ダンジョンにユ-ジオがいることは間違っているだろうか?   作:Seizen

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8話 豊嬢の女主人

文字数4000文字いってしまった。

 

駄文です。それでも良いならご覧下さい。

 

今回も誤字やおかしな点がありましたら、

ご指摘下さい。編集します。

それではどうぞ。


 

第2章 氷の冒険者

 

8話 豊嬢の女主人

 

 

僕は真夜中、精神世界で青薔薇の剣と修行をしていた。

 

『主よ始めるぞ!』

 

毎日の始まりの合図は僕の先制攻撃から始まる。僕は魔法の詠唱を始め、中距離からの氷魔法を青薔薇の剣に放った。

 

「アイス・ボ-ルっ!!」

 

僕の初級魔法は掃除機のように吸収されたあと青薔薇の剣は距離を一気に距離を詰めてきた。

 

キィンキィンキン!!

 

互いの剣が火花を出しながら、新幹線のような物凄いスピードでぶつかり合う。

 

「主よ中々良い剣筋じゃないか」

 

青薔薇の剣は焦りながらそう言った。

 

「それはどうもっ!!」

 

それを言った瞬間に剣を振るスピードが上がった。

 

キィンキンキン!!

 

それは凄まじいスピードでぶつかり合った。剣が悲鳴を上げるほどだ。

 

「我が主よ新しいスキルを教えるぞ!」

 

「はいっ!!」

 

キンキンキィン!!

 

『ホリゾンタル・スクエア!』

 

僕の剣が空間を舞った次の瞬間、青薔薇の剣が後方に飛び、剣を左脇に構えてこちらに向かってきた。僕の目の前で剣を抜き、右から斬られ左から斬られ一回転して左から斬られ右から左上へ斬られ僕の躰は銃弾をくらった兎のように倒れた。

 

「そんなっ...まだ足元にも及ばないなんて...」

 

僕は悲しんだ。あんなに修行をしたにも関わらず、足元にも及んでないからだ。

 

『我が主よ...勘違いしてないか?』

 

「....勘違い?」

 

『我がはあの時スキルを使わなかったら負けていたぞ?それを使わせる程君は、驚く程のスピードで成長している。』

 

『君には剣術の才能がある。我も時期抜かされる。』

 

「そっ...そんなことは...」

 

そんな会話をしていると時間が来ていた。

 

「今日も修行に付き合ってくれてありがとうございました。また来ますのでその時はまた新しい技を教えて下さい!」

 

『うむ、期待しているぞ』

 

そう言うと真っ白な霧に包まれ意識を手放した。

 

「んっ....?」

 

【ヘスティア・ファミリア】の本拠点、教会の地下室。

 

地中に作られているため、朝の鳥たちのさえずりさえ届かない場所で、僕はしっかり早起きした。生まれ故郷でおじいちゃんとの朝早くからの修行を繰り返しているうちにそれが習慣となり体内時計が開発されているのだ。

 

(6時、ピッタリだねっ!)

 

一応、ソファーから立ち上がり壁掛け時計を確認する。顔を洗い、歯磨きをした後に着替えてベッドで寝ているヘスティアに言った。

 

「行ってきます...神様」

 

「....むにゃむにゃ、行ってらっしゃい...」

 

寝ぼけていたのか分からないが言葉を返してくれた。ささっと速やかに扉をあけ、足音たてずに部屋を後にした。

 

(神様ってどんだけ寝起きが悪いんだろう?)

 

そんな疑問を持ちながらダンジョンを目指していた。今日は5階層でスキルの効果と魔法の試し打ちをしに行く予定だ。

僕は朝方の人混みが少ないメインストリートを通りながら考え事をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

僕はダンジョンに入り数時間で5階層に到着した。そこには猛獣のようなモンスターが沢山いた。

 

「まずはスキルの効果からだ。」

 

そういうと青薔薇の剣に意識を集中させ

 

多才の武器(マルチウェポン)ア-チャ-モ-ドっ!」

 

 

片手に持った青薔薇の剣が白い光を放って形を変化させていく。光が消えると氷塊のような弓になっていた。

 

「これはっ!凄いっ!」

 

次に魔法を弓矢に付与して放った。

 

「アイス・アロ-っ!」

 

次の瞬間氷を纏った矢がコボルトにあたり、コボルトの全身が凍った。

 

「これが...付与魔法か...」

 

初めて試したスキルと魔法に沢山の可能性を考えながら次々とモンスターを倒していった。

次は魔法にだ。先程のは付与魔法だか魔法を使ってみよう。

 

「動きを止めよ アイスロックっ!」

 

拘束用の捕縛魔法。低級の氷属性だ。 

コボルトがいる地面から下半身を特殊な氷で覆い、動きを封じた。

 

「今だっ...!」

 

ズシャッ!!

 

下半身が凍って動けないのを確認した後、距離を詰めて剣で切り裂く。

 

「魔法って色々と便利だな~」

 

と思いながらダンジョンを後にした。

 

僕は魔石の換金を済ませた後に、神様への感謝の気持ちを込めて髪留めをプレゼントしようと思い買ったあとに帰宅した。

 

僕はうらぶれた教会にたどり着き、中に入り地下の扉を開ける。

 

 

 

「神様、今帰りました!」

 

「おかえり!ユ-ジオ君!」

 

そう言うとソファーに仰向けの姿勢で本を読んでた神様は起き上がって笑みを浮かべ、僕の前までやってきた。

 

「あっ!神様これプレゼントです!」

 

「えっ?」

 

差し出したのは帰る際に買ったものが内包された一つの小袋だ。神様はそれを受け取り、袋を開けて中身を確認する。

 

「ユ-ジオ君?これって...」

 

その袋の中には薔薇をモチ-フに作られたリボンに小さな水色の5本の薔薇があった。

 

「神様?薔薇の花言葉って知ってますか?」

 

「なんだい?それは...」

 

「薔薇は5本であなたに出会えた事の心からの喜びって意味なんですよ。僕は貴方に会えて本当に良かった!」

 

「ゆっ、ユ-ジオ君!君ってやつは...」

 

泣きながら僕に言ってきた。

 

「なぁ...ユ-ジオ君...」

 

「どうしたんですか?神様」

 

「僕は君が初めての眷属で本当に良かったよ」

 

神様はそういうと無邪気な笑顔でこちらを向いてきた。

 

そんな神様に僕も...

 

「僕も、改めて神様に出会えて良かったです!」

 

ヘスティアの髪には丁寧に結んだ薔薇のリボンが結んであった。

 

それから夕食を済ませソファーに座って氷魔法についての本を読んでいた。

 

(なるほど...僕は水属性も使えるのか...)

 

僕は新たな発見をしたのだ。

それは水属性の魔法が使えることだ。

 

(だったらアクアプロテクションとかどうだろ...魔法から防護する水の膜を張る中級魔法か。覚えといて損はないか)

 

(後は攻撃魔法とかあるかな...?あっフロ-ズ・ミントスか...詠唱が必要かえっと...こうかな?霧氷に告ぐ、我が名はユ-ジオ、凍てつく力を欲する者なり。 白い手のひら視界を覆う、零度の抱擁、両手を広げて包み込めっ!フローズンミスト!)

 

と頭の中で唱えたせいで発動した。

 

「ちょっと!?ユ-ジオ君?魔法発動させてどうしたの!?寒いって!」

 

濃い霧で包み対象の体温を低下させる中級魔法を唱えたせいで部屋の温度か急激に下がった。

 

「迂闊だった!神様大丈夫ですか!?」

 

「大丈夫じゃないから解除してくれ!」

 

数分後に解除された。

そんな感じで1日が終わりを告げた。

 

 

僕は今、神様から逃げている。

なんででしょう...水魔法で顔を洗おうとしていたが対象を間違えて神様にしてしまって神様がずぶ濡れになって乾燥した後に神様が激怒してしまってそれで逃走している。

 

「あっ!朝ごはん食べ忘れてしまった...」

 

ギュルギュル、と体の内側から聞こえてくる音に、僕は顔を真っ赤にしながら人の横を通り過ぎる。恥ずかしい...。お腹のなかに何も無い。

どうやらこの空腹をなんとかしないとダンジョンに行けないと悟ったユ-ジオは節約していた金を使うことにした。しょうがないどこかで買って...。

 

「あの...すみません」

 

「!?」

 

僕は後ろを振り返った

 

後ろから声をかけてきたのは僕と同じヒューマンの少女だった。見た感じ明らかに一般人なのに何故か驚いてしまった。

 

「あの...すみませんでした。」

 

「いえ、こちらこそ驚かせてしまって...」

 

「僕に何か用ですか?」

 

「あ....これ落としましたよ?」

 

彼女が見せてきたのは紫紺の色をした結晶だった。これは魔石だよね……?いや...何かおかしいな?昨日魔石を全部換金したのは確認済みだし...言ってみるか!

 

「あの...これ僕のじゃないですよね?」

 

「えっ!?そんなことないですよ!?」

 

そう尋ねると彼女はウルウルした目をして僕を見上げる。凄く可愛な...いいや、違う。嘘とわかりやす過ぎるのが怖いなぁ。昔おじいちゃんに詐欺られそうに何回もあったからそれで見抜くのに慣れたのかな?流石に疑いすぎかな?そう考えていると彼女は慌てた様子になり

 

「ま、待ってください!騙していたのは謝罪をしますから話を聞いてください!」

 

「あっ、はい。話程度なら...」

 

話を聞く時点で僕は甘すぎる気がするな...と思ったけど、この女の子から敵意を感じないので話を聞くことにした。

 

「じっ、実は私、あそこの飲食店に勤めてまして、知り合った冒険者をお得意様にしたくてですね...」

 

そこに勤めてるのだろう店員さんは自分が働いてる場所に指を指した。

 

 

僕はあそこがなんなのかを聞いた

 

「あそこはなにをしてるんですか?」

 

「飲食店ですよ!結構人気なんですよ?」

 

「そうなんですね!」

 

「はい、そうなんですよ!店員には可愛い子がたっくさんいますよ!」

 

「うん!聞いてない!そして帰る時に莫大な額を請求するぼったくりの店と!」

 

「えっ!?ち、違いますよ!?そういうお店じゃありませから!!」

 

そうなんだ、勘違いか!良かった、流石にこんな可愛い子がそのようなお店の従業員だったら僕は拗ねていただろう。

 

そう考えていると先ほどやりとりしていた店員さんが僕が思っていたように拗ねたようにしている。

 

「はぁ...私はただ冒険者のひとに私が働くお店のご飯を召し上がって頂くだけなのに...私の心は深く傷を負いました...そんな傷を癒せる優しい冒険者はいないのかしら~?」

 

「優しい人ですか?」

 

「そうですよっ!冒険者のなりたてで~亜麻色のふわふわの髪に緑の瞳の人が私のお店に来て慰めてくれないかな~?」

 

「あからさまに僕のことですよね!?クルクルギュ-」

 

次の瞬間、僕の空気を読まないお腹がなった。

 

「....お腹空いているんですか?」

 

「..........」

 

恥ずかしいっ!穴があったら入りたい...。

 

「ちょっと待ってて下さいね?」

 

そういったあとお店に入っていき、数分たつと手にちんまりとしたバスケットを持ってきた。その中には小さめのパンとチ-ズが見えた。

 

「これ良かったらどうぞ!まだお店やってなくて賄いじゃないですけど...」

 

「そんな!悪いですよ!?それにこれ...あなたの朝ごはんじゃ...」

 

店員はさっきの拗ねた表情が消え、照れたように言ってきた。

 

「このままあなたを見過ごしてしまうと...あなたが逃げそうなんですよね~」

 

ギクッギクッ

 

「だからここで借りを作って、また今日の夜にこの店に寄ってくれませんか?さっきの仕返しです。」

 

「ズルい...ズルすぎる...」

 

困り果てた僕の返答に店員さんは少しの間目を瞑って、次に開けた時、今度は少し意地悪そうな笑みを浮かべて僕の前からさっていった。

 


ここまでご覧いただきありがとうございます!

次回はあのシ-ンですね。はい。

早めに次回も投稿します。はい。

戦闘シ-ン上手にかきたい...。

 

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