仮面ライダーフォース   作:津上幻夢

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第39話 ♦︎7:消えぬ炎

2人は、食事を終え、店を出た。

風香「今日はありがとうございました。」

風香は康介に頭を下げた。

康介「いやいや、気にしないで。ほら、頭上げて。」

風香が頭を上げたその時、康介と風香の携帯からDC出現の連絡が入った。

康介「早速か、俺は先に行く。」

風香「はい、よろしくお願いします!私も後で追いかけます!」

康介は、ジョーカー社に止めてあったバイクに乗ると、フルスロットルで現場へ向かった。

 

 

 

康介「ここか…現場は。」

康介が着いた場所では、DCでもECでもない、ホッパーが発生して居た。

康介「ホッパーか…何か良からぬことの前兆じゃないと良いんだけどな。」

康介は、ベルトを取り出し、装着した。そしてウォーズキーを取り出し、手前に構えた。

康介「変身!」

ウォーズキーを太陽に向け掲げ、ドライバーにセットし、キーを回転させた。

 

[WAR-Z key!][open!]

   [Masked warrior!

       KAMEN RIDER WAR-Z!]

 

康介「仮面ライダーウォーズ、お前達の運命は俺の手の上だ。」

康介は戦乱の世を駆け抜けた鍵の戦士、ウォーズに変身した。

一般人を標的にして居たホッパーはウォーズの気配に気づくと、ウォーズの方を向き、走り出した。

ホッパーは背中の翅をバタバタと鳴らしウォーズに飛びかかった。

 

[survive swordgun!]

 

ウォーズはそれをサバイブソードガンで串刺しにした。

ホッパーを振り払うと、ウォーズは次々とホッパー達の急所を突き、倒して行った。

 

 

ウォーズが戦っている後ろで、火縄と風香が現れた。

朔弥「お手伝いします!」

火縄は銃から弾丸を放ち、ホッパーを次々と狙い撃ちした。

康介「一緒に戦おう!」

ウォーズは火縄の方を見た。

そして、ベルトの左側に霞んだ白色のキーを装填した。

[Fang key!]

すると、剣先が白に染まった。

康介「これで千切りにしてやるぜ!」

ウォーズは一斉に飛びかかって来たホッパーを剣を一振りするだけで切り刻んだ。

康介「斬った次は火にかけよう。」

[Fire key!]

ウォーズは剣にファイアーキーをセット、回転させた。

[open!][Frame slush!]

 

ウォーズの回転斬りによって周りのホッパーが全て焼き尽くされた。

 

朔弥「死滅させる!」[check!][dia direct!]

火縄の銃が火を吹き、ウォーズが対処しきれなかったホッパーを全て倒した。

 

康介「これで終わりだ!」

 

[Dummy key!][Re open!][Gemini drop!]

 

ウォーズは空中で2人に分身すると、それぞれ生き残ったホッパーの集団にキックを放った。

 

 

 

康介「よし…これで終わった。」

 

総三「どうやら、まだ心の炎は消えてなかったみたいだな。」

ウォーズの後ろから総三が現れた。

康介「父さん…」

ウォーズは変身を解いた。

康介「なんで連絡くれなかったのさ。」

総三「すまない、急用が入ってしまって。だが、もう大丈夫だ。」

康介は一瞬悲しい顔をした。

康介「もう大丈夫…見た目はそうかもな。もう限界なんだろ?無理はしないでくれ。」

総三は笑った。

総三「それはお互い様じゃないか。」

康介「かもな…」

 

 

風香「なんなんだろう…あの雰囲気…」

風香と朔弥は車に乗り込んだ。

朔弥「さあな。まぁ、俺たちが関わるようなことじゃない、それだけはわかる。」

風香の目には、夕焼けに映る2人が見えたが、やや霞んでいるように感じた。

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