友希那「お参り、行くわよ」
「おう急にどうした」
いきなりピンポンと鳴ったので、出てみたら、この銀髪ロングはそんな事を言ってくる。
友希那「年明けにはお参り。当たり前でしょう?」
「もう2日たってますけど。」
現に一日目にはアフロメンバーで行ったしな。
友希那「5日まではセーフです。」
「わぁー初耳」
まぁー友希那が一度決めたことはどう抗っても覆せないと思っているので大人しく俺は支度をする。いや別に覆そうと思えば覆せるが、既に皆了承済みで、集合までされて、リーダーである友希那直々に俺ん家来られてるという状況だと断ろうにも断れん。
「しっかし、友希那もこういう行事には参加するんだな。」
友希那「もってどういう事?」
「いやな?昨日アフロのメンバーで言った時も、蘭がわざわざ俺ん家来て、行こって誘ってきたし…」
友希那「」ピク
「お前と蘭って何処か似た者同士みたいな所あるだろ?バンドのこと以外眼中になかったり、バンドに関わりないことには無関心だったり。んでもこういう行事は自分から進んで参加するってのが…ちと意外って思っただけさ」
神社に向かう道を歩きながらそういう。
友希那「…へぇ?昨日は…さぞ幸福だったのでしょうね?」
「へ?何怒ってるんだ?」
友希那「っ!べ…別に怒ってるわけじゃないわ。ただ思った事を口に出しただけよ」
「にしては結構俺の心にグサッとくる言い方だった気が…」
友希那「し、知らないわよ。拓斗の心が勝手にグサって来ただけでしょ?私には関係ないわ。」
うーんこの。なぜに機嫌を損ねるのか…確実に今の友希那は何処か不機嫌だ。表情はいつも通り真顔だが、ぷいっと俺の目線が入らない程度に顔を横に向けて、少し膨らんでる頬…全く…アニメみたいに怒るなこいつは…
「ふーむ…まっ!wそんなに怒んなよ!」ポンポン
友希那「ひゃっ!?///」
「別に昨日がどうとか関係ないだろ?今は友希那達と行くんだから、昨日の話をしたって意味ないだろ?な?w」ナデナデ
友希那「ちょっ…頭なでなでしないでよ…//ふわぁぁ…♪」
うし。ご機嫌は取れた。頭を少し撫でるだけで機嫌が治るのはとてもいい事ですよ。やっぱり頭なでなでは心を落ち着かせてくれる魔法の行動ですわ。
っと、パッと手を離すと、その離した手の小指に友希那が握ってきたので、鼻で笑いつつも、そのままにしておく。
リサ「うーん…あ!きたきた!おーい!こっちこっち!?」
「おーす。待たせて悪いなー」
リサ「た、たく…たた拓斗!?」
「うん?どうした?そんな魔王と握手してる勇者を目撃したような目をして」
紗夜「どんな例えですか……ソレは…どういう事ですか?」
「ソレ?」
っと、刺された左手を見てみる。
「あー、これの事か?」
っと左手をあげる。
友希那「………別に普通のことだわ…///」
紗夜「………そ、そう。」
「そうだぞー。友達なら手繋ぎぐらい普通だぞー。基準は知らんが」
リサ「ま、まぁ?友希那が普通って言うなら普通なんだよね♪うん♪…………羨ましいっ!」
紗夜「(リサさん………私隣に居るんですけど…)」
友希那「……あら?そういえば燐子さんとあこは?」
リサ「それなら、あこちゃんは」
あこ『お腹すいたァ!屋台で何か買ってくるぅ!』
リサ「って走り出して」
紗夜「燐子さんが」
燐子『ひ、1人じゃ危ないよー!?』
紗夜「っと言って追いかけていきました。」
「つまり先に中にいると?」
リサ「そゆこと♪」
紗夜「そういうことになりますね」
友希那「そう」
「なら俺らも早く中に入るか…元々渋って遅らせた俺に責任がある訳だしな。」
リサ「友希那と紗夜がいきなり決めたのが原因だと思うけどねー♪」
紗夜「ちょっ!?リサさん!?」
「あん?俺が聞いたのは友希那が決めたとか」
リサ「それに賛同したのが紗夜だよー♪私は急に良いのかなーって意見したよ?でも2人がね?」
友希那『大丈夫。拓斗の事だからどうせ暇よ。』
紗夜『間違いないわね。』
リサ「って言って、二人で話し進めて今に至るかなー♪」
「ほぉーそうか。友希那とリサ。ちょっと俺の前に立とうか。」
友希那「い、いや「なんて…言わないよな?」……は、はい……」
紗夜「……………」
「ほら…紗夜さんも……ね?」ニコ
紗夜「わ、私は………」
「……なんです?」ニコ
紗夜「………………わ、分かったわよ……」
っと、二人が俺の前に立つ。
リサ(あ、あはは………拓斗君ってやっぱりすごいなぁ……あの二人を普通に動かすんだもん……)
「………ほいっ!よっ!」
っと、俺は素早く2人にデコピンを食らわす
友希那「いたっ!?……いたぁぁ……」
紗夜「あうっ!……うぅぅ……」
2人ともデコに手を合わせてプルプルしとる。
「これで許すよ」ニコ
友希那「この鬼…」
紗夜「悪魔ぁぁ……」
「どの口がほざく……w」
そうして、俺は二人の手を引っ張りつつ、中に入っていく。途中燐子達とも合流して、歩いていく。
あこ「ねぇねぇ拓にぃ」
「んー?どうしたよ」
あこ「どう!あこのこの格好!」
っと俺の前に立ってドヤァ!ってしてる。まぁー一言。
「似合ってて可愛いよ。」
あこ「ふふっ!そうでしょ!いやー拓にぃはやっぱ分かってるね!」
褒める。これ大事
「そういや燐子さん」
燐子「は、はい…?なんです?」
「前に気になってたゲームようやく買えたとかタイムラインに上げてたけど、プレイした感じどうだったん?俺もちときになってるからさ」
燐子「あー……そうですね…やり込み要素はイマイチって感じでした。ストーリー構成はなかなか良かったですし、グラフィックもとても綺麗でしたよ。でも、バトルスタイルが選択式なのですよね…オープンワールドで自由度が高いゲームだったので、そこは自由戦闘型が良かった気もしますね」
「やり込み要素がイマイチかぁ……」
燐子「はい。まだ出たばかりでアップデートが進んでないので、これから増えるかもしれませんが、今の所が隠し武器や隠しスキルと言った、隠し系しかないのです。職業も4職しか居ないので、あまりガッツリとは行かないゲームですかね…」
「まじかー……」
あこ「ね、ねぇ……あの二人の会話についていけないんだけど…」
紗夜「大丈夫よ。私もさっぱりですから」
友希那「拓斗って…昔からゲームの話になるとよく分からない話でも全部聞き入って、何故か理解しちゃうのよ……」
リサ「そういえば友希那はゲームあんまり好きじゃなかったよね♪」
友希那「だってよく分からないんですもん…操作しながら攻撃するなんて…私にはできないわ」
紗夜「それ分かるわ…私も日菜に無理やりやらされましたが……死にすぎて日菜に笑われて嫌いになりました。」
リサ「あ、あはは」
友希那「そういえばリサは昔にちょろっとやってたわよね。どういうゲームだったの?」
リサ「私のはただの謎解きゲームだよ?拓斗くん達みたいに複数の入力が必要じゃないゲームだったし…」
紗夜「その点で言うと、あこは凄いわね…そんな複数の入力を必要とするゲームをできるなんて…」
あこ「あ、あこもまだまだだよー……拓にぃにはボロボロだし…燐子にもボロボロにされるし…唯一拓にぃに勝てたのも格ゲーだけだし……」
友希那「………ちょっと待って?いつ拓斗とゲームしたの?」
あこ「え?普通にLINEで誘って休日に……私の家か、燐子の家で暇な時は」
紗夜「…………不覚」
あこ「え?」
友希那「……………なるほどね」
あこ「え?え?何?」
リサ「あー……知らない方がいいよ♪」
あこ「え?………えぇ?」
その後Roseliaの皆はお参りをしました。ちなみに俺が元気よく皆になんて願ったァ!?って聞いたら
友希那「バンド生活が成功しますように」
紗夜「バンド生活が豊かになりますように」
リサ「もーっとベースが上手くなれるように♪」
燐子「えと…キーボードが上達しますように……って…お願いしました…」
あこ「えーとね!あこはね!早くお姉ちゃんと肩を並べたいって願ったよ!」
「クソ真面目か……ま、流石はRoseliaと言った所かw」
てかアフロの奴らは頑なに教えなかったのに…こいつらはすんなり教えてくれるのな……どんだけバンド好きなんだよw……俺もなにか手伝える事はねぇーかな…ま、こいつらならどこまでも行けるだろ。なんかそんな気がする。
そうして、俺らは、途中でファミレスによって、解散したのだった。
友希那
手を繋がれて幸せ。もうひとつの願いは拓斗とこれからも一緒になれますように。
リサ
フォローの達人。だが紗夜の事はできない。もうひとつの願いは料理の上達。そして、その料理を拓斗に振る舞うこと。
紗夜
変な所で抜けている。Roselia屈指の頭お堅い人物。友希那とよく意見や考えが同じになる。もうひとつの願いは拓斗と一緒にいること。
燐子
爆弾(どことは言わないが。)ゲーマーでたまにネットで配信してる。ユーザー名はベル。もうひとつの願いは拓斗を振り向かせること。
あこ
純粋無垢。そのまま生きて。そして強く生きて。もうひとつの願いは1歩でも近く憧れに近付けること。(二つの意味)
拓斗
女子と手を繋ぐのは友達からだと思っている。恋人?あー、キスだろ?
本当はバンドメンバーとお参り話作りたかったんだけどハロハピはどう足掻いても頭おかしくなるしパスパレは普通にムズいので3枠だけです。すまんな。許してクレンメス。
………許されないなこれは。ま、まぁ……本編もあるし…ね?な?おん。ありがとう(!?)