仮面ライダーフォース   作:津上幻夢

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第16話 ♦︎3:復活

壮介「お前、金剛寺じゃないな?誰だ。」

 

蓮「お前は!」

彼の後ろから現れたのは、ホープー血城壮介だった…

壮介「そうか、あいつは逃げたか…まぁいい、生贄になってもらうぞ。」

蓮「うっ…」

 

 

 

一方、フォースとアーサーは、火賀と交戦していた。

火賀「さぁ、お前達をこんがりと焼いてやろうか?」

火賀は両腕の爪で2人を斬りつけた。更に、フォースに蹴りを入れた。

風香「フォース2ndの力は…こんなものじゃないはず!」

雪菜「まだ…使いこなせてないらしいな…」

火賀は間髪入れずに更に攻撃を仕掛けた。

火賀「焼き加減はレア?ミディアム?それともヴェルダン?」

風香「私はミディアムレアが好きかな!」

フォースは頭部から電撃を放った。

更に、アーサーが風を纏ったパンチを放った。

火賀「やるじゃん、でも、そんな攻撃じゃ俺は倒れないぜ。」

火賀はアーサーを掴み上げ、腹にパンチした。

雪菜「ぐはっ!!」

アーサーは吹き飛ばされた。更に後ろにいたフォースを巻き込み、壁に激突した。

2人はシステムを強制的にシャットダウンされ、変身を解除された。

火賀「噛みごたえないな…じゃ、もう1人の方に行くか。まぁ、もしかしたら死んでるかもしれないけどね。」

 

雪菜「まさか!血城が!」

火賀「ご名答、だが、もう遅い。」

雪菜と風香は立ち上がろうとしたが、すぐに崩れ落ちてしまった。

 

 

 

 

 

蓮「うわっ!!」

火縄は一方的にホープにやられていた。

壮介「どうした?骨のない感触だな、それとも、俺が人間だから手加減でもしてるのか?」

蓮は今にも逃げたい気分だった。怖い、朔弥さんはいつもこんな目に合っていたのか、そう思いながら自分の死を悟った。

 

 

朔弥「このままだと彼も死んでしまいます、早く撤退命令を!」

一方、彼の裏手に回っていた朔弥は本部にいる飯野賢治オペレーター部部長と会話していた。

飯野「しかしな、今撤退したらフォースとアーサーの命を危険に晒すことになる。だから彼には耐えて貰うしかない。」

朔弥「それは彼も同じだ!」

朔弥は、アタッシュケースから火縄用の強化パーツを手に取った。

飯野「お前、まさかそれを渡す気か?まだ彼は使いこなせてないどころか適応すらできてない!殺す気か?」

朔弥「そもそも、俺が変身を辞退しなければこんな事にならなかった。」

彼は昔の事を思い出した。あの火事の日、居なくなった両親、目の前で倒れた姿…

 

 

朔弥「蓮も、同じように逃げたくて仕方ない筈だ。だが、逃げずに戦っている。俺が、過去のトラウマから逃げたせいで…」

飯野「金剛寺、聞いているか!早くそれをしまえ!」

朔弥は通信機を外し、踏み潰した。そして、火縄の方へ走り出した。

 

火縄は今にもやられそうな勢いだった。

壮介「これで終わりだ…ん?」

ホープは後ろから迫ってくる朔弥に気づいた。そして弓を構えた。

蓮「させない!」

火縄は銃でホープの弓を弾き落とした。

 

それとほぼ同じタイミングで朔弥は火縄の隣に立った。

朔弥「大丈夫か?蓮。」

蓮「朔弥さん…」

朔弥「ベルトとブレスを渡してくれ。」

蓮「えっ…?」

蓮は耳を疑った。

朔弥「早く!今この状況を打開するにはそれしかない!」

蓮「でも…」

朔弥「いいから早く!」

蓮は、訳も分からず、とにかくベルトとブレスを朔弥に渡した。

朔弥はそれらを装着した。

蓮「変身して大丈夫なんですか?」

朔弥「…お前は十分怖い思いをしたからな…俺が、そもそもあんなわがまま言わなきゃ良かったんだ。これは俺に責任がある。トラウマを理由に逃げた俺に。だが、今なら、そのトラウマも克服出来るかもしれない。立場は危ないかも知れないけどな。」

蓮は、朔弥の冗談に少し笑った。

蓮「そんな冗談言ってる余裕があるなら大丈夫そうですね。分かりました、後はお願いします!」

蓮はそのまま撤退した。

 

そして朔弥はホープの方を向いた。

朔弥「1分で蹴りをつける。」

壮介「いいぜ、力の差を見せてやる。」

朔弥は金色の強化パーツをベルトにつけ、変身した。

朔弥「変・身!」

 

[The rider is next stage! Hinawa 2nd!]

 

炎の鷹と融合した火縄弐が参上した。ダイヤリボルバーとライダーバスターガンモードを構えた。

朔弥「さぁ、始めようか!」

二丁拳銃になった火縄は、ホープに向け、弾丸を放った、いつもの倍以上の数を。

ホープは再び持った弓で応戦しようとしたが、弓を引くことすら出来ない。

火縄は、ダイヤリボルバーとライダーバスターを合体させた。

[Buster!]dia direct!]

巨大な火球が5発放たれた。

ホープは最初の火球を避けたが、それ以外全ての火球を喰らった。

壮介「ぐはっ!!」

 

朔弥「お前のライダーの力を回収する!」

火縄はホープのベルトとブレスを壮介から取り外した。

壮介はそのまま炎に飲み込まれてしまった。

 

壮介「くそがぁ!!!!!」

 

それが彼の最後の一声になった。

 

 

 

 

 

朔弥「すいません、私の勝手な行動で…」

朔弥は、社長室で総三と会話していた。

総三「特に問題はない。むしろ、ホープの力を回収までするとは、今月はボーナス盛り沢山与えて上げよう、それと、今日付で君をダイヤ部隊の隊長に復帰してくれ、やはり火縄には君が適任だ。」

朔弥「えっ、は、はい。これからもよろしくお願いします。」

 

 

廊下にて

蓮「復帰、おめでとうございます。」

朔弥「色々迷惑かけたな、すまない」

蓮「いえいえ、これからもよろしくお願いします。後、これから戦う時は暴言とか厨二っぽい発言はしないようにして下さいね。」

朔弥「ははっ、それはただ強がっていただけだからな…」




次回
第17話 ♠︎3:彼女の過去
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