お前のハーレムをぶっ壊す   作:バリ茶

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新作書いてたら遅れちゃっ……たぁ!



やっぱり相棒と【前編】

 

 な ん や か ん や あ っ て 。

 

 

 俺たちは悪魔と化した街の人々を全員元に戻し、さらにほとんどの怪人を撃破した。残る敵は、追い詰められてデビルと融合した白ローブただ一人だ。

 

「せやっ!」

 

 黒野が横降りの斬撃を放つ──

 

「うぐぅっ!」

 

 降りかかる刃をなんとか腕でガードするが力負けしてしまい、吹き飛ばされる白ローブ。

 なんとか受け身をとって立ち上がり、その鋭い眼光で俺たちを睨みつけた。

 

「こんな……デスゲーマーズなんてふざけた連中にっ、この俺がァ……!」

 

 呪詛を吐きながら両手を真上に掲げた白ローブは、怒り狂った表情で叫ぶ。

 

「もはや出し惜しみなどしない! デビルと融合したこの俺のフルパワーで街ごと貴様らを葬り去ってくれるわァッ!!」

 

 もはや個性も何もないただの悪役へとなり下がった白ローブの頭上には、なにやら大きなエネルギーの弾が生成され始めている。元気玉かアレ?

 

「っ!」

 

 エネルギー弾が大きく膨れ上がっていくと同時に、まるで地震のように地面が大きく揺れ始めた。咄嗟のことで反応が遅れたせいか、足腰が細くてあまり踏ん張りが利かないリアの体の俺はバランスを崩した。やば、転ぶ──!

 

「うわっ──」

 

「美咲くん!」「ボウヤ!」「夜にい!」「ハッ、美咲君!?」

 

 なんか一斉に声をかけられて脳が混乱しかけたものの。

 

「おっと」

 

 転びかけた俺をちょうど隣にいた呉原が支えてくれたので、そのまま転倒することはなかった。

 

「大丈夫か、美咲」

 

「おう、サンキュな」

 

 親友のおかげで態勢を立て直し、再び白ローブと対峙する。さて、奴を止めるにはどうしたものか。

 

「……よし、ゲーマーズのみんな──」

 

 かつてプレイヤーキラーを倒した時のことを思い出し、作戦を伝えようと後ろを振り返ると。

 

「あ、あれ……?」

 

 

 

「……ずるい」(ゆ、雪音さん元気出して!)

 

「……これが親友ポジの力なのね」(正太郎さん……?)

 

「……なるほど」(あの、小春さん。呉原さんを睨みつけるのやめてください)(朝陽くんは悔しくないの!?)

 

「……うん」(いいよいいよ、どうせ僕は一番最後の女なんだ)(ちょっ、こんな時にいじけないでください理愛!)

 

 剛烈(陽菜)、真岡(髙月)、朝陽(小春)、黒野(藤堂)──の四人が呉原(フィリス)を見つめていた。というより若干睨みつけていた。……敵が必殺技撃とうとしてるのに何してんだ。

 

「なんだよ……! 皆どうした……!?」(フィリス! なんか皆が怖いんだけど! 何これ!?)(当然と言えば当然……かな)

 

「呉原……? みんなに何かした……?」

 

 もしや俺の見ていない間に喧嘩が勃発しているんじゃ? それはだめだ、仲間割れは良くない。ていうかそんなことしてる場合じゃない。

 

「してないしてない! 別に何もないから安心しろって」(フッ……私たちが一歩リードだね、これは)(うるせぇ! 大体お前ーー)

 

「おい呉原……!」

 

 押し黙ったまま次々と表情が切り替わる呉原。これは恐らく心の中にいるフィリスと対話をしているのだろう。俺とアイリールのレベルになれば無表情で会話をすることが可能だが、アクセスする機会が少ない他のメンバーは、呉原と同じくパートナーと話すときはよく顔に出ている。

 

 ……全員顔がうるさい。いいから真面目に戦ってほしい。

 

「ゲーマーズ!!」

 

 俺がわざと大声を上げると、全員ビクッと肩が跳ねる。今はパートナー同士で話し合っている場合じゃないんだ、意識をしっかり目の前の敵に向けてもらわないと困る。ちゃんと戦え。

 

「白ローブが必殺技みたいなのを撃とうとしてるから、プレイヤーキラーを葬ったあの時のエクスカリバーの合体ビームで対抗します! 剛烈さんと俺で白ローブを牽制! 黒野さんは精神統一! 真岡と朝陽と呉原はエクスカリバーにエネルギー充填! はい始めッ!」

 

 矢継ぎ早に指示を飛ばして、パシンっと強く手を叩くと、ゲーマーズの皆は表情を切り替えてすぐさま行動に移った。

 

「静の呼吸──ふぅ……」

 

 黒野は地面にエクスカリバーを突き刺し、その前で正座をして瞼を閉じる。それから深呼吸を何度か繰り返し、まるでマネキンにでもなったかのように完全に動かなくなった。確か必殺のエクスカリバーを放つときはかなりの集中力が必要とされるはずだったから、黒野と藤堂(ブラック)はこれでいい。

 

「朝陽くん、呉原ちゃん、エネルギー充填(チャージ)いくわよ!」

 

「はい!」

 

「あぁ!」

 

 朝陽と小春(サンダー)真岡と高月(ゴールド)呉原とフィリス(ブルー)の三人は聖剣を取り囲み、それぞれ自らの手から冷気と光と電気を放出し、それらを全てのエネルギーをエクスカリバーに注ぎ込んでいく。

 

「いいこと二人とも? あの時と違って蓮斗君がいないから、体の力が抜けるくらいまでエネルギーを込めないと合体技は完成しないわ──気合い入れて!」

 

 真岡の指示で残りの二人も更に放出するエネルギーの量を増幅させた。

 プレイヤーキラーと対峙したときは、エネルギー充填係に蓮斗もいたので、チャージ自体は比較的容易だった。

 しかし、この場にはあの主人公だけがいない。ゆえにあの三人には前回以上に無理をしてもらうことになる。

 

 そして何より、エクスカリバーが完成する前に、白ローブに必殺技を撃たせるわけにはいかない。

 

「行きますよ剛烈さん!」

 

「分かった! 背中に乗って!」

 

 サッと背中に飛び乗ってきた俺をおんぶした剛烈は、すぐさま能力で浮遊。ついでに周囲の瓦礫も能力で浮遊させ、それらすべてを白ローブに向かって投擲した。

 

 すかさず俺もレーザー銃で白ローブを攻撃していく。飛び回る剛烈と共に四方八方から、必殺技生成中の白ローブを邪魔するためにこれでもかというほどの攻撃を浴びせる。

 

「ぐぅぅ! 目障りなハエめぇ……!」

 

 怒声をあげながら白ローブは自らの周囲にバリアを展開した。

 だが、バリアを張るということは、少なからず必殺技のための余力をそちらに割いたということだ。

 

「構わないで美咲くん! どんどん攻撃しちゃっていいから!」

 

「えぇ勿論!」

 

 俺たちの目的は時間稼ぎと、相手の集中力を少しでも削ぐことにある。たとえダメージにならずとも邪魔をできれば重畳。

 

 

 もう少し。

 

 

 あと少し。

 

 

 そろそろ──

 

 

「邪魔だぁ!!」

 

「うわっ!?」

 

 突然白ローブが周囲に衝撃波を放ち、俺と剛烈は吹き飛ばされてしまった。剛烈の能力のおかげでかろうじて地面に激突することはなかったものの、あの様子ではもう一度近づくことは困難だ。

 

「くぅっ……!」

 

 このままじゃ先制する前に必殺技を撃たれてしまう。防御手段が実質的に呉原の氷ガードしかない俺たちに、白ローブのあのエネルギー弾を防ぐ術など存在しない。

 まずい、このままじゃ……!

 

 

「──みんな、ありがとう。もう大丈夫だ」

 

 

 俺たちに死の緊張が走った瞬間、それを文香ブラックの静かな一言が吹き飛ばした。

 すっくと立ちあがり、精神統一前とは打って変わって凛とした雰囲気に包まれたブラックが、エネルギー充填の完了した聖剣を手に取る。

 

「氷の壁を作る! 全員俺の後ろに来い!」

 

 彼女から離れた位置に移動したフィリスブルーが巨大な氷の壁を生成し、残りの全員がそこへ駆け込む。

 それと同時に、白ローブも必殺技の準備が整ったようで、奴はバリアを解いて高らかに雄たけびを上げた。

 

「フハハハハァ!! これで終わりだ、ゲーマーズどもォ!!」

 

 

 

「…………」

 

 そんな敵を、ただ静かに見つめる黒野。

 彼女は聖剣を両手に握り、自らの頭上へ掲げ──ピタリと動きを止める。

 

 すると、まるで蛍の光のように小さな光の粒子が彼女の周囲に発生し、彼女の腰まである長い黒髪を一瞬で金色に染め上げた。

 

 同時に金色の突風が周囲に巻き起こり、金髪になった黒野が掲げる聖剣は更に強く輝きを増す。黄金の風は彼女の全身を包み込み、そこから溢れ出るオーラは足場の地面をまるで泥濘のように歪ませていく。

 

 誰も踏み入ることのできない不可侵の領域を生み出し、威圧感を伴う鋭き眼光で悪を捉えた。

 

「……前口上は省略。この剣は、ただ貴様を葬り去るために──なにより仲間を守るために」

 

「なっ……!?」

 

 その聖剣と肉体から放出される輝きは正しく太陽の如く。眼を背けたくなる程の眩き黄金の光は一本の柱となり、天空へと駆け抜け雲を切り裂いた。

 その身に纏う勝利のオーラと、聖剣から放たれる、戦場には似つかわしくない暖かな風が、悪しき怪人を戦慄させる。

 

 焦り、恐怖し、我慢の限界を迎えた白ローブは叫びながら必殺技を放った。

 

「くっそこのガキどもがァ! 死ねえええぇぇぇぇェェェッ!!!」

 

 

 しかし、黒野は構えを崩さない。

 

 彼女は負けないことを知っている。

 

 この聖剣には勝利が約束されていることを知っているのだ。

 

 

「「エクス───」」

 

 

 精神の黒野理愛、そして肉体である藤堂文香──二つの声が重なる。

 

 

 決着の時だ。

 

 

 

 

『カリバァ──ッッ!!!』

 

 

 

 

 瞬間、黄金の奔流が、巨悪へ向かって解き放たれた。

 

 

 

 

★  ★  ★  ★  ★

 

 

 

 

「よっしゃー!」

 

 約束された勝利の合体技(エクスカリバー)があっという間に白ローブの必殺技を粉砕し、断末魔を上げる隙すら与えずに奴を消滅させ、俺たちは見事に勝利を飾った。やったぜ。

 

「つ、疲れた……」

 

 弱々しい声音で呟いたサンダーはアクセスウォッチを操作し、小春と朝陽の二人に戻った。

 それを見た他のメンバーも次々と変身解除をし、先ほどまで六人だったチームはあっという間に大所帯に戻ってしまった。

 

「俺も戻ろうかな」

 

 みんなに続いてウォッチをいじり、リアから夜へ戻った。……の、だが。

 

「……あれっ」

 

 変身を解除したというのに、何故か相棒がウォッチの中から出てこない。何事だろう。

 

(どうしたアイリール? もう敵はいないぞ?)

 

(……なんとなくだけど、まだこのままでいたほうがいいかなって)

 

(なんだそりゃ。アクセスしたままがいいんだったら、言ってくれればすぐにまた変身するぞ?)

 

(いや、そうじゃなくて。多分夜が男の子のまま頑張らないといけない事が起きそうな気がするから、私はここで見てるよ)

 

 言ってることがよく分からないな。疲れたし歩きたくないからこのままウォッチの中で休みたいのだろうか。

 まぁ、なんにせよ怪人騒動が解決してよかった。……んんー、つっかれたぁ。

 

 

 

「だから、今日のあいだはまだ理愛のデートの約束が有効なのだ。申し訳ないが皆には諦めてもらうぞ」

 

「むーっ! 文香先輩はあくまでも黒野博士の肩を持つんですね!? ロイゼ先輩も何か言ってやってくださいよぅ!」

 

「えっ、ええと……あっ、そうですわ! 皆さんで祝勝会を「それは明日でいいだろうロイゼ?」……うぅ、フィリスぅ……」

 

「よしよしヾ(・ω・`)」

 

 

 

 会話の内容は聞こえないが、なにやら他のメンバー……特にヒロインズ四人で話をしているようだ。そのちょっと離れた位置で呉原たちが彼女らを眺めていて、何故か黒野だけが赤くなって顔を手で隠している。

 

(え、夜? 何で聞こえないの?)

 

(いや、なんか聞こえないんだよ。エクスカリバーの音がうるさかったからかな)

 

(謎の力が働いている……? それとも夜が難聴キャラなだけ……?)

 

 耳鳴りがすごいんだよな。まぁ爆発とかたくさん起きてたし、今はちょっと耳が遠くなってても仕方がない。

 

(あっ、そういえば夜)

 

(どした?)

 

 

(朝陽くん、めちゃくちゃライトニングフォーム使ってたけど、デメリットの発情は大丈夫なのかな?)

 

 

 忘れてた。

 そういえば、あの能力に変なデメリットがあるの忘れてた。

 

 …………………忘れてたぁぁぁっぁ゛ぁ゛ァ゛!!?

 

「朝陽ィ!? 朝陽ーっ!!」

 

 近くで小春と一緒に座って休憩していた朝陽のもとへ駆け込み、すぐさま俺の手を弟の額に当てた。

 

「わっ、夜にい……? なに、急に」

 

「何ともないのか!? ライトニングのデメリットはお前も知ってるだろ!?」

 

「あぁー……それは」

 

「はいっ、私が説明しまーす」

 

 チラリと視線を小春へ向ける朝陽。それを追って小春の方へ顔を向けると、そこにはいつもと変わらない彼女の姿がある。……どうなってるんだ?

 

「小春、どういうこと?」

 

「私と朝陽くんはアクセスの方法をちょっと工夫しててね。ライトニングのデメリットは全部私の方に来るよう、電流の回路を改造してあるんだ」

 

「えっ、でも小春は平気そうだけど……」

 

「発情のタイミングはいつも遅れてくるよ? ほら、初めてライトニングを使った時も、夜中までなんともなかったでしょ。それに私だって特訓してるから、一日か二日程度なら発情だって耐えられるよ」

 

 そういえば特訓なんてしてたんだったか。確か俺が前に我慢をさせてた時期は、気晴らしによく朝陽と二人でジョギングとかしてたっけ。

 

「だからあんまり心配しなくても大丈夫っ♪」

 

「小春……」

 

 笑顔で安心させようとしてくれる小春を前にして、俺も自然と顔が綻んだ。

 普通に性欲が高ぶってる時と違って、デメリットの発情は本人の意思を塗り替えるほどの『状態異常』だ。それを耐えられるようになったなんて……。

 

「えらい! 偉いぞ小春! 撫でちゃう!」

 

「ふぇっ。……え、えへへ」

 

 優しく頭をなでなでしてやると、小春がだらしない声を出した。かわいい。

 

「……でもリアちゃん。本当に困ったときは……その、助けてほしい、かな」

 

 撫でられながら恐る恐る、俺の顔色を窺うようにしてそんなこと言ってくる小春。きっと隣に朝陽がいるから、気を遣って甘えすぎないようにしているのだろう。

 

 なんだこの女の子は。健気すぎる。かわいくてかわいい。犯罪レベルだ。

 

「んなもんいつだって助けるに決まってるだろ! かわいいヤツめぇ~! よしよししてやるぅ!」

 

「わぁっ、リアちゃん撫ですぎだよぅ……」

 

「朝陽も撫でちゃうからなー! 二人とも頑張ったからなぁ!」

 

「うひゃっ……もう、夜にいってば調子いいんだから……」

 

 そんなこと言って二人ともだらしない顔してるぞ。まったくかわいいやつらだ。まだ全然褒めたりないぜ。

 

 

(夜、後ろで博士が何か言いたそうにしてるよ)

 

(むっ。話し合いが終わったのかな?)

 

 

 愛すべき二人から一旦両手を離し、後ろを振り返った。

 そこには少々顔を赤らめながら、両手を後ろに組んでモジモジしている黒野と、彼女の肩に手を置いている藤堂の姿があった。なにやら小声でコショコショと相談をしている。

 

 

「ほら理愛、デートという名の効力がある今日しかチャンスはありませんよ」

 

「わ、分かってるけどぉ……ていうか何で僕の肩を持つんだ? しかも海夜小春の目の前でぇ……!」

「パートナーなのだから応援するのは当然でしょう。あと美咲さんのことが好きならば、小春や蓮斗に負けないくらい本気で好きなのだとアピールしなければなりませんよ。ただでさえ合法ロリでハードルが高いのですから」

「ロリって言うな! って、それって浮気宣言だよ……!? 僕が殺されちゃうよぉ……!」

「噂に聞けば美咲さんは蓮斗や小春以外にももう一人関係を持ってるらしいですし、チャンスはあります」

 

「ワールドクラッシャーはさすがに例外じゃ「いいから行ってくださいほら!」わぁっ!?」

 

 

「黒野さん……?」

 

 話し合いは今度こそ終わったのだろうか。何も聞こえなかったが。

 

(いや夜は何で聞こえてないの??????)

 

(小声だったからだろ!? 逆になんで不思議に思ってるんだよ!)

 

(やはり謎の力が働いている……)

 

 だめだコイツ、会話にならねぇ。もう無視してしまおう。

 

 

「あのっ、美咲君!」

 

「あ、はい」

 

 話す内容がまとまったらしい黒野は一歩前に出て、上目遣いで俺の顔を見つめてきた。

 

 比較的小さな体に、意外とそこそこある胸部、そしてボブカットの繊細な茶髪(地毛とのこと)と整った顔が目に入る。こうしてみると美少女……というより美人で、アイリールやルクラとも細部が異なっていることが分かった。

 

 同じようで違う存在──確かに顔こそ似てはいるが、近くにいればいるほど彼女たち三人の違いに気が付くことができる。

 

 ……ゆえに、緊張してしまう。慣れたアイリールとも、子供っぽいルクラとも違う──どことなく年相応の女性的な落ち着いた服装から来る、年上の雰囲気を纏う黒野を前にして、俺の胸は確かに高鳴っていた。

 

「何でしょうか……?」

 

「えっと、だね……その、今日はデートの約束だっただろう?」

 

「は、はい、そうですね」

 

「でも、今回のことで中断になってしまって、騒動の影響で街は大変だから回れないし、僕も外出許可は今日までだし……えっと、だから」

 

 必死に頭の中で言葉を探しているのであろう黒野は、意を決してもう一歩俺に近づいた。

 

「の、残りの時間はっ、お、おぉっ、おぅおお家デート…………しません、か……?」

 

「はいっ。…………はい? あ、はい、そうですね、デートの続き……お家デート、おうふ……は、はい……っ! ……はいっ???」

 

 




朝陽:(;・д・)……(小春の前で堂々と行われるラブコメに困惑)(ついでに小春の心配)

小春:(*´∇`*)……(リアちゃんはモテモテだなぁという顔)(微塵も揺るがない余裕)
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