一沙「3日後!待って待って!そんなすぐに完成出来ないよ。」
一沙と風香は研究所にいた。
風香「でも、出来てませんでしたか?さっき私達に見せたあれ。」
一沙「あれはまだ試作品で、鎧のところしかできてないのよ。」
風香「…私にできる事が有れば手伝いますよ。」
一沙「ありがとう。とりあえず、さっき着け逃した鎧、とりあえずつけてみて。」
風香「はい。」
そう言うと風香はフォースに、そしてユナイトドライバーを右腕に装着した。
一沙は雪菜が使っているライダードライバーを専用の台に置いた。
風香「大変身。」
フォースは青のボタンを押し、ベルトにスキャンした。
すると、雪菜のドライバーからアーサーの鎧が出現し、フォースの体に装着された。
風香「おー!これがフォースⅢ!」
風香はとても興奮していた。
一沙「とりあえず動いてみて。」
風香「はい。」
しかし、それからいくら経ってもフォースの身体は動かない。
風香「あのー動かないんですが…」
一沙「おかしいな…」
一沙はしばらくフォースの体を見て回った。
風香「原因は…」
一沙「おそらく、アーマーの動きを補助する装着がうまく動いてないみたい。ちょっと待って、調節するから。」
しばらくすると、フォースの体が動くようになった。
風香「一沙さん、とりあえず、動けますが、アーマーが重いです。」
フォースは少し歩いた。
一沙「それは仕方ないかな…ライダー2人分のアーマーを纏っているのだから。でも、正規版はもう少し軽くなると思うよ。風の力でアーマーの重さを軽減させる機能を搭載するから。」
風香「と言うことは、風のフォースですか?」
一沙「惜しい、疾風迅雷のフォースかな。フォースの今までの電気属性にアーサーの風の能力が加わり、攻撃力が今までのライダーで1番高くなる。」
それからしばらく、様々な調節が施され、フォースⅢはほぼ戦えるところまできたが、既に3日後の午前2時だった。2人は寝ずに作業を続けていた。
一沙「もう…少しで…完成よ…」
風香「ようやく…ですか…」
2人の体力や精神は限界を迎えようとしていた。
研究所は総員で働いたため、1週間かかるものが3日目の朝になんとか終わるところまできた。
一沙「後は、色ね…下地の色何がいい?」
風香「そうですね…だいたいヒーローものって、最後金になるじゃないですか…でも私、元からゴールドなんで…」
一沙「じゃあ、シルバーとかどうかな…」
風香「そう、です…ね…」
一沙「ここまで付き合ってくれてありがとう。後は私達に任せて仮眠室で寝てるといいわ。」
風香「いえ、ではお言葉に甘えて…」
そう言うと風香は研究所を後にした。
一沙「みんなもここまで付き合ってくれてありがとう。もう少しで完成だから…」
そこで一沙が倒れてしまった。
「一沙さん!」「大丈夫ですか!」
研究員達が一沙の元に駆け寄り、医務室に運んだ。