仮面ライダーフォース   作:津上幻夢

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第24話 ♡6:正義か悪か、あるいは…

水澤「金山、次の命令だ。俺達と仮面ライダーを討伐する。」

金山「おいおい、ついさっきフォースは生かすみたいなこと言ってただろ?」

水澤「…フォースは別だ。フォース以外の3人、アーサー、火縄、ホープは我々には不要、、早いうちに蹴りをつけるべきと彼が判断しただけだ。」

金山「それと、俺達って土野も行くのか?」

水澤「いや、また別の人物だ。月の名を持つ黒兎、といえば分かるか?」

金山「彼女か…俺は嫌いなんだけどな…まあ仕方ないか、だったら早く掃除に行こうぜ。」

 

 

 

 

月隠「大変です、ECらしき怪物が複数体、廃工場に出現したそうです!」

風香と総三がいた社長室に社長秘書の月隠が飛び込んできた。

総三「なんだって、風香君、すぐに出撃だ!」

風香「了解!」

 

 

 

 

金山「さて…いつまで待たせるのか。」

水澤「落ち着け、」

その時、物音が響いた。

金山「おう、来たか?」

物陰から現れたのは、黒色の兎のような怪物だった。金色の瞳が満月のように光っていた。

「待たせたな…もう少しで彼らは来る。」

水澤「ご苦労だ。」

 

その時、バイク音と共にフォースが現れた。

風香「見つけた…覚悟!」

フォースはクローバークロッサーを取り出し、走り出した。

更に、後ろから遅れてやってきたアーサー達も武器を取り出した。

雪菜「黒羽!相手はEC三体だ!迂闊に攻めるな!」

しかし、フォースはそれを聞くことなく敵陣に入っていった。

朔弥「あいつ、何かおかしい…」

心「とにかく追いかけましょう!」

3人はフォースに続いて敵陣に潜り込んだ。

 

金山「さあこい!まとめてゴミ箱に入れてやる!」

ECは金山を先頭にライダー達に向かった。

 

 

フォースと金山の攻撃がぶつかり合った。

フォースはクローバークロッサーを両手で支え、金山の体ごと切り裂く勢いで迫った。

金山はその攻撃を両腕のクローで防いだ。

風香「お前達は、もっと心のある人間だったと思ってた!でも実際は悪魔に自分を売るほど愚かだったんだな!」

風香はいつもよりも荒い口調で叫んだ。

風香「そうやって数々の人間の命を奪ってきた!正義を裏切ったお前達に居場所はない!」

風香は怒りを爆発させていた。社長を裏切った事、その力で数々の人間を襲ってきた事、非人道的な行為を平然とした顔で行う事、それらが普段は温厚な風香の堪忍袋の緒を切った。

金山「そうか…だったらお前は矛盾してるぞ。」

感情的になっているフォースの刃を金山は避けた。

 

アーサーや水澤達は自分達の戦いを止め、2人のやりとりをじっと見つめていた。

 

金山「その非人道的な行為をしてきた男が作ったライダーシステムでお前は戦ってきている。その男が残したデータで強化フォームを作り、それを身に纏っている!」

金山はフォースを蹴り飛ばした。

風香「だからなんなんだよ!」

金山「その力にしか頼れない時点で、人間は敗北したも同然だ!やはり人間は非常に愚かだ!だから人間は進化する事ができない!そんなゴミ同然の物、この世界には必要ない!」

 

風香「…うるさい!お前に人間の何が分かる!人間を、命を捨てた奴らに語られるほど人間は弱くない!」

金山「…だったらそれを証明して見せろ!悪と同じ力しか使えない、偽善者の仮面を被った女、フォース!」

風香「…やってやるよ!人間の力、舐めるなよ…」

金山「フフフ…楽しみだ。水澤!今日はこの辺りでお開きだ。」

 

完全に2人の戦いを見ていた水澤達はふと我に帰った。そして、姿を消した。




次回…新たなフォースが誕生…
「200%のフォース!その力に恐れ慄け!」
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