兎の姫と翼のない人間   作:604技術開発隊

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さて、翼のない人間を知ってるかい?
え?人間に翼なんてないだろって?
翼をくださいでも歌ってろって?
酷いなぁ……まぁ、普通はそんな反応が返ってくるのは当たり前だから気にしないで続けることにしようか。
言い方を変えよう。イカロスを知ってるかい?
いや、マンガじゃなくて神話の……それはよかった。
それを現実にしようとする人間がいて、“翼のない人間”が造られた訳。
え?イカロス現実にしようとしてなんで“翼のない人間”造ったのかって?
いや、私が造ったわけじゃないんだけど……まぁ、いっか。
イカロスも元々翼のない人間だったのは知ってると思うけど、つまりそうゆうこと……
“翼のない人間”をイカロスにすることが“イカロスの翼計画”だったというわけ……
で、その造られた“翼のない人間”が、この話の主役である彼なんだけどここまで大丈夫かい?
え?私が誰なのか気になるって?
ん~………脇役かな……話には深くも浅くも関わらないしねぇ
そうそう、私がこうして話をするのは前書きにあたる部分のみだからあとは本編を見て後書きに登場する私の小話を聞いてくれると有り難いかな……それであわよくば……
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話が脱線したね……すまない
さて、こうして話てたら少し私も彼の物語をもう一度見てみたくなった。
ちょっとだけ同行させてもらうけど構わないよね?
よし、じゃあ物語の最初にGO!GOGO!

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とある施設に不穏な動きあり……
白衣を着たスタッフが行き交う施設の重要そうな部屋……そこには1人の少年がカプセルの中に浮かんでいた……

「……翼なき人間、98%……もうすぐです」

「……そうか」

如何にもな風貌の男達……
白衣のスタッフは更に動きを早めカプセルに注意を注ぐ

「長かったが……世界はすぐに私のものだな」

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あ、そうそう……彼はすんごいカマセだから覚えておかなくても良いよ
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「成長し自身を最強の兵器とするように設計されてありますもんね……」

「ああ、そして失われた翼を取り戻したとき……」

「「世界は私達のモノ!!!」」

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二度目だけど彼らの出番は多分これくらいだから覚えてなくても大丈夫だよ
===本編へ==================


1.研究所は暇なので抜け出します

「相変わらず暇だ……この研究所どうなってんだ?」

 

と、ため息をつくのは誕生して早くも2年が経過しようとしている翼のな……イカロスである

ちなみにここには過去のように白衣を着たスタッフもあの男もいない

存在していないと言った方が正しいのか……

 

「ハァ……こうなるんだったらヤる前に出口聞いといた方がよかったか……」

 

最早死人に口ナシ……原型を留めていなければ尚更といったところか……

 

「………いっそのこと壁を……いや、ここは俺のネジロだからな……壊すのはチト惜しい」

 

ちなみに彼はかれこれ一年半こうしている

 

「今日はこれでやめとくか……」

 

そうしてダラダラと彼が向かうのは彼のお気に入りの部屋……

 

「………へェ……トマホークミサイルねェ……」

 

なぜあるのか疑問だが兵器に関しての資料室……これが彼のお気に入りの部屋であり、武器開発のガレージである

 

「マスドライバーか……造ってみるか」

 

こうして10秒後には彼のウェポンラックにマスドライバーが追加される。

 

「…………造っても使う機会がないからなぁ……やっぱり壁にアナあけるしかないか……」

 

そしてイカロスは壁が薄そうな所を探し施設内を走り回った

 

==イカロスside===============

 

……数分してようやく薄そうな壁を見つけた

 

「殴って無理そうだったらC4使うか……」

 

こう見えて俺の拳はやろうと思えば下手な合金より固くなる

これで壊れないモノはない……多分

 

「よいしょぉお!?」

 

殴ろうと近づくと突然壁が横に動いた

自動ドア………盲点だったと言うか……残念と言うか……

 

「………出るか……」

 

とりあえず外に出ることにしよう。

それで世界観光ってやつを楽しんでみるか……

 

「………夜ってやつか」

 

暗い……まぁ暗いってのにはなれてるんで辺りはよく見えるし空ってやつがキレイだと思うしで残念だとは思わない

 

「……とりあえず歩くか」

 

山ってやつの中なのか木が生い茂っている

とりあえず街って所まで行ってみるか

 

「へへ、楽勝楽勝……ん?」

 

「グルル……」

 

知ってるぞ……こいつは熊ってやつだ

賢いやつもいるらしいが……こいつは……

 

「ガァァァァア!!!」

 

「……威嚇ってやつ?」バキィ!!!

 

近くの木を殴って折る

なかなかに大木だったようで倒れた音が重く大きい

 

「グルッ………」

 

「成程……お前は賢い熊か……」

 

熊が腹を見せる……たしか服従のポーズだったか……

 

「よし、俺を乗せて下山しろ……まぁ、お前は人里までは行けないだろうし行ける所までで良いぞ」

 

俺の言葉を理解したのか背を低くして静止する熊…………本当に賢いな

 

「よし、んじゃまぁGO」

 

===数分後=================

 

「熊ってのは脚速いんだな……」

 

「グルルル……」

 

「ん、おお、じゃあとりあえずここで解散な」

 

「グルッ」

 

熊はあっという間に山奥へと消えた……速い……

 

「さて、予想以上に早く人里なわけだが……どうするか……」

 

適当に歩いて何かエンカウントするのを待ってみるってのも手だな……

 

「……歩くか」

 

ただひたすら歩いてみることにした……




え?どう考えても抜け出したんじゃなくて脱走?
あ~………私は嘘つきではないのです間違いをするモノなのです……
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