拓斗「…んあ?どうした?…てかこの方式久しぶりだな」
「そんなことよりさ、失踪していい?」
拓斗「いやそんなことってって待てお前。今なんて言った?」
「失踪していい?」
拓斗「なにを馬鹿なことを言ってるんだ?」
「いやもうね、実はこっちの話の内容がもう分からなくなっちゃったのよ」
拓斗「そりゃー、お前の頭がラブコメを知らない妄想中なのが悪いだろ…」
「はっはっは!…グサって来た」
拓斗「……んで?理由は?」
「え?単純に話が思いつかないのとどう描けばいいのかもうビジョンが無いからかな?」
拓斗「……はぁぁっ…?」
「いやー…好き勝手暴れるのもなんだが、この作品ってぶっちゃけガルパであってもはやガルパじゃないでしょ?」
拓斗「メタイメタイメタイ」
「大丈夫。これオープニングトーク」
拓斗「オープニングトークで、この時点で300文字超えるのもどうかと思うけど」
「こまけぇーことは気にするな!…んでな?そもそもの原因は俺がガルパのキャラを知らなすぎたってのがあるんよ」
拓斗「なぜ最初の方に気付かなかったのか…」
「バンド構成と雰囲気だけでやって来たからね。性格なんて知ってないようなもんだったし」
拓斗「アホだろ…」
「はいっ」
拓斗「はいってお前……で…結局何が言いたいんだよ…?」
「失踪したい(小並感)」
拓斗「はぁ…」
「どう思う?」
拓斗「とりあえず本編書けよ」
「アッハイ」
「結局キャラ崩壊についてどうすればいいと思う?」
拓斗「気付かれないように修正していく」
「なるほどそれは名案だ」
拓斗(あっ…なんか通った…)……んで?本編行く気はあるのか?もう既に700文字いきそうなのだが…」
「方針を変える。」
拓斗「…ほう?」
「まずはこの作品を爆発させるだろ?」
拓斗「とっとと本編行ってこい」
「行くのお前な」
拓斗「そうだった」
「俺がいったらそれこそR-18指定入るまで暴れるぞ」
拓斗「多分だがそれ殺されるヤツだからやめた方がいいぞ」
「デスヨネ」
「今日も今日で平和ですなぁ……」
夏真っ盛り。上にはギンギラギンに輝く太陽が俺の肌や皮膚を焦がして来そうな勢いで照らし続ける。水巻がされていた道路はほんの数分もすれば蒸発していた。
「あぁぁっ…あっちぃぃっ」
ミンミンとセミがうるさい。公園のベンチに座りながら、アイスの木のバーをかじりながら、ぐでぇぇっとしていると、不意に影が差し込んできた
蘭「……こんな所で何してんの?」
黒い髪に赤いメッシュを入れた美少女…蘭が顔をのぞかせてくる。
「どうしたLANケーブル」
蘭「誰の髪の毛の一部分のメッシュがLANケーブルよっ」
「あべしっ…別にそんなつもりで言ったわけじゃねぇーよ…」
頭に軽くチョップされる。肩を露出した今どきのファッションをしている蘭は、俺の座ってるベンチへと腰掛ける。
「んでぇ?お前はこんなあっっつい真昼間からなんだ?散歩か?」
蘭「うーん…それに近いかな。家にいても…やる事ないし」
確か蘭の家って…お堅い家だっけか?そりゃー居るだけ無駄な気もするもんな。いくら冷房が聞いてても、堅苦しい空気だったら自然と喉も詰まるって物だ。
蘭「あんたこそ、こんな真昼間の公園のベンチで何してんのよ?」
「蘭と同じ……やることないからこうしてベンチでダラダラしてる。」
蘭「……そっ。あんたなら、わざわざ外でなくても冷房つけてそれこそお得意のゲームでもしてれば暇なんて潰せるでしょ?」
「それが簡単には行かんとですよ…」
蘭「…ふーん?」
「家に居る。友希那が来る。」
蘭「ちょっ…まってまって…え?あんたの家のセキュリティーどうなんってんの?」
「ごく一般的なマンションですけど」
蘭「……あたしの耳がおかしかったのかな、今友希那が来るとか」
「うん来るよ。ガチャって」
蘭「なんで鍵すら突破されてるのよ。」
「俺が知りたいわ……」
蘭「…それで?」
「それで?…えーと、まるで自分家のようにコップにお茶を注いで隣に座り出す。テレビを見始める。…最終的に俺と友希那2人で漫画読むのに夢中になる。」
蘭「まずあんたは友希那を叱るという事をしたらどうなの…?」
「どうせ叱ってもあいつは変わらないし…」
蘭「……はぁっ」
俺はベンチから立ち上がってアイスバーの木を公園に設置されているゴミ箱に捨てる。
「んで?お前はこれからどうすんだ?」
振り返って、俺の後ろを着いてきた蘭に問いただす。
蘭「うーん……あんた…暇ならさ、少しあたしに付き合ってくれない?」
「別にいいけどよ…何すんだ?」
蘭「今日新曲が出るのよ。それの購入。」
「さてはお前、元々その予定だったのに、俺を見つけたから散歩って嘘ついたんだろ」
蘭「……………さっ。行くよ」
「おいこら、無視すんな」
蘭「…勘違いしないで。たまたま今日新曲発売日だってのを思い出しただけなんだから」
「にしてはだいぶ頬が赤いようですが…」
蘭「……これはあれ…日焼け」
「お前いつも日焼け止め塗ってるだろ。」
蘭「っっ……ふんっ!」
何も言い返せなくなったのか、思いっきり肩パンしてきた。以前より大分威力は劣るが、それでも十分なほどの威力だった。
「あべしっ…久しぶりだな…殴られたの…」
恐らくだけど、俺だからこれぐらい軽いリアクションだが…今どきの全然鍛えてない奴らだったら「いって!いってぇっ!?」ぐらいの反応は示すぞ。マジで
蘭「そもそも…夏休みなんだからあたしがあんたにLINEしない限り合わないでしょ…」
「それもそうか。…お前絶対に俺にLINEしてこないもんな」
蘭「……する必要性がないから」
「そーですよね。…ブロックしy」
蘭「ブロックしたら拓斗の事殺しに行くから」
「こっっわっ…」
でもそれってつまり、遠回しにLINE削除しないでって言う事だよな?………
「…蘭って、本当に素直じゃないよな。」
蘭「……//…別に…あたしの素がこれってだけだしっ…//あんま勘違いしないでっ…」
頬を真っ赤にしても説得力ねぇーぞ…なんて、口が裂けても言えないな…俺の腹が潰れるか、肩がヒリヒリするかのどっちかだしな。
ここはニコッと笑みを向けておくか
蘭「っ!?//……~//」
「あべしっ…結局叩かれるのかよ…」
何かを察したのか、フルスイングしてきた。思わずカウンターしそうになっちまったぜ。
商店街に着くと、すぐさま音楽ショップに入っていく。
俺は蘭の後ろについて行くだけ。
蘭「っ…あった。これこれ」
そう手に取って裏のジャケットを見ていた。
「…ロックバンド?」
蘭「…なに?」
「いや、蘭って意外とロック好きなんだって思ってな」
蘭「……バカにしてる?」
「痛い…別にバカにしてねぇーよ。…いや蘭の歌い方的に、ロック系じゃなくて、直接蘭の心を歌ったような曲の方が多いいから、JPOP系かと思ってた」
蘭「……別にジャンルは何でもいい。…私が好きだと思った人達は…みんな好き」ニコ
ニコッと笑顔になりながら手に持ってるジャケットを見つめる。
「…ふっ。そうかよ」
蘭「…今馬鹿にした?」
「しねぇーよ。蘭が好きな奴を否定するほど俺がクズに見えるか?…いいと思うぜ。蘭らしいよ」ニコ
蘭「っっ~!?//…バカっ…//」
「えっ酷いっ…」
蘭「っ!じゃーこれ…買ってくる…からっ!//」
そう言ってそそくさとレジに会計しに行った蘭。なんだろう、心做しか品出ししている店員に暖かい目を向けられてる気がする……
それから、会計を済ませた蘭に飯を奢ってから、お昼過ぎぐらいに解散する。
結局、今日も普通の一日が過ぎただけだったな。
「……うーんっ…寝るか」
やることなければ寝る。これ至福の一時
蘭「……………」パタンッ
あれから拓斗と別れて、独り無言に部屋に入る。心做しか帰るスピードを早めながら。自室に戻って、買ったCDを机に置いて、ベットに俯いた…その瞬間っ……
蘭「っっっ~~!//普通に拓斗とデートしちゃった!///」
拓斗にはもちろんそんな感情なかったと思うし…普通に友達として買い物に付き合ってくれてただけだと思う…だけどっ…だけどっ!!
蘭「…拓斗とデートっ…//しかも超無難のデートしちゃった!//恥ずかしっ!超恥ずかしっ!!///」
枕を胸元に抱えながら、グルグルと駆け回ってしまう。
蘭「あうっ!…うぅぅっ……」
思わずベットから転げ落ちてしまった。頭を打って痛みを和らげるために自分の手を頭に置いた…その瞬間っ…あの時に助けられた事を思い出してっ…
蘭「はうっっ…//………んへへっ…えへへへっ♪」ニヘラ
自然を頬を緩くして、今日の事とあの時の事を思い出してほおけていた…
その後、我に返った蘭は顔を真っ赤にしながら自身のベットに思いっきりヘットバッキングしてたのは蘭だけが知る奇行である……
拓斗
何気ない買い物は例えデートに近い行為でも友達の付き添いと無意識に割り切るタイプ。実際のデートをするとドン引きするほど焦るタイプでもある。基本的に食事の時は男が奢るものだと思っている。
蘭
あの行為がデートだと思う度に身悶えベットを縦横無尽に駆け巡る。その度に拓斗の笑顔などを思い浮かべては頬をゆるます。…そして縦横無尽に駆け巡る。