「ふあああああああああ・・・・・・」
ビルドストライクたちの両目が点灯をする。彼らのメンテナンスが丁度終わり今起動をしたのだ。
「どうかしらストライクたち体の調子は?」
彼らは握ったり首を動かしたりしていた。
「異常ありません忍さま。」
「あぁこれはすごいな・・・・・・」
「体の調子がいつもよりもいい。」
「あぁさすが忍さんだ。」
全員がメンテナンスがいいと言ったので忍は喜んでいた。ストライクたちが起動した頃外ではラフタと昭弘が模擬戦をしていた。オルガ達もその様子を見ていた。
「それにしてもお前らの機体って不思議だよな?」
「何がだ?」
「ビーム兵器があるってことだよ。」
「俺たちからしたらそちらの世界の機体にはラミネートアーマーって奴が装備されているんだろ?ビーム兵器があまり効かなさそうだからな。」
「ヘビーアームズの武器や僕の武器などなら対応できますね?」
「だが逆に言えばストライクたちとMSと戦うのは苦戦をしそうだな・・・・・・」
「ストライクたちはPS装甲って奴で実弾が効きませんからね。」
ウイングゼロたちが話しているとストライクたちが外に出てきた。
「ストライク・・・・・・そうか今日が起動だったな。」
「えぇメンテナンスがやっと終わりましたので・・・・・・さてとりあえず買い物に行きますかな?」
「なら私も行こう暇だからな。」
「あ、僕も行くよ。」
フリーダムも一緒にストライクたちは月村家を出て外を歩いているとザフィーラにまたがっているヴィータが現れた。
「おっすストライクたち。」
「ヴィータ殿じゃないですか、ザフィーラにまたがってどこへ?」
「あぁおばあちゃんたちとゲートボールをするんだよ。」
「なるほどな。」
「じゃあな。」
そういってヴィータは公園の方へと歩いていきストライクたちは歩いていると前からなのはたちが走ってきた。
「ストライクさーーーん。」
「これはこれはなのは様にフェイト様、アリシア様、アリサ様にすずか様。」
「これからどこに行くんだ?」
「はやてちゃんのところへ行くんです。」
「そういえばはやてちゃんは回復しているとはいえ迎えがいるからね。」
「ストライクたちは?」
「これから買い物って・・・・・・なんですかあれ?」
「「「「「え?」」」」」」
上を見ると何かが降ってくるのが見えた、ストライクたちは迎撃をしようと考えたが反応がMS反応を示していた。
「MS!?」
そのまま森の方へと落下をしていくのでストライクたちはそのまま走っていき森の方へと向かう。
「ここってユーノ君がジュエルシードを封印をした場所に似ているの・・・・・・」
「気を付けてください皆さま。足元が崩れておりますので・・・・・・」
ストライクたちが先頭に歩いてなのはたちは念のためにバリアージャケットを纏っていた。アジーは百錬で移動をしている。
「・・・・・・・・・あそこですね。」
フリーダムたちはビームライフルを構えて落ちた場所に向かって歩いていく。彼らは覗くと驚いていた。
「ストライク?」
アジーたちはストライクたちが驚いているのでいったい何があったのかと覗いていると一人の男性が倒れていた。服装は茶色の服を着ており二人は動揺を隠れていなかった。
「な、なんで・・・・・・」
「どうして・・・・・・なんで彼がここに。」
「ストライク、フリーダム・・・・・・知っているのか?」
「アジ―さん前に話をしましたね。僕に搭乗をしていた人の話を・・・・・・彼は話をしていたパイロット。」
「まさか!!」
「「キラ・ヤマト・・・・・・」」
ストライクとフリーダムはかつて自分に搭乗をしていた人物を急いで月村家へと運ぶことにした。なのはたちもストライクたちと共についていき月村家へ行くとイージス達が慌てていた。
「どうしたのかイージス達って背中に背負っている人物って・・・・・・」
「あぁ俺やジャスティスに搭乗をしていた人物、アスラン・ザラだ。」
「そちらもですか・・・・・・」
ビルドストライクの背中にはキラを背負っていた、彼らはとりあえず部屋に二人を寝かせてからオルガ達たちも一緒に話をする。
「じゃああの二人はお前たちに乗っていたやつらか?」
「えぇ名前はキラ・ヤマト・・・・・・ですが容姿的に俺が知っている年齢じゃないですね・・・・・・」
「18歳だからね、僕はあの時のキラが搭乗をしていたからわかるよ。」
「そうか・・・・・・ならアスランも18歳になっていたってことか。」
フリーダムとジャスティスが見ている中、ビルドストライクはなぜ二人がこの世界へやってきたのか両手を組んでいた。
「ストライク何を考えているの?」
「あぁすずか様、いえなぜこの二人がこの世界へやってきたのかなと思いまして・・・・・・」
「あの人たちがストライクに搭乗をしていた人なの?」
「えぇヘリオポリスの戦いで俺に乗りこんでOSを書き換えたんです。」
「「OS?」」
「私たちには起動プログラムなどが色々ありましてそれをまとめたのがOSなんです。ですが当時自分のOSは不完全でして動かせるには不十分なんです。ですがキラはマリューという女性から自分がOSを書き換えて今の自分がいるんです。ですが・・・・・・」
「ですが?」
「それはキラじゃないと乗れなくなってしまったんです。言ってしまえば兵士じゃない彼が戦わないといけないんです。」
「「「「「あ・・・・・・」」」」」
「なるほどな・・・・・・俺たちとは違うかんじだな。」
「そうですねオルガさん。キラ自身は望んで戦ってきたわけじゃありません。そこにいた友達を守るために僕に乗りこんでいたんです。」
ストライクたちは話をしているとううーんと声が聞こえてきた。ストライクとフリーダムは彼の近くに行くと目を覚ます。
「こ、ここは?」
「目を覚ましたねキラ。」
「え?」
彼は起き上がり辺りを見るとビルドストライクとフリーダムの姿を見ていた。
「え・・・・・・フリーダム?それに・・・・・・スト・・・ライク?」
「えぇ久しぶりですねキラ・ヤマト。」
「どうしてそれにここは?」
「ここは海鳴市という場所です。CEの世界とはまた別の世界なんです。」
「え!?アスランも!!」
隣に寝ているアスランを見てキラは驚いている。なぜ自分たちがこの世界に来たのか?
「あのキラさんでいいですか?」
「えっとはい。」
「とりあえずは本人たちが落ち着くまでそっとしましょう。キラも落ち着いたら話をしましょう?」
「はい・・・・・・」
全員が部屋を出てラフタたちはストライクに話をしていた。
「・・・・・・なぁフリーダム。」
「何?」
「前に見たときよりも何か知らないがキラが変な感じなのは気のせいか?」
「・・・・・・・・・・・・」
「フリーダム?」
ビルドストライクはキラと話した時に違和感を感じていたのでフリーダムに聞いてきた。
「ストライクはローエングリンで爆散をしたからわからないけど・・・・・・ヤキン・ドゥーエの戦いの後彼の心は限界を迎えたんだ。」
「え?」
「・・・・・・フレイって子を覚えているか?」
「あーあいつか・・・・・・それがどうしたんだ?」
「殺されたんだよ。俺とキラの目の前でな。」
「な!!誰に!!」
「プロヴィデンスガンダム。」
「あいつか・・・・・・」
プロヴィデンスガンダムとはビルドストライクがストライクの時に戦って中破させられて負けた機体だ。その機体にフリーダムは勝ったんだろうなとビルドストライクは思ったがキラはそのあとは心が壊れてしまったのを聞いてストライクはため息をついていた。
「・・・・・・・・・キラ・・・・・・そんなことが・・・・・・」
「あぁそれでしばらくはオーブで療養をしていたんだ。」
「だがお前は再び戦いに出たか・・・・・・」
とりあえずストライクたちは落ち着くまで仕事をすることにした。
ストライクside
まさかキラがやってくるなんて思ってもいなかった・・・・・・そして話した時に違和感を感じていたのはあの二年の間に療養をしていたなんて知らなかった。
「ストライク?」
「アジーさん・・・・・・」
アジーさんがこちらに来た。彼女は黙って俺の隣に立っていた。
「なぁストライク。」
「なんですか?」
「お前にとってキラはどういう関係だ?」
「・・・・・・キラがいなかったら自分はあそこまで戦うことができなかった。彼と共に戦ったのは俺にとってもいい思い出です。ですが俺は機械だから彼と話すことはできなかった。彼が辛い時・・・・・・俺は何もできなかった。彼に操作をしてもらわないと何もできない自分がそこにいました・・・・・・」
「ストライク・・・・・・」
「そしてオーブでの戦いの後は修復されてムウさんが搭乗をして戦って最後はアークエンジェルを守り爆散。それが今の自分です。そしてこの世界にやってきてすずか様に拾われてこの月村家でメイドとして働いている。それが今の自分です。」
「そうか・・・・・・」
「アジ―さんはどのような仕事を?」
「私は・・・・・・名瀬達が死んだ後、組織の後を継いで仕事を引き受けたりしていたな・・・・・・あいつらがいなくなってしまった後はつらかったがある日私は眠くなってしまい寝ていて目を覚ましたらアークエンジェルの倉庫にいたんだ。」
「なるほど・・・・・・」
アジーさんは死んでもいなかったのにこの世界へやってきたのはわからないが、キラやアスランもアジーさんと同じような感じでしょうか?」
「なんだあの光は?」
「え?」
アジーさんが言うと何かの砲撃が見えた。こっちに向かっている!?
「ちぃ!!」
俺は盾を出してスぺキュラムストライカーを装着をして空を飛び放たれた砲撃をガードをする。
「ぐうううううううううう!!」
なんて威力をしている。ローエングリンよりも低いが・・・・・・威力的にイージスのスキュラ以上だ!!なんとかその攻撃を上に流すことではじくことに成功をした。
「ストライク!!」
アジ―さんが百錬を纏ってこちらにやってきた。僕は見たのはMAのような機体がこちらに砲撃をしてきたと思ってもいいでしょう。ビームサーベルを抜いて僕は接近をして振り下ろす。
「何!!」
相手は素早く動いて回避をした。ミサイルポットからミサイルを発射させて相手に攻撃をするが相手はビームキャノンでこちらが放ったミサイルを撃退した。
「まじかよ・・・・・・」
「ストライク!!」
イージス達が駆けつけてくれた。敵のMAはじーっと見ている。
「お前は何者だ。」
「ほう・・・異世界のガンダムがこんなにも居るなんて思ってもいなかったよ。だがこの僕、リボーンズキャノンに勝てるかな?」
なのはたちもバリアージャケットを纏い登場をする。
「なによあれ!!」
「わかりません。突然として襲い掛かってきたんです。」
「さぁ始めようか?」
次回 突然として現れたリボーンズキャノン、果たしてビルドストライクたちは勝てるのか!?
次回「リボーンズキャノン現る。」