幻想の少年のインフィニット・ストラトス   作:ヘタレ寝癖人間

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第30話:執事宇佐見の受難

さて、ALOから帰ったその夜、俺はニトリの部屋にいる

のほほんに会いに来ていた

のほほん「ウサちゃん待ってたよ」

秀都「おう、んで用って?」

のほほん「明日私とお姉ちゃんが用事で居られないからウサちゃんに代わって貰おうと思って・・・」

それでいいのか使用人と思ったが黙っておこう

秀都「引き受けるけど予定は教えろよ」

のほほん「はい、これね」

俺はのほほんにメモを貰った

秀都「じゃ」

のほほん「うん」

自室に戻って寝た俺は寝た

 

次の日

机に執事のような服が置いてあった

秀都「・・・・・・・そういやいや今日は俺刀奈会長の使用人か・・・」

俺はパジャマから執事服を着るとドアがバンと開いた

刀奈「宇佐見君!おはよう!いい朝ね!」

秀都「あーハイハイ。おはようさん」

俺は刀奈会長を軽くあしらって部屋を出た

そしてメモを見る

秀都「えっと・・・・一二〇〇まで執務でそっから移動、一三〇〇に日本料亭にて・・・・・あ?見合い?」

俺は見合いの文字に疑問を懐いていると刀奈会長がメモをとった

刀奈「・・・・・・はぁ、またね。まだいいって言ってるのに・・・」

さすがいい所出のお嬢様だ

しかし本人は見合いはしたくないのか

刀奈「・・・・・とりあえず執務をしましょ。その後に考えるわ」

と言って執務をしてる訳だがいつの間にか刀奈会長は居なくなっており生徒会長の判子がいるもの以外全て俺が終わらせた

刀奈会長は執務を終わって少しすると戻ってきて一緒に日本料亭に向かう車に乗った

秀都「結局お見合いは受けるのかよ?」

刀奈「一応ね。面子よ。ちゃんとお断りはするつもり」

俺は前に置かれたお見合い相手のプロフィールを見始めた

秀都「名前は結城浩一郎、レクト社社長の息・・・子?」

名字から嫌な予感はしていたがまさか

秀都(あ、あ、アスナの兄ちゃんかよぉぉぉ!!!)

これはまた一波乱有りそうである

 

料亭に着いて俺達は俺達は予約の席に着いた

どうやら俺達が先らしい

刀奈「いい?相手方には敬語を使うのよ?」

秀都「ハイハイ」

俺は刀奈会長の注意を聞きながらアスナは来ないことを切実に願っていた

???「失礼します・・・」

女の人の声が聞こえて俺はそちらを見た

襖が開き入ってきたのは女の人と男の人、そしてアスナだった

秀都(や、ヤベェ・・・・)

とりあえず俺は顔を反らす

しかし時すでに遅し

アスナに気付かれてしまった

???「始めまして。浩一郎の母、結城京子です」

???「浩一郎です」

明日菜「あ、明日菜です」

結城家の面々が自己紹介をしてきた

刀奈「始めまして。私は更織家の当主

、更織楯無です」

秀都「更織家の使用人宇佐見秀都ともうします。どうぞ何なりと」

俺は皆に一礼すると部屋を出ようとした

刀奈「あ、宇佐見君。料理持ってきて貰える?」

秀都「はい。お嬢様」

俺はもう一度礼をすると部屋を出た

秀都「はぁ、とりあえず日本料亭らしく刺身でも作りますか・・・」

てことで厨房を借りて一式作り終わった

終わったのだが・・・

秀都「・・・どうやって持っていこう・・・」

如何せん四人分を持ってはいけない

しかしハラバラに持って行くとやはり見映えが悪い

いつもなら会長に手伝って貰うのだが今はお嬢様だから頼めない

明日奈「手伝うよ?」

明日奈が後ろから話し掛けてきた

秀都「今は明日奈はあの会長の見合い相手の妹さん。そんな人に手伝って貰う訳にもいかないのよ」

とりあえず俺は四人分の刺身が入るお盆に全て入れて部屋に歩いた

明日奈「シュウ君ってもしかして・・・・IS学園に通ってるの?」

確かに俺はそこに通っているがそれは言っても良いのだろうか

秀都「まぁ・・・・うん」

俺は口ごもってしまった

秀都「・・・・・・さ、もお着くからもっどってな」

明日奈「うん」

明日奈は部屋に戻り俺も時間を見て部屋に入った

秀都「皆様、御料理が出来ました」

俺は机に刺身を置いて部屋を出ようとした

刀奈「宇佐見君もいて良いのよ?(お願い!私を一人にしないで!)」

秀都「いえ、私は執事なので(ふざけんな!こんな所にいられるか!)」

この穏やかな会話の中の激しい心理会話に気付くものが居た

京子「・・・・・・・」

京子の視線に気付いた

秀都「な、何か?」

京子「いえ。只仲がよろしいのですね」

秀都「はぁ・・・・・」

このお嬢ははたしてそう思ってるのか?

俺は刀奈を見た

刀奈は何故か固まって居る

俺はゆっくりとその場を後にしようとすると

刀奈「待って」

いきなり呼び止められた

秀都「お嬢様。私は付き人ではありますがこの様な場はいささか場違いかと」

刀奈「良いの」

刀奈は俺が言い終わる前にそう言った

驚いて刀奈を見ると真剣な表情

アスナや浩一郎、京子も刀奈を見ている

刀奈「貴方も聞いていて」

秀都「・・・・・はあ、かしこまりました」

刀奈がまた前を向くと深呼吸

刀奈「私は現更織家当主としてまだ婚約は早いと思っています。それに浩一郎さんには私よりももっと素敵な方がいらっしゃるでしょう。ですので今回は申し訳ありません」

秀都「・・・・・・・」

明日奈「・・・・・・」

浩一郎「・・・・・・」

京子「・・・・・・分かりました。では失礼します」

そう言って京子が礼して出ていきそれに続きアスナも浩一郎も礼をして出ていく

俺は何も言えなかった

刀奈「・・・・・・宇佐見君もありがとう」

俺は少し笑って刀奈の頭に手を置いた

秀都「お疲れさん。立派な姿だったぜ」

そう言うと刀奈は笑った

秀都「さて、帰ってとっとと書類に判子押してくれよ?」

刀奈「は~い」

こうして忙しい1日がまた終わった

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