悠里がいつもどうりの生活を送っているある日、購買の前で翔がラーイエローの生徒とデュエルをしていた。十代が見ていたので声をかける
「丸藤君がデュエルしてるみたいだけど、何があったの?」
「おっ悠里か、翔が遊戯さんのデッキ展示会のチケットをかけてデュエルしてるんだ」
すると翔が声を上げる
「違うっすよ!今賭けてるのは兄貴の分っす!僕の分はもうかってるっす!」
「そうだったのか!翔頑張れよ!」
「相手は神楽坂君か、たしか彼はコピーデッキの使い手だったはず」
翔の場にはジャイロイドが守備表示でおり、伏せは2枚だった
「俺のターン!俺は捕食植物オフリス・スコーピオを召喚、オフリス・スコーピオの効果で手札のモンスターを墓地に送りデッキから捕食植物ダーリング・コブラを特殊召喚。ダーリング・コブラの効果でデッキから融合を手札に加え、そのまま発動!捕食植物キメラフレシアを融合召喚!キメラフレシアの効果でジャイロイドを除外する」
「捕食植物!それって悠里君の」
デュエルを見ているギャラリーもざわつく
「悠里お前まねされてるけどいいのか?」
「遊城君、同じテーマを使ってたら似たような構築になるしあのテーマのカードを他の人が使っていたって気にはしないよ」
悠里はデュエルに目をやる
「キメラフレシアでダイレクトアタック!」
「罠発動!ダメージコンデンサー、手札を1枚捨ててデッキからサイクロイドを特殊召喚」」
「ターンエンドだ」
「悠里君のコピーデッキで驚いたけどそれだけっす。僕のターン。手札の魔法カードパワー・ボンドを発動、手札と場のサイクロイド2体で融合!現れよペアサイクロイド、このモンスターの攻撃力は倍になり3200、そしてこのモンスターは直接攻撃できる。バトル!ペアサイクロイドでダイレクトアタック!」
「だがパワー・ボンドのデメリットでお前の負けだ!」
「罠発動!ミラーダメージ、このカードをモンスターに装備しそのモンスターの攻撃力と同じダメージが魔法カードの効果で発生した時そのダメージを相手プレイヤーに与える」
「そんな」
デュエルが終わり翔が喜ぶ中、神楽坂はうつむいていた。
「レッドのに負けるのかよ、次はあいつがレッドに落ちるのか」
「鹿島の真似をしてもあの程度かよ」
「所詮猿真似しかできなんだよ」
ギャラリーの心無い声が聞こえる中、三沢と悠里が神楽坂のもとに向かう
「惜しかったな」
「周りのことなんて気にする必要ないよ」
「うるさい!さっさとブルーに言ったお前といつでもブルーに行けるお前達に俺の何がわかる」
神楽坂は購買を出ていってしまう
「・・・三沢君これ彼に渡しておいて」
悠里は自分のチケットを三沢に渡す
「いいのか?鹿島だってこれを手に入れるためにかなり並んだだろ」
「いや、そこまで見たい訳でもないし。それにあてがあるから」
「わかった、今日中に渡しておく」
そして悠里も購買から出ていく。すると数名の女子生徒が悠里が出ていったのを見ると出ていく。
「なぁ翔、一気に女子の数が減ったな」
「そうっすね、多分悠里君のファンクラブの人じゃないっすか」
「え?あいつファンクラブなんてあるのか!」
「そうみたいっす」
「三沢も知ってたか?」
「ああ、噂に聞くくらいにわ」
「羨ましいっす」
「だが、鹿島の容姿とデュエルの実力ならファンクラブが出来ていてもおかしくは無いな」
「あ!だから悠里あてがあるって言ってたのか!」
「兄貴、悠里君もさすがにそんなことはしないっすよ」
「だよな」
その頃悠里は数名の女子生徒から一緒に見に行かないかと誘われていた
「鹿島君、私と明日の展示会行きませんか?」
「いや私とお願いします」
「ちょっと君達・・・、確かにチケットは1人2枚まで買えるけど僕が断ったら無駄になっちゃうでしょ。だから今度からは気をつけてね。行きたい人もいるだろうから友達を誘って行ってきたら?」
悠里が困りながら女子生徒の対応をしていると自分を呼ぶ声が聞こえてくる
「悠里、こんな所にいたんだ」
「姉さん」
「どうしたのこんなに女の子集めて、モテモテだね」
「いや、皆が僕と明日の展示会行こうって言うからさ」
「悠里まだ言ってなかったの?」
「まぁ」
「はっきり言わないからこうなるのよ、皆いい?明日の展示会は私と悠里で行くからごめんね」
「そんな・・・」
「でも他の子よりかは」
美月がそう言うと女子生徒達は渋々納得した感じでこの場を去っていった
「ありがとう姉さん、おかげでやっと寮に戻れる」
「いいわ、それくらいじゃあまた明日」
「じゃあね」
その日の夜突然PDFがなり見てみると十代からメッセージが届いていた。
「今から遊戯さんのデッキを見に行こうぜ」と書かれていた。
「わかった」と返信をしてデッキを持ち展示されている場所へと向かう。展示室の前には既に十代達が集まっていた。
「悠里、遅かったな」
「今見たらチケットの意味なくなるけどいいの?」
「いいって」
「それにしても三沢君と汐宮さんがいるのが意外だよ」
「皆考えることは一緒と言うわけだな」
「私も気になっちゃって」
集まって話していると展示室から「マンマミーヤ」と声が聞こえ入ってみるとガラスケースが割れておりクロノス先生が立っていた
「クロノス教諭!」
「展示ケースが!」
「キングのデッキがないんだな!?」
「まさかクロノス教諭が!?」
「ぎくっ!ノンノーン!」
「みんなに知らせようぜ」
「ちょっとまつ―の!このことが公になれば私が責任を取らされるノーネ」
「確かにクロノス先生的にはかなりまずいですよね」
「もしかしたら懲戒なんだな」
「だから私じゃないノーネ」
「わかってるって先生、先生ならガラスケースを割る必要もないだろ」
「まだ時間もたっていないから近くに居るかも」
「なら速く見つけようぜ」
「ドロップアウトボーイ、シニョール達が頼りなノーネ」
「いくぞ翔、隼人」
十代達は先に出ていく
「悠里君、私達も行こう」
「そうだね」
舞に連れられて展示室を後にする、歩きながら犯人について話す
「犯人はどこに行ったんだろう」
「考えられるのはアカデミアの誰かが犯人で余程余裕がない人だよ、例えば万丈目君。」
「でも彼はもうここにはいない」
「そう、だから今アカデミアで一番追い詰められてる人が犯人だよ」
「じゃあレッドの誰かってこと?」
「いやそれよりも精神的にやられている人間に一人心当たりがある、そして犯人は最強のデッキを手にしその力を振るいたがっていてその相手を探している。だから目立つ場所かつ絵になる場所にいる」
「それってどこ?」
「レッド寮の近くの海辺の崖近く」
「まさかそんな」
悠里が言う崖に2人が向かうと誰かが立っていた
「まさか悠里君の推理が当たってたなんて」
「こんな夜中に何してるんだい神楽坂君」
「鹿島か・・・ちょうどいいこのデッキを試したかったところだ」
「黒ってことか、いいよ受けて立つ。その代わり俺が勝ったらデッキは返してもらう」
「「デュエル!」」
「先行はもらうよ。俺のターンドロー」
手札5→6
「手札から魔法カード捕食活動を発動。手札の捕食植物スキッド・ドロセーラを守備表示で特殊召喚しデッキから捕食植物サンデウ・キンジーを手札に加える」
手札6→4→5
捕食植物スキッド・ドロセーラ
守備力
「更に捕食植物サンデウ・キンジーを召喚しそのまま効果発動!場のスキッド・ドロセーラとサンデウ・キンジーを墓地に送り融合召喚を行う!現れよレベル7捕食植物キメラフレシア」
手札5→4
捕食植物キメラフレシア
攻撃力2500
「カードを2枚伏せてターンエンド」
手札4→2
LP4000
場
捕食植物キメラフレシア
攻撃力2500
伏せ2枚
「悠里!舞!」
十代達がここにやってくる
「神楽坂お前がデッキを盗んだのか」
「遊城十代!鹿島の次はお前だ」
「もう勝った気でいるのか」
「ああ、俺のターン」
手札5→6
「手札を1枚捨てTHE・トリッキーを特殊召喚、そして2枚伏せてターンエンド」
手札6→4→2
LP4000
「エンドフェイズ時、捕食計画を発動!デッキから「捕食植物」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。フィールドの表側表示モンスター全てに捕食カウンターを1つずつ置く。捕食カウンターが置かれたレベル2以上のモンスターのレベルは1になる。俺は捕食植物ドロソフィルム・ヒドラを墓地に送る。よってキメラフレシアとTHE・トリッキーに捕食カウンターが置かれレベルは1になる。」
場
THE・トリッキー
攻撃力2000
伏せ2枚
「大丈夫かな」
「大丈夫なんだな、翔が勝てた相手なら悠里が負けるはずないんだな、それに強いデッキを使うなら強いタクティクスが必要なんだな」
「それはどうかな」
「どういうことだ三沢?」
「神楽坂は記憶力が良すぎて自分で組んだデッキは無意識に誰かのデッキに似てしまう、そこを突かれていつも勝負に負けてしまうがデッキを真似るということは一瞬で他人のデッキの特徴を読み取ることだ。デッキからそれを作った人物の人格を読み取りそのタクティスを再現する。今、奴が持っているデッキが最強だというのは今のアイツは無敵のデュエリストということだ。そしてもう1つ理由がある」
「もう1つの理由?」
「神楽坂は翔とのデュエルで悠里のデッキをコピーしていた。それは悠里のデッキを完全に読み取られているということだ」
「それって悠里君がかなり不利じゃないっすか!」
翔と隼人が大声で叫ぶ
「そういいうことだ鹿島お前は俺には勝てない、お前の手の内は手に取るようにわかる」
「へーどのデッキのことを言ってるのか知らないけどそれだけで勝った気になれるとは」
「なんだと」
「俺のターンドロー、永続罠捕食惑星を発動!」
手札2→3
「ちっチェーンして速攻魔法ディメンション・マジックを発動!場のTHE・トリッキーを生贄に捧げ手札からブラック・マジシャンを特殊召喚する。現れよ我が最強の僕ブラック・マジシャン!そしてキメラフレシアを破壊する!」
ブラック・マジシャン
攻撃力2500
「捕食惑星の効果発動。このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、捕食カウンターが置かれているモンスターがフィールドから離れた場合に発動する。デッキから「プレデター」カード1枚を手札に加える。デッキから捕食植物オフリス・スコーピオを手札に加える」
手札3→4
「更に強欲な壺を発動!」
手札4→3→5
「捕食植物オフリス・スコーピオを召喚」
手札5→4
「罠発動!黒魔族復活の棺相手モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する魔法使い族モンスター1体を選択して発動する事ができる。自分フィールド上のモンスター1体と相手フィールド上のそのモンスター1体を生け贄にし。その後、選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。俺はブラック・マジシャンを生贄に捧げ墓地のブラック・マジシャン・ガールを特殊召喚する。これで鹿島お前の負けだ!」
「ふーん、俺のデッキをコピーした割にこいつらを考慮してなかったのか。手札から屋敷わらしを墓地に送り効果発動!墓地からモンスターを特殊召喚する効果を無効にする」
手札4→3
「なんだと!」
「黒魔族復活の棺の効果は無効になるがカードを2枚伏せてターンエンド」
手札3→1
LP4000
場
捕食植物オフリス・スコーピオ
攻撃力1200
伏せ2枚
永続罠 捕食惑星
「あれを防いだからといっていい気になるなよ、俺のターン」
手札2→3
「スタンバイフェイズ時にキメラフレシアの効果で融合を手札に加える」
手札1→2
「強欲な壺を発動、そして今ドローした2枚目の強欲な壺を発動」
手札3→2→4→3→5
「俺は魔法カード融合を発動!手札のバフォメットと幻獣王ガゼルを融合!出でよ有翼幻獣キマイラ」
手札5→2
有翼幻獣キマイラ
攻撃力2100
「魔法カード千本ナイフを発動!自分フィールド上に「ブラック・マジシャン」が表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。相手フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。オフリス・スコーピオを破壊」
手札2→1
「ブラック・マジシャンで鹿島にダイレクトアタック!黒・魔・導!」
「手札のを特殊召喚、このカードは相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。」
手札2→1
捕食植物セラセニアント
守備力600
「ブラック・マジシャンの攻撃はやめるがキマイラで攻撃」
有翼幻獣キマイラ
攻撃力2100
↓
捕食植物セラセニアント
守備力600
「このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。その相手モンスターを破壊する。」
「キマイラの効果このカードが破壊された時、墓地にあるバフォメットか幻獣王ガゼルのどちらか1枚をフィールドに特殊召喚する事ができる。幻獣王ガゼルを特殊召喚」
幻獣王ガゼル
攻撃力1500
「そしてもう1つの効果を発動。フィールドのこのカードが効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。デッキから「捕食植物セラセニアント」以外の「プレデター」カード1枚を手札に加える。デッキから捕食植物ヘリアンフォリンクスを手札に加える」
手札1→2
「ガゼルでダイレクトアタック!」
幻獣王ガゼル
攻撃力1500
↓
悠里
LP4000→2500
「ぐっ」
「次の俺のターンで終わりだ、光の護封剣を発動しターンエンド」
手札0
LP4000
「エンドフェイズ時サイクロンを発動、伏せを破壊する」
「聖なるバリア・ミラーフォースが」
場
ブラック・マジシャン
攻撃力2500
幻獣王ガゼル
攻撃力1500
伏せ0枚
光の護封剣
「俺のターンドロー!」
手札1→2
「1つ聞きたいんだけど何でデッキを盗んだんだい?君は十分強いじゃないか」
「さっさとブルーにいったお前にはわからないだろうな。俺は今まで名だたるデュエリストのデッキを全て研究し、対戦記録も全部暗記した。それなのに俺はデュエルに勝てない……わざとやっているわけではないのに他人の猿真似と言われ!負ければ真似をしても勝てないクズと罵倒される!そんなやつの気持ち!お前には分からないだろ!」
「だからデッキを盗んだのか、くだらない」
「なんだと!」
「デュエリストなら自分のデッキを信じて戦えばいい、他人の評価なんて後からついてくる。周りのことなんて気にするだけ無駄だ」
「黙れ!さっさとターンを進めろ!たった3枚の手札でこの状況をひっくり返せればの話だが」
「なら見せてあげるよ、罠発動!捕食計画、デッキからスキッド・ドロセーラを墓地に送り捕食カウンターをブラック・マジシャンと幻獣王ガゼルに置く」
「手札の捕食植物ヘリアンフォリンクスの効果発動、相手フィールドのモンスターに捕食カウンターが置かれている場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。」
手札3→2
「墓地のドロソフィルム・ヒドラの効果、捕食カウンターの置かれているガゼルをリリースし特殊召喚する」
「悠里の場に2体の闇属性モンスターが揃った」
「いっけー悠里!」
「魔法カード融合を発動!ヘリアンフォリンクスとドロソフィルム・ヒドラを融合!現れよ飢えた牙持つ毒龍!レベル8スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果発動!このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選び、その攻撃力分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。ブラック・マジシャンを選択する」
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
攻撃力2800→5300
「だが光の護封剣の効果でお前は攻撃できない!」
「そうなんだないくら攻撃力5300のモンスターでも光の護封剣がある限り攻撃できないんだな」
「いや悠里は攻撃できる」
「そうだぜ隼人、みてろって」
「勉強不足だよさっき使った罠カードをおぼえてないのかい?」
「はっ!」
「捕食計画のもう1効果このカードが墓地に存在する状態で、自分が闇属性モンスターの融合召喚に成功した場合、墓地のこのカードを除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。光の護封剣を破壊」
「バトル!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンでブラック・マジシャンを攻撃!」
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
攻撃力5300
↓
ブラック・マジシャン
攻撃力2500
神楽坂
LP4000→1200
「捕食惑星の効果でデッキからセラセニアントを手札に加える」
手札1→2
「カードを1枚伏せてターンエンド」
手札2→1
LP2500
場
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
攻撃力2800
伏せ1枚
神楽坂は膝をつく
「駄目だ勝てない。手札0でどうやってあのモンスターを倒せば」
神楽坂がつぶやくとあたりからヤジが飛んでくる
「そうだ神楽坂!」
「「!」」
「てめえがこの騒ぎの犯人か!」
「テメエみたいな奴がキングのデッキを使えると思ったのか!?」
「この猿真似野郎が!」
「おい!言い過ぎだろ!」
十代達が止めようとするがヤジは止まらない
「さっさとデッキを返して学園から去りやがれ!このデュエリストの風上にも置けないゴミ野郎が!!」
「さっさとサレンダーしやがれ!テメエが鹿島に勝てるわけねえだろーが」
「ハハハハハ」
悠里が突然笑いだす
「君達は何言ってるんだい?デュエリストの風上にも置けないゴミ野郎?誰の事言ってるんだい?禁止されてるアンティやってたり寮が下というだけで見下す君たちのこと?」
「なんだと鹿島!」
「それにさ神楽坂がゴミなら君達はそれ以下だ、何せ彼とはちゃんと勝負になってるしね、俺からライフを削ることもできない君達は黙っててくれないかな」
「確かに神楽坂君がやったことはゆるされることではないが、原因を作ったのは君達だ、猿真似で何が悪い誰しも最初は真似から入る」
「鹿島もういい、サレンダーするよ。俺には元々才能がなかったんだ」
「さっきも言ったけどデュエリストはデッキを信じて戦うんだよ、今そのデッキの持ち主は君だならデッキを信じてみたらどうだい」
「そうだぞ!神楽坂!次のお前のドローで世界がガラリと変わるかも知れないじゃないか!そう思うとわくわくしないか!」
「鹿島、十代」
神楽坂は再び立ち上がる
「俺のターン!」
手札0→1
「俺は天よりの宝札を発動!お互い手札が6枚になるようにドローする」
手札1→0→6
手札1→6
「今ドローしたワタポンの効果発動このモンスターを特殊召喚する、そして死者転生を発動、手札を1枚を捨て墓地のモンスターを手札に加える、ブラック・マジシャン・ガールを手札に加える」
手札6→5→4→5
「そしてワタポンを生け贄に捧げラック・マジシャン・ガールを召喚!」
手札5→4
ブラック・マジシャン・ガール
攻撃力2600
「攻撃力2600?そういうことか」
「墓地のバフォメットとワタポンをゲームから除外し手札からカオス・ソルジャー-開闢の使者-を特殊召喚」
手札4→3
カオス・ソルジャー-開闢の使者-
攻撃力3000
「カオス・ソルジャー-開闢の使者-の効果、スターヴヴェノムをゲームから除外するがこのモンスターはこのターン攻撃できない。ターンエンド」
手札3
LP1200
場
ブラック・マジシャン・ガール
攻撃力2600
カオス・ソルジャー-開闢の使者-
攻撃力3000
伏せ0
「俺のターン」
手札6→7
「捕食植物サンデウ・キンジ―を召喚、そして効果発動、手札の捕食植物ダーリング・コブラと場の捕食植物サンデウ・キンジ―で融合!再び現れよレベル7捕食植物キメラフレシア」
手札7→6→5
捕食植物キメラフレシア
攻撃力2500
「墓地の捕食計画の効果でこのカードを除外しカオス・ソルジャー-開闢の使者-を破壊する、そしてキメラフレシアの効果でブラック・マジシャン・ガールをゲームから除外する」
「キメラフレシアでダイレクトアタック!」
捕食植物キメラフレシア
攻撃力2500
↓
神楽坂
LP1200→-1300
「負けたよ、やっぱり1年最強の融合使いって言われるだけあるな、でも負けたのに不思議と満足している」
「ああ見事なデュエルだった」
「二人ともいいデュエルだったよ」
「カイザーそれに姉さん、天上院さんも」
「俺たちも一足早くデッキが見たくてな」
「会場に行ってみたらケースが壊れててデッキは消えていた。それで辺りを探してみたらあなた達を見つけたわけ」
「止めようと思ったが、止めるにはあまりにも惜しいデュエルだったからな」
「ギャラリーの態度は悪かったけど悠里が黙らせてたしね、それに後ろのギャラリーも考えを改めたみたいよ」
後ろから拍手が聞こえてくる
「神楽坂凄いデュエルだったぜ!」
「カイザーに勝ったあの鹿島を追い詰めるなんて凄いぞ」
「お前って実は凄かったのか!」
「言ったでしょ、評価は後からついてくるって」
「そうだな」
「他人のデッキを持ち出したことはデュエリストとしてゆるされない行為だけど武藤遊戯のデッキが戦い力を振るうところを見たがっていたのも事実だ、アカデミアも大目に見るでしょ」
「神楽坂君デッキを組む時困ったら力をかすよ、じゃあね」
「ありがとう鹿島」
後日、自分の保身のために事を大きくしたくなかったクロノス先生が神楽坂の処分を1週間の謹慎にしたのだった。