ガルパキャラがいる狭間 拓斗の日常(仮)   作:すつぬ

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なんか4000文字書いちゃった☆

今日はなんと俺の誕生日………いやだから何?って思うやん?ちょっと頑張ってみようと思うんだ。まぁー具体的に何をやろうかは決まってないんだけどね。期間だけ。来年の1月の10日まで…ちょっと頑張ってみようかなって。うん。



……………てか気付いたらUA12000突破してるやん。あ、じゃーUA1万突破記念ってのも含めて頑張るか。


救出 イヴ&美咲

「はぁ…やっと着いたぜ…」

 

第1倉庫、一番山の奥らへんに建てられていた。外見は今までの倉庫と少し違く、小規模だ。

 

「………」ガラララ

 

固く閉ざされた扉をこじ開ける。

 

?「……ふぅ。やっと来たね?随分と遅かったじゃない」

 

「あんたが主犯格……っていう認識で合ってるかい?」

 

白銀の髪をツインテールに結んで、褐色のいい肌。赤い眼鏡をかけてる、まぁー美人だ。

 

?「ふふっ。そういう捉え方で大丈夫よ。あたしはマリア。会いたかったわ…狭間 拓斗くん?」

 

「そりゃどうも…それで?結局何が目的なんだ?」

 

マリア「んー…私的には……拓斗くん…かしら?」

 

そう言って、人差し指をぺろりと舐めるマリアと言われた人に俺は少し睨みを飛ばして

 

「………なんの冗談だ?」

 

マリア「あははっwそんなに睨まないでよ♪……嘘は言ってないわ?まぁー確かに、拓斗くんの家柄の極秘情報も欲しい……だけどね?私的にはどうしても貴方が欲しいのよね」

 

そう言うと、マリアは語り始めた

 

マリア「高校生とは言え、戦闘技術、頭の回転の速さ…どれも高校生とはかけ離れた特異的な能力……それにこんな可愛い子達に好かれて……♪」

 

っと、縛られている美咲とイヴの顎に手を乗せる。2人は涙を流してイヤイヤしてる…

 

マリア「あらあら…さっきまでこんな事しなかったのに…本当にこの男の人が好きなのね♪………憎いわね」

 

「……結局、あんたは何が目的なんだ?」

 

マリア「あら?さっきも言ったでしょ?貴方だって」

 

「それにしては内容がフワフワしすぎてる。もっと明確な目的があるんじゃねぇーのか?」

 

マリア「………」

 

「俺の考え的には……マリアやあいつらの狙いは十中八九俺の家の情報ってのは知ってるんだ。んで、マリアが俺を欲する理由…俺を人質にしての親との交渉…そうだろう?」

 

マリア「………さぁ…どうかしらね?」

 

「悪いが、その案はやめておけ。俺はあまりよく思われてねぇーからよ。俺の両親は俺に優しくする…だが、親戚は俺をよく思ってはない。仲良くしてくれるのはいとこの奴らだけで、いとこの両親から俺は忌み子として嫌われてるんだ。殺してでも俺を処分したいからな」

マリア「…………そうなのねぇ…残念……一応…理由を聞いても?」

 

「能力を持てなかったからだ。代々狭間家に受け継がれてきた能力が、俺には反映されなかったんだ。その分、俺は人から盗む事が長けていた。盗み、アレンジして、自分の物にしてきた。少しでも、返り討ちにできるように…ね」

 

マリア「………貴方の親戚は馬鹿ねぇ……例えばその能力が受け継がれてなかったとしても、貴方はその特定の能力の技だけでも見てしまえば盗めてしまうのに……」

 

「それが忌み子として嫌われる理由の1つでもある。『1つを極め、己の限界を極めよ』がもっとうらしい中で、複数の、それもどれも半端な技しか使えない俺は、必然的に嫌われる。伝統を大切にする家庭は、そういうものなのさ」

 

マリア「…………なら、私の方についてみない?」

 

「…………」

 

マリア「私なら拓斗くんの潜在能力を引き出す環境を提供するわ…もちろん、拓斗くんの世話もしてあげる……どう?こんな美味しい話はないと思うわよ?」

 

「……怪しいな。どうしてそこまで俺にこだわる?狭間家だけでそこまで貪欲にはなれないだろう?本格的にあんたの目的が分からなくなってきたよ…」

 

マリア「ふふ……そうでしょう?…でも、悪い話ではないでしょう?」

 

「…………もとより、俺の答えは決まってるのさ。」

 

俺は、羽織っているパーカーを腰にまく。防弾チョッキ変わりの黒いスウェット姿になると、俺なりのファイティングポーズを取って、

 

「大切な人を誘拐されて、その主犯格に着くのは真っ平御免さ。悪いが反省してから出直してくれないかな?」

 

イヴ「っ……♪」

 

 

 

マリア「………………そう……よね……そう……なるよね……あは……あはは………あははっ!」

 

突然、目の前の女の雰囲気がガラリと変わる…なんかわからん…分からんが……

 

「……やべぇかも…」

 

自然とその声が出てくる。陸斗のように相手が怖がってるのを楽しむサイコ野郎じゃない。一斉のように心から戦闘を楽しむ狂人でもない。そのどれにも当てはまらない…異様な雰囲気……

 

マリア「結局そう……私は誰にも認められない……誰も私を仲間と見てくれやしない……彼女達にはいるというのに…同じ女だと言うのに……私には………私には!!」ドッ!

 

「っ!?」カキン

 

咄嗟に睡眠銃のバレルでナイフを受ける。突然俺目掛けていつ持っていたのか分からないナイフで連撃をしてくる

 

マリア「このっ!このっ!!このっ!死ね!死んじゃえ!みんな死んじゃえぇぇぇ!」

 

「っ!?……っ!だァァァクソ!!」カキン

 

思いっきり受けていた睡眠銃をマリアに向けてぶん投げる。

 

マリア「!こんな攻撃!」バシンッ!

 

思いっきり持っているナイフで大ぶりに受け流す。ミスディレクションもあの狂乱っぷりだと逆に危険だ。それに……

 

「……だぁぁくそ……これだから相手が女子なのは嫌になるんだ……」

 

姉貴なら気兼ねなくぶっ飛ばせる……だが…彼女のように、どこか闇を抱えてる子には…本気は出せねぇ…隙を伺いながら心を崩すしかない…そう言うシュミレーション系は1番苦手なのによ……

 

俺は懐から、こっそり一斉からパクって来たバタフライナイフを展開して、左手を逆手持ち、右手を普通持ちで構える。

 

「これだから男は嫌になるんだ!」

 

マリア「死ねぇぇぇ!!」

 

俺はナイフを捌きながら攻撃をただ交わすことだけに専念する。危ない攻撃はバックステップなどで交し、それ以外は真っ向からの攻撃をただただ受けていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリア「どうせ!どうせ私を仲間なんて思ってくれないんだ!」カキン

 

「………」シュルッ

 

2分ぐらいだろうか…体感的には10分たっててもおかしくない。それぐらい攻撃を受けていると、彼女の口から言葉が漏れてくるようになった。

 

マリア「1番出来損ないだからって!誰も私を見てくれようともしない!」カキン

 

「……っ」シュバッ

 

マリア「見てくれたと思ったら家族目当て!私は中継地帯にしか見てない!皆私を道具だと!道具だと!!」カキン

 

「…………」

 

マリア「私は……そんな弱っこい私が………」カキン

 

「………」

 

マリア「嫌い……なのよ…………」カラン

 

手に持っていたナイフを地面に滑らしたマリア。俺はゆっくりと戦闘態勢から、いつものような体制に変える。

 

マリア「………どうしてよ…」

 

「え?」

 

マリア「どうして……反撃してこないのよ……隙なんていくらでも……あったでしょう?」

 

「………」

 

マリア「………殺してよ…殺せるなら…殺してよ……」

 

「………殺せねぇーよ」

 

マリア「え………」

 

「…殺せねぇーよ。こんなに傷ついてる奴。殺したくねぇーよ」

 

マリア「……どう…してよ……!壊れ物は捨てるものでしょ!?」

 

「俺は壊れた物は治す主義なんだ。」

 

マリア「!?」

 

「マリアがどんな境遇なのかは知らないし、知る必要も無いと思う。だからこれはただの俺の独り言だと思ってくれ。」

 

そう言いながら、美咲とイヴの椅子に括りつけてある縄を斬る。シュルルっと音を立て、地面に落ちた時に

 

「他人に見られるように努力するよりかは、自分に素直に生きて行った方が…楽なんじゃねぇーの」

 

マリア「っ!」

 

「何でも他人に見られるようにするんじゃなく、見てもらうんじゃない。好き勝手に暴れて、好き勝手に生きて、見て、楽しんでたら……そっちの方が…人生楽しいと思うんだ。」

 

マリア「……あ…」

 

「最初の頃、俺は親戚に嫌われない様に生きてたんだ。何でも笑って、辛い時も笑って……でもそんな事を続けてたら、いつしか俺は何が楽しい事なのか分からなくなっちまってさ、もう自分が何者かもわからなくなっちまってさ。でも、そんなこと気にしてたらさ、人生楽しくないなって、そう思うようになってさ、だから何事も経験とポジティブに考えて、今も生きてる。」

 

そう言って、美咲とイヴの手を引きながら歩き出す。

 

「俺だってどう生きていいか分からないさ。何が正解で、何が不正解なのかも分からないさ。誰に好かれたらプラスか、誰に好かれたらマイナスか…そんなのも分からねぇーさ。でもそんなめんどくさいこと考えないでさ。」

 

マリアに顔を少し合わせて、

 

「自分らしく、自分が楽しいと思った道を、歩んでいけばいいんじゃねぇーの?」ニコ

 

マリア「っっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あーこちら拓斗…人質の救出及び、犯人の無力化を確認。応援を求む。どうぞー」

 

『こちら待機班了解。後のことは俺たちに任せておけ!此度の任務完遂である。良くやったな。拓斗』

 

「従兄弟達がいなけりゃ出来なかったことさ。そこは俺も感謝してる。……あーそれと」

 

『なんだ?』

 

「……女子の奴の処分は軽めにな。」

 

『………ふっ…あぁ。任せろ!』

 

俺は無線機を後ろ腰にしまって、手をつないでる二人に笑顔で

 

「んじゃま!帰るぞ!みんなと合流して帰るまでが人質だかんな?w」

 

 

 

美咲「……うん…♪」

 

イヴ「わかってる……♪」

 

「おう!それじゃー出発!」

 

 

そうして、少し歩いた所で

 

イヴ「ねぇ、拓斗?」

 

「んー?どうしたんだ?」

 

イヴ「拓斗は…さ。もし今のメンバー全員に告白されたら……どう反応するの?」

 

「今のメンバー…ってアフロとか…ロゼリアの皆にか?」

 

イヴ「…そう」

 

美咲「それ……僕も少し気になるかな…」

 

「そうだなぁ……今はまだ決められないかなwいや、100%OK出せるんだけどさ…それはみんなの意思じゃないからさ。」

 

美咲「……へー?」

 

「みんながみんな、2人以上を良しとはする訳ないだろ?だからかなw」

 

美咲「じゃー僕が1番目ってことで……ね?♪」

 

「却下w」

 

美咲「酷いなー……♪言質は取ったよ?♪」ニコ

 

「……え?」

 

美咲「1番目がダメなら…ね?」

 

「…やられたw」

 

イヴ「っ!!?///」

 

「まっ、そういうことさ。正直、みんなと幸せになれるんならなんでもいいのさw」

 

そう言って、蘭達と合流して、みんなが待つホテルに向かうのだった。




マリア
有名な会社の末っ子。姉や次女のように天才になれず、幼い頃から家族に空気の様に扱われてきた。そんな自分が変われるために、殺し屋になり自分を殺すことを選択。今回の作戦、立案は彼女だが、情報を欲していたのは一斉と陸斗である。この件で深く反省し、転職を決意する。行先は……

拓斗
闇を抱えてる女子は助けたいと思う重度のお人好し。敵であろうと遺憾無くそのお人好しを発動する。

イヴ
大切な人と言われて心がホッコリ。拓斗に恋愛感情はあるが、遠慮しがち。

美咲
最速で拓斗に惚れた。ボクっ娘。結構攻めがち。
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