氷の男『アイスマン』のヒーローアカデミア   作:揚げ物・鉄火

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3話を書き終えました。
お気に入り件数を見てめっちゃびっくりしました。
本当にありがとうございます。
今回は、戦闘訓練の前編。次話が後編になります。
どうぞごゆっくり。


勘違い3 戦闘訓練 前編

雄英高校登校二日目

 

今日から普通の授業が始まる。

 

雄英の教師は、皆プロヒーローなので授業を目当てに入学しようとする受験生もいる。

(彼もその一人である。)

 

1,2限

英語

プレゼントマイク先生の授業。

 

「はい、じゃあ。この中で間違っている英文はどれでしょう?」

(((((普通だ!)))))

 

めっちゃ普通の授業なのである。

 

(クソ、つまんねえ…)

爆豪にとってはつまらない授業らしい。

 

(関係詞の場所が間違っているから4番!)

緑谷は、大真面目に受けている。

 

(うおー!マジでプロヒーローが先生やってる!?入学してよかったー!しかも英語がプレゼントマイクって…最高じゃねえか!?後でサイン貰いに行こう!)

彼は、相変わらず無表情のまま内心めっちゃ興奮していた。

 

「じゃあ、この問題の答えを…」(一瞬だけ彼と目が合う。)

「…緑谷!お前が答えろ!」(ゆっくりと目を逸らしながら)

「は、はい!」

 

(((((今、絶対避けたよな!)))))

クラスの心が一致した瞬間である。

 

 

昼休み

食堂にて

 

ここでは、クックヒーローランチラッシュの作った料理を安価な値段で味わえるのだ。

 

 

ランチラッシュと彼が対面していた。

「…」

「…」

「…ご注文は?」

「…白米、下さい。」

「はい!」

「……ありがとうございます…」

「やっぱり最後は、米に落ち着くよね?」

「…ええ」

どうやらランチラッシュは、彼が話せる数少ない人物の一人になったようだ。

 

 

(どこに座ろうかな?)

「お~い!レイレイ!こっちこっち!」

彼が席を探していると彼の唯一の友達が呼んでいた。

 

 

【挿絵表示】

 

(唯一無二の残された友達。上,学校での姿。下,プライベートの姿)

 

【挿絵表示】

 

 

 

「…」

「相変わらずの無表情だね。今日も白米だけ?」

「…」コクリ

「本当それ好きだね。」

「…」

「分かった分かった、じゃあ食べよう。」

「…」(無言で座る。)

「じゃあ、いただきます!」

「…いただきます…」

 

 

 

 

午後の授業

 

普通だったら寝てしまうだろうが皆は、寝ない。

なぜなら…

 

ガラッ!

教室のドアが勢いよく開く。

(((((来た!)))))

 

 

「わーたーしーがーーー普通にドアから来たーーーー!!」

ドアを勢いよく開けて入ってきたのは、一人だけ作画の違う筋骨隆々のNo.1ヒーローオールマイトだ。

 

「すげー、生オールマイトだ!」

 

「一人だけ画風が違う!」

 

「本当に雄英で教師やってんだ!」

 

「あれは、(シルバー)時代のコスチューム!」

 

 

「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作るのに必要な科目だ!1年を通して一番単位数が多いぞ?さっそくだが今日は…これ!」

そう言いながらオールマイトが持ってきた箱に手を入れて1枚のカードを取り出す。

そのカードには、『BATTLE』と書かれていた。

 

「戦闘訓練!」

「それに伴いこれだ!」

そう言うと壁の一部が突き出て番号の書かれたケースが合計21個出てくる。

 

「入学前に送って貰った個性届と要望にそって誂えたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まるように!恰好から入ることも重要なんだぜ?少年少女たちよ!自覚するんだ、今日から自分達は…ヒーローなんだってな!」

 

 

 

 

皆がコスチュームに着替え終わってグラウンドに集合していた。

ただ…彼がいない。

 

飯田が若干イラつき始めたころに彼が来た。

 

カッ

 

コッ

 

カッ

 

コッ

 

カッ

 

コッ

 

 

「冷気くん!君は、もう少し時間を…!」

飯田が出しかけていた言葉を途中で止めたのは、目の前にいる人物が圧倒的上位者に見えたからだ。

 

飯田の前、及び皆の前へと姿を現した彼が着ていたのは、白い軍服。

 

白いシャツの上に白いジャケットを着て白いズボンを履き白いベルトを締めており足元には、白い軍靴を履き肩からワ〇ピースの海軍の将校たちが着ているコートを着用し『正義』の文字の代わりに『氷獄』と書かれている。

そして、階級章に目をやると星が五つ(すなわち元帥を意味する)に眼鏡をかけ頭には、白い軍帽を被り、胸には様々な勲章が付けられており両手には、白い指抜きの革手袋を付けている。

そのため身長と相まって歴戦の軍人にしか見えない(ただし軍刀は、持っていない)。

 

「お待たせしました…では、始めましょうか?」(中尾 隆聖さんボイス)

 

後にクラスメイト達は、彼が一瞬だけ魔王に見えたと語っている。

 

 

 

おかしい。

確実に何かがおかしい。

 

『遅刻してごめんなさい、早く始めましょう。』的な意味を込めて話したはずなのになんでか皆に恐れられている。

しかもその後のくじ引きで余った。

そのせいで俺が一人で戦うらしい。

なんでも、俺が入試主席だからと言うらしい…今は、自分を無理やり納得させ今モニターを見ている。

 

(たしか緑谷,麗日チームvs,爆豪,飯田チームだった気がする…なにか言い合っている、めっちゃ熱い!これ、いいな!っておい!天井ぶち壊しやがったぞ、緑谷!?うわー、腕がひでーことになってやがる…また冷やしに行かないとな…いやもう無理か…)

オールマイトの方を見ながら思う。

 

(てか、最後どんなことさせられるんだろうか?全く思いつかない…うわー、2対1とかやるのかな?絶対やばい…まあ、頑張れば勝てるかもしれないけどさ…)

 

この間彼から不穏な空気が出ていたことは、言うまでもない。

 

最後の一組の対戦も終わって皆(緑谷を除く)モニター室に集まった。

「では、最後に残った冷気少年の対戦相手だg「俺にやらせろや!」…いや、爆豪少年。そうじゃなくて冷気少年の相手h「俺にもやらせろ。」と、轟少年も…」

オールマイトが話し終わる前に二人とも声を上げたが許可できない。なぜなら…

「オホンッ!…冷気少年の相手は、A組の皆(緑谷を除く)に一斉にやってもらおうと思う。」

圧倒的なまでのハンデそれに驚かない者はいない。

「「「「はあー!?」」」」

「そ、それは、どういう…「オールマイト…どういう事だ?」

「!?」

誰かが聞こうとしたとき彼が先に声を上げた。

その声には、確かな怒気が込められていた。

 

「冷気少年…君が入学試験でやった事を思い出してほしい。」

「…」

「あれだけの事をやって2対1の許可が下りるとでも?」

「…チッ」

「19対1になるが君なら大丈夫。そうだね?」

「…」コクッ

「では、皆。悪いけどもう一度ルールを説明する。」

そう言ってオールマイトが新しいルールと設定を説明し始めた。

 

設定は、ある凶悪ヴィランがとある大量殺戮兵器の設計図を研究所から盗み出しそれをとある武器商人に売るらしい。だが、事前にその情報を手に入れたヒーロー達は、その武器商人を捕らえ取引の現場を聞き出した。だが、敵もこちらの情報を得て武器商人が捕まった事を知った。なので、周りを包囲し敵が逃げられないように包囲網を作り少数精鋭(A組)でヴィランを捕らえにいく。

と言う設定らしい。

 

正直さっきよりも設定がアメリカンだが突っ込んではいけない。

 

A組サイド

 

「では、作戦を決めるが…誰かいい案のある人はいるかい?」

 

「「「「「…」」」」」

飯田の言葉に誰も提案出来なかった。

「んなもん、真正面からぶっ飛ばせばいいんだよ!」

爆豪が相変わらずの提案をする。

「真正面からか…漢らしくていいじゃねえか!」

切島は、爆豪の案に乗る。

「やっぱり、回り込んだ方がよいのでは?」

そう提案したのは、八百万である。

「いや、けどここは、高火力で一気に攻め込んだ方がいいんじゃ」

「いや、ここは…」

皆も自分の案を言い出す。が…

 

 

『作戦タイム終了!では、訓練スタート!』

作戦タイムがいつの間に終了し訓練のスタートを知らせるオールマイトの声が聞こえた。

 

「よし、じゃあみんな一塊になって一斉に行くぞ!」

「「「「「おう!」」」」」

作戦が決まり移動しようとしたとき…彼の妙に透き通る声が聞こえた。

 

氷の領域(アイス・フィールド)

 

その声が聞こえた瞬間、地面やビルがどんどん凍って行き周りの温度が一気に低下した。

 

「なっ!?」

「こ、氷!?」

「やばい!温度が一気に下がった!」

「まさか、これほどとは…」

クラスメイト達が驚いているともう一度彼の声が聞こえた。

 

「スノードーム」

視界の端に突如氷の壁が作り上がって行き最後は、天井までも覆いつくす。

そして、上から白い何かが降ってくる。

 

「今度はなんだ!?」

「冷た!」

「ゆ、雪?」

「なぜ雪を…」

「はっ!ま、まさか!?」

クラスメイト達が困惑していると飯田が何かに気づいたように声を上げる。

「みんな!周囲を警戒しろ!」

「「「「「?」」」」」

皆、疑問に思いながらも周囲を見渡す。

とまた彼の声が聞こえた。

 

『ようこそ…我が世界へ。さぁ…俺を楽しませてみせろ!ヒーロー共!』

それは、完全なヴィランだった。

 

 

オールマイトサイド

 

そこには、雄英の教師陣がいた。

「まさか、ここまで出来るとはね…」

「完全に規格外…」

「もし彼がヴィランになった時の事を想定すると頭が痛くなりますね…」

「今は、見守るとしましょう。」

(冷気少年…君は、本当にヒーローを目指すんだね?)

 

モニターに映っている彼は、ビルの一室に氷の玉座とテーブルを氷で作り上げ近くに氷で作った兵士を待機させている。

 

『白狼』

彼がモニター越しでもわかる透き通った声を出す。

 

「またなにか召喚しましたね」

「あれは…狼?」

「やばいんじゃないのか?」

「いや待て特に問題なく倒していってるぞ。」

「じゃあ、なんで召喚したんだ?」

「まさか、実力を測るため?」

「考えてるな…」

 

『なるほど…40秒弱か…じゃあ、これでいいかな?』

 

氷の怪物(アイスモンスター)怪獣王(ゴジラ)…』

『せいぜい頑張れ…』

『さてと…何人来れるかな?』

彼は、新たに作った兵士とチェスをしながら待つことにした。

 

後にこの動画は、氷獄の王こと『アイスマン』の初対人戦闘として世に出回りヴィラン達に底知れない恐怖を与えることになる。

 




現在のオリ主は、若干イラついているのでA組に対して若干八つ当たりみたいな感じで戦っています。
ちなみに現在オリ主が使っている技『氷の領域』は、『氷獄の檻』並に強いです。
たくさんのお気に入り登録ありがとうございます。
ヒロイン候補は、大体決まっていて次回で発表する予定です。
では、また次回をお楽しみに!
感想待ってます!

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