ー紅蓮ー
姫と呼ばれる少女と父さんが囚われているであろう場所、紅麗の館へと来た俺達。侵入前に花火を打ち上げるという暴挙をやらかした烈火、俺は呆れ風子は慌てたがこうなっては仕方がない。正面から堂々と侵入するか、…とのことで警備員を倒して館の中へ。
…館の中へと入れば閉じ込められ、先へ進むしかない俺達。進んでみれば石像が行く手を阻み、レーザーのようなモノで攻撃をしてきた。その直後、何処からともなく聞こえてくる男の声。少し違うが聞き覚えのある声に俺は安堵する、…敵である筈なのにな。やはり俺は紅麗を知っている、夢の中の紅麗がそう言っているような気がする。
夢の中の紅麗を思い浮かべている中で、烈火と風子が石像に悪戦苦闘している。その二人が俺にも何かやれ! と言ってきた、…まぁそうだわな。何もせずにいたら流石に怒るか、…了解。
「…闇払い。」
俺は右手に炎を纏い、下から送り出すように放つ。地を這うように走る炎と同時に石像からのレーザー攻撃、俺はそれを予測していたから炎を放った後には既に回避動作済み。レーザーは
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ー風子ー
立迫紅蓮、この人に初めて会ったのは病院の中。立迫先生の奥さんと共に烈火が運ばれた、その連絡を受けて来てみれば肝心の烈火はイビキをかいて寝ていた。イラッときたものの安心した、…そして紅蓮さんと会ったんだ。
聞くところによると、謎の集団に立迫先生の奥さんが襲われて烈火もその対象だった。そして立迫先生がその集団に拐われたっぽい、…確証がないようだけど。何かしらを知っているのは襲われた烈火、彼が目覚めたら連絡して欲しいと携帯番号を交換。…この人は目付きが悪いけど理性的っぽい、ちょっとだけドキドキしたのは内緒だ。
紅蓮さんが立ち去ってから暫くした後、烈火が目覚めて色々と聞いてきたから私の知っていることを教えてあげた。一緒に運ばれた立迫先生の奥さんは重傷だけど無事、…柳? いないけどどうしたの? と言えば、柳と立迫先生が拐われたと騒ぎ出した。…かと思えば、突然病院を飛び出すし。…とりあえず後を追わないと! …烈火の奴、絶対に何かしらの行動をする筈。
…烈火の家へ行けば何か準備しているし、救出がどうのって言っているけど何処へ行くのかは知らないの一言。…本当に考えなしの馬鹿だわ、…え? 心当たりがある? …影法師? 危なくない? …ちょっと烈火! …って紅蓮さんに連絡しなくちゃ!!
烈火の後を付いていけば廃墟、そこで烈火は影法師を呼ぶ。…そんなんで出てくる筈が無いって…出てきた! 驚く私を余所に烈火は影法師を問い詰める。彼女は知らないと言い、証拠を見せると何かを出してきた。…その時にあの人が現れた、暗闇から立迫先生の息子さんである紅蓮さんが。私達を見て微笑? …やだ、…カッコいい!!
紅蓮さんが自己紹介をした後、自分の用件を烈火と影法師に言った。その用件に対し影法師は道具? を宙に投げて応えた、…映し出された場所が二人の囚われている場所。柳がいたのには安心したけど、対面する仮面の男は…ヤバい。影法師も危険な男と言っている、…だから諦めなさいと。
それに対して烈火は拒否、絶対に二人を救出すると言って土下座までする始末。…影法師はそれを見て了承、そこへ行く為の地図をくれた。烈火は今すぐにでも飛び出して行こうとするも、紅蓮さんが共に行くと言って更に自分のことを話してきた。紅麗と影法師を知っているかもしれない、特に紅麗は失くした記憶に関係があるかも…と。立迫先生の救出を第一に、記憶の手掛かりとして仮面の男…紅麗と会う。それに対し烈火は歓迎、目的は同じだからと笑っていた。
…因みに私も一緒に行くぜぃ、…知り合いが囚われているのに他人事とは考えられないじゃん? 影法師が言ったように危険な場所だと思う、…それでもね。まぁ…何とかなるんじゃない? 烈火がいるし、紅蓮さんの実力は分からないけど弱くはないと思うし。…うん、きっと大丈夫!
地図に記された場所、館へ入る前に烈火がやらかしたけど無事に侵入成功。レーザーを出す石像に烈火と二人で挑むも避けることで精一杯、道を塞ぐ石像を何とかしないと先へは進めない。紅蓮さんは何もせずに立っているだけ、烈火と二人で戦えよ! って叫んだんだ。そうしたら紫の炎を出して瞬殺、…紅蓮さんてばめちゃくちゃ強いんですね? 風子ちゃん、…ビックリ!!