オルガside
俺は現在月村家のある部屋に集めていた。忍さんを筆頭にここにいない昭弘とラフタさん以外の全員が集まっている。ミッドチルダにいる兄貴とアミダさんにも来てもらった。
ここにはなのはちゃんたちも参加をしているのには理由がある。
「皆さん忙しい中集まっていただいてありがとうございます。」
「おうよオルガ、俺たちを集めていったいどうしたんだ?」
「・・・・・・昭弘とラフタさんの結婚式を行いたいと思いまして・・・・・・」
「あーそういうことかい。」
「なんか寂しい気がするがあいつが選んだからな・・・・・・俺達は結婚式を盛り上げるだけだ。」
兄貴たちの協力得たので俺達は準備を進めていく。忍さんも屋敷を使ってもいいという許可を得たのでストライクたちはおどおどしていた。
「どうしたストライク?」
「あ、いやえっとその・・・・・・」
「結婚式というのはなんでしょうか?」
「俺達名前だけは聞いたことはあるが・・・・・・何をすればいいんだ?」
そうかストライクたちはMSとして運用をしてきたから結婚式というのを知らないのか・・・・・・俺は兄貴の方を見ていた。結婚式しているのは兄貴だからだ。
「まぁな色々と準備が必要だからなそれでオルガいつ頃するんだ?昭弘とラフタの服でドレスなどはどうやって作る気だ?」
「それなら自分がしましょうか?」
ストライクはメイドストライカーを装着をしてファリンさん達が手伝ってくれるからな。さてそれから料理などは桃子さん達にお願いをするとしようかな?さぁ始めようか鉄華団の結婚式を!!
オルガside終了
さて一方で結婚式の準備をしているなど知らないラフタと昭弘の二人は街の方へと買い物しに来ていた。
「ふんふんふふふーん。」
「おい・・・・・・まだ買うのか?」
「あらいけない?せっかくの買い物を楽しまないとね!!」
「・・・・・・これだけ買っているのにまだ買うのかよ・・・・・・やれやれ。」
昭弘の手にはラフタが買った服などを持たされている。彼も筋トレになるからいいかと両手で持っている。
「・・・・・・・・・」
突然としてラフタは動きを止めた。彼女が突然止まったので昭弘はどうしたんだろうかと声をかける。
「どうしたラフタ?」
「ッ!!」
突然としてラフタは彼に抱き付いてきた。昭弘は突然抱き付いてきたので驚いている。彼はどうしたと聞こうとしたが彼女が震えているのに気づいた。
「ラフタ?」
「・・・・・・ごめん昭弘・・・・・・でもこれが夢じゃないかって思ってしまうときがあるの・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「こうして昭弘と一緒に買い物をしたりするなんて夢じゃないかって思うの・・・・・・あの時に叶わなかったことがこうしてできることが夢だよねと思うぐらいに・・・・・・でもこうして昭弘を抱き付いていると夢じゃないってわかる。」
「ラフタ・・・・・・」
昭弘はラフタを落ち着かせるために抱きしめる。だが力強くじゃなくてそろっと彼女を包むかのようにして・・・・・・さて一方で二人がそんなことをしていることを知らないメンバーは準備を始めていた。
ストライクは背広やドレスなどを考えていた。昭弘に合う大きさの背広を考えたり女性の皆さんに聞いてラフタに会いそうなドレスを考えたりするなどビルドストライクとして初めての作業になるなといいながらアークエンジェルの中で考えていた。
「ストライク少し休め。」
アジーはコーヒーを持ってきた。ストライクはありがとうございますといいコーヒーを飲んでいた。
「どうだ?」
「昭弘さんに背広は大きくしていいのですが・・・・・・ラフタさんのドレスについては色々と考えないといけないのが大変ですよ(笑)」
ビルドストライクはうーんと両手を伸ばして少し休憩をすることにした。準備などは進められて行きなのはたちも手伝いをして結婚式の準備などは完成をされていく。オルガはニヤリと笑いながらも仕事をしておりメイドとして月村家を掃除をしていた。
「オルガこれはどっちに?」
「あぁ悪い昭弘、それはあっちに捨てておいてくれ。」
「わかった。」
ウイングゼロ達も掃除などをしながら今回はサンドロックとヘビーアームズがすずかの迎えを担当となっており6人が仲良く帰っている姿を見る。
「やぁすずかちゃん。」
「サンドロックにヘビーアームズ迎えに来てくれたの?」
「あぁ・・・・・・そういえば見たことがない人物が一人いるが?」
「あぁうちは八神 はやてというねんよろしゅーな。またガンダムが増えたんか?」
「うん五人もね。」
そういって一緒に家へと帰っている8人が歩いてそれぞれ家に戻っていく。すずかも月村家へと戻りヘビーアームズたちも仕事の方へと戻っていく。
そして昭弘とラフタの結婚式サプライズ決行日が近づいていた。準備などに1か月はかかってしまうがその日となり昭弘はオルガ達にラフタはアジ―達に連れられてそれぞれの場所で着替えをさせされた。二人とも目隠しをされたまま色々とされたのでいったいなにをされているんだろうかと考えていた。
そして二人は歩かされていきどこかについたのかと思いキョロキョロする。
「二人とも目隠しをとってくれ。」
オルガに言われて目隠しを外すと二人はお互いの格好を見て驚いている。
「ら、ラフタ!?」
「昭弘!?その格好って・・・・・・」
二人は背広とドレスを着ておりラフタは普段のツインテールも纏められておりお互いに顔を赤くしている。
「ごほん。」
二人は前を向くと牧師の格好をしたビルドストライクが立っていた。周りにはアジ―やクーデリア、アトラに高町家、月村家、バニングス家、ハラオウン家が来ており名瀬とアミダやタービンズ所属のMSたちにイージスを始めMSたちも座っていた。
「これって・・・・・・」
「驚いただろ?お前らのサプライズだ。」
「オルガ・・・・・・」
「お前らは前世で色々とあってできなかっただろ?だがこの世界じゃお前らの邪魔をする奴はいねー。だからよこれからもとまるんじゃねーぞ?」
「さてこれより昭弘・アルトランドとラフタ・フランクランドの結婚式を行いたいと思います。まずは誓いの言葉から・・・・・・ごほん。汝昭弘・アルトランド・・・・・・あなたは隣にいるラフタ・フランクランドを妻として支えていくことを誓いますか?」
「・・・・・・あぁラフタは俺が守る!!もう絶対に失いたくないからな。」
「昭弘・・・・・・」
「ごほん、えー汝ラフタ・フランクランド・・・・・・あなたは昭弘・アルトランドを夫としてこれからの人生を支えていくことを誓いますか?」
「誓います。」
「では誓いのキスをお願いします。」
「「・・・・・・・・・・・・」」
「昭弘!!男を見せやがれちくしょおおおおおおおおおおお!!」
「ラフタ・・・・・・俺はお前を守る・・・・・・だから俺の傍にいてほしい。」
「うん私も昭弘から離れないから・・・・・・失わせないでね?」
お互いに近づいてキスをしてなのはたちは顔を真っ赤にしてキスをするところを見ていた。
「あら恭也次は私たちかしら(笑)」
「・・・・・・かもな。」
二人はラフタと昭弘の結婚式を見てうっとりとしていた。ストライクも首を縦に振りうんうんとよかったなと思いながら結婚式は成功をした。
その夜 ストライクは空を見ていた。綺麗な星空がキラキラと光っていた。
「なんて綺麗な星空なんでしょうか?まるでラフタさんたちの結婚を祝っているかのように・・・・・・」
「ストライクーーーうわー綺麗な星空!!」
「これはすずか様、そろそろ寝ないといけないのじゃないですか?」
「ごめんごめん、でもこうして夜空を見ているとストライクが降ってきたことを思いだしたよ。」
「そういえば僕を拾ってくれたのはすずか様でしたね。ありがとうございます。」
「ううん最初は流れ星だと思ったけどでも消えないからそれで気になっていったらストライクが倒れていたの。」
「なるほど・・・・・・」
ビルドストライクとすずかが空を見ていた。すると何かが落ちてきたのが見えた。しかもたくさん・・・・・・ストライクはサムブリットストライカーを装着をしてアグニ改を発射。
「「「ざこおおおおおおおおおおおおおお!!」」」
声が聞こえたので彼らはその場所へ向かう。
「いたいざこ!!」
「ってここはどこざこ?」
「ザクウォーリア?」
「でも似ているけど違う気が・・・・・・」
「ガンダムザコ!?」
「ここはネオトピアザコ!?」
「「ネオトピア?」」
次回 ストライクたちの前に現れたザクみたいなやつら彼らは一体。ウイングゼロたちは外を見ていると突然として白い戦艦が落ちてきたので驚いている。
次回「白い戦艦の正体。」
次回はあのガンダムたちが登場!?