彩「何……あれ?」
栞さんと拓斗が本気で殴りあってる……栞さんは目に見えない速度で迫り、それを拓斗は避ける……私達なら直ぐに当たって文字取りで木の棒に………
千聖「!?どうして分かったの!?」
千聖は驚くように、私達も驚いていた。なんの予兆もない。なのに突然右に回ったかと思うと、次の瞬間、栞さんは踵を下げた。おそらく当たったら骨は持っていかれるであろう威力とスピードで…………
そこから、2人はたわいもない会話をしたかと思うと……次の瞬間
「「「「「!?」」」」」
突然栞さんが消えたかと思うと拓斗に蹴りを入れていた………幸い拓斗は手をクロスしているが大きく吹っ飛んで、鏡に体を……
「!……かはっ!」
千聖「!?」
彩「っ!」
私たちは声も出ない驚きしか出なかった………後ろにある鏡は全体的にヒビが入っている…それほどなまでの威力……そこに……
栞「私が手加減出来ないこと知ってるでしょぉ!?」
「あぁ!そうだな!」
そんな会話が聞こえたかと思うと栞さんの右手は後ろの鏡を殴ると瞬間………
バリバリバリバリ!!
音を立てて崩落した…それを私たちは唖然と見ることしか出来なかった。すると拓斗は栞さんの足を自分の足で絡めると…栞さんを軽く転ばした。それと同時に何故か後ろの壁を蹴ると………びっくりするほど飛んでいき、15メートルぐらいはある横の幅を軽々飛んでいき、栞さんとの距離を取った……
イヴ「かっこいい………」
確かにイヴちゃんが言う事も分かる……実際今の拓斗はそれはかっこいい……ほっぺから血をたらーっと垂らして笑っている……はたから見たら怖いけど…私は知っている。拓斗の優しさを、面白さを、そして………かっこよさを……
「そうだけど………よ!」
そう彼が発した瞬間に少し地面が揺らいだ…かと思えば鏡の破片が当たりを浮遊していた……まるで幻想的な光景に私達は見惚れていると、先程まで栞さんの後ろには誰もいなかったはずなのに……そこには…………
「「「「「!?」」」」」
拓斗が…立っていた………
「ギガッシャァァァ!!」
そう叫んで右の大ぶりで栞さんを思いっきり殴った。そこから飛び蹴りをして………首筋に親指を突きつけた後、彼は
「チェクメイト……俺の……勝ちだ。」
その言葉に、私はキュンッと来てしまった……アイドルなのに………私の好きな人はファンのはずなのに………いえ…本当は分かってた。私は千聖を見てみる。彼女もまた、私を見ていた
彩「千聖………」
千聖「………やっぱり…そうだったのね……私達……」
彩「…………」
彩&千聖「(私は…拓斗(彼)の事が大好き(好き)!)」
その後はいつも通りの拓斗と栞さんになって安心しました
何となくpastel palet視点も書いてみたんですけどどうですかねぇ?w