騙して悪いが   作:傭兵統括機構担当者

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統制された安寧。
統制された闘争。
統制された世界。

多くにとってそれは与り知らぬまま。

人々は管理されている。
人々は守護されている。
人々は育成されている。
人々は期待されている。

戦いと発展による研鑽の果てに答えを見出だし、いつか庇護を不要として巣立ちを迎えるまで。

『我々』は人類の可能性を信じている。

だからこそ『我々』は例外を許さない。
唐突に現れては差し伸べられた庇護の手を自分は不要だと払い除け、それを必要とする多数を顧みない、歩調を乱す利己的な存在を容認しない。

例外は排除されるべきだ。



エイペックス支配下都市進攻支援

かつて人類はその愚かさの果てに破壊の限りを尽くし、自らを滅ぼした。紡がれてきた歴史は記録の断絶により失われ、文明は著しく衰退した。この混迷期に支配者となったのが企業であり、以来汚染された大地で生き延びるために勢力の増強を図ってきた。

 

しかし、かつての大破壊で発生した汚染が減衰、あるいは除去する技術が確立されると余裕のできた企業は急速に発展し、かつては生存のために高めてきた力を利益のために使いだした。その結果が現状であり、企業は終わりなき勢力争いに明け暮れていた。

 

最新技術による革新的新装備や、高性能パーツを売りとした最大規模を誇る複合企業グループ。

『ミストラル』

 

安価で信頼性の高いパーツに定評があり、最も多くの専属レイヴンを抱え企業戦力ではミストラルにも劣らない規模をもつ。

『エイペックス・インダストリアル』

 

最小規模でありながら高い技術力と他にはない視点から独特な製品を開発しており、特化型パーツに定評がある。

『アカツキ重工』

 

ここに諸勢力がいくつか絡み合うが、この3社による覇権争いが世界の縮図と言って相違なかった。近年は様々な要因から戦線が小康状態を保っており、大規模な闘争はなかったのだが、先日世間を騒がせるニュースが飛び込んできた。

 

【ミストラル、レイヴンを粛清】

 

ミストラルは先日公式会見にて、レイヴン個人による意図的な敵対行動に対して反抗措置を取り、レイヴンを排除したと発表した。粛清されたレイヴンはミストラルとの契約上で知り得た機密情報を武装勢力に売り払い、重要施設への襲撃を手引きした上、その撃退依頼を受けることで不当に報酬を得ていたとのこと。粛清の実行者に関しては《契約上の観点から情報の開示は行わない》とコメントを出しているため実行者はミストラルの専属レイヴンではない可能性が示唆されている。

 

この事に関しては各組織は次のようにコメントを発表している。

 

傭兵統括機構『レイヴンズ・パーチ』

《契約後の企業とのトラブルに関してはレイヴン個人にその責任があり、我々は一切関知しておりません》

 

企業間調停機関『IAO』

《このレイヴンの行動は企業社会の秩序を乱す野蛮な行為だ》

 

また各勢力はこのミストラルの動きを、武装勢力を支援していた他企業を非難し、報復と称した進攻を開始する大義名分を得るためのパフォーマンスであると考えているようで、今後の情勢の悪化が懸念されている。

 

 

────────

 

 

企業からの素っ気ない御礼のメールと共にCOAM(コーム)*1が口座に振り込まれたのを確認した。口止め料込みなのか相場よりも大分色をつけられている。実力的に硬めのMTとほぼどっこいどっこいの勘違い野郎を1人消しただけだというのに随分気前の良いことだ。

 

男は『調停者』と呼ばれるレイヴンだった。特に何処かに肩入れするでもなく、各勢力から程よく依頼を受け、パワーバランスの傾きが大きくならないように立ち回るのを繰り返していたらいつの間にかこの渾名をつけられていた*2。おそらく蝙蝠だの偽善者だのという捻りのない呼び方を嫌った者達からの精一杯の皮肉が込められた渾名なのだろう*3。それ故に幾度か刺客を仕向けられたこともあるがどうにかこうにかそれを退けていることから、実力は認めているがそのスタンスは気に入らないという尊敬と侮蔑の混じった評価を戴いているからこそ『調停者』呼ばわりされている男だった。なお地味にIAOからの評価が高いことを本人は知らない。

 

よっぽどのことが無い限り前述のスタンスを崩さない調停者の依頼選びは各勢力の情勢を鑑みて行うため、情報収集には余念がなかった。常に複数の情報屋から情報を仕入れ、時にはネットの掲示板を覗くなどして情報の精度を上げてから依頼を選定する。そんな調停者からして

最近の情勢は非常にキナ臭いと言えた。

 

そこかしこで争いの火種が燻っている。各勢力の小競り合いは日毎に増加傾向にあり、緊張感が高まりつつある。現在はお互いに相手の攻撃材料を探している状態だが、遠からず企業間の大規模紛争に発展するのは想像に難くない。小さな切っ掛けさえあれば勝手に戦いを始めるのは人類の歴史が証明している。記録が断絶している大破壊以前のことは知らないがきっとそうに違いない。

 

というワケで調停者はしばらく企業などの大口の依頼は避け、武装勢力や反抗組織、所謂テロリストに分類される連中の依頼を受けることにした。現在大義名分を得て優勢になりつつあるミストラルと他勢力を拮抗させるため、狙い目はミストラルが支援するテロ組織である。動きが派手になれば目をつけられ、他社から攻撃材料に使われやすくなると見越してのチョイスである。支援を受けた組織は金払いが良く、活動の程度も高が知れていて御しやすいので調停者好みのクライアントだ。

 

調子付かれて行動がエスカレートするようであれば始末をつける必要があるが、それはそれで飯の種になるのでアリではある。

 

調停者が目を付けたのは反エイペックスを掲げる『オミノス・ウィンド』という組織。案の定裏ではミストラルから資金や装備の援助を受けている。企業の支配から脱却し、自治区の設立を要求するという御大層な理念を掲げていたが、調停者はあまり興味がなく矢鱈と高圧的なのもあってあまり良い印象は抱かなかった。そもそもテロリストに良い印象は普通抱かないと思うが。組織の成り立ちからして元企業所属部隊の集まりなのでテロリスト風情のくせにかなりプライドが高い。しかしそれ相応の実力もあるため質が悪く、ナチュラルにレイヴンを見下している節もあった。

 

彼らの依頼は陽動作戦。エイペックスの支配する都市に対して攻撃を仕掛ける際に障害となるシティガードを引き付けるのが役目だ。クライアントは特に言及しなかったが、恐らく派手にやり過ぎるとレイヴンを雇われる可能性があるため、程よく手を抜いて倒せそうな感じでやるのがポイントと思われる。

 

市街においての長期戦を想定し、武装は弾数の多いマシンガンと重く移動性能に負荷を掛けるが広範囲をカバーできる物理シールド。格納機能付きコアを選択し、もしもの時のため保険のレーザーブレードを格納しておく。背部武装には垂直ミサイルと対ECM対策のレーダーを装備し、肩部には迎撃ミサイルを装備。なんとも器用貧乏な感じの中量二脚型ACが組上がった。とはいえ内装はがっつり機動戦特化仕様のため、いざとなれば武装をパージして逃げの一手を打つことも十分可能であり、あらゆる状況への対応性の高さが彼が中量二脚を愛用する理由の1つであった。

 

 

────────

 

 

作戦開始時刻は夕暮れ。オミノス・ウィンドはACによる陽動に紛れて都市部に潜伏し、ACの撤退後夜闇に紛れて破壊工作を行う手筈になっている。調停者は都市のレーダー警戒網に真正面から突っ込み、愛機『プロセッサ』を帰宅中の人で溢れるビル街へと降り立たせた。

 

ACはその大きさと質量のみで接触する物体を薙ぎ倒し、粉砕する。ブーストを吹かせば平均して300キロ近くで動き回る鋼の巨人は一般人にとっては近くにいるだけで危険極まりない存在だった。

 

歩き回るだけで車は空き缶のように吹き飛んでいき、適当にマシンガンを道路に向けてバラ蒔けば着弾地点から飛び散る瓦礫が散弾のように人々に襲い掛かる。ちょっとした動作で幾人もの人生が狂い、終わりを告げる。瓦礫に挟まれた者を助けようとした青年が飛来した瓦礫により一瞬で差し伸べた手を残して消え、幼子を守ろうとした母親が衝撃波でビルのガラスへ突っ込み動かなくなる。

 

この世界では割とよくある光景だった。

 

『各機散開して波状攻撃を仕掛けろ!敵ACを封殺するんだ!』

 

到着したシティガードの二脚MT部隊が絶え間なく砲撃とミサイルの雨を降り注がせる。調停者はプロセッサを左右に揺れるように移動させ、時折思い出したかのようにMTを何機か破壊しては、ミサイルを迎撃していく。ちょくちょく被弾こそするが、ほとんどは物理シールドに阻まれ、有効打はほぼなし。

 

MT部隊隊長としてはこのまま弾切れを起こさせるか、何かしらの損傷を与えて撤退させたいところだが、動きの端々から実力を窺わせるこのACがそこらの有象無象とは思えず、明らかに手を抜かれている事を薄々感じ取っていた。さらには積極的に攻めて来ない点から、このACの目的は戦力を削ることではなく何かしらの陽動であることにも勘付いていた。なら、今この瞬間にも敵の本隊が別方面から侵入している可能性が高い。戦力をこの場に集中させ続けるのは悪手でしかないとすぐさま判断した彼の行動は迅速だった。

 

『やむを得ん。救援依頼を出せ』

 

 

────────

 

 

さっきまでこちらに寄って集って攻撃を加えていたMTが後退を始めた。敗走したという感じではなく防衛ラインを1つ下げたようにも感じられる。シティガードにしては良い指揮官がいるようだ。ACは最強の兵器ではあっても無敵の兵器ではない。包囲し他方から袋叩きにしたり、閉所で面制圧攻撃を仕掛けたりとやりようによっては呆気なくACが落とされることも無いわけではない。有利な地形に誘い込む腹積もりか。

あるいは……。

 

クライアントの方も、ほとんどの部隊が潜入に成功し、現在別動隊が送電設備の破壊工作中とのこと。数こそ少ないが企業所属のMT部隊並の練度とミストラルの支援による潤沢な装備を持つ彼らはシティガードを圧倒するだけの実力がある。もう引き上げても良いくらい順調ではあるのだが、一応契約上では作戦終了時刻は日没後となっているため日没までは残る必要がある。あと数分もないがそれがひどく長く感じた。

 

オミノス・ウィンドは基本報酬の支払いがテロリストにしては良いかわりに増援等の撃破による追加報酬を支払う気がない。基本報酬に増援の撃破も込みで入れてあるつもりらしくそれで事足りるという考えらしい。ここまで一貫しての不誠実な態度にはもはや脱帽するレベルだ。だが依頼内容はあくまで陽動。敵の撃破に関しては全滅させろとも一定数撃破とも契約文には一切ない。

 

こんなとき一般的なレイヴンならこう考える。

真面目に戦うだけ損をするなら最低限陽動の体を成していれば無理に倒す必要もないよな?

 

調停者もこの例に漏れることなく、良くも悪くも契約内容に忠実であり契約外の働きは絶対にしない。金にならない仕事を真面目にやってもらえると思ったら大間違いだ。弾だってタダではないのだ。

 

 

────────

 

 

一方、市街中心部では火柱が上がっていた。

 

『クソッ!何でこんな僻地の都市にエイペックスの最高戦力が!?』

 

漆黒の機体に所々あしらわれた金の装飾に、赤く光る単眼が特徴的な中量二脚機。背部に背負われた大型グレネードキャノンでMTを凪ぎ払いながら突然現れたそれはエイペックスの最高戦力と目されるマスターアリーナでも一桁代のランカーACであった。

 

反撃として撃ち返された弾丸の雨を事も無げにくぐり抜けて敵中に飛び込むと、神憑り的な操縦技術をもって機体のバランスをわざと崩し、前に進みながら1回転してライフルを乱射した。一見して闇雲に撃ったようだったがそれは全て高速で行われた精密射撃であり、1回転し終わる頃には周囲のMTは正面を残して沈黙していた。

 

『バカな!?こんな……こんなバカな事がッ!?』

 

残った1機が応戦するも不規則な軌道を描いて迫るACを捉えられず、突き付けられたライフルの射撃によってMTは後方に吹き飛ぶ。それに透かさず追撃をかけるACは回転した勢いでレーザーブレードを起動。回転切りによって輪切りにされたMTはもはやただの鉄屑に過ぎなかった。

 

『区画制圧完了。他はどうだ?』

 

『送電設備への破壊工作を画策していた連中はこっちで片付けました』

 

『市外で待機してた余剰戦力も全部殺ったよ。後は残党狩りくらいさね』

 

テロ組織オミノス・ウィンドの掃討にはエイペックスの誇るAC部隊という過剰戦力が投入されていた。オミノス・ウィンドは知る由もなかったが、彼らは近辺で実地による調整演習を秘密裏に実施しており、偶然救援要請に答えたというのが真相であった。オミノス・ウィンドはACの救援前に都市を制圧し、籠城戦法によるACの対策を行う手筈ではあったがその前に複数のACに攻撃を受けるのは完全に想定外だったようだ。

 

『対テロ演習を継続する。各自掃討にあたれ』

 

『実際に殺っちまったのに演習とはねぇ?』

 

エイペックスの最高戦力兼AC部隊隊長の冗談は全く笑えなかった。

 

 

────────

 

 

調停者の方もオミノス・ウィンドがあっさり壊滅したのは把握していた。無線から断末魔やら悲鳴やらがひっきりなしに聞こえていれば誰でも察するとは思うが。契約終了間際に起きた瞬く間の出来事であった。

 

『おいレイヴン!聞こえているんだろう!?救援に来い!今すぐにだ!』

 

無線からがなり立てるようにテロ組織の指揮官の声が聞こえる。旗色が悪くなった途端にこれだ。さっきまでの楽勝ムードは何処へ行った。さて調停者の返答の方は残念ながらノーだ。30秒ほど前に契約終了時間を過ぎており、報酬の口座振り込みも確認済みである。つまり既に契約関係にないため指示に従う義理はない。

 

『なら追加の依頼だ!早く助けろ!』

 

残念ながら依頼の受諾は見送らせていただきます。今回はご縁がなかったということで……次がありましたらまたよろしくお願い致します。まるで不採用通知みたいな文面で依頼を断る調停者。依頼の取捨選択の権利はこちらにあるからねしょうがないね。こんな無茶苦茶な依頼全額前払いでも受けんわ。直後なにやら喚いていた無線は何故か唐突に途切れてしまった。何でだろうね?

 

貰う物は貰ったのでとっとと帰ろうと思ったが、残念ながら戯れ事に付き合い過ぎたせいか一足遅かったようだ。熱源が現在こちらに向けて高速接近しており、ACであることは状況からして明白だった。

 

『雇われか?逃げるのが遅かったようだな』

 

やって来たのはマイクロミサイルに速射型ロケットランチャー、両手にマシンガンという高機動近接戦主体と思われるAC。肩には連動ミサイルがマウントされており、隙あらばミサイルをしこたま撃ち込まれるのは目に見えている。記憶が正しければエイペックスのAC部隊にこのような機体は登録されていなかった気がするが何にせよ面倒そうな機体構成だ。

 

調停者はこの状況に至ってはデッドウェイトと化している垂直ミサイルをパージ。ロクに撃っていないためほとんど中身が残っているそれを相手に向けて蹴り込み、マシンガンで撃ち抜いた。誘爆で発生する煙による目眩ましで距離を取ろうとしたのだが、煙越しにマイクロミサイルと連動ミサイルが叩き込まれたのを見てそれを相手に看破された事を覚った。

 

盾を構えて急速後退しながら迎撃ミサイルを起動し、ついでにマシンガンによる迎撃を試みる。結果半数以上は叩き落としたが残りはプロセッサに殺到。盾で受けたがいくらかはすり抜けてダメージを受け、反動で動きが鈍る。そこへ間を開けずに瞬間火力の高いマシンガンによる追撃が入り、盾はそろそろ廃材へとジョブチェンジしそうなくらいボロボロだった。

 

このままではジリ貧になって押し切られるため、調停者は一転攻勢に出た。装備していたアンテナや迎撃ミサイルをまとめてパージし、盾を構えて突撃。そのまま体当たりを仕掛けた。機体構成からして突っ込んで来るとは思っていなかったのか不意を突かれた相手はまともに体当たりを受けてしまう。そして調停者は盾を相手に押し付けるようにして手放し、格納ユニットからレーザーブレードを装着。装甲が削られ薄くなった盾越しにレーザーブレードを突き立てた。

 

エイペックス系のパーツに多い単眼の頭部にレーザーブレードが接触したと同時に調停者はそのままブレードを横一閃。頭部ユニットの一部を抉り取るように切り落とすと即座に反転し離脱を開始した。ACの頭部はセンサーユニットが詰まっており、ここを破壊されるとロックオン機能等に重大な障害が発生する。そのためパイロットはシステムアシストなしでの射撃を強いられ、命中精度が著しく低下する。これにより無防備に背を向けて逃げ出してもサブカメラ切り替えのタイムラグなどで視界が奪われているため、相手から追撃を受ける可能性が大きく下がるのだ。

 

しばらくして頭部から煙を吹き上げて沈黙しているACへ複数のACが合流した。エイペックスのAC部隊である。

 

『初の実戦にしては随分してやられたねぇ?新入り』

 

軽量逆関節型*4のACが煽るような言葉を掛ける。その傍ら、電子戦特化仕様のT字アンテナのような頭部をした四脚型*5ACが砂埃を立てて遠ざかっていく調停者の駆るプロセッサを眺めながら関心したように呟く。

 

『我々の合流前に撤退を済ませますか……鮮やかな引き際ですね』

 

『……演習を終了する。ただちに撤収せよ』

 

『まーだ演習って言い張るのかい?』

 

『隊長なりの気遣いってことでしょう』

 

遅れてやって来たAC部隊隊長は隊員たちに一瞥くれると、踵を返しその場を後にする。他の面々もそれに続き、頭部を失ったACも緩慢な動作で後を追った。

 

『忘れない……この屈辱は忘れないぞ』

 

 

────────

 

 

【れいヴんずねすと総合板 part.11】

 

1.名無しのレイヴン

おはようございます。

メインシステム、パイロットデータ認証開始。

ここはレイヴン同士による匿名総合掲示板です。

この掲示板では以下のルールを守って書き込んで下さい。

・相手への無用な詮索は控えましょう。

・戦場で敵だった気がする相手でもこの場に遺恨を持ち込まないようにしましょう。

・目に余る違反行為があった場合、制裁が及ぶ場合があります。

・自分の身は自分で守りましょう。

メインシステム、掲示板モードを起動。

閲覧行動を再開。

あなたの書き込みを歓迎します。

 

前スレ

【れいヴんずねすと総合板 part.10】

【ACアリーナスレ part.22】

【機体の構成を考えるスレ part.18】

【産廃の使い道を考えるスレ part.9】

【AMIDAたんを愛でるスレ part.16】

【ガチタンスレ(´神`)part.6】

【ゲイヴン♂スレ part.43】

 

……

…………

………………

 

36.名無しのレイヴン

ぶっちゃけもう大規模紛争まで秒読みじゃね?

 

37.名無しのレイヴン

手駒のテロ組織で代理戦争してるような感じだからな

 

38.名無しのレイヴン

結果的にお互い報復材料を提供し合ってると

うーんこの負のスパイラル……

 

39.名無しのレイヴン

そういや事の発端だったミストラルのレイヴン粛清の実行担当は判明したん?

 

40.名無しのレイヴン

事件現場にあった車載カメラとかから多分『調停者』じゃないかって話だったな

 

41.名無しのレイヴン

『調停者』って誰?

教えてエロい人!

 

42.名無しのレイヴン

・パワーバランスを拮抗させるように劣性側の勢力に付く事が多いレイヴン

・付いてた勢力が優勢になると劣性側に鞍替え

・皮肉からつけられた渾名が『調停者』

・本人もこの渾名を名乗ることも稀によくある

・過去に企業の刺客を差し向けられた経験アリ

・契約内容は遵守するので評判は意外と良い

 

43.名無しのレイヴン

結局はどっち付かずスタイルってことか?

これだけ聞くとあんまり良いイメージしないんだが

 

44.名無しのレイヴン

鞍替えもミストラルがエイペックスのシェアを追い越した時に1回やったのをミストラルに騒がれて有名になっただけなんだよな

 

45.名無しのレイヴン

ちょっとまって!?企業の刺客差し向けられたってどういうこと!?

 

46.名無しのレイヴン

鞍替えされたミストラルが報復と称して何度か襲撃仕掛けたって噂がある

でもまだ生きてるだろ?

つまりはそういうことだ

 

47.名無しのレイヴン

えぇ……何この人

 

変態かよ(褒め言葉)

 

48.名無しのレイヴン

んで消すのを諦めたミストラルはそういうもんだと開き直って有効活用してるってことか

 

49.名無しのレイヴン

アリーナスレに行って聞いてきたんだがマスターアリーナに名前あるから地味にランカーACだぞ

 

50.名無しのレイヴン

好き勝手できるってことはそれ相応の実力があるってことなんやなって……

 

 

*1
企業保証通貨。各企業合同で発行されるこの世界における共通通貨

*2
優勢になった途端に劣勢側の依頼を受けるなんてことを繰り返しているからだと思われる

*3
だが訂正するでもなくむしろ通りがいいからと自ら名乗ることもしばしば

*4
鳥の足のように膝が後ろに曲がる脚部。ジャンプ能力に優れ空中戦やトップアタック戦法を得意とする反面、積載能力や防御性能が低い。軽量型は機動性を重視したタイプ

*5
旋回速度に優れ、二脚や逆関節では発射体勢を取る必要のある重武装を構えなしで扱える高機動と高火力を両立した脚部。稼働部位が多いため干渉を防ぐために装甲が薄く、エネルギー消費が激しい




(ぶっちゃけ登場人物の名前ほとんど考えて)
ないです。

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