ガルパキャラがいる狭間 拓斗の日常(仮)   作:すつぬ

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1ヶ月ぶりだってさ

拓斗「滅びの爆裂疾風弾!!」

ん?なんか青白い閃光がってほげぇぇぇぇ!!



☆開幕☆茶番☆


救出 蘭

「だァーくそ…鼻いてぇ…てか全身いてぇ…」

 

現在俺は地面に大の字で倒れております。グラップスリンガーの移動速度が思った数倍早くて木にハグしてしまった。んで、今は諦めて徒歩移動してる。場所は森の中で、目的地は廃倉庫だ。森の中に倉庫ってなんかもうテンプレだね。

 

『…なぁ、あんなクソガキの為にわざわざこんな大部隊組まなくてもいいんじゃねぇーか?』

 

っと…敵のお出ましか…相手は2人。今は気づかれてないっぽいし、こっそり後ろに回って、情報を貰えるだけ貰って後は気絶させて終わりだな。

 

『あん?んな事俺も知らねぇーよ…てかあの野郎共、人質は銀髪ロング髪の奴とアイドルの千聖だけでいいって言ったのによ…何であんなに連れてきたんだ?』

 

『んな事俺に言われても知らねぇーよ…んでもいいじゃねぇーかw…楽しみが増えたぜ?』

 

『へへっwそれもそうだなw』

 

(なるほど…やはり人質はそういう事か…こりゃ俺も本気出すしかねぇーな。)

 

俺は2人の背後に両手を突きつけて

 

「動くな」

 

『『っ!?』』

 

「情報、あるだけ教えろ。」

 

っと言うが、やはり相手は銃持ち、余裕が違いますよ

 

『はっ!素手相手に負けるわけ………』ドサ

 

『おいっ!おいっ!?クソガキっ!』

 

っとこちらを振り向いた瞬間

 

「動くなと言ったよな?」

 

『ひっ…ひぃっ!?』

 

俺は催眠銃を額に突きつける。ぶっちゃけぱっと見たはまんま本物のサプレッサー付きのハンドガンだから怯えるのも無理はない

 

「横のやつのようになりたくなかったら…情報をはけ」

 

『!…わ、分かった!吐く!吐くから!』

 

っとあらかた情報を入手する。やはり目的は俺の家の情報らしい。主犯格は従兄弟に深い憎しみがある3人ってのも分かった。そして、それぞれ人質の見張り役として各倉庫に待機してるらしい。第3倉庫に友希那・千聖ペア、第2倉庫に蘭、第1倉庫に美咲・イヴペアでまとめられてるらしい。正直言ってくそ面倒である。

 

『こ、これが全部だ…』

 

「ん、ご苦労さん。」

 

『こ、これで俺わぁ』

 

「何言ってんだ?」

 

『は!?話がちげぇぞ!?』

 

「俺は言ったぜ?動くな……ってね」

 

そう言うと男の顔が真っ青になる。

 

「……さようなら」

 

『ま!まって………』ドサ

 

俺は素早く持ってるハンドガンを半回転させ、グリップの部分で男の前頭葉を刺激する。するとあら不思議。白目を向いてそのまま倒れたではありませんか。

 

「よし。まず2人…あいつらが言うには外見張りは残り6人…まずそいつらを無力化してからだな…」

 

そうして無力化して回っていく。正直どいつもこいつも歯ごたえがなかった。まるで囮のような…そんな弱さ。まぁ、そりゃー人質捉えてるだもん。それ使って交渉するに決まってる。つか倉庫番のリーダー格の周りに取り巻きが居ないってあいつは言ってたし、もしかしたら見回り全員手練?い、いやいや…なわけないか……てかほかの見張りを殲滅してる時に、木上とか、障壁とかに登る際にグラップスリンガー使ってたから結構上手くなってしまった。やだ私、順応能力たかすぎ!?

 

「……まっ、ふざけられるのはここまで……だよな」

 

目の前にはまず1つ目の倉庫のような場所に来てる。俺がいるのは第2倉庫。確かここには蘭がいるんだよな?…まぁー馬鹿正直にはいきませんよ。プロは上から入るんですよw

 

俺はこんな時のためにと後ろ腰のバックパックに入れてある小型のハンドガン…わかりやすいので言えばデリンジャーっぽい形の拳銃を倉庫の屋上の出っ張りに発砲する。まぁーもちろん無音ですよね。発砲すると灰色の糸のついた針が飛んでいくと、倉庫の屋上の手前の扉の壁にぶっ刺さる。それを確認して次はこのもうひとつのトリガを引くと、シュルルっと音を立てて上に持っていかれると、俺は屋上に足をつける。「それ、グラップスリンガーでよくね?」って思うだろうが、グラップスリンガーだと音がでかいため敵にバレやすくなってしまう。見張りのヤツらはアサルトライフルを持ってるにもかかわらずわざわざ自分から近寄ってきてくれるからすごく楽なのだ。手練(笑)である。でも今回は、恐らく幹部クラスだ。まぁーリーダー格が3人いるから幹部クラスって意味だけだけどね。

 

「……てかワンチャン本当に手練なら今のでバレたんじゃね?」

 

……どうも、俺の悪い感は当たるようだ。

 

?「やぁーやぁー!静かに侵入できたと思った?残念!バーっちし!聞こえてるよ!」

 

「だろうな。」

 

?「僕のお願い事聞いてくれるかなぁ?あ、僕の名前は陸斗って言うんだけどね?困った事に君の親戚がチーっと嫌いでね?復習がしたいんだよね♪で、それには情報が必要ってこと♪わかってもらえるかな?」

 

なーんかこいつキャラ濃いな。俺の嫌いなタイプだ。自分の思い通りにことが運ぶと思ってるんだ。現に手足を椅子に縛られ、口も塞がれてる蘭が涙目でこちらを見ている。

 

「……結構自分勝手な事言ってくれるじゃんか。人質が居るから上に立ってるのでも?」

 

陸斗「それはそうじゃないかー♪人質がいるってことは、こっちが上に立つってことだからね♪」

 

俺が催眠銃を撃とうとした瞬間

 

陸斗「おっと♪大人しくした方がいいよ♪さもないと僕が彼女を殺してしまう♪」

 

と言ってハンドガンを蘭のこめかみに突きつける。

 

蘭「んっ!!んんんっ!!」

 

陸斗「コラコラ暴れない♪………殺しちまうだろ?」

 

蘭「っっっ……」

 

陸斗「…………うん♪えらいえらい♪」

 

「………陸斗…だったか?」

 

陸斗「なんだい?♪」

 

ハンドガンを蘭に突きつけたままこちらに視線を向ける。俺はその瞬間に頬を釣りあげて

 

「安易にこちらに視線を向けちゃダメでっせ?w」バン!

 

俺は音を立てずに準備してたスモッグ弾を発砲する。椅子のあしに当たることで蘭自体の体重のおかげて少し倒れかける。

 

陸斗「っ!?この!」バン

 

焦った陸斗は無駄打ちをする。突きつけたままのハンドガンを発砲するが、当然俺が蘭の椅子にスモッグ弾を当てた為、起動がズレて、そのままあさっての方向に飛んでいく。そして奴の武器はシングルアクションリボルバー。いちいちハンマーを下ろさなきゃならないから次の射撃に3秒はかかる…でも…それだけで充分だ…

 

陸斗「っ!?」

 

「うぉぉぉっ!?」

 

俺は陸斗の真後ろにある壁にグラップスリンガーを放つと直ぐに陸斗へと強制突撃を開始する。再装填と、計画の崩れで焦っている相手は当然頭が働いてる訳もなく、受身もなくそのまま俺と一緒に突き飛ばされていく。しかし流石は手練、次弾装填を間に合わせ、壁に当たる2秒前ぐらいに俺の腹へと射撃する体制…しかし俺だって、こいつらの上司である従兄弟達に散々お世話になってるんだ!

 

「っ!」

 

陸斗「なっ!?」

 

素早く右手で相手がトリガーを引くすんの瞬間に相手の持っているグリップをてこの原理で外させ、くるりと銃身を回す。こいつの使ってるリボルバーはバレルが少し長い形状なので綺麗に回るとそのまま発砲され…

 

陸斗「ぐっ!?かはっ!?」

 

見事に相手の膝にリボルバーの弾が着弾、血しぶきがあり、遠心力で俺の胸あたりに大量に付着する。それと同時にスリンガーによる強制突撃の背中強打。あまりの威力に相手の背中は壁にめり込む。そして俺は強引にスリンガーを引き抜き、相手の肩に手を置いて、催眠銃を首に突きつけて

 

「油断禁物ってなw」

 

陸斗「クソガァァァァァッ!!」

 

パシュンッ!っと音が鳴ると首に注射器のようなものが刺さる。俺は打った瞬間に、追撃を免れるために、右足でリボルバーを持ってる左手を蹴り飛ばし、左足で相手の腹を蹴りあげ、そのまま一回転して蘭が倒れてる真横に着地する。素早くカッターで手足の拘束を解いて、お姫様抱っこして、天井にスリンガー発泡する。ぽっかり空いた穴から外に脱出する頃には陸斗と言われた男はカクっと首を下にして動かなくなる。




めちゃくちゃ蘭喋ってない。次回喋るよ。え?戦闘シーンが雑だって?………言わないで

それと、お気に入り登録者を毎回紹介してたんですが、誰が誰なのかわかんなくなったのでここらへんで辞めます。ごめんちゃい。あ、それとタグを全体的に変えたので、確認してみるといいかもです


陸斗
世界で有名の殺し屋。ハンドガンのプロ。最高記録は約5キロの離れたターゲットにノーサイトハンドガンで頭で確キル

拓斗
戦闘に関してはチート


っと、こんな感じなのが増えます。よしなに。リスペクトしたのは某旅人さんです。いつも朗読させてもらってます(ここで言うことではない)

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