いろいろとアウトな気がしますが気にしたら負けです。
今回は、冷気くんが頑張ります!応援してやってください。
では、どうぞごゆっくり!
本人視点
自分の手から氷を出しながら本家アイスマンのように移動していく。
「行ってきます…」
出発する前に取り敢えず声を掛ける。
「え、う、うん…いってらっしゃい…?」
「む、無茶だけは、しないでくださいね。」
「し、死ぬなよ!」
「…」
三人共心配したような声で返してきたが振り向かず手をひらひら振るだけで済ませた。
(返事を返してくれた…うれしい…)
若干口角を上げながら先生を助けに向かう。
◆
緑谷サイド
「やばいってどうすんだよ緑谷!?」
現在緑谷たちは、水難ゾーンに現れた敵達を倒し終えて相澤先生を助けようとここまで来たが敵の容赦の無さ、そしてプロヒーローである相澤先生が手も足も出せずに脳が向き出しの敵によってボロボロになった姿を見て動けずにいた。
「緑谷ちゃん…」
「まさかここまでとは…冷気君が2度も不意打ちに成功したから僕たちでも頑張ればいけると思ってしまった自分を思いっきり殴りたいよ…」
緑谷は、彼が二度も不意打ちに成功したのを見て『自分たちと同じ高校生だからもしかしたらいけるかもしれない。』と思ってしまった。
それこそが緑谷の最大の誤算である。
『冷気 零は、直接手を出した。だが不意を突いたのは、あくまでも氷獄の王の力を纏った冷気 零であった。』
これこそが真の答えである。
緑谷達が動けないでいると霧状の
「死柄木弔…」
「黒霧…どうなった?」
「13号は、再起不能に出来ましたが…生徒一名の逃亡を許してしまいました…」
黒霧のその言葉に死柄木の纏っていた空気が一気に変わる。
「…はあ?」
ガリガリガリガリ
「ああ、ああ、あああああ、クソが…黒霧、お前がワープゲートじゃなければぶっ殺してたぞ?」
「申し訳ございません…」
「あーあ、ゲームオーバーだ…さすがに何人ものプロを相手に出来ないしな…あの氷野郎は、殺しておきたかったけど…今日は、もう帰ろうか。」
「え?今なんて言った?帰るって言ったのか?」
「帰る…た、助かるんだ。おいら達助かるんだ!」
突如、死柄木が発した言葉に緑谷が戸惑い峰田が喜ぶ。
が…
「なんだか気味悪いわ、緑谷ちゃん。」
「うん、それは僕も感じてるよ。」
(あんなに騒ぎを起こしたのに不利になったらゲームオーバーで帰るなんてまるでゲームじゃないか!いったい何がしたいんだ…オールマイトを殺す気じゃなかったのか!?)
「だけどその前に平和の矜持を
少しでもへし折ってから帰ろう!」
そう言いながら死柄木が蛙水に向かって走って行き、手を当てようとした。
その瞬間だった…
「大氷壁!」
パッキーン!
突如、冷気の透き通るような声が聞こえると同時に特大サイズの氷の壁が現れ緑谷と死柄木を遮断した。
「な、なんだあ!?」
「特大の氷の壁…これは…」
「冷気くん!」
「冷気?さっきの氷野郎か!」
全員が気づき死柄木が冷気の予想以上の力に警戒する。
「脳無!こっちへ来い!」
死柄木の命令聞いた脳無は、相澤先生の拘束を解きすぐに向かったが…
「アイスハンマー」
透き通った声が聞こえた方角から飛んできた氷塊に吹っ飛ばされてしまった。
「は?」
その光景を見た死柄木は、間抜けな声を出し緑谷達がいる方を向くと顔面に白い『
ドッゴーン!!
「みんな無事?」
質問をしたのは、いつの間にか緑谷達の所にたどり着いた彼だった。
「え…?れ、冷気…くん…だよね?」
緑谷が彼に声かける。
「ん?そうだよ…だけど今は…っと!」
緑谷の質問に答えようとしたとき、先ほど吹っ飛ばした脳無が攻撃をするが後ろに飛んで躱した。
「てめえ…絶対にぶっ殺してやる!」
ダメージのせいで脚をガクガクさせながら死柄木がそう言う。
「脳無!こいつを殺せ!確実に息の根を止めろ!」
脳無に命令する。
「…やばいかも」
彼は、そんなことを言いつつも少し微笑みながらメガネを外してから右手に四角いハンマー(ミョルニル)を作り出し左腕に円形の盾を作り出す。
「がんばるか…」
ぼそりと小さく呟いた。
◆
本人視点
(さーてと、どうしようかな?)
一時の気の迷いでこっちに圧倒的なまでにヘイトが溜まって引き返せなくなっちゃった…もう笑うしかない…。
作戦通りでは、あるけど…
そんな事を考えていると…突然、敵がこっちに向かって走り出した。
(外せば死ぬ!外せば死ぬ!外せば死ぬ!)
そう自分に言い聞かせながら絶対に外せないという催眠を自分に掛けてお互いの攻撃が当たるであろう所で相手のパンチをギリギリで躱し…思いっきり右腕を振り上げて手に持っていたハンマーで
(おっしゃ!いいの入った!)
(けど…気のせいか?あまり効いてないように見えるな…)
「そらっ!」
心の中で疑問に思いながらも左腕に持っていた盾をぶん投げた。
ガンッ!ザシュッ!
盾が当たった所が切れた。
(よし!斬撃による攻撃の方がダメージがあるみたいだな。)
「はっ!」
そしてハンマーを剣の形に変えて右腕を振り下ろし、また斬りつける。
「くっ!」
だが相手もひるまずに殴りかかってきた。
が、その攻撃を一瞬で作った
「スピアシールド!」
盾から大量の針を出し相手に突き刺す。
けど…
「効いてない…いや…回復した?」
そうまるでダメージがないのだ。
「効いてないのは、『超再生』の個性だからだよ!」
手を大量に付けた敵がそう言った。
「なるほど…『超再生』か。じゃあ…殴りまくる!」
そう言って今度は、氷の剣をハンマーの形に戻し殴るが…
「効いてない…?どういうことだ?『超再生』じゃないのか…?」
「あー、それは『ショック吸収』の個性もあるからだな。対平和の象徴なんだ、それくらいあって当然だろう?」
疑問に思っていたら説明してくれた。
「優しいなお前…うん、戦法を変えよう…結構昔に
「お前…何する気なんだ?」
「簡単だよ…
ごり押しだ!」
◆
第三者視点
「ごり押しだ!」
彼がそういった瞬間、両手に持っていた武器が砕け散り両腕部分の装甲がより分厚くなった。
そして、緑谷に向かって一言
「緑谷…逃げろ!」
そう言うと再び脳無に向かって突撃した。
脳無がパンチを繰り出し
まさに脳無vs.冷気 零のパワー対決になっていた。
「は?脳無を相手にパワー勝負って…お前。頭が逝かれてんのか?」
案の定パワー勝負で押し負けして腕が水晶のように砕け散ったが…
すぐに新しい腕が生成されパンチの連続攻撃を行う。
「おいおい、言ったはずだぞ!脳無には、ショック吸収の個性があるってよ!そんな攻撃なんか効かねえんだよ!」
「黙って見てろ!」
そう言うと拳の先端部分が棘状の物に覆われラッシュのスピードが速くなる。
「無駄ァ!」
攻撃を再開すると先ほどよりもダメージが入ったように見えた。
「あんまり効いていない…だけど」
「お前の個性が『ショック無効』ではなく『ショック吸収』ならば限度があるはずだ!」(テンションマックス)
そう言うと片方の足を力強く踏み込んで両腕を自分の胸部でクロスさせゆっくりと息を吐く。
「つまりお前の限界値までダメージを与え続ければいいだけの話!
そう言った瞬間、両腕が消えた…ように見えただけだ。実際は、腕を動かすスピードが速すぎただけの話。
そしてラッシュが始まった。
(cv.子安)
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!…無駄ァ!!!!!!」
超高速のラッシュ…それは、ある人気漫画のラスボスとその息子がラッシュをするときの掛け声と全く一緒だった。
ドッガ―――ン!!!
とげ付きの拳による高速ラッシュを食らった脳無は、全身穴だらけになりながら吹き飛び壁に激突した。
「ふぅん…超高速ラッシュでダメージを稼ぐと同時にとげ付きの拳で殴ることでさらにダメージを入れる…か。悪くないけどさ…所詮人間の拳による攻撃だよな?そんなんじゃ大したダメージ入んねーよ!それにお前、腕がぶっ壊れてんじゃねえかよ!」
「はあ…はあ…はあ…クソッ!」
彼の腕は、すでに砕け散りながらももう一度再生していた。
「脳無…殺せ」
ダンッ!
死柄木が命令を下すと吹っ飛ばされていた脳無が飛び出しパンチを繰り出そうとしていた。
「フ…」
彼は、少しだけ口角を上げ…そのまま殴り飛ばされた。
ドッガ―ン!
「冷気くん!」
緑谷が声を上げるが返事がない。
「やっと死んだか…じゃあ次は…」
死柄木が標的を変えようとしたとき突如、声が響いた。
「クハッ…クハハ…クハハハハハハハハハハ!アーハハハハハハハハハ!!最高じゃねえか!こんなタイミングで変えてくるなんてな…やっぱりあいつは、天才だよ!」
そう言いながら彼がゆっくりと立ち上がった。
「誰だ?お前は?」
死柄木は、突然復活した冷気を見ながら違和感を感じていた。
(さっきまでとは、比べ物にならないほどの力を感じる…こいつは、危険だ!)
「俺が誰かって?俺は、冷気の個性『氷獄の王』そのものだ。覚悟しろよ、クソ野郎共…俺は、冷気ほど甘くねえからよ。」
そう言って一歩踏みだすと周りが一気に凍り付く。
「さあ…第2ラウンドだ!」
氷獄の王は、口が張り裂けそうなほどに口角を上げ…満面の笑みを浮かべた。
う~ん…いろいろとキャラ崩壊が起きました…仕方ないということにしときましょう(現実逃避)。
氷獄の王の戦闘は、次回です。
お楽しみに!
勘違い 10(10話)は、どっちを見たいですか?
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普通に尋問回
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オリヒロとのデート回(付き合ってない)