こあパチュクエスト3(東方×ドラゴンクエスト3)   作:勇樹のぞみ

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バラモスの城へ 動く石像の太くてかたぁい指で責められるパチュリー

「それじゃあ、装備を整えて魔王バラモスの城へ行きましょうか」

「何か準備が要りますか?」

「ネクロゴンドの洞窟に引き続き、ホロゴーストと地獄の騎士が出るから、命の石と満月草は必須よ」

 

 ザキ、ザラキ対策、そして焼けつく息のマヒ対策である。

 

「あと、はぐれメタルと遭遇した場合に使う毒蛾の粉」

「あれ? はぐれメタルに効くんですか?」

「いいえ、これは一緒に出たモンスターに使って攻撃してもらうためのものよ」

 

 はぐれメタルはメダパニ、毒蛾の粉に完全耐性を持ってはいるが、一緒に出て来た仲間には通じる者も居るということ。

 

「実際、私たちにはこれしか手が無いのよね」

 

 何しろ5/8の確率で逃げてしまう相手だ。

 地道に1ポイントずつダメージを重ねて倒すというわけにも行かない。

 

 魔法使いや盗賊が居るのなら毒針、もしくはアサシンダガーの即死攻撃。

 戦士が居るならこのバラモス城で手に入る魔神の斧による会心の一撃。

 武闘家が居るのなら、この時期のレベルではあまり期待できないが会心の一撃も…… いややっぱり無理か。

 

 といったところだが、どれもパチュリーたちには使えない手だった。

 あとは、

 

「忘れていたけど、世界樹の葉を切らしていたわね」

 

 バラモス城で出現するエビルマージは1/128の確率で世界樹の葉をドロップする。

 ホビットのほこらの南、四つの岩山の真ん中の位置にある世界樹からは手持ちに世界樹の葉が無い場合にしか拾えないため、ここは先に行っていた方が良い。

 ラーミアを得た後なら、ルーラでダーマ神殿に跳んでから北に飛ぶのが手っ取り早く分かりやすいか。

 

「ラーミアが居るとモンスターに襲われずに済みますよね」

 

 前回は森の中、クマさんに出合う恐怖に震えていた小悪魔は安堵する。

 

 世界樹の葉を拾ったら、小悪魔のルーラでイシスへと跳び、そこからラーミアで南南東に。

 水と山地に囲まれたバラモスの城へとたどり着く。

 

 城の一階から地下へ。

 通路を前進し、

 

「地獄の騎士と…… 緑の黒子さん?」

 

 ネクロゴンドの洞窟でも出た地獄の騎士と新たな敵、全身を覆う緑色のローブに覆面から覗く眼だけが不気味に光る魔法使いの上位種、

 

「エビルマージね」

 

 それぞれ1体に遭遇。

 

「行きます!」

 

 小悪魔は稲妻の剣で地獄の騎士に斬りかかるが、倒しきれない。

 そして素早さ58と意外に素早いエビルマージのメラミがパチュリーに炸裂するが、

 

「問題無いわ」

 

 魔法の前掛けと魔法の盾の相乗効果により呪文ダメージが約56パーセントまで減らされているので大したことは無い。

 正義のそろばんによる反撃で倒しきれるし。

 それより地獄の騎士の2回攻撃。

 初撃は剣による攻撃だったが、続いてマヒの効果をもたらす、焼けつく息が吐きつけられる。

 

「まぁ、効かないんだけれど」

 

 焼けつく息の効果の基本命中率は1/8。

 そしてファミコン版なら、

 

状態異常攻撃の成功率≒基本命中率×{(384-運)÷2}÷128

 

 スーパーファミコン版なら、

 

状態異常攻撃の成功率≒基本命中率×(320-運の良さ)÷320

 

 ゲームボーイカラー版なら、

 

状態異常攻撃の成功率≒基本命中率×(384-運の良さ)÷256

 

 といった、運の良さによる修正が入る。

 この世界はスーパーファミコン版を基に作られた携帯電話版から続くスマートフォン版、PlayStation 4、ニンテンドー3DS版の流れをくむもの。

 つまりスーパーファミコン版に準じているならファミコン版の18.8~6.3%より低い、12.5~2.5%しか効かない。

 計算上は、運の良さに+20%という大きな成長補正のあるセクシーギャルの小悪魔なら、9.8%。

 運の良さに-30%という大幅なマイナスの成長補正のあるパチュリーでも、あなほりなどで得た種を投与しているため、10.6%程度であった。

 二人同時にマヒして全滅扱いになってしまう確率はさらに下がるし。

 

 いや、そもそもパチュリーたちは今まで基本命中率が倍の2/8あるはずの状態異常攻撃、メダパニ、毒攻撃、毒の息に一度もかかっていないことから、スマートフォン版、PlayStation 4、ニンテンドー3DS版ではもっと確率は下がっている可能性すらある。

 

「でも安全を考えるのなら、地獄の騎士を先に確実に倒しておいた方が良かったかしら?」

 

 と反省。

 しかしエビルマージには基本命中率3/8のラリホーや2/8のメダパニがあり、そちらを食らって一方的にやられる可能性もある。

 どちらがどうとも言い難いのだが。

 次のターンで、

 

「会心の一撃!」

 

 小悪魔が地獄の騎士に止めを刺す。

 ……別に通常の攻撃でも倒せていたのだが。

 

 そして突き当りの地下室には、ベッドに横たわった状態の骸骨が!

 

「返事が無い。ただのしかばねのようね……」

 

 その周囲の床からは小さなメダルが手に入る。

 

 来た道を戻るパチュリーたちの前に、地獄の騎士3体と、

 

「はぐれメタルです!」

 

 はぐれメタル1体が現れた。

 

「ここは地獄の騎士に毒蛾の粉を!」

 

 パチュリーは焼けつく息への耐性を高めるために幸せの靴を装備して運の良さを+50。

 そして、はぐれメタルのギラを警戒するよりは、地獄の騎士の攻撃に備えた方が良いだろうと魔法の盾ではなく風神の盾を装備。

 小悪魔も刃の鎧とドラゴンシールドという、耐物理攻撃対策を取る。

 無論、1/8の確率で来る、はぐれメタルの物理攻撃を反射できないかという目論みもある。

 それを狙うなら小悪魔を前に出した方がいいのでは、という話もあるが、実際にははぐれメタルの判断力は最低の0。

 バカなので勇者パーティの隊列を認識できず、完全にランダムで攻撃対象を選ぶため関係が無かったりする。

 

「来た!」

 

 素早さ150のメタルスライムがギラを放ってくる。

 

「こんなにもらって嬉しいギラは初めてね」

 

 ということで、逃げずに居てくれることに感謝するパチュリー。

 小悪魔は、毒蛾の粉を使うが、

 

「効きません!」

「地獄の騎士はメダパニ、毒蛾の粉に強耐性持ち。7割の確率で無効化するのよ」

 

 それでも一縷の望みを賭けてパチュリーが使うと、

 

「効いた!」

 

 そして地獄の騎士が、はぐれメタルを斬り倒す!

 

「ナイスです!」

 

 小悪魔が喝采を上げる。

 残った地獄の騎士が斬りかかって来るが、かすり傷程度で終わるし、焼けつく息も問題なく跳ねのけた!

 

「さぁ、後は詰めを誤らずに、こいつらを!」

 

 幸い毒蛾の粉が効いたのは一番後ろの1体。

 ゆえに小悪魔はドラゴンテイルによる攻撃を、パチュリーは炎のブーメランによる攻撃をすれば、効いていない敵を優先的に倒せると踏んだが、

 

「あらら……」

 

 こちらが先攻した結果、混乱した1体のみが残る。

 メダパニはがかかっていても、最後の1体になると普通に攻撃してくるのだ。

 おそらく味方が敵に見える幻術をかけられていると見るのが道理で、つまり味方が全員居なくなれば、通常どおりに行動できるようになるのだろう。

 焼けつく息を吐いたので、

 

「ひやりとしたけれど」

 

 しかし問題なし。

 次のターンで倒しきる。

 それぞれ21885ポイントの経験値を獲得。

 

「レベルが上がったわね」

 

 パチュリーはレベル29に。

 

ちから+3

すばやさ+0

たいりょく+4

かしこさ+1

うんのよさ+1

 

 となり、さらに、

 

「力の成長上限値が上がって余裕が出たから、ストックしていた力の種を使いましょう」

 

 と力を種で+3することに。

 場所は魔王バラモスの城。

 そんな危険区域なので防具を外すこともできず、

 

「壁に手をついて下さい、パチュリー様」

「うっ、あぁ……」

 

 種により短時間に筋力を強化するための、筋肉痛を凝縮したような痛み、それを和らげるための小悪魔のマッサージも、パチュリーの背後から魔法の前掛け、マジックエプロンの下に手を滑り込ませるという形で立ったまま行うしかない。

 

「な、何だかキッチンで人妻に手を出しているみたいで興奮しますね」

「なっ、何を言うのよ……」

 

 小悪魔はこのシチュエーションに酔ったのか、エプロンの下でうごめく両手を一層激しく動かし、

 

「はぁはぁ、奥さん、奥さぁん……」

 

 と、パチュリーの首筋、髪に鼻先をうずめその匂いを堪能しながらの人妻寝取りプレイに没頭する。

 

「こ、このバカ……」

 

 結果、ステータスは、

 

 

名前:パチェ

職業:しょうにん

性格:ごうけつ/タフガイ

性別:おんな

レベル:29

 

ちから:145

すばやさ:101

たいりょく:152

かしこさ:41

うんのよさ:49/99

最大HP:300

最大MP:83

こうげき力:270/202

しゅび力:150/140

 

ぶき:せいぎのそろばん/ほのおのブーメラン

よろい:まほうのまえかけ

たて:ふうじんのたて/まほうのたて

かぶと:ぎんのかみかざり

そうしょくひん:ごうけつのうでわ/しあわせのくつ

 

 

 そして小悪魔のレベルも26に、

 

ちから+4

すばやさ+1

たいりょく+5

かしこさ+1

うんのよさ+3

 

 さらに27へと一気に2レベルアップ。

 

ちから+4

すばやさ+2

たいりょく+5

かしこさ+1

うんのよさ+4

 

 結果、ステータスは、

 

 

名前:こあくま

職業:ゆうしゃ

性格:セクシーギャル/タフガイ

性別:おんな

レベル:27

 

ちから:97

すばやさ:162

たいりょく:99

かしこさ:67

うんのよさ:75

最大HP:194

最大MP:132

こうげき力:179/149

しゅび力:198/191/183

 

ぶき:いなずまのけん/ドラゴンテイル

よろい:やいばのよろい/まほうのよろい

たて:ドラゴンシールド/まほうのたて

かぶと:オルテガのかぶと

そうしょくひん:ほしふるうでわ/パワーベルト

 

 さらにライデインの呪文を覚えた!

 

 

 という結果に。

 なおマッサージ後、

 

「い、いい加減にしなさいよね」

 

 と着衣と髪の乱れを直すパチュリーのしどけない姿に、小悪魔の目は釘付けで、

 

「パチュリー様ぁ!」

「言ったそばから!?」

 

 我慢できずに跳びかかり、そして、

 

「ふぎゅっ!?」

 

 とっさにパチュリーがかざした風神の盾、その表面にある風神の顔とキスをすることになるのだった……

 

 

 

 さらに進むとスノードラゴン2体と遭遇するが、

 

「見劣りする相手よねぇ」

 

 炎の呪文に完全無耐性なので小悪魔が稲妻の剣のイオラの効果を見舞い、パチュリーが炎のブーメランを投げただけで終了するが、経験値がしょぼいのだ。

 そしてホロゴーストとエビルマージ、2体ずつの群れだが、

 

「ニフラムしてしまってちょうだい」

 

 難敵のエビルマージだが、意外にもニフラムに対し弱耐性しか持っていないという弱点を持つ。

 そのため、

 

「光になれっ!」

 

 小悪魔の二フラムで光の彼方に消し去られてしまう。

 この対処法を知っているのと知らないのでは、バラモス城の難易度ががらりと変わるのだった。

 

 あとはホロゴーストだが、パチュリーの炎のブーメランが薙ぎ払い、1体を倒す。

 残り1体がザラキを唱えるが効かず、

 

「これで!」

 

 小悪魔の稲妻の剣が止めを刺す。

 

 そして昇り階段を見つけて地上の庭に建つ東屋(あずまや)へと出る。

 パチュリーはフロアが切り替わるたび5回だけあなほりをしているのだが、

 

「素早さの種が出たわね」

 

 これは地獄の騎士が1/256の確率でドロップするアイテムだ。

 ファミコン版では同じ確率で吹雪の剣をドロップしたので、上の世界でこれを得るため乱獲されたのだが、スーパーファミコン版以降のリメイクでは素早さの種に改められた。

 

「そのくせ確率はそのままって雑な仕事よね」

 

 という話だったが。

 これにより地獄の騎士は焼けつく息を吐くイヤなだけのヤツになってしまったのだった。

 

「まぁ、さっきのようにはぐれメタルと一緒に出て、混乱してくれた時だけは2回攻撃してくれるナイスガイになるのだけれど」

 

 勝手な話ではあるが。

 

「ナイス、ガイコツ?」

 

 小悪魔がつぶやくが、そういう意味ではない。

 素早さの種をパチュリーに使って、

 

「庭の東屋でって、何だか不倫や露出プレイって感じですよね」

「うんっ…… 黙って…… マッサージに集中しなさい」

 

 パチュリーの素早さを+3してから庭先を進む。

 

 次いで現れたのは地獄の騎士3体にホロゴースト1体。

 

「地獄の騎士にニフラムを」

 

 とパチュリーは小悪魔に指示。

 実は地獄の騎士もニフラムに対し弱耐性しか持たないのだ。

 これを知っていると対処しやすいが、しかし、

 

「1体にしか効きません!」

 

 弱耐性でも3割の確率で無効化されるので、リアルラック次第ではピンチに陥る場合もある。

 パチュリーは、ホロゴーストを正義のそろばんで撃破。

 残った地獄の騎士が攻撃してくるが、焼けつく息は吐かなかったので、次のターン、小悪魔のドラゴンテイルとパチュリーの炎のブーメランを重ねて終了である。

 

 勝手口から再び城内に入り、

 

「新事実。バラモス城に出入りするだけでもあなほりのカウントはリセットされるわ」

 

 同じ1階なのだが、フロアとしては別扱いということらしい。

 

「音がポイントかしら」

 

 フロア切り替えのSEがあれば、リセットされていると考えて良さそうだった。

 そんな新たな気付きもありながら、階段を昇り城壁の上へ。

 そこでエビルマージ4体に遭遇。

 

「耐魔法装備で、物理で押し切るわよ!」

 

 小悪魔のドラゴンテイルとパチュリーの炎のブーメランを重ねれば、3体までは倒せる。

 残った1体のエビルマージが一番強力なマヒャドを使って来るが、魔法に耐性のある装備のお陰でその威力も半減。

 次のターンで止めを刺される。

 

「4体倒せば一人3300ポイントの経験値。メタルスライムより確実に倒せるし経験値は上ね」

 

 普通のパーティだと受ける損害も甚大で、割に合うかは微妙だったが、パチュリーたちなら問題は無い。

 下りの階段を見つけ、再び室内に。

 

「ば、バリアー床です!」

「行くわよ」

「ぐひいぃぃぃぃっ!!」

 

 悲鳴を上げる小悪魔を引きずり回しながらダメージを与えるバリアー床を超えて進む。

 渡り切ったら小悪魔のホイミで回復し、

 

「さて、二つの階段、上に行くべきか下に行くべきか」

 

 という話だが、

 

「まず上に行きましょうか」

 

 ということで階段を上がることに。

 再び城壁を進み、今度は下りの階段を降りる。

 

「宝物庫です!」

 

 そこには宝箱が3つ。

 中身は、

 

「不幸の兜です……」

 

 と小悪魔がげんなりとするように、彼女には毎度おなじみの不幸の兜。

 またバラモス戦で被らなければならないのか、という話。

 値段は安いが、呪いを解くのに教会への寄付が毎回かかるわけで。

 

 次の宝箱から出たのは、

 

「魔神の斧、ね」

 

 パチュリーは魔神の斧を手に取って見定めた。

 

「攻撃力+105の戦士専用武器。会心の一撃が発動する確率と、打撃がミスに終わる確率がともに1/8になるというものよ」

「ミスする可能性があっても、会心の一撃が狙える方がお得ですよね?」

「そうね、普通に平均期待ダメージ値は上がるし、レベル32の武闘家に匹敵する会心率はメタル狩りにも威力を発揮してくれるわ」

「えっ? レベル32まで一番の売りである会心率が負けてるんですか、武闘家。4人パーティならそれより前にゾーマを倒してる可能性すらありますよね?」

「こらこら」

 

 ということ。

 

「ただ、バイキルトとの兼ね合いを考えると微妙だったりするのよね」

「はい?」

「というのもファミコン版、ゲームボーイカラー版では会心の一撃にバイキルトの攻撃力2倍が適用されないの」

 

 一方、

 

「スーパーファミコン版と、その流れをくむ携帯電話版から続くスマートフォン版、PlayStation 4、ニンテンドー3DS版では、そもそもバイキルトをかけると会心の一撃が出ないようになっているわ」

 

 大抵の場合、バイキルトと会心の一撃は似たようなダメージになるから、単に1/8の確率でミスするだけの武器になってしまうのだ。

 まぁ攻撃力は普通に高いし、凍てつく波動でバイキルトを打ち消してくるゾーマ戦や、バイキルトの使い手抜きの縛りプレイなどでは重宝するだろうか。

 

「お店に持って行くのは、もったいないと思うけど……」

 

 スーパーファミコン版、ゲームボーイカラー版ではしんりゅうを規定ターン以内に倒した場合に開いてもらえるすごろく場でもう一つ得られるが、それ以外では固定敵で出現数の限られるミミックが1/256の確率でドロップするのを狙わないと得られないものなのだ。

 怪しい影に化けたミミックを狩るというとんでもなく低確率な手段もあると言えばあるし、ゲームボーイカラー版では氷の洞窟のB1Fでミミックが普通に現れるのでその限りではないのだが。

 

「375ゴールドで売れるわね」

「やっすいですね。なんでそんな値段なんですか?」

「般若の面の売値は1ゴールド、嘆きの盾が7ゴールド、そしてここで一緒に出る不幸の兜は13ゴールド」

 

 まぁ、ファミコン版では不幸の兜は値段が付いていなくて売れなかったのだが。

 

「ドラクエの呪いの装備は安いんですね。……あ、もしかして?」

「そう、バラモス城で不幸の兜と一緒に出るし、『魔神』という禍々しいネーミング。さらには呪いの装備たちと同様に数値上の性能は高いのに安すぎる値段。呪いを懸念して装備しなかったプレイヤーも居たそうよ。公式ガイドブックでも『会心の一撃も出易いが、ミスも多くなるだろう』という記述で、どれだけミスが多くなるかは書かれていなかったし」

 

 そういう罠なのかも知れなかった。

 しかしまぁ、

 

「大丈夫、呪いはかかっていないわ」

 

 とパチュリーが鑑定結果を伝えるとおり、

 

「商人に見せれば呪いの有無は判別できますね」

 

 ということだったが、

 

「この時点で商人が居るパーティも少ないし、商人の鑑定を活用しているプレイヤーもまれでしょう。さらに言えばファミコン版では呪われていない場合に「べつにのろわれていないようです」と言うものの、呪われている場合はこのセリフが無いということでしか判断できないのよ」

「はい?」

「だから「呪われてるって言ってないのに呪われた! 商人の鑑定で呪いの有無は判別できないのでは?」って考えたプレイヤーも居て」

「そんなところまで罠!?」

 

 スーパーファミコン版以降のリメイク作だと「なにかしら? 嫌な感じがするわ……」と言ってくれるので安心なのだが。

 

 そして最後の宝箱を開けて出て来たのは、

 

「祈りの指輪です!」

 

 追加の祈りの指輪だった。

 

 そして元の分岐、下りの階段まで戻ろうとするのだが、

 

「動く石像です!」

 

 小悪魔が叫ぶとおり、拳を振り上げ足を高々と掲げた筋骨隆々、マッチョな石像が3体襲って来る。

 

「眠りの杖で眠らせて!」

 

 二人がかりで眠りの杖を掲げ、眠らせるが、1体がターン終了前に目を覚ましてしまう。

 

「面倒ね」

 

 ネクロゴンド近辺で現れたトロルと同じ、痛恨の一撃を放ってくる近接パワー型のモンスターだが、最大ヒットポイント、攻撃力、素早さは低いし、守備力も40とここで出るモンスターとしては硬くない。

 一方で、攻撃呪文などに対する耐性がガバガバだったトロルに対し、炎の攻撃呪文に強耐性、その他ダメージ呪文にも弱耐性が付いていてヒットポイントを削りにくい上、トロルが2匹までしか出なかったのに対し、3体まで現れる。

 睡眠に対し弱耐性という弱点は共通なのだが……

 

 仕方が無いので、次のターンは小悪魔が眠りの杖、パチュリーは正義のそろばんを振るう。

 しかし、

 

「うわ、やっぱり倒しきれないわね」

 

 パチュリーの正義のそろばんでも一撃では倒しきれない。

 しかもこの動く石像は毎ターン50ポイントヒットポイントが自動回復するのだ。

 幸い、小悪魔の眠りの杖が寝かしつけてくれたので、

 

「ここは一気に行くわよ」

 

 小悪魔のドラゴンテイルとパチュリーの炎のブーメランの合わせ技で行くが、

 

「1体しか倒せない!?」

 

 次のターンでも同様。

 そして最後の1体が目覚めたが、

 

「このまま押し切る!」

 

 何とか倒しきる。

 

「これも3体で一人2670ポイントの経験値。ノーダメージで倒せるにしては美味しいわね」

 

 ということで、

 

「レベルが上がったわ」

 

 パチュリーはレベル30に。

 

ちから+2

すばやさ+1

たいりょく+3

かしこさ+1

うんのよさ+1

 

 となり、さらに、

 

「力の成長上限値が上がって余裕が出たから、またストックしていた力の種を使いましょう」

 

 と力を種で強化することになるが、小悪魔は、

 

「あ、そうだ、この砕かれた動く石像の指、ツボ押し棒にちょうどいいですね」

 

 倒した動く石像の残骸を使ってパチュリーの身体を責める。

 

「ほうら、太くて硬くてごつごつした指に身体を抉られる……」

「くはっ!」

「気持ち良さそうですね、パチュリー様」

 

 太もものツボをぐりぐりと虐め抜く小悪魔は、それをその奥、パチュリーの秘められた部分に添えてみて、

 

「まるで男性のアレみたいですよね。入れたら奥の気持ち良いところまで届いちゃいますよ、これ」

「やっ、やめっ……」

「ふふふ、もしそんな風にされちゃったら、そんな想像をしながら身を任せてください」

 

 きっと気持ちがいいですよ。

 耳元にそうささやかれ、そして際どいところ、太ももの付け根、鼠径部のリンパを動く石像の指で虐め抜かれるパチュリー!

 痛みと快楽がない交ぜになり混乱するところに、小悪魔が言うように、万が一それを、男性のもののような太い魔物の指を自分の秘奥に差し込まれでもしてしまったら……

 そう想像するだけで、羞恥と被虐に身体が芯から震えてしまう。

 

「あっ、手が滑りました」

 

 わざとらしいセリフと共に、するりとその先が奥に流れ、

 

「あ、や、あぁぁぁぁーっ!!」

 

 がくがくと、揉み絞るように震えながら絶叫するパチュリー。

 無論、小悪魔はぎりぎりのところで手を止めているのだが、

 

「ふふふ、想像だけで逝っちゃったんですね」

「あ、あぅ……」

 

 小悪魔は慈愛に満ちた表情でこう、笑いかける。

 

「可愛いですよ、私のパチュリー様」

 

 と……

 

 結果、ステータスは、

 

 

名前:パチェ

職業:しょうにん

性格:ごうけつ/タフガイ

性別:おんな

レベル:30

 

ちから:150

すばやさ:105

たいりょく:155

かしこさ:42

うんのよさ:50/100

最大HP:314

最大MP:84

こうげき力:275/207

しゅび力:152/142

 

ぶき:せいぎのそろばん/ほのおのブーメラン

よろい:まほうのまえかけ

たて:ふうじんのたて/まほうのたて

かぶと:ぎんのかみかざり

そうしょくひん:ごうけつのうでわ/しあわせのくつ

 

 

 ということに。

 

「ふふふ、ご満足いただけましたか、パチュリー様」

 

 マッサージを終えた小悪魔は、脱力する主を背後から支えつつ、その耳元にこうささやく。

 

「お望みなら、悪魔の力でこの指と同じくらい太くてかたぁいモノを私に生やして、お慰めしてもいいんですよ」

 

 役目を終え、床に捨てられた動く石像の指を見下ろしつつ、パチュリーの手のひらを、己の股間に導き……

 

「ふん!」

 

 次の瞬間、パチュリーの正義のそろばんが動く石像の指に叩きつけられ、粉々に砕く!

 

「ひうっ!」

 

 それを目にした小悪魔は、すくみ上って自分の股間を抑え、

 

「はい、済みませんでしたぁ!

 

 …ふたなりは……邪道! ! ! !

 …百合プレイは異性間SEXの擬似に非ず。

 女子が女子を責める時は―――

 棒に頼らず己の技で勝負すべし!!!

 

 ですね!」

 

 と叫び、ぶるぶると震えるのだった。

 

「どういうことなの……」

 

 もちろんパチュリーには小悪魔が何を言っているのか、さっぱり理解できなかったが。

 

 

 

 そして地下へ降り、地下道を通じてまた1階へ。

 そこから階段を昇り、城壁へ。

 階段を降りたら中庭に出て、また別の入り口から城内へ。

 と忙しい。

 まぁ、煩雑ではあるものの迷うようなものではないし、何より階段を昇り降りすればモンスターに遭遇するまでの歩数カウントもリセットされるため戦闘も少なくなる。

 しかし完全に無くなるわけでもないので、

 

「スノードラゴン!?」

 

 スノードラゴン3体の群れに襲われる。

 ただ、前の遭遇から1体増えたところで小悪魔が稲妻の剣のイオラの効果を見舞い、パチュリーが炎のブーメランを投げただけで全滅である。

 そして階段を降りて地下へ。

 地下回廊を通じて出たところは城内の別館。

 そして廊下から出た目の前に広がるのは白骨が座る玉座!

 しかし周囲はバリアー床が囲っている。

 

「さぁ行くわよ」

「ちょ、まっ……」

 

 とパチュリーに連れられ、

 

「あひいぃぃぃっ!?」

 

 バリアー床の餌食になり、絶叫する小悪魔。

 そんな彼女を引きずりまわしながら、バリアー床を渡り、白骨死体が座る玉座を目指すパチュリー。

 そこに、

 

「敵です!?」

 

 動く石像と、はぐれメタル、それぞれ1体の群れだ。

 

「運がいいわね」

 

 動く石像に毒蛾の粉を使うが、強耐性、7割の確率で無効化され混乱しない。

 しかし、はぐれメタルは2ターンに渡って逃げずに通常攻撃をしてくれた。

 おかげで次のターン、パチュリーの毒蛾の粉が効いて、動く石像がはぐれメタルを倒してくれる!

 

「よし!」

 

 後は残った動く石像を倒して終了である。

 1体とはいえ、最大ヒットポイントが195もあり1ターンでは倒しきれないため、眠らせてからタコ殴りにして倒しきる。

 二人はそれぞれ20990ポイントの経験値を獲得。

 

「レベルが上がったわね」

 

 パチュリーはレベル31に。

 

ちから+0

すばやさ+3

たいりょく+7

かしこさ+2

うんのよさ+1

 

 となり、

 

「えっ、力が上がってないんですか、パチュリー様」

「そうね、商人はレベルが30を超えると、力はレベルアップごとに1ポイント程度しか上がらなくなるから、こういうこともあるわ」

 

 なお、レベル35を超えるとさらに体力も1ポイントしか上がらなくなってしまう。

 だから高レベルの商人を使う者はあまり居ないのだが、

 

「でもパチュリー様だと、あなほりした種で補えちゃいますものね」

 

 と小悪魔が言うとおりだったりする。

 

「そうね、それに力の成長は鈍っても、成長上限値は上がり続けるから、余裕が出た分、ストックしていた力の種を使うわね」

 

 と、今回は種を二つ使い力を+6することに。

 

「二個ですか!? 痛気持ちいいの二個も欲しいんですか? 二個…… イヤしんぼさんですね!!」

 

 興奮する小悪魔だったが、パチュリーは、

 

「これ以上、酷いことするようなら、ダメージ床を引きずり回す」

 

 バリアー床に囲まれた玉座で白骨化している遺体を目線で示し、あんな風になりたくなかったら分かっているわよね、とにらむ。

 

「ヒエッ」

 

 ということで、いい加減キレたパチュリーに鎮火され、真面目にマッサージをすることになる小悪魔。

 

「あー、そこそこ、気持ちいい……」

 

 結果、ステータスは、

 

 

名前:パチェ

職業:しょうにん

性格:ごうけつ/タフガイ

性別:おんな

レベル:31

 

ちから:156

すばやさ:108

たいりょく:162

かしこさ:44

うんのよさ:51/101

最大HP:327

最大MP:87

こうげき力:281/213

しゅび力:154/144

 

ぶき:せいぎのそろばん/ほのおのブーメラン

よろい:まほうのまえかけ

たて:ふうじんのたて/まほうのたて

かぶと:ぎんのかみかざり

そうしょくひん:ごうけつのうでわ/しあわせのくつ

 

 

 そして小悪魔のレベルも28に、

 

ちから+6

すばやさ+3

たいりょく+6

かしこさ+2

うんのよさ+6

 

 ステータスは、

 

 

名前:こあくま

職業:ゆうしゃ

性格:セクシーギャル/タフガイ

性別:おんな

レベル:28

 

ちから:103

すばやさ:168

たいりょく:105

かしこさ:69

うんのよさ:81

最大HP:213

最大MP:136

こうげき力:185/155

しゅび力:201/194/186

 

ぶき:いなずまのけん/ドラゴンテイル

よろい:やいばのよろい/まほうのよろい

たて:ドラゴンシールド/まほうのたて

かぶと:オルテガのかぶと

そうしょくひん:ほしふるうでわ/パワーベルト

 

 

 という結果に。

 

「それで、この玉座の前から小さなメダルを回収して、お終いね」

 

 まぁ、小さなメダルを取りこぼしなく集めても、次の景品をもらえるのはバラモス打倒後、アレフガルドに行ってからなのだが。

 

「この死体…… 元々ネクロゴンドに存在した国をバラモスが滅ぼし、自分の城として奪い取ったのかしらね?」

「そうですね、この王様も周囲をバリアーで囲まれたせいで脱出できなくなって餓死したとか?」

「確かに、リメイクだとダメージ床ではヒットポイントがゼロにはならないようになっているけれど、ファミコン版だと普通に死んでいたものね」

 

 そして、

 

「それじゃあ確かめたいこともあるし、バラモスの顔を拝みに行きましょうか」

「確かめたいことですか?」

「そうね、こぁ、リレミトを唱えてみて」

「はい?」

 

 小悪魔はリレミトを唱えてみるが効果が無い。

 

「ここ、城や町と同じ扱いでリレミトは効かず、ルーラが効くって話だけれど」

 

 だから非常時には戦闘中にルーラを使うかキメラの翼を用いれば、緊急脱出が可能なのだ。

 

「バラモスの居るフロアだけは違っていて、リレミトが効くって話なの。それがファミコン版だけなのか、リメイクでも同様なのか、試してみたくてね」

 

 そんなわけで外に出ると、水場の中心にある地下への入り口を目指す。

 途中、エビルマージ4体に襲われる。

 パチュリーの炎のブーメランと小悪魔のドラゴンテイルを重ねれば3体までは倒せるが、残る一体は、

 

「呪文じゃない!?」

 

 エビルマージは燃え盛る火炎を吐いた!

 

 火炎の息を使って来る。

 呪文だけでは無いのだ、このモンスター。

 無論、ブレスなのでブレス耐性を持った装備を身に着けていないとダメージは減らせない。

 

「えっ、あの目だけを出した覆面ローブの姿で、どこから炎を吐いたんですか? 呪文と同じ、両手をばっさばさ2回振り上げて前に突き出すってモーションでしたよね」

 

 スーパーファミコン版ではそのようなモーションを披露していたのだが、どうやって炎を吐いているのか、という話。

 

「モンスターなのだし、手のひらに口でも付いているんじゃないの?」

 

 とパチュリー。

 妖怪『手の目』ではなく、『手の口』か。

 まぁ、ドラゴンクエストを産んだ日本のサブカルチャー界隈だと手から火炎攻撃するロボットが居たし、それを複数合わせて強化するという攻撃もあった。

 エビルマージの両手を突き出すモーションも、両手から吐き出す炎を合わせて強化し放っているとも取れるだろうか。

 ともあれ4体とも倒しきると、

 

「レベルが上がりました!?」

 

 小悪魔のレベルが29に、

 

ちから+2

すばやさ+2

たいりょく+5

かしこさ+3

うんのよさ+1

 

 結果、ステータスは、

 

 

名前:こあくま

職業:ゆうしゃ

性格:セクシーギャル/タフガイ

性別:おんな

レベル:29

 

ちから:105

すばやさ:172

たいりょく:110

かしこさ:72

うんのよさ:82

最大HP:225

最大MP:143

こうげき力:187/157

しゅび力:203/196/188

 

ぶき:いなずまのけん/ドラゴンテイル

よろい:やいばのよろい/まほうのよろい

たて:ドラゴンシールド/まほうのたて

かぶと:オルテガのかぶと

そうしょくひん:ほしふるうでわ/パワーベルト

 

 さらに回復呪文ベホイミを覚えた!

 

 

 という結果に。

 

 階段を囲むバリアー床を乗り越えて地下へと進むと、BGMが途切れ、ただひたすら何かが燃え滾っているかの様な音がするようになる。

 そして広間の先には、バラモスの巨体が。

 

「おおー」

 

 感心する小悪魔。

 一方、マイペースで5回だけあなほりをするパチュリーは、

 

「命の石が出たわね」

 

 と確認。

 通常のバラモス城内と同じ処理がかかっているらしい。

 しかし、

 

「スマートフォン版、PlayStation 4、ニンテンドー3DS版だと商人さえ居れば、ホロゴーストのザキ、ザラキは警戒しなくていいんじゃないの、という感じね」

「はい?」

「食らうより、命の石が増えるペースの方が確実に早いでしょう」

 

 ファミコン版ではホロゴースト自身が1/256の低確率でドロップしたものだが、スーパーファミコン版、ゲームボーイカラー版ではすごろく券を1/16の確率でドロップするよう変更され。

 そしてスマートフォン版、PlayStation 4、ニンテンドー3DS版においては、すごろく場が無くなったために、すごろく券をドロップするモンスターはドロップ品をファミコン版と同様のものに差し戻したのだけれど、ドロップ率を戻すことを忘れていた、というもの。

 極楽鳥などもそうだったが、やはりスーパーファミコン版、ゲームボーイカラー版ですごろく券を落としていたモンスター全般が戻し忘れているということらしかった。

 

「つまり商人さえ居れば、フロアが切り替わるたびに5回、ついでにあなほりをするだけでホロゴーストのザキ、ザラキが無視できるようになるということよ」

 

 そして、

 

「リレミト!」

 

 このフロアで小悪魔がリレミトを唱えると、なるほどバラモス城の他のフロアでは使えなかったリレミトで城外に出ることができた。

 

「なら、ルーラで」

 

 いったんアリアハンに帰って休息を取ることにするのだった。




 普通であれば即死アリ、マヒ全滅アリ、エビルマージの圧倒的な火力で焼き払われたり、自動回復でいつまでも倒せない動く石像に殴り殺されたりでハラハラドキドキなはずのバラモス城ですが、パチュリー様と小悪魔の場合、相性のせいか「たーのしー!」な展開に。
 まぁ、対処法が分かっていて対策が取れればこんな感じですかね。

 次回はいよいよバラモス戦ですが、その前に初のレベル稼ぎを少々。
 っていうか、ここまで1度もレベル稼ぎしてないんですよね。
 商人って意外なほどに優秀……
 いや、二人パーティプレイでレベル稼ぎ抜きでここまで来れる職業って他にあるんですかね?

 なお小悪魔が何やら叫んでいますが、私自身は他者の趣味嗜好に物申したりするつもりはありませんので念のため。
 いえ、時々「作者の主張をキャラに代弁させてるんだ!」と誤解されるピュアな方もいらっしゃいますので。

 ご意見、ご感想、リクエスト等をお待ちしております。
 今後の展開の参考にさせていただきますので。
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