ハイスクール・フリート   若き人魚と転生者   作:ロイ1世

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閲覧のモードで自分が書いた作品を見てるとよく間違いを見つける。
なんでだ?               あなた・・・憑かれてるのよ。

えっ?



と、ともかく、『』はドイツ語で「」は日本語、です。
投稿してからしばらくたってこれを付け加えたので、
付け加える前に読んで混乱してしまった方に、
謝罪します。申し訳ございません。


彼が使う電話はだいたい壊される

ドイツ海軍 エーリヒ・デーニット事務室

 

エーリヒ『君は少ししゃしゃり出過ぎだ。今なら自分の戦果が嘘であることを認めれば、

演習は中止される。君が傷付くことはない。さあ、教えてくれ。

あの報告書に書かれたことは、全て嘘だね』

ロイ「くたばれ、お前は一生藤壺掃除してろ」

 

エーリヒは、日本語が分からない。

だからこんな暴言が言える。だが後ろにいるヴィルヘルムスハーフェンの校長は違う。

ロイの吐いた暴言を聞き、それをエーリヒに伝えようとするが、

それはロイによって遮られる。

 

ロイ『すみません。こちらの方が良いですね。

あの報告書に書かれていることは全てが事実であり、

僅かな偽造も捏造もございません。それでは』

校長「・・・」

 

通訳としてこの場に呼ばれたのに、その必要は無かった。

校長は、少しだけショックを受けている。

 

ヴィルヘルムスハーフェン校

 

ロイ「ドイツの海洋学校か。春から俺も先生になるし、

一応ドイツの教育を見ていくか・・・」

 

こんな風に言ってはいるが、今は三月下旬。

所謂春休みという時期だった。

だがロイがそのまま食い下がることは無く、

ドックや艦船を見学し、昼食を摂るため町に出た。

 

ヴィルヘルムスハーフェンのとある裏路地

 

そこには三人の女子と一人の幼女がいた。

 

?『残念ね、ヴィルヘルミーナは今ここに居ないの、どういうことか、お分かり?』

?『良く考えるのはあなた達の方ね。私がなんの策なしに

あなた達に付いていくと思った?』

 

この様子から、女子と幼女が喧嘩ことも分かる。

するとそこに地図を持ち、仮面を被った黒が基調で所々緑の線が入ったコートを着た、

間違いなく警察に通報される服装の人が来た。

 

ロイ『そこで何をしている!!』

?『それはあんたの方でしょ』

 

その通りだ。何があってもロイがそう言えるとは思えない。

 

?『漸く来たか。これが私の策だ』

ロイ『その通り、これが彼女の作戦。少し道に迷ったが、このロイ。しかと見参した』

?『あんな奴と繋がりのあるなんて。引き揚げる。撤収だ!!』

 

少女達は逃げていく。その姿が見えなくなってから、幼女がロイに話し掛ける。

 

?『すまない。いきなり巻き込んでしまって』

ロイ『大丈夫だ。君こそ大丈夫か?、姉や親はどうした、近くにいるのか?』

 

ロイの会話だけを聞けば、誘拐犯のそれだ。

実際、そう勘違いした者もいる。

 

?『貴様・・・我が艦長テアを誘拐しようなど、このヴィルヘルミーナがさせんぞ!!』

ロイ「ビスマルク!?」

?「なんじゃお前!?、儂をなぜあの鉄血宰相と同じ名で呼ぶ」

 

現れたのは、ビスマルク(勿論艦これの)に似た人物だった。

 

ロイ「すまない。昔の知り合いに似た人がいたから、間違えた」

?「そ、そうじゃったのか、まあいいが・・・」

?『私は日本語が分からないんだ。ドイツ語で喋ってもらえないか?』

 

言語の壁で困っている幼女が、これ以上日本語で喋られないよう、声を出す。

 

?『すまないテア。それよりも大丈夫か?』

テア『大丈夫だ。この人のお陰で無事だ』

?『そうか。それよりもお主、なぜこんな路地裏にいる。

まさかお主も同じようなことを・・・』

 

テアの安否が分かり、一度落ち着くがロイのことを気にしだす。

 

ロイ『私はロイ。ロイ・ヴィッフェ・ヒドルフ。日本のブルーマーメイドの

自由独立戦隊ナナヨコで隊長をしている』

テア『ナナヨコ・・・ロイ・・・化物の・・・』

ロイ『俺って案外有名?』

?『そうじゃ。お主はヨーロッパだと良い意味でも悪い意味でも有名じゃ』

ロイ『まじか・・・それよりも君達は?』

 

ロイは自己紹介をしたが、二人はまだ自己紹介をしていない。

 

テア『私はテア・クロイツェル。ヴィルヘルムスハーフェン校で

アドミラル・グラーフ・シュペーの艦長をしている』

ミーナ『儂はヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルクだ。同じくアドミラルシュペーで副長をやっている』

ロイ『おいおい待ってくれ。ヴィルヘルミーナが副長なのは分かる。

だがテア、お前が艦長なのか?』

テア『そうだ・・・何か問題があるか?』

ロイ『いや・・・まあ・・・問題はないかな』

 

身長が異常に小さいため、艦長が務まるか不安になる。

だが前世では北方棲姫なる者がいたのを思い出し、

まあ大丈夫だと思い直す。

 

ロイ『それよりも近くの喫茶店を知らないか?、

何分ドイツは初めてだから、全く分からなくて』

テア『確かに地図を持って現れたからな。

分かった。近くのお薦めの喫茶店に案内しよう』

 

そして行った喫茶店

 

ロイ『そういえば、さっきヴィルヘルミーナ・・・長いからミーナでいいや。

ミーナが俺を悪い意味でも有名と言ったが、何故だ?』

ミーナ『ミ・・・ミーナ。まあ悪い気はしないな』

テア『あなたはスキッパーで暴れてるでしょ?、あれがこのスキッパー大国が多い

ヨーロッパじゃあ嫌われてるのよ』

 

スキッパー大国、ヨーロッパは本当にスキッパーが多用されている。

英仏海峡横断も可能になったし、海に面している所では必ずスキッパーを

一家に一台持っている。

そしてロイはそのスキッパーで甲板上陸したりする。

それが原因で横須賀基地のスキッパー消費量は多い。

何せ修理出来ないほどに壊すからだ。

ドイツではスキッパーが修理不可能な程破壊されると

ロイの名を使って修理出来ない旨を伝える。

スキッパーを破壊するのはヨーロッパにとって馬鹿にされているのと同じなのである。

 

ロイ『そうなのか、これからは少しも控えないが・・・』プルルルル

 

電話 ドイツ海軍

 

着信を切る。

 

テア『出なくていいのか?』

ロイ『問題ない。それよりも食事を・・・』プルルルル

 

電話 ドイツ海軍

 

着信を切る。

 

ミーナ『本当に出なくていいのか?』

ロイ『大丈夫、だから早・・・』プルルルル

 

電話 ドイツ海軍

 

着信は切らない。迷惑にならないよう店の外に出ていく。

 

ロイ『もう二度と電話かけてくるな、良いな!!』グシャ

 

この声は、店の中にまで勿論聞こえている。

 

ミーナ『あはは・・・本当にそれで良いのか?』

ロイ『大丈夫だ。少なくとも、この電話は二度と鳴らない。

それよりもこのカッセラーは美味いなあ・・・』

テア『そ、そうか。それは何よりだ』

 

このように始まった食事は、全員が満足するものとなった。




誤字報告を受け、修正しました。
指摘してくださった 二次創作を愛する 様ありがとうございます。
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