スペリオンズ~異なる地平に降り立つ巨人   作:バガン

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モエルキセキ おわり

 ヴァドゥラムの間髪入れない砲撃が、スペリオンを襲う。

 

 『ハッ!セイッ!』

 

 一発一発が大地を抉るほどの威力のそれを、スペリオンはその手で弾く。

 

 『グルルルルルォ!』

 

 『シャロンだってその気なんだ、もう手加減はしない。トワッ!』

 

 まずは火力を削ぐ必要があると見た。絶えず炎を吐き出す背中のキャノンを掴み、引きはがしにかかる。

 

 『グォオオオ!』

 

 そうはさせまいと、ヴァドゥラムも身を捩って抵抗する。それにスペリオンは振り落とされる。

 

 「アイツ・・・。」

 「アキラ!」

 「アキラさん!」

 「おう、みんな。」

 「あれ、ガイが戦ってるんだよな・・・。」

 「ああ。」

 

 その巨大な姿を、アキラは初めて傍から見たことになる。

 

 あまりにも泥臭い、乱雑なラフファイトだ。だが、相手の弱点を突く的確な攻撃を心掛けているのが、ガイらしくもある。

 

 『ウラァアア!』

 

 スペリオンは、一旦距離をとって慎重に見定める。パワー対決では相手に分がある以上、正面切って戦うのは危険。やはり武器を奪ってしまいたい。

 

 『まず足を狙うか!!』

 

 将を射んとするならばまず馬を射よとは、昔からよく言われている。パワーがある分鈍重な動きを、さらに足止めできるなら、きっと有利に立ち回れる。後はその方法だが・・・。

 

 『グワォオオオオオ!!

 『おっと、その砲火をそのまま利用させてもらおうか!マーブルミラー!』

 

 半球状のバリアを両手のひらから放つと、ヴァドゥラムの溶岩砲を防ぐ。攻撃を浴びる度、半球の膜は伸びていき、ついには完全な球となる。

 

 『お返しだ!マーブルリフレクション!』

 

 吸収したエネルギーをレーザービームに変換。球から放たれた熱線が、ヴァドゥラムの足を焼く。

 

 「なんて技だ・・・。」

 「今度のスペリオンはすごい技の持ち主だ!」

 

 後にガイが語るところによると、アキラのスペリオンは肉体の能力にパラメータを振っているため反面光線技に柔軟性がないと言う。光線を出すイメージが、アキラには足りないという。

 

 ともかく、スペリオンの攻撃によって、ヴァドゥラムは足に大きなダメージを受け、膝をついた。こうなればキャノンを構えることは難しくなる。今がチャンス!

 

 『んで今度こそ、キャノンを壊す!』

 

 キャノンの仰角の、さらに上から飛び蹴りを放つ。重力加速と質量に物を言わせたキックは、キャノンを大きく破損させることに成功する。

 

 『ギョワァアアアアアア!』

 

 『これで、終いだ!!』

 

 大きく歪んだキャノンを、さらに手刀で根元を切り落とし、完全に破壊する。

 

 『よし!』

 

 乱雑に投げ捨てられた残骸が、大きな音を立てて崩れる。形を保っていたエネルギーが発散され、骨のような物体に姿を変える。

 

 『やはり、骨がダークマターと一体化しているのか。』

 

 骨髄にまで沁み込んだダークマターが、エネルギーを求めた体を動かしている。もはやダークマターに生かされているという状態だ。

 

 おそらく、以前の噴火を抑えるために、レオナルドはその体にマグマを吸収した。だが、そのせいで一気に地中のダークマターも溜め込んでしまい、今こうなっているというわけだ。

 

 『爆散させるのも難しいか・・・。』

 

 そんなことをすれば、ダークマターがまき散らされ、噴火とは比べ物にならない未曽有の被害をもたらすだろう。何より、命を懸けた英雄にそんな無残な真似はさせられない。

 

 『・・・よし!』

 

 『ヴォアアアアアアアアア!』

 

 ガイは一つ決心する。一方目の前ではヴァドゥラムの腹が大きく開かれる。中からは煮え滾る溶岩のようなエネルギーの塊が迸っている。

 

 「あ、熱い・・・。」

 「これ、ちょっとヤバいんとちゃう?」

 

 同時に、周囲の空気の温度も上がり、陽炎が立つ。満ちるに満ち、張られるに張られた、マグマエネルギーの爆弾と化した。

 

 『吐き出し尽くせ!お前のダークマターのすべてを!』

 

 そんな逆境に反して、スペリオンの、ガイの精神状態は絶好調だった。文字通り、何でも出来てしまうと思えるほどに。色々と吹っ切れたというのもあるのかもしれない。

 

 後にガイが振り替えると、それは半ば『死んでもいいや』という諦めでもあったという。自分がスペリオン、人ならざるものという事が、エリーゼにバレてしまったこと。やはりどうしようもなく、ガイの知っていたアキラは死んでいるんだという事実。それらを鑑みて色々と嫌になっていた。

 

 『ヴァアアアアアアアアアアアア!!!』

 

 『・・・マーブルウォール!』

 

 ヴァドゥラムの腹から発せられる極大溶岩熱線を、スペリオンの光の壁が阻む。威力は背中のキャノンの比ではないが、それでもスペリオンは身動ぎ一つしない。

 

 『グググ・・・グワァアアアア!』

 

 『くっ!』

 

 それに業を煮やしたのか、ヴァドゥラムは一層熱線の威力をあげる。キャパシティオーバーしたのか、光の壁も爆散する。

 

 「スペリオン!」

 「どわぁああああ!」

 

 爆炎が天を焦がすほどに立ち上がる。だが、その炎が円を描いて収束していくと、中央にはスペリオンが無傷で立っている。

 

 自身の全てを込めて、確実に殺せると確信していたヴァドゥラムには、少し考えが足りなかった・・・というのは酷な話だろう。

 

 両腕を回して、エネルギーを纏めあげる。続いて陰陽を描き、磁性を反転させる。手のひらを顔の前で交差させて重ねると、攻撃の準備はすべて整う。

 

 『お返しだ、スペル・マーベラス!』

 

 重ねた手のひらを左右に大きく開くと、弓なりのエネルギー波が放たれる。

 

 『グォアアアアアアアアアアア!!!』

 

 この威力に耐えられるものは、もはやいないだろう。

 

 「やった・・・。」

 

 先ほどスペリオンを巻き込んだものよりも、さらに大きな爆炎が天を覆う。

 

 『さて・・・仕上げだな。』

 

 ☆

 

 自分自身が放ったエネルギーを纏めて返され、ヴァドゥラムの意識は吹き飛ばされていくその瞬間、ヴァドゥラムの意識は過去へと還っていく。

 

 『卵』から孵されて、右も左も判らぬままに外の世界へと踏み出したときのこと。

 

 見る見るうちに自身の体が大きくなっていき、身を隠すための『殻』を求めたこと。

 

 その時初めて、知性を持った生命体、人間に会った。

 

 それからは、その人間たちと一緒に旅をした。海を越え、山を越え、いつしか本能を越えた知性が、彼の中には芽生えていた。

 

 『レオナルドー!』

 

 『ごはんの時間ですよレオナルド!』

 

 『レオナルド、苦しくはないですか?』

 

 『おやすみなさい、レオナルド。』

 

 同時に芽生えた、この感情はなんだろう。自分よりも小さなこの人間から投げかけられる、この暖かな思いはなんだ?

 

 いつしか彼、レオナルドはそれが好きになっていた。

 

 その幸せも長くは続かない。

 

 何故か今まで以上に大きくなってしまった。体が熱い。まるで燃えるようだ。

 

 しかし、彼女はそんな自分を変わらず愛してくれた。

 

 危険を察知したとき、本能のままに地下へと潜り、マグマを吸収した。

 

 それと同時に自分が自分で無くなっていく感触。

 

 けれど後悔はしていない。彼女を守れたのなら、それでいい。 

 

 レオナルドは、満足したようにゆっくりと目を閉じた。

 

 

 『まだ、終わってねえぞ!!』

 

 彼の心に、力強い声が響いた。闇に沈んでいく心が、光の手に掬われる。

 

 

 ☆

 

 

 「あれは、一体?!」

 「光が一点に集まってく・・・?」

 

 ヴァドゥラムは爆発した。しかし、スペリオンの戦いはまだ終わらない。爆炎が渦を巻いてスペリオンの手に集まっていく。

 

 『おおおおおおおお・・・ふんっ!』

 

 光を握りしめ、1つの点に収束すると、スペリオンの額のクリスタルが輝く。

 

 『リライブ!』

 

 スペリオンの額から手のひらに光線が伸びる。その様子を多くの人々が見守っている中、光が止まるとスペリオンは動き出す。

 

 「スペリオンが、こっちへ?」

 

 出来上がったものをシャロンの元へ運び、地面に降ろしてやる。

 

 「あれは・・・まさか・・・?!」

 

 スペリオンが置いたのは、人間の手のひらサイズの円盤。それへシャロンは駆け寄ると、拾い上げて確信する。

 

 「レオナルド!まあこんなに小さくなって!」

 

 『クゥ!』

 

 甲羅から小さな首を伸ばすと、嬉しそうに悶えた。

 

 最初に出会った時には、教室を背負うほどのサイズだったのに、今は縁日のゼニガメほどの大きさにまでなっている。

 

 「ありがとう!ありがとうございますスペリオン!」

 

 スペリオンは語らない。けれど、その微笑みが、雄弁に語っていた。

 

 誰もがその奇跡の場に居合わせ、そして目の当たりにした。

 

 「神の御業か・・・。」

 

 誰かが口にした。あるいは誰もがそう思ったであろう。

 

 後光が差すかのように、陽も昇ってその肢体を照らした。

 

 

 ☆

 

 

 しばらくして、奇跡の時間が過ぎ去ったころ。ガイは元の姿に戻っていた。

 

 「お前、何をしたんだよ!」

 「なにって、爆散した体を一つに戻して、生命を与えた。」

 「なんじゃそりゃ!」

 

 そして何のてらいもなくガイは投げかけられた質問に答えた。

 

 「でも本当にびっくりしましたわ!まさかレオナルドが帰ってきてくれるなんて。これなら、一緒に学園に帰ることも出来ますわ!」

 

 『クゥ!』

 

 シャロンは本当に嬉しそうにしていた。だが、苦い顔をしているのが1人いる。

 

 「・・・ははっ。」

 「なんだ、アキラ?」

 「とんだ茶番だな。」

 「何がだよ?」

 

 アキラがとても複雑そうな表情で言い捨てた。

 

 「茶番?」

 「そうだよ、今までの苦労や経験を全部ふいに出来る程の力が、お前にはあったんじゃないか。これじゃあ、俺が頑張ってたのも何の意味もなかったってことじゃないか!」

 「アキラ、何言ってんだよ?」

 「俺は、俺は何のために今までお前と戦ってきたんだよ!俺が居なくても、最初からお前は完璧なスペリオンだったってことだろ!」

 

 完璧。自分よりも上手く戦い、奇跡を起こした。

 

 「そんな力が、俺にあったなら・・・!」

 「アキラ・・・俺は・・・。」

 「・・・やっぱり、お前とはもう戦えない。」

 「そうか・・・。」

 

 アキラは、皆の視線から逃れるようにその場を後にした。

 

 「おい、アキラ!」

 「放っておいてやれ。」

 「ガイ・・・でもいいのかよ?」

 「よくはない、けど、今呼び止めたところで何の解決策もない。」

 

 ガイも小さく息を吐いてその場を後にしようとする。

 

 「おい、ガイもどこに行くんだ?」

 「俺も、ちょっと一人にさせてくれよ・・・色々疲れた。」

 「そ、そうか・・・。」

 

 そのどちらの背中にも、等しく哀愁が漂っていた。

 

 「かといって、放ってもおけないよな?よっし、エリーゼ、ガイを頼む。俺はアキラの方をなんとかするから。」

 「なんとか、って何を?」

 「なんとかはなんとかだ。エリーゼの言う事なら、ガイにも効くだろうし。頼んだぜ!」

 「ちょっとドロシー?!もう!」

 

 ともかく、エリーゼはガイの後を追った。

 

 「いた。」

 

 別に何をしているともなく、ガイは1人瓦礫の街に佇んでいた。

 

 「ガイさん?」

 「うん?エリーゼか・・・。」

 

 その横にエリーゼは並ぶと、ガイと同じものを見る。灰燼と化した廃墟だけが並んでいる。

 

 「なにをしていらしたんですか?」

 「いや、考えていた。この街も元に戻したほうがよかったかなと。」

 「そんなことまで出来たんですか?!」

 「出来る、だがそうしたものかなと。」

 「何故?」

 

 とんでもない力だが、ガイは心底悩んでいるようだった。

 

 「なんでもかんでスペリオンが解決してしまったら、人間の可能性の芽を摘み取ってしまうことになるんじゃないかと思ってな。」

 「可能性?」

 「街の復旧には、ヴィクトール商社も協力するという事になっていた。そうなった方が、後々発展には繋がるだろうし。」

 「確かに・・・。」

 

 一理ある。

 

 「けど、やれることをやらないっていうのもどうかなと思って。レオナルドだけを助けたのも、不公平にならないかって、色々考えてたら疲れた。いっそ何も考えずにすべてを救っていたら、それはそれで疲れなかったかもしれない。」

 

 「けど、救ったのはレオナルドだけではないですわ。シャロンだって、あんなに喜んでいましたわ。それが何よりの証拠ですわ。」

 「だといいんだけど。」

 

 力の使い方に悩むなど、贅沢な悩みだと軽蔑さえっるかもしれない。だが、大いなる力には大いなる責任が伴う。おいそれと判断を誤ることは許されない。

 

 「ま、とにかくこの旅ももう終わる。終わったらゆっくりしたいものだ。」

 「お話も聞きたいですわ。」

 

 今はお疲れ様。早くも瓦礫の撤去作業を行う業者が動き出しているのを、2人はぼんやりと眺めていた。

 

 

 ☆

 

 

 さて、色々と名残惜しい気もするが、出発の時が来た。キャニッシュ私塾の皆は、教室から普通の馬車で移動することになっただけで、行先に変わりはない。

 

 ヴィクトール商社の貨物車も慌ただしく通り過ぎていく。私兵部隊にいたジュールも、その作業に追われているようだ。声をかけるだけに留めておいた。

 

 「そういえば、フォブナモはどうしたんだ?」

 「どうやら、バロンが裏取引をして、ヴィクトール商社に返還されたらしい。結局元の木阿弥か。」

 「まあ、おかげでゼノンとも仲良くやってけるみたいだし、いいんじゃない?」

 「・・・どうなっても知らないぞ。」

 

 ケイは少し不服そうだったが、まあ今更どうにかできるわけでもない。なんやかんやあったが、この件は解決ということでいいだろう。

 

 一方、ゼノン教団とバロン騎士団は、一旦教会本部のある街に移動するという。アキラもこちらについて行くこととなる。

 

 「あいつともお別れか・・・。」

 「その前に!ほれ、アキラも!」

 「押すなっての。」

 「ん、ドロシー?」

 

 ドロシーがアキラの背中を押しながらやってくる。

 

 「たく、しつこすぎるぞコイツ。」

 「ネバーギブアップなのがいいところだからなオレの!それよりも!」

 「わーってる。」

 

 アキラも諦めたように、ガイの前に立つ。

 

 「まあ、なんだ。昨日はちょっと言い過ぎたと思って反省している。」

 「うん、言い過ぎとかいう前に、何が言いたいのか伝わらずに、困惑と言うのが大きかったが。」

 「そうか・・・。」

 

 あやうく、うやむやな状態で別れることとなるところだった。

 

 「その、なんだ・・・俺は羨ましい。お前の万能の力が。」

 「この力でも、救えないものはある。そんなに万能でもない。」 

 「そうか、けどやっぱり、な。」

 「ああ。わかる。」

 

 「お前とは、二人三脚でここまで来たんだと思ってた。けどお前は、一人で何でもできたんだな。依存していたのは俺の方だった。」

 「そんなことはない、俺も同じだと思っていた。」

 「けど、少なくとも今は、二人三脚ではいられない。」

 「そうだな。」

 

 スペリオンが勝ったんじゃない。俺たちがスペリオンに負けたんだ。

 

 「だから、俺は行くぜ。」

 「ああ、俺も自分の道を探す。」

 

 

 だから、これは別れじゃない。

 

 

 「それだけだ。言えてよかった。じゃあ。」

 「ああ、またな。」

 

 アキラは去っていった。

 

 「まあ、なんだ。ありがとうなドロシー。」

 「へへっ。」

 

 おかげで、喧嘩別れで終わらずに済んだ。

 

 「ところでケイはどこに行くんだ?」

 「僕はまた個人で調査するよ。」

 「また、会えますの?」

 『クゥ!』

 「・・・暇が出来たら会いに行く。」

 

 シャロンの嘆願にケイは不器用そうに応える。

 

 「ま、それまでにまた問題を起こしてないことを願うよ。」

 「別に俺が起こしてるわけじゃない。巻き込まれてるだけだ。」

 「どうかな、強い力には自然とトラブルも寄ってくるもんだよ。」

 「覚えておこう。」

 

 じゃねっ、とケイも去っていく。

 

 「俺たちも行こうか。」

 「ああ!帰ろう、俺たちの家に!」

 

 

 ☆

 

 

 それから、特にトラブルもなくキャニッシュ私塾へと帰り着く。

 

 「おかえりなさい!」

 「塾長!」

 「ただいま戻りました。それではさっそく・・・。」

 「何センセ?」

 「授業を再開するぞ!」

 「えぇーっ!」

 「当たり前だ!どんだけ遅れてると思っとるんだ!」

 「まあまあ、今日ぐらいはいいじゃない?みんな疲れてるでしょうし。今日はパーッとパーティとしましょう!」

 「やった!久しぶりにうまいものが食える!」

 

 「ふぅ・・・。」

 「どうしたのガイ?」

 「いや、別にここが家ってわけでもないのに、なんだか物凄く安心する。」

 「もう家族みたいなもんだろ?」

 「そうか。」

 

 学園と言う家があって、仲間と言う家族がいる。

 

 こうして、1つの旅が終わりを迎えた。長い旅路で皆何かを得た。

 

 

 「さあ、明日からまた学園生活だ!」

 「ああ、もう期末テストの時期だしな。」

 「・・・期末テスト?」

 「このままだと全員補習だな。夏休み返上で・・・。」

 「あー、なんだか旅に出たくなってきちゃったなー。」

 「今帰ってきたところだろう馬鹿野郎?」

 「あらあら。」

 

 失ったものもある。なに、得たものと比べれば小さい、ハズ。

 




 これにて、一章完結です。

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