希望の象徴   作:英雄願望

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ありがとうございます!
まだ5話目ですが今後ともよろしくお願いします!
今回は普通科の話です。
原作では描かれないので参考がありません。なので自分で勝手に作りました。原作見落としの可能性もありますがよろしくお願いします!


5.雄英入学!

「今年、1年C組の担任をする事に──」

 

今日は入学初日。

出久は普通科のCクラスになった。流石雄英、普通科の担任までプロヒーローだ。ヒーロー科には落ちたけど雄英に通えること自体が凄いんだなと改めて思った。

 

先生が軽く自己紹介してから入学式をする為に体育館へ集合した。

 

「では、まず校長先生から──」

 

こうして入学式が始まった。予定では9時から10時半その大半が校長先生の話だった。それに、ヒーロー科A組が居なかったが、何かあったのだろうか?

 

出久は知らなかった。A組は軽はずみな言動で1人、既に居ない事を……

 

 

 

漸く入学式を終え再度教室に戻り、ガイダンスをするのだが、その前に生徒の自己紹介が始まった。

 

「そんじゃあ、自己紹介してもらうぞ!簡単に、出身中学、名前、好きな物、あとは嫌ならいいが“個性”とかかな?最後は雄英に入っての意気込みで行こう!よし、出席番号1番からいくぞ〜」

 

出久は15番。時間はまだある、前の人の自己紹介を参考にすれば浮くことは無いはず!

 

「えっと、神岡中学から来ました。騰理 融斗(あがり ゆうと)です。好きな物は辛いものです。“個性”は触れた物の温度を変えます。皆とは仲良くしたいです。よろしくお願いします!」

 

パチパチパチパチパチパチ〜

慣れている様に手際よく終わらせてた。

 

「んじゃ。2番よろしく〜」

 

「は、はい!えっと、絵出 有観(えだし ゆみ)です。中学は浜島中学です。えっと、好きな事は絵を描くことです。“個性”は書いたものを絵の中から出せます。よ、よろしくお願いします!」

 

パチパチパチパチパチパチ

多少詰まっていたがしっかりと自己紹介を終わらせていた。

 

「うし、よし3番行こ──」

 

……………………

 

………………

 

…………

 

……

 

 

パチパチパチパチパチパチ

 

「次は15番よろしく!」

 

遂に順番が回ってきた。“個性”とか無いし、言いたくないしけど、皆ちゃんと言ってるし……

 

出久が出した結論は

 

「寺折中学から来ました。緑谷出久です。好きな(ヒーロー)はオールマイトです。“個性”はないですがヒーローになりたいのでヒーロー科行けるよう頑張ります」

 

馬鹿正直に言う。これが結論。どうせ隠したところでバレるんだから隠すだけ労力の無駄だ。

 

「え?“無個性”?なのにヒーロー志望?」

 

「“無個性”だから普通科(ここ)に来たんだろ?」

 

「でも、カッコよくね?無個性なのにヒーローとか夢あるじゃんw」

 

「夢見過ぎだろ。“無個性”でヒーローに成れるんだったら苦労しないぞ」

 

 

拍手は来ず、疑問、戸惑いの声が浮き出ていた。

 

あ〜。浮いたな……

 

周りの反応は中学の奴らとさほど変わらない。しょうがない所もあるが彼らにとって、僕は変人扱いになっただろう。

 

そこからどんどん時間が進み全員が自己紹介が終わった。

 

「よし、全員回ったな。次は学級委員長をキメるぞやりたい奴いるか?」

 

「はい!」

 

「はい」

 

「はぁーい!」

 

「はーい!!」

 

「はぁい!」

 

どんどん手が挙がりそして、上げていない者が居なくなった。

 

「全員か……意欲的なのはいいが定員は2人だ!」

 

雄英高校に入るのは普通科ですら難しい。入れるのは中学時代トップレベルの成績を取っていた者達。必然的に真面目が集まるが、それだけでは無い。

 

雄英で学級委員長をやっていた。

 

これが欲しい者が大半だろう。

最高峰の学校でクラスの皆を纏め上げていた。こうなれば将来、就職するにせよ、大学へ進学するにせよ、自分の価値を更にあげることが出来る。生半可な気持ちで雄英に来る者が居ない為こうして全員が立候補しているということだ。

 

こうして、1年C組は怒涛のジャンケン大会が開催された。

 

……………………

 

………………

 

…………

 

……

 

 

「お〜5人も残ったか。よし、お前らジャンケンして残った2人が学級委員長な。ただし、ここは雄英。人を傷付けないなら個性使用も許可する。」

 

おぉ〜!!!

 

勿論出久も5人の中に入った。

 

やはり、中学とは全然ちがう。些細なことでも全力で取り組ませるのは雄英(ここ)ぐらいだと思う。と言っても人を傷付けない尚且つ、ジャンケンに勝てる。そんな都合がいい“個性”なんてあるわけないじゃん。

 

と思考を巡らせている間に勝負は始まっていた。

 

 

「お前らは俺に負ける」

 

「はあ?まだやってないから分からないだろ?」

 

「ここに来たからってまだやれるとは限らないぞ?」

 

「なら、白黒はっきりさせよう!」

 

「ブツブツブツブツブツブツ…………」

 

1人の発言。それに反応する3人と1人ブツブツなんか言ってる(出久)

 

もう、勝負は決まった。彼、心操 人使(しんそう ひとし)はそう確信した。

 

「お前ら、グーを出せ」

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

「ブツブツブツブツ……?」

 

え?グー出すの?なんで?……あ、最初はグーだもんね。壮絶な勘違いで自己完結した出久もジャンケンに参加する。

 

 

「最初はグー。ジャンケンポン」

 

先生の合図で始まった。

 

「よし……は?」パー

 

「……」グー

 

「……」グー

 

「……」グー

 

「勝った!」パー

 

勝ったのは出久ともう1人心操人使。彼の“個性”は洗脳。彼の問に答えると洗脳される。ジャンケンでは、“個性”に使用が可能な為心操の一人勝ちかとと思われたが、結果は出久と2人勝ち。心操自身も驚いた。

 

その後、軽く挨拶をした後ガイダンスが始まった。

 

 

休み時間では、皆それぞれクラスに馴染もうと、盛り上がっていた。出久も例外ではない。

 

「や、やあ、心操君。よろしくね」

 

出久の隣は幸運にも同じ学級委員長の心操だ。出久も流石に1人になるのは嫌で話しに行った。

 

「えっと、緑谷だな」

 

「うん。よろしく」

 

「あぁ。」

 

「心操君の“個性”凄いね。(ヴィラン)を無力化が出来て、戦闘になりにくい。とてもヒーロー向きの“個性”だよ」

 

「は?」

 

「え?」

 

ヒーロー好きじゃないのかな?

え、どうしよう。今考えてみれば、雄英に来たからと言って全員がヒーローになりたいとは限らないもんな。

 

「え、ごめん。気に障ったなら謝るよ」

 

「あ、あぁ、別にそういうのじゃないだ。俺の“個性”見てヒーロー向きとか言うやつが初めてでさ。俺の“個性”を見るとまず悪用を考えるからさ」

 

「“個性”にヒーローも(ヴィラン)もないよ。個性の持ち主がそれをどう使うかだよって思う。それに羨ましいよ。僕は“無個性”だからヒーロー志望だけど相変わらずみんなにバカにされそうだし」

 

この時、心操人使の中で出久の評価が上昇した。

 

「マジで“無個性”なんだな。てっきり、俺らを欺く嘘だと思ったのに。」

 

「まぁ、“無個性”ってこと自体珍しいからねしょうがないよ」

 

「って、言ってもそう割り切れるものじゃないだろ?」

 

「まぁね。だからヒーローを目指してるって部分もあるよ」

 

会話が弾み最初の不安が嘘のようになってきた。

 

「俺らも混ぜてよ」

 

そう言ってきたのは1番の騰理融斗だ。その後ろには5番の鬼島 業火(きじま ごうか)と12番の滝川 創太(たきがわ そうた)3人は同じ中学で鬼島君は委員長を決めるジャンケンに最後までのこった5人のうちの1人だ。

 

「えっと、騰理君と鬼島君と滝川君だよね?」

「お!俺達の名前もう覚えたんだな!えっと……」

 

「緑谷出久よろしくね」

 

「そうそう、緑谷出久!俺のことは業火でいいよ」

 

「それじゃ業火君で」

 

「それなら俺も創太で」

 

「俺も融斗でいいよ。よろしくね人使君に出久君」

 

「よろしく」

 

「あぁ、こちらこそ」

 

それから業火は心操にジャンケン大会の事を問いただしたり、皆、ヒーロー科落ちて普通科に来たとか色々な事を喋っていた。そんな感じで一日が終わった。




原作でも普通科の生徒を描いてるのって、心操人使だけだと思うんですよね。普通科の人クラスあたり、何人いるか知らないので25人としときます。もし、原作に定員数が判明しているならば、そこは、原作改変ってことで御容赦ください。
感想、アンチ、アドバイス、お待ちしております!

USJ編普通科生徒誰を連れていく?

  • 出久だけ
  • 出久と心操だけ
  • 出久と1人(ランダム)
  • 作者に任せる
  • 騰理、滝川、鬼島、出久、心操を連れていく
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