仮面ライダーフォース   作:津上幻夢

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第46話 ♠︎5:進化の終着点

土野「独りよがりな実験?私だって君達と同じだ。金山や月田の力があったからこそここまで進化できた。それをただの実験と吐き捨てられるのはとても心外だ!フォースという失敗作の仮面を被った小童が!!」

 

土野は、頭の大きな角でフォースに頭突きをした。

 

土野「私は、白夜が言っていた厄災に備える為、人類を守る為にどうすればずっと考えてきた。そしてたどり着いたのさ、その厄災に打ち勝つ力を手にできる方法に。」

 

風香「それがEC…」

 

土野「ああ、DCもその計画の一端に過ぎない。だが、その実験も終わりだ。」

 

土野は、ユナイトドライバーと同型のパーツを右腕に装着した。

 

土野「さぁ集まれ、ECの力よ!!」

 

すると、アーサーと火縄の相手をしていたEC2体が、土野に引き寄せられ、一つになった。

 

光に包まれた土野の身体は、徐々に姿を現した。胸元と左肩は鷲のEC、右腕は獅子のECが融合していた。

 

土野「…おっと、どうやら失敗のようだ。だが、融合には成功した。」

 

朔弥「あれで失敗なのか…どう見たって成功じゃないのか?」

 

火縄が言った。

 

土野「本来は、全てのECと融合するはずだった…が、まぁいい。この融合体の力を見せてあげよう!」

 

雪菜「不完全なら、こいつを倒すチャンスだ!」

 

アーサーが剣で土野に斬りかかった。

 

土野はそれを右翼で受け止めた。そして、右腕のクローでアーサーを切り飛ばした。

 

更に、翼を広げ、フォースと火縄に特攻した。

 

風香「翼には、翼で勝負!」

 

フォースは、後ろのマントを翼に変え、剣を取り飛び上がった。

 

土野「面白い。」

 

土野はクローを構え、空を飛ぶフォースに突撃した。フォースはそれを剣で抑え、弾き返した。そして、高速で飛行し、土野と距離を取った。

 

土野は、フォースに近づこうとしたその時、下からの銃撃に合った。火縄だ。

 

土野「私を堕とそうというわけか…」

 

土野は、翼から羽根の形をした矢を連続で発射し、火縄に豪雨のように降らせた。

 

朔弥「ぐはっ!!」

 

火縄はそのまま変身を強制的に解除させられた。

 

土野「邪魔はなくなった。決着をつけようか…」

 

風香「ええ、終わりにしましょう。」

 

[Utopia crush!]

 

 

雪菜「黒羽…」

 

朔弥「絶対に勝て…」

 

戦場の下では雪菜と朔弥がフォースの勝利を願った。

 

 

 

フォースは、白銀のオーラを放ち、翼を更に大きく広げた。

土野は、赤、青、金の三色の光を放った。

 

土野「はあっ!!」

 

風香「うぉー!!」

 

 

 

 

2人は、ほぼ同じタイミングで前へ進み、互いをすれ違いざまに斬り裂いた。

 

斬り裂いた衝撃で、空が波打ち、大きな爆発が起きた。

咄嗟の事態に雪菜と朔弥は顔を伏せた。

 

 

爆発が収まり、2人が顔を上げると、風香と土野の人間態が墜落しているのが見えた。

 

朔弥「黒羽!!」

雪菜「黒羽!!」

 

2人は風香の墜落地点に向かって走り出した。

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