ダンジョンにユ-ジオがいることは間違っているだろうか? 作:Seizen
今回も駄文です...。文才が欲しい。
今回から原作通りにストーリーが進んで行きます。
多少オリジナル要素が入ります。
今回も誤字やおかしな点がありましたら、
ご指摘下さい。編集します。
それではどうぞ!
第2章 氷の冒険者
6話 猛牛遭遇
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
結論から言って僕は間違っていた。
「ヴヴォォォォォォォォォォォォ!!」
「えっ...キモぃ...」
今現在僕は牛頭人体のモンスター〖 ミノタウロス〗に追いかけられている。
こうなる数時間前...
あれから半月が経った。
今では5階層まで進出許可を得ている。
今現在、ユ-ジオは5階層でコボルトの群れと戦闘中だった。
「グルルル」
「グルルルル」
「グルルルルル」
三体のコボルトは僕を見ていた。
「よしっ!行きますか!」
そして僕は地面を蹴った。
「グオオォっ」
最初の一体は長剣で頭部をぶった切り、灰になった。
次にソ-ドスキルを使い…
「レイジスパイクっ!」
突進と共にペールブルーの閃光と共に
片手の剣で突きを繰り出し、灰になった。
「グルルルっ...」
「君で最後だっ!」
次の瞬間コボルトを蹴り飛ばし、
後方の壁にめり込み、灰になった。
「魔石だ!換金して貰おう!」
魔石を集めた後、ユ-ジオは偶然にも下の階層に続く階段を見つけてしまった。
「6階層なら大丈夫だよね?行ってみよう!」
6階層に着いたが、未だにモンスターと遭遇しないことに違和感を持ちならが進んでいくと...
視界にモンスターが映りこんだ。
それは頭牛人体モンスター〖ミノタウロス 〗だった。
この階層には居ないはずのモンスターがそこにいたのだ。
それを見て最初に放った言葉が...
「えっ...キモぃ....」
あまりのキモさに唖然していたが...
「ヴヴォォォォォォォォォォ!!」
「最悪だ----っ!!」
それから追いかけられて、行き止まりに追い詰められた。
「あっ死んだな....これは 」
死を確信した僕だったが、神様「ヘスティア」の顔が浮かんだ。あの人は僕が死んだらまた孤独になるのだろうか。
それはいけない!あの人を見捨てたりはしない!
そう思いながら剣を抜きミノタウロスに向かって行った。
「レイジスパイクっ!!」
突進して剣でミノタウロスの巨大な体を突きまくっていたが、全然僕の攻撃は効いていなかった。
「ヴヴゥムゥン!!」
ミノタウロスの蹴りに僕は吹き飛んだ。
「痛い...痛すぎる...」
『主よこのままだと死ぬぞ?それでも立ち上がるのか?』
それでも僕はっ!誰もが憧れる英雄になりたい!
『ふっははは、面白い。面白いぞ主よ。我がの力を少し貸してあげるぞ。思う存分暴れて来いっ!』
「はいっ!っ....!?」
痛みに耐えながらも地面を蹴り、前進し、ソ-ドスキルを発動させた。
「ヴォーパル・ストライクっ!」
強力な剣の突きにミノタウロスの右腕が吹き飛んだ。
「ヴォォォォォォォォォォォォ!!!」
「っつ.....!?」
ミノタウロスは痛み狂って、少年を思いっきり殴った。
「ガハッっ....!?」
後方の壁にぶつかり、そして恐怖という感情を知った。
「ヴヴォォォォォォォォォ!!!」
「ヒッ...!!...来るなっ!」
ああ、死んだなと、牛の餌だなと末路を考えていたら、
「ヴォォォン?」
「へっ?」
ミノタウロスね体に亀裂が入り、そこから居なくなった。
牛の代わりに現れたのは女神と見間違えるような少女だった。
「あの........大丈夫、ですか?」
大丈夫じゃない。
二つの意味で大丈夫じゃない。
今にも爆破しして砕けてしまいそうなこの僕の心臓が、大丈夫なわけないし、僕の身体の怪我も大丈夫じゃない。
「はい、これ回復薬。」
綺麗な手から差し出される回復薬を飲んで直ぐに走り去った。
僕はこの時に心を奪われた。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
再結論を言います。
僕は、間違ってなんていなかったんだ!!
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「エイナさぁあああああんっ!」
「ん?どうしたんだの?ユ-ジオ君?」
ダンジョンを運営する〖ギルド〗の受付嬢、エイナ・チュ-ルは片手に持った本から顔を上げた。
多くの冒険者達がダンジョンにもぐっている昼下がり、受付役として暇を持て余していたエイナは、自分の名前を呼ぶ声の主を直ぐに察した。
(今日も無事だったんだ...よかった...。)
つい最近冒険者登録をしたのにも関わらず、
驚くべきスピードで成長し続けている少年がいる。
少年の安否を確認して頬を緩ませた。
眼鏡をかけ直した後、声を方向に振り向いて見ると、
「エイナさあああああんっ!」
全身がドス黒い血色に染まった少年の姿が飛び込んできた。
「えっえええええええええええ!?」
「アイズ・ヴァレンシュタインさんの情報を教えて下さいっ!」
「ユ-ジオ君、君はねぇ...返り血浴びたんならシャワーくらい浴びて来なさいよ。」
「すみませんでした...」
僕はエイナさんの言葉を聞いた後に謝罪した。
体を洗ってさっぱりした後、ギルド本部にある小さな一室で僕とエイナさんは会話をしている。
「あんな生臭い格好のまま、ダンジョンからここまで来るなんて君の神経どうかしてるの?」
「すみませんでした。」
本日2回目の謝罪の後、エイナさんから注意された。
「それで?アイズ・ヴァレンシュタインの情報だったっけ?どうして知りたいの?」
「えっと、ですね...」
僕は先程あった1部始終を語った。
普段通っていた5階層からたまたま6階層へと続く階段を見つけ、好奇心に負け、降りた所ミノタウロスに
それを聞いていたエイナさんは、途中から顔が険しくなっていた。
「だからっ!どうして君は守らないの!?ただでさえソロでダンジョンに潜ってるんだから、不本意に下層に行ったら行けないの!なんで言うこと効かないの!?」
「は、はいぃ.....ごめんなさい!」
冒険者は冒険をしてはいけない。
文字だけ見ると矛盾しているように見えるけど、
つまり、安全第一にと言う意味だ。
「はぁ....君は何だかダンジョンに願っている見たいだけど、それが原因なんじゃないのかな?」
「あっ、あははは...。」
大正解。英雄になりたいと願いながら、異性との出会いを求めて、ちょっと冒険してみたくなりました...なんて馬鹿正直に言えるわけないでしょ!?直ぐに個室行きだよ!?
でも今日からは違う。
僕はあの人に追いつくんだ!
「あっ!それでアイズ・ヴァレンシュタインさんの情報だったっけ?」
「はいっ!」
「う~ん....、ギルドとしては他の冒険者の情報を漏らすことはご法度なんだけど、教えてられるのは公然になっていることぐらいだよ?」
それからエイナさんは語り始めた。
なんと、たった一人でLv5相当のモンスターの大群を一人で殲滅したらしい。
〖
神達の間でも名前は知れ渡っており、1人の神が『アイズたんまじ無双』とまで称賛しているらしい。
「あとは噂だろうね~、あの容姿であの強さだから話が尽きないのよね...。」
「あのですね、冒険者としてじゃなくて...趣味とか教えて下さい!」
「はは~ん、さてはユ-ジオ君もアイズ・ヴァレンシュタインさんのことを好きになっちゃったかな?」
「いえ、決してそういうのではなく、憧れる人です。」
「なるほどね、目標ってことだね。」
「はい!」
「趣味とかは知らないけどって.....駄目だよ!これ以上は職務に関係ないし!恋愛相談は受け付けておりません!」
「だから、そういうのじゃな--い!」
「まぁ、この話は置いといて、君は冒険者になったばっかりなんだからもっと気にしないといけないことがあるんだよ?」
「それは...そうなんだけど...」
確かになりたての冒険者がヴァレンシュタインさんのことを熱心に考える暇なんてないだろう。
「君はロキ様以外から恩恵を授かったんでしょう?〖ロキ・ファミリア〗でしかも、幹部をしているヴァレンシュタイン氏にお近付きになるのは、難しいと思うな。」
「その通りですね...」
若干へこんでいる僕に困ったのか、エイナさんはギルド職員としての対応をとった。
「換金はしていくのかな?」
「はい。ミノタウロスに出くわすまではモンスターを倒していたんで、魔石はあります。」
「じゃあ、換金所まで行こう?私も行くからね?」
気を使わせてしまったのが心苦しかった。
それから、換金した後にエイナさんが話掛けてくれた。
「....ユ-ジオ君?」
「はい、なんでしょうか?」
帰ろうとした所を、エイナに引き止められる。
「あのね、女性はやっぱり強くて頼りがいのある男の人に魅力を感じるからね....諦めずに頑張っていれば、その...ね?強くなったユ-ジオ君に振り向いてくれるかもよ?」
エイナさんは一人の知人として励ましてくれた。
それに気が付いた僕は...
「エイナさん、大好き~!!」
「.....えっ!?」
「ありがとうございました!」
「えっ...!?....ちょっと!?どういうことなの!?」
顔が真っ赤になったエイナさんを確認した後、
僕は笑いながら自分のホ-ムに走っていった。
今回もここまでご覧いただきありがとうございます。
次回はステイタスのことを書こうと思います。
次回の更新も早めにしたいと思います。
UAが4000とお気に入りが50を突破しました。
ありがとうございます!
これからも頑張っていきたいと思います。