と、言うのも先日困った知らせが全世界に広まり、それで篠ノ之妹がIS学園に入ることになり、兎から頼み込まれてしまったのである。
「イカロスお願い!!!IS学園に特別生徒として入園して!!!」
とね……
兎が俺をあの妙なあだ名で呼ばず、イカロスと呼ぶときは大抵本当に困っている時。
真面目にお願いされているのに断るわけにもいかない。
仕方なく了承すると同時に面倒なことが山積みになってきていることに気づき、溜め息をつくしかなかった。
面倒なこと……というのもISに関する新しい教科書の作成を依頼されていたり、要人保護を解いたんで不埒な輩を自動で掃除するアンドロイドの開発をしていたりと……
あとこんなISを開発するので許可を!!的な書類……
こんなの本気出せば一瞬なんだが本気になるのが最早面倒で……
面倒面倒……ん?
あ、また翼……
〈information!!! 第四の翼 無の翼を取り戻しました〉
成程、これでダルルーンとしてたのか……
能力は………マルチエネルギー砲(マルチパルプルスとも言う)ね……
で
「特別生徒ってそーゆうことね……」
何のどこが特別なのかと思ったら
1.生徒ながらも教鞭を振るわなければならない
2.織斑千冬のアシスタントである
3.副担任の山田先生の手伝いをすること
4.(これは兎からのお願い)織斑弟がピンチの時に助けてあげてほしい
以上。
ここまで色々要求されて黙っているわけにもいかないので、兎には再度トマホークを押し付けつつお願いをしておいた。
「面倒を………起こすなよ?」
以上。
すると兎は織斑弟を守ってくれる?とか抜かしやがったので、4番目の要求を見てみろと、小一時間正座させておいた。
身に覚えがないとか言ったので更に小一時間正座させた。
途中なぜか千冬が通りかかり、面白そうに正座している兎の脚をつついた後、満足そうにどこかに行ってしまったのだが………なんだったんだ?
まぁ、そんなこんなで入学式。
俺は空気を読んで楽しそうに会話している織斑弟と篠ノ之妹の斜め後ろの席でのんびりしている。
この二人の結婚式の仲人は勿論俺だ……別の奴が立候補したら譲るがね。
で、篠ノ之妹と一緒のおかげか、会話が楽しいからか、織斑弟は視線をあまり感じていないらしい。
俺としては嬉しいかね、あまりあいつには窮屈な思いをさせたくはない。
ま、あいつ大ボケかますんだけどな。
===本編へ===================
「織斑一夏です」
さて、どんな挨拶をかましてくれるのかねぇ・・・
「以上です」
思ったより急所に重い挨拶だな・・・ん?
「挨拶もろくにできんのか」パンッ
「な、何で千冬ね「織斑先生だ」パンッ
「お~う千冬じゃね~か・・・そういやここの教師なんだったけなお前・・・っと」
突然千冬が攻撃してきたので反らし反らし避ける
勿論着席したままだ
「ははは、そんなんじゃ俺の(本気を出せる)女に相応しくないぞ~」ススス
「ええい、まだだ!!!」ブンブンブン
一層攻撃の正確さも速さも増すが、こんなの遅い遅い・・・
「ははは、ついでに自己紹介のお手本な、坂本 鐸楼 最近の趣味は特撮番組の撮影ね、日曜日の朝8時に仮面ライダーウィング放送してるよ~え?番宣じゃないかって?番宣だぜぃ」ススス
「お前は~!!!」ブンブンブン
「ははは・・・・・・こら、話しが進まないからもう止めなさい」
千冬の手首を掴み引き寄せ拘束する
勿論座ったまま
「また負けた・・・・・・」ズーン
普段通り千冬は落ち込んでしまう
話が進みそうにないな・・・・・・仕方ない
「はい、じゃぁ山田先生」
教室の前に立ち、千冬の代わりをする
「ん、何でここに俺が立ってるのかは疑問だろう。俺はこれで一応教師扱いなんでね・・・・・・特別生徒なんだとさ・・・・・・で、自己紹介、織斑弟の次からな」
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「こ、ここまでで質問ありますか?」
察しの通り今は授業中・・・・・・
俺は今現在凄い暇だ。
授業内容はISに関するモノ・・・・・・俺はISの設計図なんかを全て記憶し理解している所謂ISの親父だ。
言うまでもなく暇。
・・・・・・俺が親父なら兎は母親か?・・・あいつが母親って似合わないな
「織斑くん、わからないところがあったら遠慮なく言ってくださいね」
ふ、問題あるまいさ
電話帳みたいな参考書は捨てたが代わりにわかりやすく要点をまとめた薄い参考書を渡しておいたからな。
「は、はい、大丈夫です!!!」
うんうん……
ちなみに山田先生は俺についてよく知ってるらしく、こちらをチラチラ見ながら解説が間違ってないか伺っているらしい。
大丈夫です、間違ってませんよ。
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このクラスの生徒は察しが悪いのか頭が悪いのか俺のことに気付いていないらしい。
悲しいねぇ、教科書の著者欄も見てないのか……
と、言うのも今現在俺と織斑弟は妙な女に絡まれている。
「いや、君が誰なのか知らないし」
「まぁ!?イギリス代表候補生であるこの私を知らないのですか!?」
「いや、そりゃ知らんだろ……こいつが知ってるIS乗りなんて自分の姉くらいだろうしな」
「そうですけど……改めて言われると何か……」
「ははは、まぁ、姉弟愛が強くて結構なことだ」
「鐸楼さん、教えてもらえませんか?」
「ん?俺もあんまり知らんぞ?……ドイツの代表候補と中国の代表候補程度だな」
「中国の?」
「聞いて驚くなよ?なんとあの鈴が代表候補だ」
「ほ、本当ですか!?」
「おうマジマジ……」
「てかどうして知って「私が話をしているのですよ?」っおわっ居たのか……」
「そりゃ居るだろ……お?千冬じゃん、もう授業?ご苦労様だぜぃ」
「坂本、後で覚えておけよ……早く席に着けお前達」
「ま、またきますわ!!!」
「……なんだありゃ」
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「坂本、お前も試合に出ろ」
「……ん?何故?単細胞の相手するの嫌なんだけど」
「……お前は日本国代表だ」
「え~……新兵器の試験して良い?」
「良いだろう」
「やったね!……んじゃ、お前ボコボコな」
とりあえず準備があるので教室を出て整備室へ向かう
ついでに事の起承転結と蛇足を五行で解説しよう。
千冬のオチャメなド忘れ
クラス代表を決めるが織斑弟で問題ないな?
異議あり極東の島国で後進的でどうこう
じゃあお前ら試合して決めろ
男が女に勝てる訳ないじゃんプゲラ
以上……何か俺はついでに試合することになった。
まぁ、最新兵器を試せるから構わんがね。
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「あの~織斑先生……」
「どうした?」
「坂本君ってISに乗れないんですよね?」
「そうですよ先生、戦えるわけないですよ」
「なのにどうして試合を?」
「教科書も見れんのかお前達は……著者欄をみろ。そして山田先生、ISの設計者と開発者の名前をそれぞれ言ってみてください」
「あ、はい!えっと……設計は篠ノ之 束、開発は坂本 鐸楼……つまり坂本君です。両者は日本産まれの日本国籍、坂本君の開発した多くのISは専用機として使用されています。代表的な物は織斑先生の使用していたISですね」
「ありがとう山田先生、つまりお前達とオルコットはISの両親に喧嘩を売った……と、いうことだな」
本人の預かり知らぬ所で話が大きくなっている……
イカロス、御愁傷様である
…………やぁ、君か
アンケートをやってるみたいだからそちらに行ってみるのも面白いかもしれないな。
内容はくだらないものだが、そのアンケートで過去がどう左右されるのか、面白いとは思うかな。
私は少し寝るとするよ……
次回は多分仮面ライダーウィングゼロの復活なんじゃないかな?
じゃ、おやすみ……次君が来たとき私が寝てたらかまわず過去の物語を再開させるといいよ。