朔弥「何故貴様がここにいる!」
朔弥は壮介がいる部屋に入ってきた。
総三「金剛寺、落ち着きたまえ。」
朔弥「落ち着いて居られるわけないですよ。」
壮介「…無理もない、こうして裏切り者が目の前に居るんだからな。」
壮介は口を開いた。
総三「…我々は君に聞きたいことが山ほどある。まず、何故我々を裏切った?」
壮介「…最初は気分さ。ここに居ても、自分が成し遂げたい事なんてできないと思ったからな。」
朔弥「そんな事で俺達を…」
総三「今はこっちに戻って来たいと思っているか?」
壮介「それはないな、ここに戻ろうとしたところで居場所はない。作ってもすぐ崩れるさ。」
総三「…戻る気がないなら、それで構わない。お前の敵は誰だ?」
壮介「…今は、赤空だ。が、あらかじめ言っておく。俺はお前達と共闘するつもりはない。あくまで、敵の敵という関係だ。」
総三「…なら、一つ契約を交わしてくれないか?君の身体を調べさせてくれ、君が望むなら人間に戻れるようにもしよう。その代わり、それ以外の干渉は我々はしないと約束しよう。」
壮介「…俺の身体を調べてなんになる。結局はどいつもこいつも俺自身には興味ない、俺の力にしか興味ない奴ばかりだ。それが目的な奴らにそんな約束、交わす事はできない。」
壮介は立ち上がった。
壮介「俺がここに来るのは今日が最後だ。これでおさらばだ。」
壮介は朔弥を押し倒し、部屋を出た。
朔弥「…彼を行かしていいのですか?」
総三「仕方ない。彼に共闘する気がない以上。それより、金剛寺君。これからしばらくは君1人の戦いになりそうだ。知っての通り前回の戦闘で、フォース、アーサーのシステム半壊、ホープ変身者の清野心は重症。他の2人も軽症で1週間は戦闘に出られない。だから、これからしばらくの事は君に託す。」
朔弥「分かりました。」
雷の鳴る夜の雨の中、壮介は傘をささずに歩いて居た。
壮介「俺は、もう戻れないところまで来た。俺にできる事は一つ…」
土野は、アジトの研究室に居た。
土野「日照のやつ…木崎を勝手に持ち出して…」
日照「土野…」
土野「日照…お前、木崎はどうした?」
日照「アイツなら捨てたよ、もう使い物にならないおもちゃになったからね。」
土野「…やはり、自我に目覚めて居たか…まぁ、仕方ない。日照、お前はしばらく出歩くな。我々の情報がアイツらに伝わってしまった可能性がある。」
日照「…しょうがないか…しばらくは宇宙で遊ぶとするか…つまらないけど。」