一ヶ月後…
ゴールデンウィークが終わり、風香と雪菜は回復し、フォース、アーサー、ホープの修理は完了した。が、心は未だに戦線復帰できる状態ではなく、今も病院で手当てを受けている。
そんな中で事件は起きた。
[何者かが重要書類の保管庫に侵入しました!]
風香「保管庫に…まさかEC!」
雪菜「とにかくいくぞ!」
2人が保管庫の扉を開けると、そこにはホープのドライバーとブレスを装着した血城壮介の姿があった。
風香「血城さん!」
雪菜は変身し、剣を血城の喉元に当てた。
壮介「変身…」[change!rider hope!]
壮介はホープに変身した。
ホープは弓でアーサーの剣を弾いた。
そして、アーサーを突き飛ばし、近くの大きな窓を破り、外へ出た。
風香「待って!」
風香はフォースに変身、ホープの後を追った。
ホープは、フォースに追いかけられながらも鉄道の高架橋下まで走った。
壮介「ここまで走れば、追いかけてこないか…」
ホープは変身を解き、壮介の姿に戻った。
壮介「俺にはまだこいつが必要だ。奪われる訳にはいかない。」
風香「何故必要なんですか?」
壮介「黒羽!」
壮介の後ろには風香がいた。
壮介「…お前が知る必要はない。」
風香「…ごめんなさい。」
壮介は風香がいきなり謝ったことに驚いた。
壮介「いきなりなんだ?」
風香「私、貴方に冷たい態度ばかり取ってしまって…」
壮介「そんな物、どうでもいい。俺はお前達と距離を取っていたからな。仕方ないことだ。」
風香「でも…」
壮介「一つだけ言っておく。お前達はもう俺に関わるな。赤空や日照にもだ。」
風香「それって、私達に指を咥えて見てろってことですよね?」
壮介は、風香を見た。
風香「そんな事、できません。私は…私達は仮面ライダーですから。自分が信じる正義の為に戦います。」
壮介はため息を吐き、その場を後にした。
風香はジョーカー社に戻った。
雪菜「黒羽、血城はどうした?」
帰ってきて早々雪菜に血城について聞かれた。
風香「逃げられました。一体、何が目的でこんな事を…」
風香は、血城とのことを隠した。
雪菜「…そうか…。」
壮介は、ホープのライダーブレスに改造を施していた。
壮介「後は、俺の戦闘データを埋め込めば…」
彼は、ジョーカー社に入った頃、メカニック専門で働いていた。そのためメカには強く、今の改造された自分の身体も全て理解していた。
壮介はブレスと接続し、データを移送し始めた。
壮介「うぐっ…ぐっ…」
土野「ジョーカーも終わりに近い。」
日照「今度の進軍は僕に任せてくれないかな?これなら、木崎君も始末できるし、ライダーも倒せる。」
土野「…分かった、今回は全てお前に任せる。」
日照「分かった。じゃあ、ECのサンプルを貸してくれない?」