4月某日、私と朔弥さんは一沙さんに呼ばれ、研究室にいた。
一沙「2人とも忙しい中ごめん。」
朔弥「いえ、で、俺たちはなぜここに?」
朔弥さんが一沙さんに聞いた。
一沙「前回、金山の怪人態を圧倒したフォースⅢについてよ。こいつにはもう一つ隠された秘密があるの。」
そう言うと、フォースⅢユニコーンフォームが壁に映し出された。
一沙「このフォースⅢユニコーンフォーム、火力はライダーの中でも最強、恐れるものなどない!って感じのフォームなのよ。ただ一つ、問題点があるの。それは、変身時間が3分しか持たないこと。」
フォースⅢユニコーンフォームは攻撃にスペックを全振りしているため、スーツへの負担が大きく、3分までしか変身を維持することができない。
風香「確かに、それにスピードもフォース2ndとほとんど変わらない。」
一沙さんは手元のパソコンを少しいじった。すると、壁に映し出されていたユニコーンフォームの隣に、紅のフォースが並んだ。
朔弥「これは、火縄と融合したフォースⅢという事か?」
一沙「ええ、フォースⅢフェニックスフォーム。攻撃力が下がる変わりに戦闘時間が3分から300分に進化し、遠距離の敵にも対応できるフォースよ。」
風香「確かに、でも、300分に増えるのは私に相当な負担がかかるんじゃないですか?」
一沙「フェニックスは不死鳥。つまり、不死の能力を持つ…ってのがやりたかったけど、不死の能力がない代わりに火の力で無限回復できるシステムがあるの。これによって身体の炎を消されない限り半永久的に活動できるわ。」
その影で月隠がこの話を聞いていた。
月隠「なるほど、フォースⅢには裏の顔があるってことか…」
月隠はその場を離れた。
そして、フードを深く被り、土野の研究所に向かった。
研究所には水澤しか居なかった。
月隠「水澤、土野さんはどこにいる?」
水澤「月田か…土野さんは宇宙に居る同胞に会いに行ったよ。」
月隠「宇宙…あの男か…いよいよアイツも帰ってくるのか…」
水澤「そういうことだな。火賀、金山がやられた以上、人手が足りないからな。」
月隠「で、仮面ライダーについての新たな情報だ。」
水澤「フォースⅢについてか?」
月隠「ええ、フォースⅢには裏の顔がある。フェニックスフォームと呼ばれる長期戦闘用の形態だ。」
水澤「弱点は?」
月隠「弱点は、体の炎を消すことだ。」
水澤「つまり、次は俺が出たほうがいいと言うことか…」
月隠「検討を祈るわ。私はジョーカーに戻る。」
水澤「分かった。」
そう言うと月隠は、研究所を後にした。
水澤「いよいよフォースと…風香との決戦か…。」