病弱な僕が勇者になって捨てられたら過保護な魔族に保護されて色んなことをするお話   作:sige・s

6 / 7
今回から前回から前回から出ていた街のゲルトに入っていきます。


第六話 商業の街ゲルト

ソフィアさん、この先がゲルト何ですか?」

「ええ、この先がディーナ領の中でもかなり活気のある街のゲルトです。ですが望楽しむのは結構ですが無理は絶対にいけませんよ、もしも体調が悪く

なった時は絶対に私に言うのですよ。もしも無理をしたら.....」

「分かりました!分かりましたから、もうキングサイズのベッドに無理矢理拘束するのは、やめてください」

「本当に駄目ですからね!さてそれではゲルトに入りますよ」

「はい!ソフィアさん」

そしてゲルトの検問所に二人は入る

「ソフィアさん、検問みたいですけど僕が居ても大丈夫何ですか?」

「心配なく、私の部下の部下が各検問所にいるので、私の保護している貴方なら大丈夫ですよ。」

そして二人は検問に入って行く

「次、入れ!?ディーナ卿!失礼しました、おや、そちらの可愛らしい人間は何者ですか?一応原則ではありますので身分の説明をお願いします。」

「この子は私が保護している、名前を望と言います」

「念のために顔の確認をさせていただきます。少し失礼いたします。」

「すいません、これで大丈夫ですか?」

そう言い望が顔を上げる

「とても優しい目をしています貴方はどうやら信用に足る人物のようだ。ディーナ卿失礼いたしました、それではどうぞゲルトお入りください。」

「ご苦労様でした、それでは」

そう言って二人は敬礼をされ見送られた、

「さっきの検問の方とても優しかったですね。」

「はい、確かにヴォルペの部下はとても優秀ではあります、本人も少しは見習って欲しいものです」

「あはは.........そうですね。コホッ」

「全くです、さて望ついに着きましたよ。」

ソフィアがそう言うと望の前には今まで見た事のないような光景が目に写っていた

そこは確かに巨大と言うには少し言い難い街だった、だが望の生きて来た中でこの様な街は見たことがなかった。

街の人々は活気に溢れ、子ども大人も魔族でさえ、まるで種族など関係がないかのように眼には映った

「ソフィアさん、ここが!!」

望は満面の笑みでソフィアに問いかける

「ええ、ここが商業の街ゲルトですとても賑やかなでしょう?」

「ソフィアさんあれは何ですか?」

「あれはゲルトの特産品のドロンクシダーを焼き上げたものです。あ、でも望はまだ子供なのですからあれは食べてはいけませんよ。あれは確かに美味しいですが

食べた後に酔ってしまうことが多いので望が成人するまでは駄目ですよ。」

「そうなんですか.....ちょっとだけ残念です

ここでソフィアが素朴な疑問が現れる

「そういえば望は何歳位なのでしょうか、見た目から察するに大体12歳位ですが.........ここは少し聞いてみましょう」

「望貴方は今何歳なのですか」

「確か14歳だったと思います」

「それなら来年には成人ですね、一年後は好きなだけドロンクシダーを二人で食べましょう」

「え?成人って20歳じゃないんですか」

「ええ、少なくともこのディーナ・グランズ・ジェーマ帝国では15歳で成人です、あ、心配しなくても私は貴方の保護者ですから成人しても一緒ですよ。」

「やっぱり国などによって成人年齢もかわるですね」

そんなことを二人は話しながら街を歩いていくまるでその姿はまるで姉弟かのように

商店街を歩いていると望が目を輝かせてそれをソフィアが微笑みながら見つめている

「ソフィアさん!この果物は何ですか?」

「それはメーラと言います。甘くてとても美味しいですよ、試しに食べてみますか?」

「いいんですか?やったあ」

「全く望は本当に可愛いですね。すいませんメーラを一つ頂けますか?」

そうソフィアが言うと初老の男性が出てくる。

「銅貨三枚だよ、それにしても仲がいいねぇ、おし!おまけつけとくよ」

そう初老の男性が言うとメーラを三つにおまけしてくれた

「ありがとうございます。それではこれで」

「おう!また買いに来てね。メーラ以外にも美味しい物は一杯あるから」

「ええ必ず」

そう言いソフィアは店を後にした

「望、メーラを食べる前に宿を探したいのですが」

「はい、分かりました、ケホッ、ケホッ、」

そう答えるときに望は少し立ちくらみをしていた普通の人なら見逃していたかも知れないがソフィアには見逃すはずもなかった

「大丈夫ですか!、急いで宿を探しましょう、望、少し失礼しますよ」

ソフィアは望を抱っこした、正確にはお姫様抱っこでそこで望の意識が途絶えた

「うう、ここは僕はまた倒れて...」

「大丈夫ですか?望、もし食べられそうなら、メーラを剥きますがどうしますか?」

「お願いします」

「まったく、いつも言っていますが楽しもうとするのはいいですが無理をしたら駄目ですよ。今回は大目に見ますが明日からも気を付けてくださいね。はい剥けましたどうぞ」

「いつもいつもすいません、いただきます。とても美味しいです」

「そうですか、それはよかったです。さあもう今日はおやすみなさい明日も少し歩きますからゆっくり休みなさい。おやすみ望」

 

 

 

 

同刻 フェアリーズ・シールド暗殺部隊

「奴か、なんか変な女がいるが俺たちの敵ではないだろうぜ」

「今回は王家直々の命令だ報酬はたんまりもらえる、おめえらしくじるんじゃあねぞ。」

そんな事をつぶやく愚かな暗殺者たちはまだ自分達が敵に回そうとしているのが誰なのかを知らないのであっ

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。