あらあら、いらっしゃい
ふふっそんなに緊張しなくて大丈夫ですよ
ここはどこか?ですか。さぁ?夢かもしれませんし現実かもしれない、天国かもしれないし地獄かもしれない
まぁそんなことはどうでもいいですよね
とりあえずお座りになって下さい。お茶やお菓子もありますよ
落ち着いたようですね
それでははじめましょうか。あっまたやってしまいましたいつもやっているのでつい
ああ、そんなに悪いことではありませんですよ。ただあなたは私と話をするだけそれだけですよ
そうですね、まず最初にあなたは帝国についてどう思われますでしょうか
ですよね、まぁいいとは思わないですよねわかりますよ
今のこの国は特にひどいですよね、媚を売り、他者を蹴落とし殺し、悦楽に浸る。それ以外にもありますがまぁそんなところでしょうか。
貴族は優雅な暮らしを平民には粗野な生活を、男性と女性での立場の違い差別は一向になくなりませんね
泣かれてどうしたのですか?なるほどあなたの大事な人も帝国に踏みつぶされたのですね、辛かったでしょうね泣いても構いませんからね
落ち着かれましたか?辛いときは泣くのが一番です
えっ?私の話ですか。いいですけれど、長いので簡略版ですが許してくださいね。では
あるところに貴族のお嬢様がいましたその娘はそれはそれは優しい娘でして、その娘には結婚相手がいました。数年が立ち二人は結婚し子供も生まれこれから国を良くしていこうと頑張ろうとしました。ですが彼は死んでしまいました。ええ、革命軍全員が嫌っているあの大臣によってね。そして彼女も殺されました、彼の後追い自殺と子供に思い込ませて
その時彼女は願いました。
こんな国など墜ちてしまえばと、だからこそ惹かれあってしまったのでしょうね。アクマにね
それからとんとん拍子で話が進み、私はそれと契約することになりました。まぁやることは人を堕落させるだけなので基本暇ですし。向こうに行くときは面白い人がいなければ滅多に行きませんよ
あらもう時間ですね。最後までご清聴ありがとうございました
えっ、私の名前ですか?そういえば名乗っておりませんでしたね
昔はミコって呼ばれていましたが今の名前はヨミって言います。元皇妃です
っていっちゃいましたか。まぁこれも一夜の夢となるでしょう目覚めたら何も覚えておりませんでしょう。さあ次はどんな人とお話ができるのでしようか
もしかすると次のお話のお相手は画面の前にいるあなたかもしれませんよ
はい怠惰こと皇帝の母親です。詳しい設定は後々書くとしますがモデルは14巻を参考にCVは日笠陽子をイメージすれば良いと思います