仮面ライダーフォース   作:津上幻夢

16 / 55
第14話 ♠︎J :力の証

フォースとアーサーは、DCの痕跡が無い事を確認する為に、爆発地点に近づいた。

「まさかこんなに早く動くとは…」

そう言い現れたのは、この前の炎の虎怪人だった。

風香「お前、何しに来た?」

火賀「お前、せめて名前で呼んで欲しいな…火賀だ。」

火賀、そう名乗った男は人間の姿に戻った。

 

雪菜「血城をどうするつもりだ。」

火賀「どおって、仲間として率いれるつもりだ。君達もそれがいいだろ?面倒方を起こす人間が居なくなったからな。」

風香「確かに、血城さんは酷い人かもしれない。でも、悪ではない。」

火賀は2人に向け何かを発しようとしたその時、別の怪物にそれを止められた。その姿は水棲生物のようだった。

火賀「お前、何しに。」

「所長はこれ以上は言うなとの事、ここは引くぞ。」

そう言うと2人は水に包まれ、消えてしまった。

 

 

 

 

本部にて…

風香「やはり、あそこの廃墟には何かあると思います。敵の本拠地とまでは言い切れませんが…」

風香と雪菜は社長室に今日の事を話した。

総三「分かった、今度調査隊を派遣しよう。」

雪菜「それと…」

雪菜が口を挟んだ。

総三「何かね?」

雪菜「…フォースだけでなく、アーサーもバージョンアップして欲しいです。これから先、より強い強敵が立ち塞がったとき、フォースだけで対処できなくなった時の為にもお願いします。」

雪菜は頭を下げた。

総三「…実はだな…本当はこのバージョンアップについてはフォースと火縄で考えられていたんだ。」

雪菜「どう言う事ですか?」

 

総三「以前、ホープと23号が攻めてきたことがあっただろう?」

雪菜「はい…」

総三「その時の23号の破片から、強化アイテムを完成させようと考えていた。フォースは鍬形と合成出来たが、鷹の力がアーサーと合成出来なかった。そこで計画を変更し、火縄の強化アイテムとしていたが、その肝心の火縄の後任者がまだ未熟だからね…」

雪菜「では、アーサーを強化する予定はないと…」

総三「そう言うわけではない。今回の24号から回収した破片がアーサーに適応できれば、アーサーをバージョンアップする予定だ。」

 

 

 

 

雪菜は、アーサーの強化が作られていると言う嬉しさとある事実を馬堀に伝えなければいけないと言う残念さの狭間にいた。

馬堀「雪菜さん、」

雪菜「馬堀さん…」

馬堀「…ペガススについてですか?」

しばらく沈黙が続いた。雪菜はこの事実を話して良いか分からなかった。

馬堀「…そうですよね。無事ではないんですよね?」

雪菜「はい…」

 

 

2人は客間で話をすることにした。

馬堀「それで、ペガススはどうなっているんですか?」

雪菜「それは…私達が見つけた頃には、もう…」

馬堀「そうですか。」

雪菜「ペガススは、心なき怪物にされました。」

馬堀「…」

雪菜「ただ、その怪物は、私達の手で止めることができました。そして、今その破片から私の強化アイテムを作られています。ただ…」

馬堀「馬は嘘をつかない。君が使ってくれるなら、ペガススも喜ぶよ。」

雪菜「…ありがとうございます。」

 

 

その時だった、新たな連絡が来た。私の強化パーツを作るために使っていた破片のうち、キツツキ側が暴走を始めたとの事だった。

 

 

 

私が現場に着くと、研究所を覆っていたコンクリート壁の一部が崩れ落ちていた。巨大なキツツキは、研究所を巣のように居座っていた。

雪菜「すぐさまそこから引き摺り下ろしてやる。変身!」

[check!][cyclone king!]

アーサーになった私はすぐさまサイクロンキングに乗り込み、キツツキを振り落とした。更に剣で攻撃を仕掛けた。

雪菜「これで終わりだ!」

しかし、巨大キツツキはそれを交わし、クチバシでサイクロンキングの右肩ごとコンクリート壁に突き刺した。

雪菜「ぐはっ!!」

そのままサイクロンキングは身動きが取れなくなった。

巨大キツツキは再びサイクロンキング目掛け突き刺そうとした。

私は咄嗟の判断でサイクロンキングから抜け出した。

そして、そのまま研究所の中に転がり込んだ。

そこには置き去りにされた器具があった。その中に、フォースが使っていたものと同じ金色のバックルパーツがあった。私はそれを手に取り、ベルトに装填した。

 

それと同時に、外にあるサイクロンキングが爆発し、その爆炎が私に降りかかった。

 

 

風香「雪菜さん!」

私ーフォースが到着したと同時に、サイクロンキングは轟音と共に炎に飲み込まれた。

風香「そんな…」

[next up!][The rider is next stage! arthur 2nd!]

その時だった。爆炎の中から馬のエフェクトと共に、アーサー2ndが飛び出した。

雪菜「これで終わりだ!」[rider bastard][bastard slash!]

アーサー2ndはライダーバスターと共に巨大キツツキに激突、爆発した。

爆炎の中からアーサー2ndが降りてきた。

 

風香「雪菜さん…」

雪菜「…黒羽、私も、ようやくお前に追いついたな。」




次回
第15話 ♦︎2:新たな火縄


緊急告知!
ウォーズが年末、帰ってくる!
decade the next world ウォーズの世界編投稿決定!
投稿日は前半が12月31日午前9時!後編は同日午後9時!
更に次のワードで更に新情報公開!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。