「………」
あれから3年……か。
3年前。
花咲川学園を転校して新しい中学。最初はよかった……が、所詮は人だ。裏切りもする。かと言って返り討ちにしてしまえば悪化してしまう。俺はどう言われてもいい。でも………親を………家族の事を言われるのは………どうしようもなく……腹が立つ!唯一楽しかったのは、いとこ達に色々やられた話だけ。
「………」
俺はこの3年間で……変わってしまった。変わりまくって………しまった。もうほとんど中1の記憶なんてない。それどころかそんな記憶あったっけ?って感じだ。どうせこんな俺だ。碌でもないに決まってる。
お父さん「………着いたぞ。」
「……ここが?」
お父さん「新しい学校…花園学園だ。」
「ここ…か。分かった。わざわざ車だしてくれて悪いな…」
お父さん「いや構わん…それより………覚えてるか?」
覚えてる?
「何がだ?」
お父さん「ここの学校のこと…」
「んあ?………そうだな、通ってた。中2までは。それだけだろ?」
お父さん「っっ……あ、あぁ。そうだな…」
「?どうしたんだ?そんなこといきなり聞いてきて…」
お父さん「い、いや…なんでもない……んだ。」
「?そっか……んじゃ行ってきます。」
お父さん「あ、あぁ…行ってらっしゃい。拓斗」
その言葉を聞いて、俺はこの学園の職員室に向かう。
お父さん「すまない…拓斗……私が……あんな学校を選ばなければ……クソ!!」
拓斗のお父さんは…自分の車でそういうや、自分の苛立ちを我慢することが出来ず、ハンドルを殴ってしまう。その時、プーっと音が鳴ると……首を降って
お父さん「いかんいかん。ついかってなってしまった……上手く……変わってくれよ………拓斗。」
教室の入口の前
先生『それでは入ってきてください』
その言葉で俺は教室のドアに手をかけて入る。そして黒板に名前を書いていく。
「えーと………狭間 拓斗です。以前にもこの学園にいましたが、正直あまり思い出はありません。出来れば俺のことは、空気と思ってください。これから1年?2年?よろしくお願いします…」
そう言ってれいをする。そういえや、変わったことはもうひとつあるな。前髪はもう切ってる………というか俺がストレスで切ってたら、前髪が出てたんだけどな……
(誰かに怒られるな………誰に?)
なぜ俺はそんな事を思っているんだろうか………
先生「う、うん!そ、それじゃー席は…そこ!友希那さんの隣ね!」
「………はい。」
そう言って俺はその友希那と言われた銀髪の髪に金色に光る瞳の少女の隣に行く。座る前に一言
「宜しく。」
友希那「………えぇ。」
何故か寂しそうな顔をされた。何故だろうか?まぁー今はそこまで気にしない事にしよう。
それからは何も無く、昼時。俺は弁当も何も持ってないから購買に向かおうと席をたち…ドアに向かってる最中。
ドンーー人と当たってしまった。
「あ、すいません…」
そう言ってチラッと顔を見る。白に近い金髪色で、薄紫色のとても顔が整ってる女性。
千聖「…………」
「!す…すいません。自分はこれで……」
俺は逃げるようにその場から離れる。ガン飛ばしてると勘違いされたくないな……
千聖「………」
購買
「………結構悩むな」
手を組んで悩んでいる。カツサンドか…たまごパンか…
???「いやぁwそれでって悪ぃ!?肩あたっち……!?」
「い、いえ…なれてます……から……」
拓真「お、お前……」
「!す、すいません……邪魔……ですよね……失礼します!」
そう言って逃げるように廊下を走る。
拓真「あ!ちょっ!………どうしちまったんだ?」
わけも分からず屋上に来てしまった……
『あーいーうーえーおーあーおー』
なんか聞こえる…まぁーいいか。
「………」ガチャリ
彩「!?誰!?……!?」
「あ、す、すいません…邪魔……でしたか?」
彩「!?…い、いや……そういう訳じゃ……」
「す、すいません!すぐどこかに向かいます!」
そう言って直ぐに階段をおりる。
彩「あっ!ちょっと!」
結局ご飯を食べることは出来なかった。
「………」
俺って、こんなに弱かったっけ………分からない。思い出せない……昔の自分の性格すら……何もかも全部…
友希那「ねぇー」
隣の人に話しかけられる。
「っ!は、はい?なんですか?」
友希那「………あなた、ここに来るまで何があったの?」
「何…が?」
何…だろう………それすらも忘れてしまってるのかもしれない
友希那「………中学……確かあなたはここに元々居たのよね?その後……何があったの?」
凄い……心配してくれてるんだろうな。優しいな……
「あ、あはは…友希那さんは優しいんですね。そう………ですね…」
ここから出た後…か。
『雑魚が生きるんじゃねぇーよ』
『死んじぇば?』
『しーね!しーね!』
「………」
友希那「………拓斗…君?」
「あ、あぁ。す、すいません。あ、あはは…少し考え事をしてただけですよw」
友希那「!………っ……」
「『お前なんか死んじゃえ』…か………」
友希那「!!」
「『お前に生きる価値なんてない!死ね!今すぐ!死んじゃえ!』……そっ…か………あれ?俺今何考えてたんだっけ?………あ、そうだった……ノートにっと……」
そんな……心がボロボロの拓斗の悲痛な声を聞いた友希那、彼女はただ唖然とすることしかできなかった。
記憶わすれてるふうになってますが、無くしてないので悪しからず。次回には分かりますよwでは、また次回にw