今回は、前回宣言した通りデート回になります。
最初に言っておきます…この二人は、まだ付き合っていません。
なのにこんな事になっています。
では、どうぞ。ごゆっくり!
オリヒロのデート時の服装です。
【挿絵表示】
結構可愛いでしょう?
はてさて、どうしたものか?
(
買い物後のお茶会に来るメンバーは、別に悪い人達じゃないけど…なんと言うか苦手だ。
トップ20内のプロヒーロー2人に日本最難関大学の大学院生と世界最難関大学の現役大学生、マフィアのボスの娘さんに大企業の跡継ぎ…いつも思うけどすごいメンバーだな。
「そんなこと気にしても意味ないな…早く行かないと集合時間に遅れる」
実を言うと昔一回だけ遅れた事があるけどその時の未来火の怒りようは、凄かった。
(なんだよ『この星もろとも燃え尽きるがいい!!』って…10分遅れただけだろ!それくらい許…さなくてもいいから、せめて落ち着いて話しを聞いて欲しいもんだよ…)
「はあ…」
昔の事を思い出してため息を吐きながらも玄関に向かうと突然後ろから声を掛けられた。
「あら?レイ君どこか出かけるの?」
「…」ギクッ!
ギギギ…
「や、やあ、母さん…ちょっと買い物にね…」
「そうなの?ちゃんと夜ご飯までには、帰って来てね。あと、ついでに味噌と豆腐も買って頂戴」
「わかった…」
「最後に…未来火ちゃんに迷惑かけちゃだめよ?」
「わ、わかったから!行ってきます!」
「ウフフフ…いってらっしゃい」
「グウゥ…」
やはり母さんには勝てないな…
そのまま家を出て集合場所であるショッピングモールに向かった。
◆
未来火サイド
「ふ~ん♪ふふ~ん♪」
今日はレイレイとの久しぶりの買い物!
(中学3年の時は、お互い忙しすぎて一緒に買い物に行けなかったし今日は、その分も取り返すぞ~!)
「一緒に回るルートの確認をしておかなくちゃ…!」
ショッピングモールの案内を確認しながらルートを確認していると後ろから声を掛けられた。
「お嬢ちゃんかわいいね」
「なあなあ俺たちと一緒に回らない?」
「え?」
声を掛けられた方を見ると二人のチャラい男の人が立っていた。
「いえ、結構です。待ち合わせしているんで」
「そんなこと言わないでさー」
「俺たちと行った方が絶対楽しいって!」
断っても意味をなさなかった。
「嫌です!私こう見えて彼氏いるんで!」
「なんだよ彼氏持ちかよ!」
「関係ねえだろ。こっち来い!」
咄嗟についてしまったウソも通用せず腕を掴まれ無理矢理連れて行かれそうになった。
(クッ!こうなったら個性を…発動しない?!どうして!?)
「あーそうそう、一応言っておくけど俺の個性は、炎系統の個性を一時的に使えなくする個性だ。どうやら相性がよかったみたいだな」
「そして俺の個性は、触れた相手を一時的に洗脳する個性だ。安心しな大人しくしていればケガしないぜ?」
「い、いや…離して!」
(武術で返せるけど面倒ごと起こしたくないから誰か気づいて)
「貴様ら…お嬢様を離せ!」
「あ?」
ドガッ!
突如、聞こえた男の人の声に私を連れて行こうとした男の1人が振り向くと同時に飛んできた拳に吹っ飛ばされた。
「ゲブァッ!」
「なっ、兄貴ー!テメー!」
「ハッ!タァッ!」
それを見たもうひとりの男は、殴りかかったが後ろ回し蹴りをまともに食らって気絶した。
「ふん!貴様らのような下種な人間共がお嬢様に触れる事はおろか話し掛けるなど1000億年早いわ!ボケが!」
「あ、ありがとうございます!不知火さん」
「いえ!お嬢様のためであればこの不知火、命を懸ける所存でございます!」
「そ、そう…無理だけはしないでね?」
「ハイ!」
そう返事をしてくれたのは、長い髪を後ろで一纏めにし黒スーツを着込んだ赤目赤髪の男性。
私の護衛の不知火 烈火さんだ。
「それよりもお嬢様」
「な、何?」
「いつの間に彼氏など出来たのですか?」ズイッ!
「えっ?!もしかして…聞いてた?」
「はい、バッチリと聞こえてましたよ『私こう見えて彼氏いるんで!』ってね。その彼氏さんとは、誰の事ですか?もしかしてもしかしなくてもあの氷使いの白髪の青年ですか?」
「あー、えーと…まだ彼氏では、ないけど…」
「まだ…と言うと彼氏にしたいもしくはお付き合いしたいというわけですね?」ズズイッ!
「え?…うん、多分そうなるね…」
「そうですか。それは、めでたい事ですね!では、早速旦那様に連絡しませんと!」(満面の笑み)
「えー?!ち、ちょっと待って!」
「では、お嬢様!冷気様との
「あっ、ちょっと!…行っちゃった。」
「…私レイレイの事好きなのにそれに気づいてくれない…私って可愛くないのかな?ううん、そんな事ないはず!私は可愛い私は可愛い!うん!絶対そうだ!私は「未来火は可愛いよ」っ!レイレイ!?」
「やあ来たよ」
「ち、ちょっと早くない?」
「うん、11:45。集合時間の15分前だね」
「ど、どうしてこんな早く。そして私の後ろに居て私の事を…その…可愛いって言ってくれたの?」
「時間より早く着いたから何か見てようかと思ってたけど未来火が見えたからこっちに来てみたら、未来火が何か呟いているのが聞こえて近づいたら自分の事を「可愛い可愛い」って言ってたから俺も可愛いって言っただけだけど?」
「じゃ、じゃあ私の事を可愛いって思ってないんだ…」
「なに言ってんの?未来火の事は、世界で一番かわいいと思っているし正直、嫁にしたいとも思ってるよ。」
「ほえ?」
「けど言うタイミングがなかなか見つからなくてね。まずは、恋人から始めたいんだけど告白するにも場所やタイミングとか重要だろ?だからもう少しだけ待っていて欲しいんだけど…って、あれ?聞いてないな」
レイレイの話しを聞いていたらとんでもない爆弾を落としてきた。
(私を…嫁に…つまりお嫁さんにしたい…レイレイと結婚…私の名前が
「無事か?」
「え?う、うん…大丈夫だよ」
(ち、近い…!)
少し浸りそうになっていた妄想から覚めるとレイレイの顔があと少しで触れられるくらいの距離にあった。
「ね、ねえ…レイレイ」
「うん?なに?」
「私ってレイレイにとってどんな感じなの?」
「どんな感じって…嫁にしたい人、初恋の相手、世界で一番大切な人、俺の身も心も捧げたいと本気で思える人、例えこの世の全てを敵に回してでも守りたい人、生まれ変わっても一緒に居たい人、一生を添い遂げたい相手、この人のためなら命を懸けてもいいt「わかった!わかったから!一回その口閉じて!」まだあるけどいいのか?」
「いいよ!そんなに言わなくても!」
私のした質問に真顔でさも当たり前のように喋り始めたレイレイの口を慌てて塞いだ。
(うう~っ、レイレイの気持ちを確認すると同時に少しからかってやろうと思ったのに…これじゃあ私だけ被害を受けてるじゃない!でも…やっぱりうれしいな///)
「えへへ…」
「どうしたんだ急に黙り込んだり笑い出したりして?熱でもあるの?」ぴとっ(額に手を当てる)
「えあ…?」
「熱が上がって来たぞ。本当に大丈夫か?」こつん(額に額を当てる)
「ほえ~…!」カァ~ッ!
レイレイが急にソフトタッチで額を触ったかと思えば直接額を当てて熱を確認してきた。
「大丈夫か?顔が真っ赤だぞ」ぴとっ(両手で頬を軽く触りながら)
「う~…!バカ!レイレイのアホ!女誑し!女の敵!天然!鈍感!コミュ障!無表情!私をこんなにした責任取れ!」
「責任なら取るつもりだよ?」
「っ~!!」ボッ!
「………!!!」ぽかぽかぽかぽか!
「どうしたの?未来火」頭ポンポン
レイレイに対抗するべく発した悪口も意味をなさずレイレイに対抗する術を無くし無言で
「相変わらず可愛いなぁ…」ヾ(・ω・*)なでなで
「……バカ///」
レイレイの呟きに私も呟いて返した。
~数分後~
「落ち着いた?」
「うん…」
「このまま買い物続ける?」
「うん…」
「どこか行きたいところある?」
「…出来れば服とか見に行きたいけど…一緒に来れる?」
「俺は問題ないけど…未来火は大丈夫?さっきみたいになったりしない?」
「あ、あれは…元を言えばレイレイが悪いから…急に私の事を可愛いとか言ったりするから!」
「事実、未来火は、可愛いし愛してるし嫁にしたいから特に変な事を言ってないけど?」
「っ~!!もう!ほら、そうやってまた!はあ…もういいや…一緒に服買いに行こ。こうなったら自棄買いよ!ついてきなさい!」
「はいはい…」
こうやって私とレイレイの
◆
まず二人で入ったのは、服屋。
それもなかなかの高級品ばかり扱う高級店である。
「いらっしゃいませ!」
「どのような服をお探しでしょうか?」
入ると同時に店員の声が聞こえて来る。
「え~と、動きやすくて普段使いや出かける時、買い物する時とかに使える服ってあります?あったら出来るだけ多く見せて下さい」
「そうですねぇ…そうなりますとこちらの商品等は、いかがでしょうか?」
そう言いながら店員が見せたのは、ピンクのタイトスカートとベージュのフレアスカートだ。
「動きやすく軽く丈夫な素材なので結構長持ちしますし他の服とも合わせやすいですから…デートの時にも使えますよ?」
「デ、デート?!…って、違いますよ!わ、私とレイレイはデートなんて…してませんよ」
「そうなのですか?お連れ様は、先ほどからお客様に似合いそうな服を当店の者に相談しておられるようですが?」
「うぇ!?」
店員の声に振り向くといつになく真剣な顔つきで服を見比べていた。
「…レイレイ」
その様子を見て心が温かくなるのを感じる。
「どっちが彼女に似合うと思いますか?」
「そうですねぇ…こちらのワンピースの方が似合うと思います」
「そうですね…じゃあこれを一着下さい」
「ありがとうございます。こちら一点で1万8千5百円となります」
「一万…財布へのダメージがすごいな。2万からでお願いします…」
「はい二万円のお預かりですので、こちらお釣り千五百円となります」
「ありがとうございます…プレゼント用に包んでくれますか?」
「はい、かしこまりました」ガサゴソ
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます…」
(出来ればちゃんと隠して買って欲しいなぁ…)
「お客様?いかがなさいますか?」
「あ、うん。えーと、取り敢えずこの二着とブレザーにワンピースあとは…ジーンズとシャツにジャケットとコートを見せて下さい」
「畏まりました。では、こちらへどうぞ」
そう言いながら店員に別の場所に案内された。
~20分後~
「はい、こちら17点で合計42万7800円になります」
「あら?意外と安い。これでお願いします」
「はい、43万お預かりいたしました。では、こちら2200円のお返しになります」
「あとこちら商品になります。ご自宅へお送りいたしますか?」
「いえ、このまま持ち帰ります」
「かしこまりました」
「また来ますね?」
「はい、またのご来店心よりお待ちしております」
「ありがとうございました!」
「「「ありがとうございました!」」」
思ったよりも早く買い物を終わらせて店の外に出るとレイレイが呆れた目で見て来た。
「…なによ?」
「相変わらずいっぱい買ったな…」
「いいでしょ別に私のお金で買ったものなんだから」
「はあ…半分持ってやるよ」
「…なんで?」
「手を繋ぎたいから…じゃ、だめか?」
「グフッ…!」ガクッ!
「大丈夫か…!?」
「う、うん…大丈夫大丈夫。気にしないで」
(ずるい…今の不意打ちは、ずる過ぎるよ…)
レイレイの可愛すぎる不意打ちに片膝を着いてしまった。
「じゃあ次どこ行く?」
「集合時間って何時だっけ?」
「3時くらいで今は、12時半」
「あと2時間半ね…映画でも見てく?」
「いいよ」
そのまま二人して映画館に向かった。
◆
~映画館にて~
「…なに見る?」
「特に見たいものないから未来火が決めていいよ」
「う~ん、じゃあ…この恋愛映画は?」
「いいんじゃない?」
「じゃあチケット買ってくるね」
「うん…ありがとう」
(女性に奢られるのは男としてどうなんだろうか…)
【アウトなんじゃねえの?】
「……黙れ」
~映画館内にて~
「うっ…うぅ…」
「………」
「いい話だねぇ…ねえレイレイ?」
「………」ツー…
「うんうん、感動してるんだね」グスッ
「涙くらい拭け…」ス…
「うん…ありがとう…グスッ」
相変わらずレイレイは優しいなあ…
~映画終了後~
「いや~いい話しだったねー!」
「うん、なかなか悪くなかった…」
「結構泣いてたくせに何言っちゃってんのよ」
「それよりもそろそろ集合時間だぞ?」
「本当だ。あと10分じゃん急がなきゃ!」
言われて気づいたけど結構いい時間だ。
「じゃあ行こうか!」
「なあ…手、繋いでいいか?」
「グフッ!…うん、いいよ」
「……ありがとう」パァーッ
「ゴフッ!」
「…大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫…これ以上はやばいけど…」
「じゃあ行こうか?」
「う、うん…」
そのままレイレイが指と指を絡ませながら手を繋いできた。
いわゆる恋人繋ぎだ。
「うんふっ…このまま行こう」
恋人繋ぎのまま集合場所であるとある喫茶店に二人で向かった。
はい、てなわけで11話でした。
冷気くんのお母さんの姿は、アカメが斬る!のエスデス将軍が左腕を失い少し穏やかになったような感じです。
護衛の人は…ご想像にお任せします。
次の話は、お茶会の話になります。多分その次が体育祭前の宣戦布告の回になると思います。
勘違い要素が少なくなってきた今日この頃、他者様の作品を読み漁って勉強させて頂きます。
あと活動報告にて属性系の技を募集しています。ご協力いただけると嬉しい限りです。
設定資料集みたいな物ほしいですか?
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ほしい
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別にいらない
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どっちでも