ある日の夜、部屋の中で誘発娘達が騒ぎ始めていた。
「悠里!大変なことが怒ろうとしているのです!」
「何?大変な事って」
悠里が誘発娘達に聞くと幽鬼うさぎが答える
「邪悪な精霊が目覚めようとしているわ」
「邪悪な精霊?別に俺達には関係ないだろ」
「そうも・・・言ってられない」
「どういうこと?」
「今のアカデミアだと悠里と十代が1番狙われやすいのです!理由は2人とも精霊と交流がある特殊な力を持っているのです。その力は精霊にも大きな力を与えます」
「だから俺が狙われるってことか、」
「なので復活する前にこちらから出向いて消滅させるに限るのです!」
灰流うららの過激な言葉に悠里は頭をかきながら支度をして誘発娘達に案内してもらい島の送電施設までやってきた。そこにはブルー生が1人倒れておりそこに悠里が近づくと雷が落ちてくる
「悠里!気をつけなさい!」
「出てくるのです!」
そしてもう一度雷が落ちるとそこにはボヤけているがサイコショッカーが立っている。
「灰流うららあれがお前が言ってた邪悪な精霊か?」
「そうなのです!恐らくあそこで倒れているブルー生にも何かしたに違いないのです!」
灰流うららと話していると後ろから数人の足音が聞こえ後ろを振り返ると十代達が走ってくる。
「高寺大丈夫か」
「アニキ!あれを見るっす」
「サイコショッカーなんだな、それに悠里の周りにも4人女の子がいるんだな」
「悠里、お前どうしてここに」
「こいつらが邪悪な精霊が目覚めようとしているって言うから完全に目覚める前に止めるために来たんだよ」
「こいつらって悠里の周りにいる女の子の事か?」
「ああ」
「じゃあ悠里にもカードの精霊が見えてるんだな」
「そういうことになるね」
十代達と話しているとサイコショッカーがこちらに話しかけてくる
「邪悪な精霊とは言ってくれるな私は彼らの願いを叶えてやっただけだ」
「望みだと?」
「それがその男子が倒れている理由にはならないわ!」
「そうなのです!」
「・・・まさか」
「そんなこと」
屋敷わらしと儚無みずきが何かに気づいたみたいだった
「どうしたんだ2人とも」
「もしかしたらそこに倒れている人はサイコショッカーが復活する為に生贄にされるのかも知れません」
「・・・それに彼らが望んだってことは彼らがサイコショッカーを呼び出しその生贄にされたってこと」
「なるほどそれなら望みを叶えたってことにもなるな」
それを聞いた灰流うららが怒ったように言う
「そんな事しなくてもあなただって私達のように仕える主を見つければそんなことしなくても存在できるのです!」
「ふっなぜ私が下等生物に従わなければならない、お前達とは違い下等生物に寄生などはしない、お前達は寄生虫と言ったところか」
「寄生虫なんかじゃないのです!」
「ふっ」
悠里はサイコショッカーがの言うことに少し吹き出す
「人間何がおかしい」
「いやさ、その下等生物を生贄にしないと限界出来ない精霊なんてたかが知れてると思ってさ、君は下等生物を使わないと限界出来ないゴミ精霊ってことになる前に生贄に使った生徒を返して元の世界に帰ったら?」
「そうだ!高寺達を返せ!」
十代も悠里に続く
「貴様ら私を馬鹿にしているのか!ならばデュエルだ。お前が勝てば生贄達を返そう、だがお前が負けれはお前を最後の生贄にする」
サイコショッカーは悠里に言う
「良いだろう、デュエルだ」
悠里がいつも通りデュエルディスクを構えようとするが灰流うららに止められる
「どういうつもり?」
「悠里、このデュエル私達にやらせて欲しいのです」
悠里は灰流うらら達を見て自分のデュエルディスクを外しデッキを変えて灰流うららに渡す
「前にお前が入ってるデッキを掛けたこともあるから、これでチャラだよ」
「わかったのです!絶対私達で勝ってみせるのです」
「お前がやるのか寄生虫よ」
「お前なんかに負けないのです!」
「「デュエル!」」
「先行は私だ、私のターンドロー」
手札5→6
「私は怨念のキラードールを召喚」
手札6→5
怨念のキラードール
攻撃力1600
「私は更に永続魔法エクトプラズマーを発動!そしてターンを終了する」
手札5→4
「エクトプラズマーの効果発動、互いのプレイヤーは自分のターンのエンドフェイズ時に1度だけ、自分フィールド上の表側表示モンスター1体を生け贄に捧げ、元々の攻撃力の半分のダメージを相手プレイヤーに与える、私は怨念のキラードールを生贄に捧げる」
サイコショッカー
手札4
LP4000
エクトプラズマー(永続魔法)
灰流うらら
LP4000→3200
「くっ」
灰流うららがダメージを負うと悠里の足が消える
「悠里足が!」
「悠里大丈夫か」
幽鬼うさぎと十代が悠里を心配する
「悠里大丈夫ですか!」
「気にするな続けるんだ」
「わかったのです!私のターンドロー!」
手札5→6
(なんなんですかこの手札は)
「私は捕食植物スキッド・ドロセーラを守備表示で召喚するのです 」手札6→5
捕食植物スキッド・ドロセーラ
守備力400
「カードを1枚伏せてターンエンド」
手札5→4
灰流うらら
LP3200
捕食植物スキッド・ドロセーラ
守備力400
伏せ1枚
「私のターンドロー、墓地に存在する怨念のキラードールの効果発動、このカードが永続魔法の効果によってフィールド上から墓地に送られた場合、自分のターンのスタンバイフェイズ時に墓地から特殊召喚する。」
手札4→5
怨念のキラードール
攻撃力1600
「私は冥府の使者を召喚」
手札5→4
冥府の使者
攻撃力1600
「バトルだ、冥府の使者で捕食植物スキッド・ドロセーラを攻撃」
冥府の使者
攻撃力1600
↓
捕食植物スキッド・ドロセーラ
守備力400
「スキッド・ドロセーラのモンスター効果を発動するのです!相手の場に存在する特殊召喚されたモンスターに捕食カウンターを置くのです!」
「怨念のキラードールでプレイヤーにダイレクトアタック」
怨念のキラードール
攻撃力1600
↓
灰流うらら
「罠発動、捕食植物蘇生!墓地の捕食植物を特殊召喚する。墓地に存在するスキッド・ドロセーラを守備表示で特殊召喚」
「ならば怨念のキラードールをで捕食植物スキッド・ドロセーラを攻撃」
怨念のキラードール
攻撃力1600
↓
捕食植物スキッド・ドロセーラを
守備力400
「カードを1枚伏せてターンエンド、エンドフェイズ時にエクトプラズマーの効果発動、怨念のキラードールを生贄に捧げ攻撃力の半分のダメージを与える」
灰流うらら
LP3200→2400
サイコショッカー
手札3
LP4000
冥府の使者
攻撃力1600
エクトプラズマー(永続魔法)
「私のターンドローなのです!」
手札4→5
(どうしてこんなに手札が悪いのですか!)
灰流うららは顔色を悪くする、その様子を見ていた誘発娘達は悠里に聞く
「ねえもしかして灰流うららの今の手札は相当まずいの?」
「あぁ」
「じゃあこのままじゃ悠里が」
「大丈夫だよ、灰流うららを信じてるから」
(とは言ったものの少し不味かもね、誘発娘達のように精霊の力のあるカードが俺のデッキにいたとしてそいつが灰流うららに使われることを良しとしてないのか、今までも俺以外が俺のデッキを使うと同じ現象が起きていた。それはカードの精霊にも適応されててのか)
「私は捕食植物モーレイネペンテスを召喚!」
手札5→4
捕食植物モーレイネペンテス
攻撃力1600
「更に永続魔法プレデター・プランターを発動、墓地のスキッドドロセーラを効果を向こうにし攻撃力守備力を0にし特殊召喚するのです」
手札4→3
「カードを1枚伏せてターンエンドなのです、エンドフェイズ時にスキッドドロセーラをリリースし800のダメージを与えるのです」
手札3→2
サイコショッカー
LP4000→3200
灰流うらら
LP2400
手札2
捕食植物モーレイネペンテス
攻撃力1600
プレデター・プランター(永続魔法)
伏せ2
「私のターンドロー、スタンバイフェイズ時に怨念のキラードールを特殊召喚」
手札3→4
怨念のキラードール
攻撃力1600
「その効果が発動した時、罠発動!捕食蘇生。墓地のスキッド・ドロセーラを守備表示で特殊召喚」
捕食植物スキッド・ドロセーラ
守備力400
「ついに私の復活のときだ、冥府の使者を生贄に捧げ人造人間サイコ・ショッカーを召喚」
手札4→3
人造人間サイコ・ショッカー
攻撃力2400
「バトルだ、怨念のキラードールで捕食植物スキッドドロセーラを攻撃」
怨念のキラードール
攻撃力1600
↓
捕食植物スキッド・ドロセーラ
守備力400
「スキッドドロセーラのモンスター効果を発動するのです、怨念のキラードールに捕食カウンターを置くのです」
「人造人間サイコ・ショッカーで捕食植物モーレイネペンテスを攻撃、サイバーエナジーショック」
人造人間サイコ・ショッカー
攻撃力2400
↓
捕食植物モーレイネペンテス
攻撃力1600
灰流うらら
LP2400→1600
「カードを1枚伏せてターンエンド、エンドフェイズ時に怨念のキラードールを生贄に捧げエクトプラズマーの効果発動」
手札3→2
「エクトプラズマーの効果発動にチェーンして幽鬼うさぎの効果発動!エクトプラズマーを破壊するのです」
手札2→1
「よしこれで毎ターンの800ダメージは飛んでこないぜ」
「それでも灰流うららの手札は1枚と伏せ1枚、罠カードだったらサイコショッカーの効果で発動出来ないんだなー」
「このドローで悠里くんの運命が決まるんスっね」
サイコショッカー
手札2
LP3200
人造人間サイコ・ショッカー
攻撃力2400
伏せ1
「凌いだかだがこのその手札と伏せカードで何が出来る」
「私は最後まで諦めないのです!私を信じてデュエルを任せてくれた悠里の為にも!私のターン」
(お願いなのです!悠里の為に力を貸してほしいのです!)
(仕方がないあいつの為だ)
(えっ?)
灰流うららは聞こえて来た声に戸惑う
(今回限りだ)
「ドロー!」
手札1→2
「スタンバイフェイズ時にプレデター・プランターのコスト800を払うのです」
LP1600→800
「手札から魔法カード天よりの宝札を発動するのです!、その効果でお互い手札が6枚になるようにドローする」
灰流うらら手札1→6
サイコショッカー手札2→6
「運の良い奴だ」
「これでお前をボコボコにする準備が出来たのです、手札の多次元壊獣ラディアンの効果発動、人造人間サイコ・ショッカーをリリースしお前の場に攻撃表示で特殊召喚するのです!」
手札6→5
「なに!」
多次元壊獣ラディアン
攻撃力2800
「攻撃力の高いモンスターを私の場に出してどういうつもりだ?降参するのか寄生虫よ」
「私は魔法カード捕食活動を発動!手札の捕食植物サンデウ・キンジーを特殊召喚しデッキからプレデター・プライムフュージョンを手札に加える」
手札5→3→4
「私は捕食植物セラセニアントを通常召喚、そしてキンジーの効果でセラセニアントとキンジーを融合する!」
手札4→3
「魔法無しで融合召喚だと」
「融合召喚!現れよ飢えた牙持つ毒龍レベル8スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!」
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
攻撃力2800→5600
「スターヴヴェノムの効果発動なのです!特殊召喚された相手モンスターの攻撃力分攻撃力をアップする」
「攻撃力5600だと、だがそれだけでは私は倒せない」
「まだ終わらないのです!素材となったセラセニアントの効果でデッキから捕食接ぎ木を手札に加える」
手札3→4
「装備魔法捕食接ぎ木を発動!墓地から捕食植物スキッドドロセーラを特殊召喚!そしてプレデター・プランターの効果で墓地に存在するセラセニアントを特殊召喚」
「これで最後なのです!魔法カード融合を発動!場のセラセニアントとスキッドドロセーラを融合する。現れよレベル7捕食植物キメラフレシア」
捕食植物キメラフレシア
攻撃力2500
「スキッドドロセーラのモンスター効果によりラディアンに捕食カウンターを置くのです、捕食カウンターが置かれたモンスターのレベルは1になるのです。キメラフレシアの効果発動。このモンスターのレベル以下のモンスターをゲームから除外することが出来るのです」
「なんだと、それでは」
「ラディアンをゲームから除外する、そしてバトル!キメラフレシアでお前にダイレクトアタックなのです!」
「罠発動!墓地に存在する私を特殊召喚」
「ならキメラフレシアでサイコショッカーを攻撃なのです、キメラフレシアの効果発動なのです!このモンスターよりレベルの低いモンスターを攻撃した時このモンスターの攻撃力を1000上げ攻撃したモンスターの攻撃力を1000下げる」
捕食植物キメラフレシア
攻撃力3500
↓
人造人間サイコ・ショッカー
攻撃力1400
サイコショッカー
LP3200→100
「クソ私がこんな寄生虫なんかに」
「これで終わりなのです!」
「まっ待ってくれ、私は彼らの願いを叶えただけだ、彼らだってそれを望んでいたでは無いか」
「言いたいことはそれだけです?今度はもっとマシな考えを持って生まれてくるといいのです!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンでダイレクトアタックなのです!」
「嫌だ消えたくない!」
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
攻撃力5600
↓
サイコショッカー
サイコショッカー
LP100→-5500
デュエルが終わると消えかかっていた悠里の体が元に戻り灰流うららが戻ってくる
「ありがとうなのです」
デッキとディスクを灰流うららは悠里に返す、そこに十代達が駆け寄ってくるが灰流うららは姿を消して十代と悠里にしか見えないようになっていた
「すごいデュエルだったな悠里」
「それにしてもさっきの女の子って悠里君がよく使う灰流うららッスよね、もしかして悠里君も精霊と関係があったりするんすか?」
「まぁそうかな、こいつは昔から俺と一緒にいた大切なやつなんだ」
「そうだったのか、じゃあ悠里も俺と同じで精霊が見えてるのか」
「そうだよ、だけどこのことは余り喋らないでくれよ、周りに変なふうに見られるからさ」
「わかったぜ、でも今度悠里の精霊とも合わせてくれよ」
「気が向いたらね、僕はもう寝るよ今日は疲れた」
「そうだな、俺達も帰ろうぜ」
悠里はブルー寮に向かい帰っていく、寮につくと灰流うららに悠里が聞く
「どうだった同じ精霊とのデュエルは、それにどうしてあのデュエルを受けたんだ?」
「私はあいつに寄生虫と言われたことに腹がたったから受けたわけじゃないのです、あいつ悠里のことを下等生物だって言われて本当に腹が立ったのです。あいつをこの世界には残しておけないって」
「・・・そっか」
「でもあいつを倒した後少し後悔もしたのです、本来最初から邪悪な精霊なんていないのです。もしかしたらあいつも私達や悠里みたいに出会う相手がいたかも知れないのです。それに私だって悠里にあってなかったらあいつみたいになってたかも知れないのです」
「そんなifを気にしても仕方がないよ、お前はお前だ。でも後悔してるならそれはそれでいいんじゃない。次のなにかに活かせばいい」
「悠里・・・今日はありがとうなのです」