むしろピンっとくるタイトルが思いつかないんだよな。
これがスランプか……(元からスランプ状態)
「あいててて…はしゃぎすぎたなこりゃ…」
自室に戻りながらそう言葉を漏らす。
千聖を思いっきり追いかけ回して…顔面から砂浜に突撃して…満足気の千聖はふらっとどこかに消えていった。それを確認した俺は、そそくさと旅館に戻っていた。
「はぁぁ…つっかれた」ガララッ
蘭「はっっ!?//」
……あれれーおかしいなぁー。俺部屋間違えたっけ。
「……」チラ
確かに札には拓斗様と書かれている。ふむ。前を見る。
「ビーチに居ないと思ったらこんな所で………なーにやってんだ?お前。」
俺の部屋は入っと瞬間目の前に広がる景色、そんな横にベットがある状態なのだが、そのベットに顔面から突っ込んでる蘭。これはーあれだ。あまりとやかく言っちゃいけないやつだ。
蘭「ち!?違うの!?//」
「なんも言ってねぇーよ…」
蘭「はうぅっ!?///」
昨日から蘭のキャラがブレブレの件について。こいつこんなに感情を表に出す奴だったか?…いや、俺の目の前では確かに余りでてなかったな。
てか良くもまぁ俺の匂いが染み付いたベットに仰向けで寝れんな。姉貴には
栞『拓斗ぉ…くちゃい……』
なんて言われたことがあるし。てかくちゃいって何やねん。
「……とりあえず落ち着けよ。ほれ、これさっき黒服の人から貰ったポカリ。」
そう言って蘭に向かって投げる。アワアワと慌てながらも手に取る。それを確認して、俺はソファーに横になると目元に腕を持って行く。
蘭「…………聞かないの…?」
「別に。聞いた所で俺に得があるようには思えないからな。…それとも聞いて欲しいのかい?」ニヤ
蘭「っっ!//……死ね」
「辛辣ぅ!?」
ニヤッとしながら蘭の方に視線を向ける。一瞬だけ顔を赤く染めるが、真顔になると辛辣のお言葉をひとつ頂く。ありがとうございます。蘭らしくなってきた。
蘭「てか…拓斗、帰ってくるの早いね。」
「昨日あんなにアグレッシブに動いてたからな。危うく金槌で流されるとこだった。」
嘘は言ってない。一つだけ言うなら流されたね。人に
蘭「……あの…さっ」
「うん?」
蘭「……私って…女の子として見た時……どう思う?」
「いきなりだな。どうした?好きな奴でも出来たか?」
蘭「そっ!?そんなんじゃないっっ!!//」
顔を真っ赤にして怒られてしまっただ。
「まぁーあえて答えるなら……乱暴かな。」
蘭「っっ…」
「自分の気に触るとすーぐ殴ってくるし、オマケに口調が荒いじゃん?近づきにくいんじゃないかな?」
蘭「……そっ……かっ……」
およおよ。意外と汐らしい反応。フォローしよっ
「…んでも、そういう言動があるからこそ、たまに見せる照れた顔とか、感謝の気持ちを貰うとすっごい嬉しい気持ちになるよ」ニコ
蘭「なっっ!?///」
「ほら!そういう顔!」
蘭「っっ!?//み、みんな…この変態っ//」
「はっは!ひでぇひでぇ!」
手で顔を多いながら罵倒を食らった。いいの入りましたぜ!!
「……そういうギャップ萌え…好きだぜ」ニコ
蘭「えっっ……//」
「いつもは強がって自分のこと以外無下に扱うけどよ、本当は仲間思いで友達思いのいい女の子だよ。だから感謝されたら照れるし、私には関係ないと言いつつもみんなの為に心配したりする。……表には出さないその労りや心配がギャップ萌えでとても可愛いなってのは…思うよ」ニコ
蘭「なっ…//ななっっ…//」
「……蘭」
蘭「ひゃひっ!?//」
ソファーにうつ伏せになりながら、蘭に視線を向け、言葉を発する。
「蘭は、ちゃんと女の子だよ。可愛い、女の子さ」ニコ
蘭「っっっ!!/////」
真っ赤になった顔を見て、元気成分を蓄えたのを確認して、俺は再度視線を天井に向ける。
「どう言う意図で俺にそんな質問をしたのかは分からないし、理由を聞くこともしないけどよ。…おそらく、今の自分は女の子として正しいのかな…って思ったんだと思う。あくまでこれは俺の勘ね。蘭は今のままでも充分可愛いよ。」
蘭「っっ……♪」
「不器用だけど、思いやりがあって優しい…そんな可愛い女の子だよ。」
蘭「……そっか。」
「否定しないんだな?」
蘭「ばーか。これで私が頷いたり否定したら、拓斗の言葉を真に受けたということになるから、絶対に肯定も否定もしない。」
「ふっ…頭がいい事で…」
蘭「…でも…ありがと。私の質問に…答えてくれて」
「別にいいよw答えるだけならタダだしな」ニコ
蘭「♪…そっか。」
「そーそー。友達なんてそんなもんだろー」
蘭「っ」
「何気ない質問や相談に乗って、それに答える。…何ら不思議な事じゃないぜ」
蘭「……だったらさ。恋人だったら…どうすんのよ?」
「恋人かぁ…確かにあまり考えたことは無かったかもな。よっこらせっと。うーんそうだな…まぁー無難はキスだよな」
ソファーから体を起こす。
蘭「本当に定番だね……」
「んなもんしかなくないか?…あとはその恋人によるだろ。したいことなんてさ。」
蘭「……じゃー…さっ。例えばの話…だけどさ」
ベットから足を下ろすと、俺の腰かけてるソファにくると、俺の真横に座って…
蘭「こう…いう風なのも…恋人なのかな…?//」チョンッ
俺の肩に頭のくっつけ、ぎゅっと俺の手を握りしめてくる。女の子特有のいい香りが鼻をくすぐり、何よりも蘭の恥じらいでる顔がすっごく可愛い…
「どう…だろうな。旅館でやってるあたり、新婚さんみたいだよな。」
目の前にある電源のついてないテレビに映し出されてる俺と蘭の構図を見てそう呟く。
蘭「っ…ふっ…確かにそんな感じね…//」
「てか今日どうした?やけに積極的じゃん。何?惚れた?」ニヤ
おちょくるようにそういう。
蘭「死ねっ」
「ごぶふっ……な、なかなかいいパンチじゃないか…心臓に響いたぜ……」
思いっきり…というか、いつもより軽めに心臓あたりを殴られる。
蘭「あっ…//」
「ん?どったよ…あーいって……」
蘭(…今…こいつの心臓の鼓動…確かに早く……)
「あいてて…」サスサス
蘭(…心做しか…かな。拓斗の頬…赤い……)
「……どうした?そんなにじっと俺の事見つめてきて」
蘭「っ!?//な、なんでもないっ…//」
「……あんまり…ジロジロみんなよな…結構恥ずかしいんだよ…」
蘭「っっ!(…そっかっ♪…拓斗…私で緊張…してくれてるんだっ♪)……」ギュッ
「うおっ?な、何?」
蘭(唇には…まだ無理だけど……頬に…ならっ♪)
チュッ……
「……ふぁっ?」
蘭「……か、勘違いしないでね?…これは昨日のお礼……言いそびれてたから…」
「え?あ……え?」
蘭「……っっ//それじゃーね!ほんと!勘違いすんなよ!この変態っ!//」バンッッ
「……へ?お……え?」
蘭「……♪…意外と…大胆になれるんだ…っ♪」
部屋から出てきて…そう呟く。それにしても…初めてあんな事したなぁ…雰囲気に流されたのかなぁ……でも…
蘭「拓斗の横顔…ちょっと好きかも…♪」
そんな事を私は思うと、自分の部屋に戻る。心做しか、気分が高かったけど…気の所為だよね
蘭
有言実行が早い。本気を出したら基本なんでも出来ちゃうタイプ。暇さえあれば拓斗の横顔を眺める蘭が目撃されるようになる。
拓斗
頬にキスされたことにびっくり仰天。黒服に頼んで一足先に夕ご飯を食べると、思考停止のまま眠りについたのは言うまでもないだろう。
しっくり来ないけどこれでビーチ編終了です!もはや終始ビーチ関係ないけど!いいんですコレで!これでいいのだ!それが俺!!
次回からは日常ストーリーオンリーで行きたい(願望)
どうせノープラン癖で色々変なことになるんだろうな(切実)
まぁーそれが俺だよな!(開き直り)