バカ達と双子と学園生活 Take2   作:天星

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戦いを終えて

 翌日の朝の事だ。

 

「今日も一番乗り……じゃないだと!?」

「……よぉ、剣」

「雄二、何があった? 何故こんな朝早くから学校に来ている!!」

「それはブーメランなんだが……まあいいや。

 寝ていたらな、ふと悪寒を感じたんだ」

「悪寒?」

「ああ。このままここに居たらマズい。そういう悪寒がな」

「いやに具体的な悪寒だな」

 

 これもブーメランだがな。

 

「恐らくは翔子が来そうだったんだろう。

 俺は即座に登校の準備を始めて一目散に逃走した。

 それが俺がここに居る理由だ」

「……そうか。

 何というか……霧島ってそんなキャラだったのか?」

「……ああ。奴をどうにかしなければ俺に安息の日々は訪れない……」

 

 どうにかするったってなぁ……

 試召戦争の事は試召戦争で片付けるしか無いだろうな。

 

「……剣、次回の戦争では必ず勝つぞ! 俺の尊厳の為に!!」

「まぁ、面白そうだから協力してやる。

 姫路抜きで勝つってのも面白そうだからな」

「そう言えば振り分け試験の再試があるんだったか。

 姫路が抜けるのは痛いが、まぁ仕方ないか」

 

 元々ここに居る方がおかしいからな。それが元に戻るだけだ。仕方ない。

 しかし、霧島か。少し様子を見ながら、適宜手を打つとしよう。

 

 

 

 

 

 

 そして、数日後の事だ。

 

「剣! これを見てくれ!!」

「どうした雄二。これは……」

「振り分け再試験の結果だ!

 1人だけ、Aクラス行きらしい!」

「? 何を言ってるんだ。そんなの当たり前だろう」

「当たり前だが当たり前じゃないんだ! とにかく見てくれ」

 

 雄二がうるさいので紙を受け取る。

 確かに、Aクラス行きが1名。それ以外はFクラス。

 だが、その生徒の名前は……

 

「……三宮(さんのみや)銀太郎(ぎんたろう)、だと?

 姫路ではないのか!?」

「ああ。そうだ。姫路ではない」

 

 紙をよく見てみると姫路は名前の書き忘れで0点になっているようだ。

 凡ミス……ではなく意図的なものかもな。Fクラスに、明久に恩義を感じていた姫路なら残ろうとしても不思議ではない。

 それだと明久が頑張った意味が無くなるんだが……まぁ、本人がそうしたなら別にいいか。

 

「しかし、何者だ? この三宮というのは」

「アイツだ。ほら、狂ったように勉強と二宮金次郎を讃えていたアイツだ」

「……アイツかぁっ!!!」

 

 目を閉じて、耳を澄ませば鮮明に思い出せる。

 『シュミはベンキョウ! ソンケイするヒトはニノミヤキンジロウ!!』

 そんな、不気味な声を。

 

「鉄人……一体何をしたんだ? ただのFクラス生徒をこの短時間でAクラスに押し上げるって相当だぞ!?」

「知りたくもあるが……知りたくないな」

「……まぁ、いい。停戦期間は3ヶ月間だ。

 それが終わったら……全員まとめてぶっ倒す!」

「そうだな。相手が誰だろうと関係ない。

 俺は俺の尊厳の為にも、翔子を倒す!」

 

 停戦が終わった時、どんな物語が紡がれるのか、非常に楽しみだ。






「かなり短いが、以上だ」

「その分他の話が長かったという事で手を打ってもらいましょう」

「とりあえずここまで書いたわけだが……2章の清涼祭編は全く書けてないようだ」

「一か月近くあったのに……」

「何気に他の作品とかも書いてるからな。
 筆者も社会人になって学生時代ほど自由時間も少ないしな。
 まぁ、そう遠くないうちに続きを出すはずだ。のんびりと待っていてくれ。
 気付いている人は気付いているが、ちょうど1年ほど前からツイッターなんかも使ってるようだ。もしかしたら執筆の進捗を呟いたりするかも」

※天星のユーザーページにツイッターへのリンクを載せてあります。
https://syosetu.org/user/39849/


「では、また次回お会いしましょう!」
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