仮面ライダーフォース   作:津上幻夢

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第35話 ♡8:宇宙の覇者

木崎は、フォースの方を見た。

風香「次は私が相手よ…」

 

木崎は構えた。

 

血城「来いよ…俺が全て叩き潰す!」

 

 

風香(えっ…喋った…)

 

フォースは一瞬心の中で違和感を感じたが、それを心の奥にしまい、心を鎮めた。

 

フォースは、銃から火球を放った。

木崎はそれを右手だけで振り払い、フォースに近づいた。

フォースは銃を持っていない左の拳に炎を纏い木崎に向け放った。

木崎も右手に力を溜め、フォースに向かって放った。

 

2人の拳はぶつかり合った。

押されたのは木崎だった。フォースの拳は木崎を吹き飛ばした。

 

フォースはベルトの手前で両腕をクロスさせた。

[ULTIMATE crush!]

そして、右手の銃を木崎に構えた。

 

その時だった。空から何かが飛来して来た。

 

雪菜「黒羽!」

風香「えっ…ぐはっ!」

その飛来物はアーサーとホープの間をすり抜け、必殺技を発動しようとしていたフォースに激突した。

 

フォースはその衝撃で、何十メートルと吹き飛ばされ変身が解けた。

 

雪菜「誰だ貴様!」

 

日照「僕?日照、宇宙(そら)の覇者さ。」

日照と名乗った男の姿は鷲のような姿をしていた。

心「もしかして…水澤が言っていた奴って…彼のことだったんですね。」

日照「水澤君、ホントおしゃべりで未熟だな。僕のことを教えるなんて。」

アーサーは剣を構え、日照を斬ろうとした。が、日照はその口調からは信じられないほど強く、アーサーを2、3発ほど殴るだけで変身解除させた。

雪菜「なっ!…」

 

日照は標的をホープに変えた。

ホープは弓から矢を放ち倒そうとしたが、日照はそれらを何事もなかったかのように避け、ホープを掴み上げると、ホープを宙に打ち上げ、オーバーヘッドキックを放った。

 

心「ぐはっ!」

ホープは、噴水のオブジェクトにぶつかり、水の上に落ちた。そして、心の姿に戻ってしまった。

 

日照は心に向かって歩き出して。

日照「すぐ壊れちゃうなんて…つまらないな…消えろ。」

日照は心を掴み上げた。

 

風香「やめろ!」

日照の後ろからフォース2ndが迫った。フォースはクローバークロッサーを振り下ろそうとしていた。

 

日照「うるさい!」

日照はそれを翼で叩き伏せた。

 

フォースは再び風香の姿に戻ってしまった。

 

日照「さぁ、終わりにしよう。」

日照は爪を立て、心を突き刺した。

 

 

 

心はそう思っていた。が、その爪は寸前のところで止められていた。

「何俺の部下に手を出してるんだよ。」

その爪を止めていたのは木崎ー血城壮介だった。

 

日照「何!お前、自我はないはず!」

壮介「俺の自我は最初から消えてない。ずっと残っていたさ。」

 

壮介は、日照を突き飛ばした。

壮介「ここは一旦帰るとするか。」

そう言うと壮介は拳を地面に突き刺し、心、雪菜、風香と共に姿を消した。

 

日照「結局君もおもちゃじゃないんだ…」

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