紅蓮の紫炎   作:ユキユキさん

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モチベーション徐々に上がり気味。

只今、悶々とファイアーエムブレムの方を考えとります。


第5話 ~囚われの身。

ー風子ー

 

石像を瞬殺した紅蓮さんの実力に驚いた、…さっきまでの烈火との共闘は何だったのかなぁ~って。まぁとにかく、気を取り直して先へと進めば奇っ怪な部屋。部屋中至る所にマネキン、マネキンが立ち並ぶ部屋へと入った私達。そしてそこで待っていたのは一人の女、この部屋の主と名乗る女が現れた。

 

女の名は形代零蘭と言うらしい、…女の私から見てもかなりの美人だ。烈火は少しだけ赤くなり、紅蓮さんは変わらずに微笑。いや…邪笑? 烈火はまだまだガキんちょだから仕方がないにしても、大人の紅蓮さんに…美人は通用しないと。動じていないなんてカッコいいわ、…マジで! なんて思っていると、零蘭の腕に抱かれている人形が声を出した。

 

驚く私と烈火をスルーし、プリメラという人形が口を閉じたのと同時に周囲のマネキンが動いた。…まぁ動いたから何なの? って感じ、私の風神で切り裂いてくれたわ! この風子ちゃんを舐めるなよっ!!

 

 

 

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ー柳ー

 

烈火君と出会い…姫と呼ばれ、風子ちゃんと一悶着があったけど知り合いぐらいには仲良くなれた。水鏡先輩とも色々あった、…出来れば烈火君と仲良くして欲しい。烈火君と出会ったことで影法師さんに狙われることに、…風子ちゃんと水鏡先輩の背後にいたようだし。

 

…そして立迫先生夫婦とも仲良くなれたのに、変な人達にお姉さん…先生の奥さんが傷付けられた。立迫先生は捕まって烈火君が…! その直後に私は気を失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

目が覚めた時には見知らぬ部屋、現れた仮面の人に逃げられないと言われた時は恐かった。紅麗と名乗った仮面の人にお姉さん…先生の奥さんが無事であると伝えられた時、…とても安心した。安心した直後に教えられた私を拐った理由、私の癒す力に永遠の命のヒントがある。そんなこと、…私は知らない! 家に帰りたいと思った時、紅麗の手から炎が出て…。烈火君と同じ、…私はそれにより再び意識を閉ざしてしまった。

 

 

 

 

 

 

そして気付いた時には暗い部屋の中に一人、寒さと恐さで震えていた時に音がした。窓の外を覗いて見れば夜空に大きな花火、それを見たら勇気が湧いてきた。…烈火君が助けに来てくれたんだ! …って。

 

心機一転、纏う布を直そうと思った。その直後に入ってきた男の子に裸を見られてしまった、…烈火君にも見せたことが無かったのに! 怒る私に男の子は謝りながらおにぎりを差し出してきた。…小金井薫という名の男の子にお礼を言う、…私を襲って拐った子だけど悪い子じゃないのかな?

 

…少し話をしたけど、薫君は紅麗を信頼しているみたい。優しいと言うけど、…私にはそう感じなかった。薫君は侵入者撃退の為に出て行った、…侵入者はきっと烈火君に違いない! やっぱり烈火君は私のナイト様だよ!

 

 

 

 

 

 

暫くして、私は紅麗に呼び出された。呼び出された部屋には大きなモニターがあり、映し出されたのは烈火君! …それに風子ちゃんだった。私の為に来てくれたんだ、その姿を見て感動する私に紅麗は問い掛けてくる。彼等は何者だ? …と、火影忍軍魔導具を使うからには普通の人間ではないと問い掛けてきたのだ。だから答えた、友達だと。…一人だけ知らない人がいるけど、烈火君と風子ちゃんは私の友達。凄く強いんだから!

 

私の答えに何を思ったのかは分からない、分からないけど次に案内された場所は…。一緒に拐われていた立迫先生がいて少し安心したけど、…血を流していてボロボロだ。………これから私はどうなるの? …烈火君!!

 

 

 

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ー風子ー

 

零蘭との激しい戦い、お互い息が上がっている。…さて、お次はどうする? そう考えた時、零蘭は手に持つ武器を投げ捨てた。勝負を捨てた!? …そう思ったんだけどそれは違って、…知らぬ間に身体を糸で絡め取られていた。烈火と紅蓮さんも同じように、いや…紅蓮さんは涼しい顔をしている。烈火はもがいているのに紅蓮さんは変わらない、…ということは効いていない!? だったら助けてよ! …と思ったんだけどそれを振り払う、これくらい何とかしなきゃこの先へ進めないと思ったから。それに紅蓮さんの目、…お前ならはね除けられるだろ? と言っているような、私を信じてくれている…ような気がする!

 

…で何とかしようと思っているんだけど、身体は動かないしプリメラとかいう人形が襲ってくるしで大ピンチ! もう身体中傷だらけよ、倒れたくても倒れることが出来ないし。…にしても零蘭の奴、傷付いている筈なのに血の一滴も出ないのは何で? 考えても分からない、そんな時に気が付いた。プリメラとかいう人形、…瞬きをしなかった? それによく観察してみれば…。

 

気付いた点から導かれたことが正しいと信じ、私は風神を自分自身に放った。めっちゃ痛かったけど、…これで動ける! 痛みに堪えて飛び出し、零蘭の腕に付いている『形』と記されている珠を切り外した。………どうよ!

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