ある日、隊員達と訓練を行っていたエンに、一通のメッセージが届いた。
「差出人は…ニャミ!?」
メッセージにはこう書いてあった。
『エンへ、いま私たちはMZDの命で羽根がついたガンダムを追ってるの!今すぐ来て!』
「仕方ない…とりあえず行ってみるか。」
一方、ミミ達は…
「はっ速い!なんて速いのあいちゃんのガンプラは!?前に会った時は私のフルバーニアンと互角だったのに…!」
「うぅ、動きが速すぎて照準が定まらない…さなえちゃん、そっちは?」
「ネットガンの準備はいつでもいいけど…これじゃ撃てない!」
「まったく、MZDは何を考えているのやら…。」
それはさかのぼること数分前…ポッパーズのフォースネストにあるガンプラが接近していた。
「んっ?あのガンプラ…なーんか気になるなぁ…。」
「あれって…あいちゃんのガンプラじゃない?」
「でもなんか大きい翼を背負ってるような…。気のせい?」
「よしお前ら、そのあいって奴に会いに行ってこい。ネットガンの使用も許可するぞ。」
そのガンプラを見ていたMZDは三人にあるミッションを与えた。
「またいつもの無茶ぶり、ということね?」
「まーそういうこと。おっとそうだ、さなえには必要かどーかわからないけどネットガンを、ニャミには使いこなせるかはどうあれハイパーメガランチャーを貸してやるよ。」
「私には?」
「お前のフルバーニアンには高機動のバーニアユニットがあるだろうが。」
「とほほ…。」
ミミたちは彼に呆れながら、いそいそと格納庫へ向かった。
一方、あいのガンプラは自由気ままに飛んでいたところ、突然3機のMSが現れた。
「あれは…ミミちゃんとニャミちゃんだ!でもどうして?」
「あいちゃん!突然で申し訳ないけど私達といざ勝負~!」
「これもMZDからのミッションだから、悪く思わないでね~!」
「そういうことか…それじゃ、こっちもいっくよー!」
そして今、ついにニャミのガンダムに装備されたハイパーメガランチャーが高威力のビームを放った。だが、あいのガンプラはGNフィールドと思われる防御フィールドを張った。
「なんと!?でも、もうすぐ彼が…!」
ニャミの言葉の通り、エンのフルガンナーはフルスピードで目的地に向かっていた。そして、その先にあるものにエンは衝撃を受けた。
「あれは…まさか!?」
そう、ミミ達が今苦戦していたのは、かつての戦いでフローレス達を助けたあいのトランジェントガンダムアミティエだったのだ。
「聞こえるか、あい!なぜ君はそこにいる!?」
「そんなこと知らないよ!ミミちゃん達はMZDっていう人からのミッションだからって!」
「そうなのか!?二人とも!」
ミミとニャミはうなづくことしかできなかった。
エンとあいの戦いは続いた。お互いの攻撃はそれぞれがことごとくかわし、戦いは一向に決着がつかなかった。そんな中、陸戦型ガンダムのネットガンはついにトランジェントガンダムアミティエを捉えた。
「行けーっ!」
しかし、GNパルチザンは発射されたネットを切り裂いた。
「そ、そんな…。」
そして、エンは三人にこう叫んだ。
「みんなやめろ!今戦っているガンプラは以前俺達を助けてくれたんだぞ!」
「まさか…。」
「あいちゃんがエンの恩人だなんて…。」
「し、知らなかった…。」
エンの言葉に三人は動揺した。
「行け、あい。」
エンはあいを逃がしてあげた。これが彼にできるあの時の恩返しなのだ。
そして、戦いが終わり、エンはあることを決意した。
「俺を、あんたらのフォースネストへ連れてってくれないか?」
To be Continued…?
今回と次回のエピソードはsideF第27話とちょっとだけ繋がります。お楽しみに。
今後、本編で登場してほしいMS・MAは?
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