカ
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りん×あこ
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そんなことより本編