空駆けるミシラ飛行隊 荒野のコトブキ飛行隊   作:紅の1233

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作内資料集及び、その他小話
零戦の始動方法


零戦の簡単な始動方法を教えよう。

1:乗る前にまず燃料と潤滑油が充分な量が入ってることを確認。

 

2:パーキングブレーキが無いからしっかり車輪止めがしてあることを確認。

 

3:補助翼・昇降舵・方向舵の固定金具を外す。

 

4:操縦席に入ったら操縦桿とラダーペダルのロックを外して動作確認。同時に桿の位置と座席の高さを調整。

 

5:バッテリースイッチと降着装置確認スイッチ、その他電気系統のスイッチを入に。

 

6:フラップ上げ操作レバーと降着装置装置レバーをニュートラルの位置に。

 

7:燃料タンク切り替えバルブは翼内タンクを入、胴体タンクを切、落下増槽付きなら真っ先に使いきる。同時に燃料の量を再確認。

 

8:潤滑油冷却器のシャッターを閉。

 

9:高度計を補正。

 

10:方向舵、昇降舵の修正タブをニュートラルに。

 

ようやくエンジン点火へ移る。

11:点火スイッチを切。

 

12:気化器空気取り入れ口弁を冷気に。

 

13:カウルフラップを開く。

 

14:プロペラピッチを高回転位置に。

 

15:過給気は一速の位置に。

 

16:混合気調整は自動レバーを自動・濃に。手動レバーは濃に。

 

17:手動ポンプで燃料圧力を上げる。

 

18:スロットルレバーを動かして冷却器の空気取り入れ口への燃料の流動を確認。

 

19:スロットルレバーを3の位置に。

 

20:地上員がイナーシャを回し、始動機の回転が上がった所で点火スイッチを入、手動ポンプを押して燃料圧力を上げて、ブースタースイッチを入にしてようやく始動。エンジンが冷えすぎて回転が上がらないときは、スロットルレバーを全開の位置に。

 

始動したからと言ってこれで終わりではない。

 

21:暖気運転は1000~1200rpmで行い。その際に油圧が30秒以内に5.5㎏にまで上がらなかったらエンジンを止めて点検する。

 

22:燃料圧力が0.25㎏、油圧が5.5㎏、油温度が50℃、シリンダー内温度が150℃になるまで暖気。

 

23:回転数が1800rpm時にプロペラピッチを高にし、その時の回転数の低下が70rpm以内に収まることを確認。

 

24:回転数を2000rpmまで上げて、ピッチを低にし、その時の回転数の低下が1300rpmになることを確認。その後ピッチを高に。

 

25:回転数を1500rpmに戻し過給器を二速に、次に吸入空気圧力が0になるまでスロットルレバーを押して、過給器を一速に切り替えて吸入空気圧力が1.8㎏低下することを確認。

 

26:1800rpmにて電圧計を見て12ボルト以上あることを確認。

 

27:2400rpm時に吸入空気圧力が2.6㎏になることを確認。

 

28:非常用ブーストハンドルを引いて吸入空気圧力が2.9㎏、回転数が2500rpmになることを確認。

 

29:1400rpmに戻し、フラップを下げ、油圧計の針が正常に動くか確認

 

30:座席のベルトを閉める。

 

※スクランブル発進時は21~29の項目を一部省略して離陸することもある。

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