空駆けるミシラ飛行隊 荒野のコトブキ飛行隊   作:紅の1233

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書くか書かないかは私しだい


予告小説 紫電改のマキ編

ジリリリリリリリリリ!!!

バンッ!

うるさく鳴る目覚まし時計を壊れんじゃないかって位の勢いで叩いて止める。

「うぅ...あぁ」

ボサボサ頭のアオイは布団からはい出る。

ベットの上でタオルケットと布団を端に綺麗に畳み、その上に枕を重ねる。

横から見ると切ったサンドイッチの断面図のように、キチッとする。

「よしっ...」

ベットから梯子で降り、カーテンを開ける。

一瞬外から入る光に視界を奪われるが直ぐに慣れる。

空には薄い雲がまばらにあるだけ、風は微風、絶好の飛行日和だ。

「さてと...」

窓からクローゼットへ向かい、自分の制服である緑色のパイロットスーツを着よう。

そう思ってクローゼットを開けるが

「......あら?」

そこには緑色のパイロットスーツじゃなく

 

クリーム色に朱色の飾り帯、両腕についた階級章のようなマーク。

飾り帯と同じ色の肩から首にかかる大きな襟。

 

石神女子高校のセーラー服だった。

 

「......」

一瞬アオイの思考は停止する。

そして、動き出す。

「えっ、なにこれ...?」

 

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キーンコーンカーンコーン

四時間目の終了チャイムが鳴る。

教室から先生が出ていくのを確認すると、他の生徒は自由に行動を始める。

お弁当を持って外へ行く、机をくっ付けて集団で食べる、授業中からずっと睡眠に没頭する奴、と色々いる。

そんな教室の端で、自分の机の上の、教科書とノート、文房具類をカバンにしまう生徒。いや、それが私だ。

私の名は原崎アオイ、高校生になっているようだ。そして、

ドタドタドタドタ!

「うるさいのが来た...」

そう呟くと同時に教室の入り口から見慣れた四人組が飛び込んできた。

『アオイお姉ちゃーん!!』

「弁当忘れただろ?持ってきてやったぜ!」

「一緒にぃ食べよぉ!」

エリ、リエ、オルカ、ローズ、一斉にアオイの元に来た。

...

 

どういう訳だか家族になっていた。

 

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行方がわからない、ミシラ飛行隊長の長女アニラ。

「数ヶ月、足取りを探しているが全く手掛かりなし、唯一の手掛かりは...」

ミュラは、五人の前に映し出す一枚の画像。

ある通学機の機内から偶然とられた一枚の写真。

それはヤタガラスのマークを付けたP-51ムスタングに混じって飛ぶ、

 

“烈風”だ。

 

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四発陸上攻撃機“連山”の前に立つ二人、機長のヒルファと副機長カグマ。

「最近、ヤタガラスの連中らが執拗に追いかけてきて正直迷惑してます!」

コクコク

横で頷くヒルファ。

「まぁ連山は防弾がしっかりしていますから問題ないですけど」

 

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「槇紫苑とアニラが繋がるのは確かだ」

アオイの目の前に立つ一人の少女。

その後ろにはBT2D-1アヴェンジャーⅡ、一番ポピュラーな呼び方はAD-1“スカイレイダー”。

アメリカが終戦間際に完成させた、艦上攻撃機。

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『俺の主が来たぜ』

アオイは振り向く。

紫電改のいる壕入り口に立つ少女。

肩にスカーフを付けたウサギ、紫電改の尾翼に付けたマークと同じ髪止めを着けている。

「あなたが“紫電改のマキ”...」

「そうだよ」

その少女は笑って答えた。

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「この機体に、また助けてもらうとはね。」

『久しぶりね』

その機体は答えた。

アオイは翼を優しく撫でる。

「ようやく喋ってくれた」

アオイは笑顔になった。

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ハ43が奏でる爆音の中、機内でアニラは呟く

「この空に自由を...」

 

 

 

紫電改のマキ ミシラ飛行隊ミッシング“SAM”

 

 




紫電改のマキ完結しちゃったから書こうと思う、理由はそれだけ
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