希望の象徴   作:英雄願望

14 / 14
気づけばお気に入り登録者数1000人超えました!
皆さんありがとうございます!
これからも頑張ります!!!!!!


そして、遂に騎馬戦は最後です!



14.決着!

開始8分出久は轟に集中攻撃を受けていた。

他の騎馬が出久を狙っていなかったのではない。チームはあくまでも騎馬の皆だけ、目的が同じでも協力できるとは限らない。轟は上鳴の個性と八百万の個性を上手に駆使して、そこから更に自分の個性()で他の騎馬からもPtを奪っていた。

それにより、出久を狙うにも轟に奪われ、次第に誰も寄り付かなくなった。

出久も保険でPtの奪取を試みたが轟チームに邪魔をされ1000万Pt1つのみである。

そして、出久は1人、騎馬戦なのに1人、騎馬にとっては低すぎて取れない。1000万を狙うにも物理的に取りづらい所にある出久を狙うのは得策ではないと出久を狙う者も少なかったのだが、轟チームは……いや、轟は違った。勝己とはまた、違った勝ちへの執着。それこそが今出久を追い詰めている。無数にあった逃げ道が今では轟の氷結により塞がれ出久の機動力が殺されていた。跳躍しようにも助走無しでは轟に捕まる。文字通り袋のネズミ状態であった。

 

(ッチ!……轟君の個性厄介すぎる……それに、他の人の個性の使い方が上手い……)

 

上手く、轟の氷結に前衛(飯田)が被るように移動し無闇な攻撃を避けさせる。それでも、今の出久では逃げるだけで精一杯だ。

 

そして現在、残り2分を切った頃爆豪チームが参戦してきた。

 

 

「クソデク!」BOM!

 

「かっちゃん!?」

 

騎馬である不利を爆豪はもろともせず、個性で突っ込んで来た。そして、個性を使いつつも地面には着地せずに出久のハチマキを狙っている。少しでも加減をミスれば地面に落ちるか別方向に飛ぶのに相変わらずその天才ぶりは凄かった。

 

が、1対1になる程周りは優しくない。

 

SHUNSHUN!!!

 

「!?」BOM

 

「!」シュタ!

 

轟の氷結により爆豪と距離を取れたが現状は変わらない。いや、寧ろ爆豪が加わった事により今の状況は絶望的でもある。

 

「邪魔すんじゃねぇ!!半分野郎!」BOM

 

「うるせぇ…邪魔なのはてめぇだ!」SHUN

 

勝己が出てきたことにより最悪と思われた事態だったが嬉しくも轟と爆豪が揉め、お互いがお互いの邪魔をしていたのだ。

 

が、思ったよりも早く勝負が決した。

 

轟の氷結により騎馬の足と騎馬と爆豪を繋ぐテープが凍らされた。ハチマキこそ奪われはしなかったが、動けなくなった今勝己は単独で行っても支援(テープ)が来ないため迂闊には行けなかった。

 

幸い芦戸がいる為数十秒あれば溶かしきれるが残り1分に迫るタイムリミットを考えればとても痛い攻撃だ。

 

 

轟が再度出久に的を絞る。上鳴の個性で感電させれば楽なのだが、先の戦闘で許容電力(キャパ)を超えアホ面晒して使えなくなった。ようやくここまで来たが1000万を奪う決め手が無いのだ。

 

出久もこのままタイムアップで終わりたいのだがそう上手くは行かない……

 

「轟君、俺に策がある。」

 

「飯田…」

 

「一か八かだがやる価値はあると思う。」

 

「分かった。」

 

「作戦は……」

 

「残り30秒!!!!!!」

 

「準備はいいかい?」

 

「あぁ!」

 

それは騎馬と言うには少し歪だった。

飯田の両手が空き、轟は飯田の両ポケットに足をかけている。後ろの2人は轟を支えつつ飯田の肩を両手で掴む。不運な事にプレゼントマイクの実況により作戦が聞き取れずただ備えることしか出来なかった。

 

 

そして遂に……

 

 

トルクオーバー。レシプロバーストォォォ!!!

 

飯田の叫び声の瞬間脹ら脛(ふくらはぎ)のエンジンから青い火が吹き溢れたと思った瞬間騎馬の輪郭が霞んだ

 

「!!!!」

 

それは、一瞬だった。

飯田の超スピードに八百万が作ったローラシューズで抵抗を少なくし出久の目を持ってしても捉えられない速度でハチマキを……1000万を奪った。

 

 

「……な、何が起きた……」

 

 

 

「「「うおぉぉぉぉ!!!!」」」

 

その光景に会場が沸いた。そして……3、2、1、

 

 

 

TIMEUP!!!!!

 

 

 

 

終わった。

 

終わってしまった。

 

ここまで来たのに……

 

やっとここまで来たのに……

 

悔しい……

 

悔しい……

 

こんな所で終わりたくなかった!!!!

 

もう少しだった……あともう少しで……

 

 

 

 

 

……と他の騎馬が騒いでいる。

 

 

あれ?出久は?

 

ハチマキがない時点で失格、持ってたのは1000万のみそれを終了間際に取られて0Ptになったのに

 

なぜ?

 

 

 

なぜ?

 

 

 

 

なぜ……4位に居るの?……

 

 

 

1位!轟チーム !!

1()0()0()0()0()0()0()0()P()t()!!

2位!爆豪チーム 1460Pt!!

3位!騰理チーム1380Pt!!

4位!みど……っておい!? 1105Pt!?マジかよ!?緑谷いつの間にハチマキ奪ってたんだよ!?

い、以上上位4チームが第3種目へ進出だ!」

 

 

これを見ればわかるだろう。確かに飯田のレシプロバーストは捉えられず見事に1000万Ptを取られてしまった。が、しかしそれと同時に出久も轟が持っているハチマキを全て奪った。しかも、ハチマキが頭から離れる寸前で奪えたため、失格にはならなかった。

 

 

 

それから昼休みを挟み無料券で昼食を済ませた出久はC組の所へ行こうとしたが……

 

「おい、緑谷」

 

「君は……」

 

目の前にいたのは轟焦凍だった。

 

「少し、話がある」

 

後を歩くように付いていくと人気がない所へ出た。

そこで再度轟の口が開く

 

「お前はあの時(USJ)爆豪に無個性だって言ってたよな?」

 

「う、うん……そ、それがどうしたの?」

 

「なら、なんで嘘を吐いた。俺たちを欺くためか?」

 

「え?何言って……」

 

「別に欺くための嘘でも何でもいい、唯、気づかなかった。取られたことさえも言われるまで気づかなかった。何をされたのか、飯田が加速して、視界がブレて、身体が空気に押されてた間に取られた。見えなかったまるで、あの時(USJ)のオールマイトみたいに……」

 

「?…言ってる意味が分からないよ、第一僕とオールマイトの関係って……「言えないのか?」」

 

「いや、僕とオールマイトとの接点なんて殆ど無いよ」

 

「その言い方だと少なくとも接点はあるんだな」

 

「いや、それは……」

(絶対に轟君が求めている事じゃないのに…)

 

「別にそこを詮索するつもりは無い。唯あの時、お前がオールマイトのように見えた。(ヴィラン)に立ち向かっていく様が、勝てるかどうかなんて考えずに真っ先に突っ込んで行くお前の無謀さがオールマイトのように見えた。だから、俺は、お前に勝つ。勝たなくちゃいけない。」

 

「え?え?」

 

「俺の親父、エンデヴァー知ってるよな?()()2位のヒーローだ。だからこそ、この体育祭で1位にならなくちゃいけない」

 

「何の話だよ?……」

 

「個性婚…知ってるよな?

超常が起きてから第2、第3世代間で問題になったやつ。自身の個性をより強化して子供に継がせるためだけに配偶者を選び、結婚を強いる。倫理観の欠落した前時代的発想。実績と金だけはある男だ。親父は母の親族を丸め込み母の個性を手に入れた。俺をオールマイト以上に育て上げることで自身の欲求を満たそうってな」

 

「!!!」

 

「鬱陶しい。そんな屑の道具にはならねぇ。記憶の中の母はいつも泣いている。お前の左側が醜いと煮え湯を浴びせた。ざっと話したが俺がお前に突っかかるのは見返すためだ。クソ親父の個性なんざなくたって……いや、使わず1番になることで奴を完全否定する」

 

重い。それに、僕には分からない。居るからこそ辛い気持ち。でも……それでも。

 

「知らないよ!……僕は両親に恵まれた。持ってない(無個性)僕は周りからは異物扱いされて来た。それでも両親は僕を大切にしてくれた。持ってる君の気持ちは分からない。でも、僕にも目指す理由も覚悟もある。だから、僕は君に宣戦布告をする。僕は君に勝つ!」

 

それから暫くして昼休みが終わり会場に戻った。

 

「さぁ〜!昼休憩も終わって!いよいよ最終種目発表〜と、その前に予選落ちした皆に朗報だ〜あくまで体育祭!みんなで参加するレクリエーションも用意してんのさ〜!」

 

なんと、本場アメリカからチアを呼んでいたのだ!

すごい!……と思ったらA組の女子も同様のチアの衣装を着ていた。これは流石に皆驚いたようだ。そして、A組の女子の反応からして誰かに騙されたようだ。

 

と、まぁ、カメラのフラッシュが強くなった気がしなくはないが無視して、最終種目の発表が始まった。

 

「トーナメント形式の1対1のガチバトルだ〜!!!」

 

 

「さぁ!クジ引きを始めるわよ!

 

っと、その前にトーナメントは16人でやる予定だったの。だから後3人足りない。だから、騎馬戦第5位!物間のチームもこのトーナメントに参加します!」

 

物間チームのメンバーは突然のどんでん返しに驚きつつも喜んでた。

 

が、トーナメントは16人。13人の所に4人加われば17人。1人余る。

 

 

「せ、先生。それなら1人余るのですが…」

 

「えぇ!だから、クジ引きをして17番の人は予戦の1回戦の勝者と戦います。だから、これは1回戦の1.2番は9回戦目があるの!だから他の人よりも大変よ!」

 

 

とクジが始まった。

 

1発目明

2物間寧人

 

3轟焦凍

4瀬呂範太

 

5緑谷出久

6八百万百

 

7常闇踏陰

8芦戸三奈

 

9心操人使

10飯田天哉

 

11上鳴電気

12滝川創太

 

13鬼島業火

14切島鋭児郎

 

15麗日お茶子

16爆豪勝己

 

17騰理融斗

 

となった。

 

 

「さぁ!レクリエーションを始めるわよ!トーナメント参加者はレクリエーションを出るか出ないか、それは各自の判断に委ねます。」

 

 

こうして、レクリエーションが始まった。借り物競争や大玉転がしと言った体育祭の王道を攻めている。それがまた楽しいのである。出久は参加しなかったが見ているだけでも充分楽しかった。

 

と、そうするうちにレクリエーションも終わりいよいよ最終種目のトーナメントが始まった。




なんというか、次のトーナメントをどう書くか不安です……

でも、まぁ、出来るだけ原作の良さを残しつつオリジナルを加えていきたいですね(←無理)

14を上手くかけてるかも不安です……

ですが!!!

これからも頑張ります!


誤字脱字、感想……待ってます!!








待ってますよ!!!!!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。