フローズン・スノーデン sideE 第二部   作:塩唐少尉

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衝撃!ソロモンプログラムにシャテン&ヨミ参戦!ということで今回はシャテンが大アバレ!!はたしてどうなることやら……それでは!はじまりはじまり〜!

~今回のなぞなぞ~
Q.めくればめくるほど増えるもの、なーんだ?


第11話(第36話)「壮絶なる迫撃!?トリプルジム!」

 我らは今までNPD、そしてELダイバーを救うために未知なる存在を演じてきた……だが、このまま未知なる存在を演じ続けるのだろうか?決めた。今この時から……私は強者の仮面を捨てる!

 

 

[PHASE CHANGE SCHATTEN→EN]

 

 季節は初夏、ついこの間セイリュウ達と出会い乱入したシルヴァ・バレト・サプレッサーを追い払ったばかりの頃。俺は数週間前にワケあって(※外伝第5話参照)フォースネストに居候することになったレイ・リョウ兄弟の実力を試すために、3人で挑めてなかなか手応えのあるクリエイトミッションを選んでいた。さて、どれがいいかな...これだ!

 3人で挑むのに充分なミッションを見つけた俺は早速2人にミッションの詳細を見せた。

 

「これが、今回俺達が挑むミッションだ。」

 

ミッションの名は【奪還!エネルギープラント】。ミッション作成者は自身が昔遊んでいたゲームからインスピレーションを得てこのミッションを作ったそうだ。

 

「ん?エネルギープラントを無傷でちょーだいするついでに敵基地も制圧か...楽勝楽勝!」

「ふむふむ、まずはエネルギープラントに直接向かわないで地下水路内に侵入、そして内部の供給装置を機能停止する必要があるようだね。」

 

 その通り。エネルギープラントは周辺住民にとって重要な施設。しかも敵に制圧されてから供給されるエネルギーの2/3を独占されて生活が苦しいという。俺は更にこのミッションが意外と手応えがある理由を話した。

 

「オマケに地下水路内部は迷路状、そのうえミノフスキー粒子が高濃度散布、しかも敵MSが数機程警備にあたっている。結構歯ごたえのあるミッションだろ?」

 

「装置は目視で探さないといけないのか...それに地下水路ってなんだかイヤな予感が...。」

「オレのジムカスタム、変なニオイがついたり錆びてしまうかも...。」

 

 さすがにそこまではいかんだろう。GBNはあくまでゲーム、本当にそうなったら色々マズいことになるからな。

 

 

 かくして俺達3人はミッションに挑戦することになった。まずは地下水路入口まで揃って移動し、後は3人でそれぞれ装置を探すことにした。水路内は薄暗く、どんなMSと遭遇するかは実際に見るまでわからない。そんな状況の中、俺はついに1機目を見つけた!

 

「あれは...F2型ザク!しかもバズーカ持ち!」

 

 F2型のザクⅡといえども、バズーカ持ちは油断してはいけない。しかし今の俺の敵ではない!バズーカ弾をギリギリでかわし、そのまま一突き!!

 

「決まったぁ……!」

 

 

[PHASE CHANGE EN→RYOU]

 

 オレは薄暗い地下水路を進みながら供給装置を探した。何度も道に迷ったが、どうにか装置を見つけた…。だがあろうことにそれをグフが守ってる!装置を止めたければオレと戦えってか?上等!オレは一切の迷いなくグフにキックをかまし、装置にぶつけさせた。案外余裕だったな……。

 

 

[PHASE CHANGE RYOU→REI]

 

 地下水路はとても複雑で装置がどこにあるのか全くわからない。探している内に時間切れになる可能性だってある……2人はきっと装置を停止しているはず。なら僕も…!

 

 そして……ついに装置を見つけることができた!護衛のザクもビームキャノンで仕留める事ができたし、装置も停止できた!後は白崎君のところに向かわないと…。

 

 

 

[PHASE CHANGE REI→EN]

 

 そして、俺も装置を見つけ、護衛のドムも難なく倒すことができた。

この後、入口付近で合流した俺達は一気に敵基地へ強襲を仕掛けた。レイとリョウの双子ならではの見事なコンビネーションもあって、基地をあっという間に制圧したのだった。

 

 

 無事にミッションを終え、フォースネストへ帰投することにした俺達。しかし妙な違和感がする……まさか!

 

 

「久しぶりね、いつかの貴方……」

 

 俺も、あんたの声を久しぶりに聞いた気がする...。振り向くとそこには奴のアストレイが...

 

「な、いつの間に天ミナに乗り換えていたのか!?」

 

 思わず声が出てしまった。なんとシャテンのアストレイゴールドフレームは天から天ミナになっていたのだ。

 

「あ、あれは一体...。」

 

「あれこそがシャテン軍、いやシャドウ・ルーツのリーダー、シャテンだ。今日は一体何しに来た!」

 

「それは…今から分かるわ……。」

 

「そ、そりゃあねぇって…。」

 

 リョウ、それは俺のセリフだ。今から分かるとはどういうことだ?それに、口調もいつもとは違う気が……だが今は目の前の敵を、全力をもって相手するのみ!俺は真っ先にシャテンに挑みかかった。

 

「なんだか、いつもの口調じゃないな?まさか、それが本当のお前なのか!」

 

「そう、私はもう強者の仮面は捨てたの……そして、これが私の新しい力……!」

 

 

 "強者の仮面"!?"新しい力"!?俺の理解が追いつかないままシャテンはそういって魔法陣を出現させた。何をする気だ?

 

「"インビテーション·オブ·シャドウ"……"サモン"!!」

 

 魔法陣より召喚されたのは……ガンダムNT-1"アレックス"!?ってまさか前に黒魔神闇皇帝やガンダムダブルオーダイバーエースが襲ってきたのはもしかして……!!

 頭が色々追いつかない上、アレックスと天ミナの相手をしなければいけないこの状況……どうすれば!

 

「あのガンダム、オレのジムカスタムになんか似てなくね!?」

 

 あぁ、ジムカスタムはアレックスをベースにしている。似ていて当然だ。しかも、このアレックスの動きはどうやらフィクルではなくクリスのようだ。ならば……。

 

「2人とも!こいつは俺が引き受けるから、2人はアレックスを!」

 

「がってん!」

「わかった!」

 

 アレックスは2人に任せておいて、俺はシャテンと相手することにした。

 

[PHASE CHANGE EN→RYOU&REI]

 

 まさか、こんな事になるとは……でも、リョウは凄くやる気満々。だったら僕も!

 ……とは言ったものの、アレックスの素早い動きになかなか照準が定まらない。いや、まてよ……?あえて照準を定めず、相手の動きを読んで置くように撃てば……!リョウがアレックスを引き付けている間に!僕はそう信じてビームキャノンを構え、アレックスの横に向けて撃った。すると、放たれたビームはその位置に来たアレックスを直撃した。

 やっぱり!僕の読みは当たっていた。たしか、これが"偏差射撃"だったはず……。

 リョウは「おぉっ、さすがだぜ!最後はこのまま一気にいくか!」と勢いに乗っていた。僕もリョウの勢いに乗るままビームサーベルを引き抜き、2人揃ってアレックスを斬り裂いた。

 

「「ビクトリー!」」

 

[PHASE CHANGE RYOU&REI→EN]

 

「NT-1がやられた……!?やっぱり、クリスチーナ・マッケンジーのデータでは不十分だったわね……。」

 

 これでこちらが有利になった……なら、"アレ"をやってみるか!

 

「二人とも!こうなったらぶっつけ本番で"あの技"を決めるしかない!後ろに回れ!」

「あの技?よくわかんないけど……とりあえずやろう!」

「オーライ!」

 

 俺達は知ってる人は意外と多いであろうあのフォーメーションのように一直線に並んだ。

 

「いくぞ!愛と勇気と希望の名の下に!必殺!!三本柱アターック!!!」

 

 ちょっとカッコつけてみたが、構図はほぼアムロに挑む黒い三連星そのものだ。

 

「何かと思えば、ジェットストリームアタックの焼き直しだなんて…その動きは私にも読めるわ…!」

 

 シャテンは俺を踏み台にするつもりだろうが、そうは問屋がなんとやらだ。

 

「ところがぎっちょん!ただの焼き直しじゃあないんだなぁ、これが!」

 

 そういう俺の台詞も、誰かさんの焼き直しなのだが…まぁ置いておくとして。

 

「今だ!左右に分かれてシャテンを捉えるんだ!」

「「了解!!」」

 

 俺は急バックして攻撃をかわし、更に背後にいた二人は左右に分かれてシャテンを捉えた。

 

「今だ!」

「このぉー!」

 

 2人がビームサーベルで斬りかかる。シャテンは咄嗟の判断でジャンプしてかわしたが、それもまた想定内。俺はフルドライブフェイズでブーストをかけ、シャテン目掛けて大ジャンプした。

「貫けぇぇっ!」

 しかし、俺の渾身の一撃は天ミナの右腕――ブリッツガンダムの右肩を貫通するに留まった。

 

「うっ!ここはひとまず撤退しないと……。」

 

 シャテンはそういってブリッツの右腕を引き抜き、どこかへ去っていった。やった……のか?でも、確かな手応えはあった。何だかモヤモヤする……。しかし、この事はまずヨミさんに報告しないと……。

 レイとリョウも何があったんだ?と言わんばかりの表情を浮かべていた。簡単な報告を済ませ、俺はある事を決意した。今回の戦いでシャテンの天ミナに重い一撃をくらわせたことは大きな収穫でもある。今後、彼らをパワーアップさせなければ、これからの戦いについていけなくなる可能性だって大いにある。ならば、やる事はただ一つ……!

 

 「この夏、強化合宿をやろうと思う。話は後でしよう。」

 

 こうして、俺達はフローレス様への報告など、今やらねばならないことをする為にフォースネストへ戻るのだった。

 

 

[PHASE CHANGE EN→SCHATTEN]

 

「油断したわ...まさか、あの時の子がさらに出来るようになったなんて...でも、次こそは負けない……!」

 

 整備ドックに飾られたアストレイゴールドフレームの右腕は肩部フレームを剥き出しに金と紫が入り混じる禍々しい輝きを放っていた……。

 そして、その奥では超弩級モビルアーマー・ゲミヌスが目覚めの時を迎えようとしていたのだった……!

 

 

[PHASE CHANGE SCHATTEN→YOMI]

 

 まいったな…とうとうシャテンが僕と同じゴールドフレーム天ミナを使うようになったとは……。今までの件も考慮すると彼らの戦力増強は時間の問題かもしれない。今こそ、玄武隊とフローレス達を引き合わせないと……!

 

 

to be continued…!





〜作者の部屋〜
皆さん、お久しぶりです作者です!それにしても驚きましたね〜ソロモンプログラムにシャテン&ヨミ参戦!実は本来エピソードの完成は5月頃だったのですが遅筆なものでなんとかソロモンプログラムのアップデートに間に合ってよかった……さて次回は前後編構成の夏休みスペシャル!お楽しみ〜!

~なぞなぞの答え~
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